モンスター・イン・パリ　（インターナショナル版）

内容はとても良かったです。ちょっぴりディズニーっぽい、ありきたりなハッピーエンドストーリーだけど、随所に出てくるパリの風景や歌のシーンなど、楽しめる場面が沢山ありました。
ただ、製作国がフランスなのにもかかわらず、音声・字幕が英語と日本語しか選択肢がありませんでした。
フランス語で見たかっただけに、ちょっと残念です。

声優を務めるのはヴァネッサ・パラディとショーン・レノン。そして楽しみにしていた歌声はとても素敵でした♪ヴァネッサの甘い歌声は個人的に大好きです♪

キャストは、イカシタ配送トラック運転手・恋に悩める映写技師・キャバレーの歌姫・機転がきく賢いサル
パリに大事件が発生！！巨大モンスターが現れた！！モンスターを救えるのか？ってお話なんですが・・

モンスターは歌うことが大好き♪歌が上手くて魅了されます♪そして、モンスターは凄くいい子。（あまり出てきませんが・・。）
歌姫がモンスターにフランクール��正直な心�≠ﾆ名付けてあげる場面は、心がホッコリしました☆

脚本も単なるコメディーかと思いきや、クスッと笑う程度で、平凡なストーリーなんだけど良作。ツマラナイと思わない不思議な魅力がある。
とにかく、映像が綺麗でオシャレさが際立っています。（※最後の最後までおまけ映像があります。）

そして、歌を楽しむことがメインな映画だと思います。歌声に酔いしれます♪
個人的には、好きな作品になりました☆

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ストーリーは至極単純なものですが
二組のペア中心に進み、主役４人が長所短所の個性含めて表情も魅力的に描かれてるのがいい。
ペアもお似合で微笑ましい。

フランクールがノミなのに可愛い…！
モンスターの外見でも守ってあげたくなってくる気持ちが分かるね。
ルシールの造作と歌声がエロかわいくてとても好み。
歌声や曲も素敵で、このシーンだけでも観る価値あると思えます。

難を言えば、長官が地位ある悪人キャラにしてはいくらなんでもアホすぎない？こんなやつどうやってこの地位に登り詰めた？？？？と思うぐらいのいかにもな悪キャラで、わかりやすく敵対し、わかりやすく破滅するのが定番ストーリーを更に単調に見せてると感じるところ。

まあ長官のドタバタ劇は、歌と主役メンバー恋路エピソードを邪魔しない色付け程度に考えれば、個人的には問題なし。
街の雰囲気、キャラ、歌を楽しむ映画として、安心して観ていられます。客観★４弱というとこですが、自分の好み分で＋0.5。

冒頭、パリの大洪水を伝えるニュース映画が流れる。これが、本作品の重要な設定の一つになっている。
そう言えば、昔は本編が流れる前に、ニュース映画が流れたっけ。70年代の半ばくらいまでは時々見かけた。
最近は、「録画しちゃダメ」とか「ケータイは切りましょう」とか、警告や鑑賞マナーに関する“お知らせ”ばかりだ。それだけ品位が落ちたってことかなぁ。(溜息)
台湾や中国じゃあるまいし、ここは日本だ。犯罪に対しては、毅然たる態度で臨みたいものだ。

さて、1910年、パリは大洪水に襲われた。被災者は、20万人。この辺りのことは『PARIS 2010／パリ大洪水(2007)』に詳しく描かれている。予め観てから本作品を観ると、いいかも知れない。

――パリ、1910年。映写技師のエミールは、宅配便を請け負うラウルを手伝って、或る研究施設にやって来る。肥料の届け物だ。
しかし、ラウルは、博士が留守なのをいいことに、好き勝手に薬品を試してしまう。
挙げ句、混ざった薬品で爆発が起きる。さすがに「マズイ！」と思った２人は早々に施設を抜け出す。
けれど、爆発の影響は、それだけではなかった。
……というお話し。

博士の助手のオラウータンに付いていたノミが、薬品を浴びて巨大化。でも、楽器も奏でて素敵な声でハミングも披露する。然も、踊る。(笑)
コメディ・タッチの作品だが、スラップスティックではなく、どこかユーモラスな仕上がりになっている。勿論、ドタバタ劇もあるし、アニメらしい表現にも満ちている。

けれど、基本的な志向が、私たちが見慣れたディズニーアニメ等とは、異なっている。
アニメとしての表現を追究したディズニーとは対照的に、本作品は「テクニックの一つでしかないよ」と言いたげに、さり気ない。だから、見ようによっては物足りない。
おそらく、これがダメな人には、つまらないだろうなぁ。

個人的には、好きだ。キャラクタにも、味がある。
何しろ、カメラワークが、いい。（アニメでカメラワークという言い方が成立するのかどうかは不明）
歌手のルシールが歌う姿、フランクールとの舞台などは、実写でも、こう撮って欲しいな、というカメラの動きだった。

後半の街中での逃亡劇やエッフェル塔での活劇なども、編集も含めてツボを押さえた出来映えだと思う。それが、あからさまでないところも、私としては、好みだ。(笑)

スタッフロールに折り込まれた幾つかのシーンは蛇足だと思うが、これは、饒舌な国の作品なので、仕方あるまい。
ただ、全編に散りばめられたアイテムを、思いもかけないところで拾って行く手際には感心した。
「ここでドロボーを出すかよ」とか、「やっぱり、ワラだったのね」とか、「これで洪水が引いたのか」とか……。実に緻密に演出されている。

歌と踊りをシンクロさせるといった基本的なことも疎かにしていない。
本作品がヒットしたのかどうか知らないが、日本のヘンなアニメよりも、よっぽど面白かった。然も、この内容で90分に満たない。やっぱり、見事だなぁ、と思う。

オススメ！

前ににたような作品をみせましたが、すぐにあきてしまいましたが（子供が）この作品は　珍しくみていました！！
私もスキです☆