エンジェル　ウォーズ

『ハンター×ハンター』でグリードアイランドへ入っているような
感覚を味わいました。

そして、現実世界との交錯。
プレイヤーであり、ゲームの中のキャラであるような、
不思議な
自分の存在感。

観ている、のではなく、体感している。
といったほうがずっと近いとさえ思えてしまう。

ラストの展開に
「それはないでしょ」と思っていたら、メッセージが胸に届きました。



うん。そうだね。
闘う。
私も。
力尽きる日まで。

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最近、吹き替え版ばかりで、字幕版で観ることが大変です。

この映画、字幕でやってるのはIMAXデジタルシアターだけだったので、奮発して2000円出して観てきました。

確かに音がすごい！！

心臓に重低音が響くのでびっくりします。画像も美しいのですが、これはIMAXでなくてもそうなのかしら？

この映画、面白かったです。

私は好きですね。この監督の作品は「300」は好きだったんだけど「ウォッチメン」は全然意味がわからず。

今回のこの映画はその中間くらいの意味不明さだったな。

大体、なんだ、この邦題は？Sucker Punchっていうせっかくのかっこいいタイトルが、えらくアマアマなエンジェル・ウォーズ　になっちゃって。

主演のEmily Browningは、まさにBaby Doll というルックス。
アメリカのオタクのみなさんに絶大な人気、う〜ん、それっぽいよね。

私は個人的にアンバー役の Jamie Chung がお気に入り。このひと、可愛いよね。

Baby Dollは、ダンスをすると別の世界にいっちゃうんだけど、このダンスが素晴らしいらしいが、画面にはうつりません。

踊り始めは、ちょっとクネクネしてます（笑）

戦闘シーンはかっこいいです。でも途中でちょっと飽きた。

5つのものを集めることからはじめますが、Emily Browningの字がきれいで驚いた。

Wise　Manの役で、 Scott Glenn登場しますが、このひと、観るたび、おじいちゃんになっていてびっくりする。

Emily Browningの役はもともとAmanda Seyfriedがオファーされてたらしいが、スケジュールが合わず降板。

Emily Browning で良かったのでは？ミステリアスな感じが出てました。

ブロンディ役は、ハイスクールミュージカルの Vanessa Hudgens。
このひと、ハイスクールミュージカル以来初めて見ました。

エンドロールで、なぜか Oscar Isaacと Carla Guginoが歌って踊るところにウケタ。何故？（笑）

ラストのSweet Pea の台詞に、ちょっと心が熱くなった。

”Who honors those we love for the very life we live? Who sends monsters to kill us. And at the same time, things that will never die. Who teaches us whats real, and how to laugh at lies. Who decides why we live, and what we'll die to defend. Who trains us, and who holds the key to set us free. It's you. You have all the weapons you need. Now fight! ”

まさに異色作
でもおもしろい

ファンタジー・アクション映画にしてドラマ
でもメインはファンタジー・アクションを描きたかったんだろうと思います

最初は戸惑いますがわかってくればついていけます

脚本はメチャクチャと言えばメチャクチャだし、ちゃんとストーリーとしてできていると言えばできています
なんて書いていいかわかりませんが、とにかく不思議な異色作ですがおもしろかったです

セクシーな女の子たちばかりが気になって仕方ないな＾＾；

あまり好みじゃないかも、と思ったんで劇場では観なかった。

「３００」のザックススナイダー監督っていうから
多分、CG盛りまくりの映像命の映画なんだろうな、と思って。


母親を亡くし、継父を殺した罪（濡れ衣？）で
精神病院に収監されてしまった少女ベイビードール。

そこには他にも似たような境遇の少女達がおり、
しかも、その精神病院はロボトミー手術を行う精神病院であったことから、
ベイビードールは少女達と協力して脱出をたくらむ。

その脱出にはなにやら５個のアイテム？が必要とかで
「地図」「炎」「ナイフ」「鍵」とあと何か１つ（謎）。

そんな感じなんだけど、
現実・妄想・さらに妄想と
３つの世界が繰り広げられるので、
ちょっと観ていて疲れる・・・・。

精神病院・売春宿・退廃した世界での戦闘

どうも妄想の戦闘世界で敵からアイテムを奪うと
現実世界でもアイテムを奪っていたというようになってるらしい。
（じゃあ売春宿は妄想なのか現実なのか？と思うけど）

少女の戦闘シーンがウリならば、この妄想の中の戦闘シーンが見所なんだけど
残念ながらあの世界は正直自分にはぜんぜんグッとこない・・・・。

ま、ストーリーなんてそんなに深みがあるわけじゃないんですが、
精神病院に収監された少女達が
脱出して自由になるべく立ち向かうってことなんで
あの妄想場面はほんと監督の映像自己満足的な気さえしました。

ただ、５つのアイテムのうち最後の１つがそれ・・・！？

んー、救われない結末だけど
なんだろ？この重みのない感じは・・・・？？？
やっぱりストーリーがぺラいから
最後だけああなっても今更重みが出ないんだよなあ。

んで、その後さらに意味深なラスト。

あれはなんだ？バッドエンドなんだけど
なんかモヤっとしたまま終わってしまったなあ・・・・。

意外にも最後まで飽きることなく観れたのですが、
やっぱり映像命でCG盛りまくりでストーリーがイマイチな映画はあまり好みじゃなかった・・・。

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現実逃避し妄想世界で繰り広げられるアクションが超クールです。
監督が8年間あたためて来たと言う自信作のようです。
繊細で細やかなところにまでコダワリがあるのが見て取れました。
まず監督は日本びいきなんですね。
だから、ヒロインのベイビードールは、日本のアニメ「BLOOD　LAST　VAMPILE」から
影響をうけたそうで、セーラー服のコスプレなんです。
ベイビーが最初に妄想の世界で出会うのは、着物を着た老人「賢者」です。
真っ白な雪と幻想的なお寺に惹き寄せられるように入るとロウソクの炎の中に老人が見えた。
ベイビーはその老人から「自由が望みなら手伝ってやろう」と箱に入った拳銃を渡される。
よく見ると可愛いウサギなどがぶら下っているストラップが附いている。とってもお洒落な拳銃です。
刃に花なのか模様が施された長い日本刀も渡された。この２つがベイビーの武器です。
そして旅に出るが、それには5つのアイテムがいると言う。１地図・２・・・・５番目は??
オープニングは、ベイビーの母のお葬式、その後、妹も殺されて悪党の継父に精神病院に送られる処から始まる。
ラストは同じく精神病院のシーンで終わります。従ってベイビーが活躍するのは潜在意識の中の妄想の世界なのです。
妄想の中で、ベイビーと5人のセクシーギャルたちが戦う姿はファンタジーで超クールです。
ハイパー武将、ドイツの生き返った死人兵士などいろんなモンスターが現われますが、特に印象的だったのはドラゴンかな。
ベイビーが子供のドラゴンを殺してお腹を裂いた。その死体を見つけたママドラゴンがガオーッと怒り・・・
二本足で立ちあがり巨大な翼をバサバサさせ、真っ赤な火を噴き襲い掛かって来るシーンです。ちょっとドラマチックでした。
もう1つの妄想の世界で、売春宿やバーそしてセクシーなドレス(下着？)で踊るシーンもありますが、この世界は無くても・・・
と、思いましたが、これも監督のコダワリ？
それと、監督の作品「300<スリーハンドレッド>」の”レオニダス”のラストシーンとベイビーのラストシーンとがダブりました。
こんなところにも監督のコダワリがあるのかなと思いました。主人公の思いはひとつ、いさぎよく・・・。
コミックがそのまま映像になったようなCG満載でしたが、ホレボレしてしまいました。
あまり期待せずに観たのですが、予想に反して楽しむことが出来て良かったです。