レギオン

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最初のダラダラした展開に面白さが感じられなくて止めようと思ったら、ゾンビ風なお婆さんが砂漠の一軒家のダイナーにやって来て大暴れ！これは面白くなりそうだと期待に胸が膨らんだ。このお婆さんステーキを注文するのだが、食べている時にハエがブンブン飛び交いお肉にも集っている。ハエはお婆さんが好きみたいだ。その後、お店の人や客に悪態をつきケンカを売って来る、仕舞いには怒り喉にギャーッと噛み付く。天井を這いまわる姿が面白い。そこへパトカーに乗った謎の男が現れる。その人こそ大天使ミカエルである。人間を救うために翼を切り捨てやって来たらしい。ハエの集団やゾンビ風な人間の集団、車の集団、アイス売りの変なクリーチャーや子供に姿を変えたゾンビ風な人間がやって来て、ダイナーにいる人間を襲う。ミカエルは先頭になって戦うが、そのうち次々と殺されてしまう。ミカエルは、お腹に子を宿った女性を守るため戦う。お腹の子は人類を守る救世主だと・・・。”天使が黒い翼を持った悪魔”になり人間を一掃しようとしている。その黒い翼を持った天使ガブリエルがミカエルの前に現れ、一騎打ちの戦いが始まる。
いろんな者に襲われるシーンは面白いのですが、イマイチ意味不明なストーリーでした。普通には観れましたが、スッキリしないモヤモヤ感だけが残った作品でした。。。

神が怒って人間を一掃しようと天使軍団を送ってくる。
人類最後の希望はダイナーにいた妊婦のおなかにいる子供。
それを守るべく戦いがはじまる。
天使の翼をなくしたミカエルという堕天使（？）を味方につけて・・・・

ってな感じで、人類ｖｓ天使、人類ｖｓ神、人類の存続をかけた戦い
なのですが、なーーんかスケール小さーーーいです（笑
舞台はほぼ田舎のダイナーで、登場人物もそんなに多くない。

口あんぐりのアイス屋さんとか、
肉食べて暴れる婆さんとか、
ところどころ「お！？」という部分はあるけれど
全部観終わってみると、
なんだか印象薄いなー。

なんで、あの妊婦のおなかのコが救世主として白羽の矢が立ったのか？
・・・もよくわかんないし。

天使って爆発で死ぬの（消えるの）？とかいらんこと考えてしまったり、
ストーリーがぱっとしないぶん、そんなことばかり気になってしまいました。

おバカ映画と割り切ってれば楽しめたのかもしれません。

堕落した人類を絶滅させるために、神から遣わされた天使軍団。
ってことは、あちらのほうが善なわけですが、
それにしては、造形がグロい。やりかたが姑息。
ゾンビ軍団と言われても、何の違和感も感じなさそう。
と思ってたら、その軍団は、手先にされている下っ端で、
親玉はちゃんとした見栄えでした。

それにしても、天使のイメージを覆す作品でした。
神の元に組織された、軍隊のようなもの（という設定）？なのでしょうか。
で、ミカエルは人間を助けようとして堕天使となったわけらしいですが、
ここではやっぱりヒーロー。
アクションシーンはよかったです。

実際の聖書では、ミカエルが堕天使になった理由は違うのでしょうけれど、
そこまでして、人間の味方をしてくれるなんて。
と、ツクリモノということも一瞬忘れて感動してしまいました。

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アクションシーンと映像はよかったです

大天使ミカエルの謎が多くてよくわかりません
神に背いて翼を奪われ堕ちた堕天使ミカエルなんですが「慈悲」がどうので復活？わかりません

神が人類一掃を決めたとか、人類を信じて守ろうとする堕天使ミカエルだとか、その戦争だなんて内容は子供がいだくファンタジーのようで大人が興奮するものではなくキリスト教圏ではない日本ではなおさらです

人類の救世主になるといわれる子供を孕んでいる女性を守りにミカエルはご降臨なさるわけですが、ターミネーターの世界観を思わせます



以下は薀蓄なので、駄菓子みたいな薀蓄なんておかしすぎて（お菓子すぎて）困っちゃうという方はスルーで・・・

神が人類一掃を決めた・・・ウーン、、、
無限に広い宇宙の、無限にある銀河団の、そのうちのひとつである天の川銀河団、天の川銀河団にある無数の太陽系、そのうちのひとつである我々人類が暮らす地球が存在する太陽系、地球にある無数の生命体のなかの一つである人類、、、なぜに神はその無限の中の無数の中の一粒である人類一掃を決めたんでしょうか？

だからといって人間が価値のない生き物というのではなく「認識」することができるという点においてのみ人間は他の生き物よりも価値があり、人間として生まれてきたことは僥倖と言えると思います

人間以外の生き物は「認識」することができないために、ただ五感の刺激によって生かされているロボットと言えます
しかし残念ながら、我々凡人は他の生き物と同じように、五感の感覚によって自動的、反射的に考えさせられ、行動しているロボットにすぎません

その残念な状況から脱するためには無我であることを認識しなければなりません
「無我の境地」と言いますが、無我に「なる」のではなく、無我で「ある」ことを知る、認識できる、その「認識」できるチカラこそが唯一、人間の価値だと思います

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期待しないで観たからか　予想以上に面白かった。

最初は　誰が主役！？って思って　なかなか感情移入出来なかったんだけど　婆さんの登場からは釘づけ♪
婆さん強ぇ〜！
物凄い感じの良い温和そうな人なのに！
このキャスティングはグッド♪

まぁ　色んな映画をパクってるのは否めないけど　パクリながらもオリジナリティを付け加えている努力は認めましょうよ（笑）　

天使が悪魔に見えるのも良しとしましょうよ（笑）

ヘタレな登場人物がヘタレじゃなくなるって話　嫌いじゃないのよね〜。ベタだけど。

人間を淘汰するのって　神なら簡単に出来そうなもんだけど　猶予を与えている所が良い。