ウォッチャーズ

嫉妬に狂った女の暴走の話。

特につまんないわけでもないが、
ありきたりなストーリーなので、
わざわざ借りなくてもいい感じ。。。。

９５分と短めにまとまってるので、
さらっと、暇つぶし程度には○。

評価７２点(１００点満点)
舞台はペンシルバニアの片田舎の町、高校時代地元フットボールの花形選手だったマイクがガールフレンドのエリザベスを連れて帰郷、そこには別れたつもりの元カノがじっと帰りを待っていたことから悲劇が始まる。要するに三角関係となって元カノのシェルビーの歪んだ愛と執念が狂気の行動をとらせるというサスペンス作品で確かに終盤まではなかなか面白い。でもサスペンス作品は最後の締めがしっかりしていないと「ナーンダ」ということになってしまう。この作品もどちらかと言えばちよっと尻切れトンボみたいな感じは否めない。勿論予測されたエンディングだけにちよっと物足りない気分になつてしまう。シェルビーのマイクに対する接し方がストレートすぎる、もう少し昔の思い出をぶつけて心理的にアタックしていった方がマイクももっと悩んだかも。
教訓、女性と別れる時は「ハツキリと」確かにフットボールの花形はよくモテる。だからマイクも恋の始まりは得意だったが、恋の終わらせ方は不得意だったということなのだろう。
結構楽しめる作品だけどもう一度観るのはちよっとという感想でした。

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シェルビー役のミーシャ・バートンが悪女を演じています。元カレであるマイクの恋人エリザベスを拉致・監禁し、嫉妬が暴力を生みエスカレートしていきます。その裏では必死でマイクの愛を取り戻そうとしますが、失敗に終ります。
数ヶ月前までは、シェルビーとマイクはお互い愛し合っていた。シェルビーの部屋はマイクの写真でいっぱいです。２人の幸せそうな写真、ビデオでキスをする２人。しかし、マイクはシェルビーと別れシカゴに行きます。その時シェルビーは別れたと思いたくなかった。未だにマイクを愛し続けているのです。
その後マイクはシカゴから戻って来た。そしてエリザベスを両親に紹介するため連れて来ます。その夜、友人たちと一緒に食事をしますが、エリザベスはシェルビーに酔わされてしまう。そして、エリザベスが１人で歩いているところへ酔ったシェルビーの車が通り撥ねてしまうのです。傷を負い気絶したエリザベスはそのまま家に連れ去られます。
失恋した女性が精神的に追い詰められ取り返しのつかない事をしてしまう。その狂った悪女を演じるミーシャ・バートンが熱演しています。冷蔵庫から大きな肉の塊を出し、ムシャムシャ食べる姿にはゾッとしました。
とても面白かったです。。。

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「シャッター」のような展開かと思ってましたが、「ミザリー」風でしたね。
脚をやっちゃうとこも同じですし。

「どうみても、永久欠番になるほどのアメフト選手だったとは思えん」
「普通、女一人で知らない夜道を６ｋｍも歩かないだろ！」
「っていうか、酔っ払った彼女、チェックイン確認せずに放っておくか？」
「従兄弟の警察官も、車探してやれよ」
「そんな証拠品、普通は取っておく？処分しちゃわない？」

色々突っ込むところはありますが、
まぁまぁの緊張感を持って進みますし、
尺も短いので、時間がある方には良いのでは。

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　アン・ハサウェイ『パッセンジャーズ』、リブ・タイラー『ストレンジャーズ』に続く、女優メインのスリラー「××ャーズ」シリーズ第三弾（ウソ）。でも邦題は意識してますよね、ミーシャ・バートンはぜんぜん「ウォッチャーズ（見守る人？）」じゃないし、しかも怖いのはバートン一人なのに「−ズ」って複数形じゃん（苦笑）。まあいいけど。
（なお、ディーン・Ｒ・クーンツのＳＦワンコホラーの傑作とは何の関係もないので、ファンは注意されたし♪）

　肝心の作品の中身のほうですが、特に見所のない緩いサイコスリラーで、どうして劇場公開したかなあ、と首をひねります。お話を聞くとたぶん皆さん『ミザリー』なんかを少し思い起こされるでしょうが、シェルビー（ミーシャ・バートン）が監禁するのは、恋人だったマイクではなくて、その新しい彼女なんですね。だから、執着心のあるものを手元に囲うというのではなくて、邪魔者を閉じ込めておくという感じ。その割に傷の手当てしたり食事を上げたり、中途半端に優しいんです。それで、いろんなサイコな映画を観ているせいか、「そんな手間暇かけるならとっとと殺してしまえばいいのでは？」などと思ってしまいます。
　登場人物がほとんど例外なく馬鹿に見えてしまうのですが、中でもマイクの先輩で今は警察官になっている男の頭の悪さはかなりのものです。こいつに相当イライラしていましたが、相応の報いを受けたのでちょっとスッキリしました。
　緩いと書きましたが、特に派手な展開もないのに、ヘンな魅力があって一応最後まで観てしまいます。それは、確信犯でなく行き当たりばったりで犯行をエスカレートさせるサイコってのが、珍しいからかもしれません。銃の安全装置を外すところとか、ヘンな間があるのも面白いと思いました。あと、本編ではブロンドなのに、なぜかジャケットでは黒髪のミーシャ・バートンが、顔を執拗に殴打され傷を負い血を流す様はなかなか見ものです。３５点。