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雪の夜のコンビニ。31歳の女性ルポライター早川玲が酒を買いに来る。彼女は、いつの頃からか頭の中で聞こえる“声”の存在に悩まされていた。そのせいで、不眠、過食、食べ吐きを繰り返していた。コンビニで一人の男を目に留めた玲は男の後を追う。男は岡部希寿というフリーの長距離トラック運転手。玲は岡部のトラックに乗り込み酒を飲み始める。やがて2人は、アイドリングの振動を感じながら肌を重ねる。夜明けを迎え、一度はトラックを降りた玲が、再び戻ってくる。そして岡部のトラックは、玲を乗せ東京から新潟へ向けて走り出す…。
雪の夜のコンビニ。31歳の女性ルポライター早川玲が酒を買いに来る。彼女は、いつの頃からか頭の中で聞こえる“声”の存在に悩まされていた。そのせいで、不眠、過食、食べ吐きを繰り返していた。コンビニで一人の男を目に留めた玲は男の後を追う。男は岡部希寿というフリーの長距離トラック運転手。玲は岡部のトラックに乗り込み酒を飲み始める。やがて2人は、アイドリングの振動を感じながら肌を重ねる。夜明けを迎え、一度はトラックを降りた玲が、再び戻ってくる。そして岡部のトラックは、玲を乗せ東京から新潟へ向けて走り出す…。
製作年: |
2003年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
原題: |
VIBRATOR |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
95分 | 英語 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
R-15 | ASBX2495 | 2004年06月25日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
21枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
95分
字幕:
英語
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
R-15
記番:
ASBX2495
レンタル開始日:
2004年06月25日
在庫枚数
21枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
95分 | 英語 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
R-15 | ASBX2495 | 2004年06月25日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
21枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
95分
字幕:
英語
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
R-15
記番:
ASBX2495
レンタル開始日:
2004年06月25日
在庫枚数
21枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
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この映画を見ながら、私は映画になにを求めているんだろうと初めて考えた。とりあえず出た答えは「ストーリーテリング」。この映画が始まって数分は、いかにも内省的で内容がなさそうで失敗したと思ったが、岡部がべらべら話し始めてから俄然よくなってくる。トラックで無線のやりとりをするシーンは、昔知り合いがやっていたのを思い出して懐かしくなった。あの独特の口調、言い回し、あ〜懐かしい。岡部が前歴を語るところも面白い。映画の筋には関係ないおしゃべりが、岡部というキャラクターを立たせる。
ただ、玲が明らかに精神を病んでいるので見ていたくない。精神を病んで苦しんでいる人を見ても、そこには娯楽はない。トラックから降りて吐くまでにそれだけ時間があるのならトイレへ走れよ、とそう思う時点で私はこの映画の顧客層ではないのだろう。
セックスシーンは濃厚といえば濃厚かも知れないが、たいてい暗くて狭い車内でもそもそ動いているだけなので面白みに欠ける。評判になった自慰シーンも別に心を動かすほどのものではないし、オーラルセックスのつもりと思われるシーンも本当にはやってないのが見え見えなので醒める。別に本当にやれとは言わないが、演じるなら本当にやっているように見せて欲しいし(カメラアングルひとつでいくらでもできるだろう)、そう見せられないならそのシーンを採用しないほうがいいと思う。高校生の文化祭じゃないんだからただ興ざめなだけである。
玲がどうしてここまで病んだのか、その理由のほうに興味を覚えたが、そういう映画じゃないんだろうな。
特典は、劇場予告編。英語字幕がついている。台詞がもそもそと口ごもって聞き取れない場面も多いので案外役に立つ。
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雪の降る夜、ひとりお酒を買う孤独な女。ちょっと危険な兄ちゃんが、かなり危ない姉ちゃんの執拗な視線に逆ナンされて道づれにし東京-新潟を突っ走った。こんな出会いないだろーと思うが、コンビニ・車中・ガソリンスタンド・ラブホテル・下町の食堂と言った普段使いの風景が、案外ありかもしれないと思わせる。
二人の間にある空気は割りにさらっと乾いて、会話は自然に続く。
だが、混戦したりざわついたりするトラックの無線から、突然玲の過去の母親とのやりとりが聞こえてくる。まるで闇からわく自分の声のように。長年癒されたくて癒されたくて仕方の無かったやり場の無い心情が玲を襲い、発作のように吐き気を催す。摂食障害の原因はこの映画でも母子関係にあるように匂わせていた。
吐瀉物で汚れた玲を優しくバスタブにつける岡部。このとき玲は母親の腕の中、あるいは子宮の中にいたのではなかろうか。
また殆んどがトラックの前座席とその後のベッドスペース。広い世界を横断する際の不安定な玲を狭い場所での行為がしっかり安定させる効果がもったとも思う。
そしてヴァイブレーターとは車の振動が幼い子を眠りに誘うように心地よい振動を送り続ける様子だろうか?その振動にほぐされていく玲。単に再生の旅だからロードムービーではなく、このトラックやバスタブ、無線は玲の心の霧を晴らす効果的で且つ必要不可欠な小道具たちとなっているようだ。
二人は出会いと同じコンビニでそのまま別れる。得たものは男女の今後ではなく、
玲は自己再生の予感、岡部は玲の吹っ切れた笑顔への満足感だったのか。見かけヤンキーでも岡部の包容力はたいしたものだ。
映画は映画で良いとしよう。だが、「このストーリーはフィクションです。岡部のキャラクターあってこその展開で実際には危険ですので絶対に真似しないで下さい。」と注意書きを入れたくなった。
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『ヴァイブレーター』は監督である廣木隆一の名を高らしめるとともに、主演である寺島しのぶと大森南朋をスターダムにのし上げた作品、らしい。この二人、共に荒戸源次郎の『赤目四十八瀧心中未遂』にも出演しており、特に寺島しのぶは両作品への出演に対して日本アカデミーやらプルーリボンの主演女優賞を獲得した。
確かにヌードは元より、かなり気合いの入った濡れ場は体当たりの演技と言われるにふさわしいものであり、テレビのサスペンスドラマの女王と言われているらしい彼女の表の顔とは一線を画していると思う。それでも母親の藤純子と較べれば、比較にはならないほど見栄がなく、それは大スターを親に持った者の宿命と言えるだろう。
作品そのものは悪くはない。心を病んだ(傷を負った女性)が回復に至るまでの、いや快気へのきっかけを掴むまでのわずかな時間を描いた作品だが、だからと言っておめでたいハッピーエンドではなく、暗いムードを漂わせたままというわけでもなく、良い意味で中途半端なままの終わらせ方をしている。心理劇風の、執拗なまでに被写体を描写する手法は『ガールフレンド』や『東京ゴミ女』と同系列にあるもので、一貫して描写をして、絵柄として表現しようとしている様は素直に好感が持てる。が、心に傷を負ったという強度のある設定にもかかわらず、作品が与えてくれるものは設定に負けてしまっており、手応えの無さも感じてしまった。
別に異様な人間性を赤裸様に表現する必要など無いのだけれど、『ガールフレンド』において淡々とした描写の中から深いものをえぐり出していることに成功しているので、今一つと感じてしまった。もっともこの作品の方が前に作られているので、まだまだ過渡期だということなのかもしれないが。
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ユーザーレビュー:143件
投稿日
2005/02/09
レビュアー
iuiu※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
この映画を見ながら、私は映画になにを求めているんだろうと初めて考えた。とりあえず出た答えは「ストーリーテリング」。この映画が始まって数分は、いかにも内省的で内容がなさそうで失敗したと思ったが、岡部がべらべら話し始めてから俄然よくなってくる。トラックで無線のやりとりをするシーンは、昔知り合いがやっていたのを思い出して懐かしくなった。あの独特の口調、言い回し、あ〜懐かしい。岡部が前歴を語るところも面白い。映画の筋には関係ないおしゃべりが、岡部というキャラクターを立たせる。
ただ、玲が明らかに精神を病んでいるので見ていたくない。精神を病んで苦しんでいる人を見ても、そこには娯楽はない。トラックから降りて吐くまでにそれだけ時間があるのならトイレへ走れよ、とそう思う時点で私はこの映画の顧客層ではないのだろう。
セックスシーンは濃厚といえば濃厚かも知れないが、たいてい暗くて狭い車内でもそもそ動いているだけなので面白みに欠ける。評判になった自慰シーンも別に心を動かすほどのものではないし、オーラルセックスのつもりと思われるシーンも本当にはやってないのが見え見えなので醒める。別に本当にやれとは言わないが、演じるなら本当にやっているように見せて欲しいし(カメラアングルひとつでいくらでもできるだろう)、そう見せられないならそのシーンを採用しないほうがいいと思う。高校生の文化祭じゃないんだからただ興ざめなだけである。
玲がどうしてここまで病んだのか、その理由のほうに興味を覚えたが、そういう映画じゃないんだろうな。
特典は、劇場予告編。英語字幕がついている。台詞がもそもそと口ごもって聞き取れない場面も多いので案外役に立つ。
投稿日
2007/06/16
レビュアー
花ちゃん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
雪の降る夜、ひとりお酒を買う孤独な女。ちょっと危険な兄ちゃんが、かなり危ない姉ちゃんの執拗な視線に逆ナンされて道づれにし東京-新潟を突っ走った。こんな出会いないだろーと思うが、コンビニ・車中・ガソリンスタンド・ラブホテル・下町の食堂と言った普段使いの風景が、案外ありかもしれないと思わせる。
二人の間にある空気は割りにさらっと乾いて、会話は自然に続く。
だが、混戦したりざわついたりするトラックの無線から、突然玲の過去の母親とのやりとりが聞こえてくる。まるで闇からわく自分の声のように。長年癒されたくて癒されたくて仕方の無かったやり場の無い心情が玲を襲い、発作のように吐き気を催す。摂食障害の原因はこの映画でも母子関係にあるように匂わせていた。
吐瀉物で汚れた玲を優しくバスタブにつける岡部。このとき玲は母親の腕の中、あるいは子宮の中にいたのではなかろうか。
また殆んどがトラックの前座席とその後のベッドスペース。広い世界を横断する際の不安定な玲を狭い場所での行為がしっかり安定させる効果がもったとも思う。
そしてヴァイブレーターとは車の振動が幼い子を眠りに誘うように心地よい振動を送り続ける様子だろうか?その振動にほぐされていく玲。単に再生の旅だからロードムービーではなく、このトラックやバスタブ、無線は玲の心の霧を晴らす効果的で且つ必要不可欠な小道具たちとなっているようだ。
二人は出会いと同じコンビニでそのまま別れる。得たものは男女の今後ではなく、
玲は自己再生の予感、岡部は玲の吹っ切れた笑顔への満足感だったのか。見かけヤンキーでも岡部の包容力はたいしたものだ。
映画は映画で良いとしよう。だが、「このストーリーはフィクションです。岡部のキャラクターあってこその展開で実際には危険ですので絶対に真似しないで下さい。」と注意書きを入れたくなった。
投稿日
2006/03/06
レビュアー
parole※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
『ヴァイブレーター』は監督である廣木隆一の名を高らしめるとともに、主演である寺島しのぶと大森南朋をスターダムにのし上げた作品、らしい。この二人、共に荒戸源次郎の『赤目四十八瀧心中未遂』にも出演しており、特に寺島しのぶは両作品への出演に対して日本アカデミーやらプルーリボンの主演女優賞を獲得した。
確かにヌードは元より、かなり気合いの入った濡れ場は体当たりの演技と言われるにふさわしいものであり、テレビのサスペンスドラマの女王と言われているらしい彼女の表の顔とは一線を画していると思う。それでも母親の藤純子と較べれば、比較にはならないほど見栄がなく、それは大スターを親に持った者の宿命と言えるだろう。
作品そのものは悪くはない。心を病んだ(傷を負った女性)が回復に至るまでの、いや快気へのきっかけを掴むまでのわずかな時間を描いた作品だが、だからと言っておめでたいハッピーエンドではなく、暗いムードを漂わせたままというわけでもなく、良い意味で中途半端なままの終わらせ方をしている。心理劇風の、執拗なまでに被写体を描写する手法は『ガールフレンド』や『東京ゴミ女』と同系列にあるもので、一貫して描写をして、絵柄として表現しようとしている様は素直に好感が持てる。が、心に傷を負ったという強度のある設定にもかかわらず、作品が与えてくれるものは設定に負けてしまっており、手応えの無さも感じてしまった。
別に異様な人間性を赤裸様に表現する必要など無いのだけれど、『ガールフレンド』において淡々とした描写の中から深いものをえぐり出していることに成功しているので、今一つと感じてしまった。もっともこの作品の方が前に作られているので、まだまだ過渡期だということなのかもしれないが。
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ヴァイブレータ