機動戦士ガンダム　ＩＩＩ　めぐりあい宇宙編

所々は映画の時と同じ音楽なんですが、要所要所が違うんです。ララァとの巡り会いを感じさせる「ビギニング」は使われないし、ア・バオア・クーで「めぐりあい」が使われない。なぜ選曲を変更したのかわかりません。テレビシリーズの印象に近づけたかったのでしょうか？　それとも（作詞は富野氏だったけど）タイアップ曲がイヤになったのでしょうか？　所々雑なセリフの切り方が耳障りだし、最後の最後・クレジット部分で「めぐりあい」が使われているのに、途中でフェードアウトして曲が切れちゃうし。もの凄くもったいない作り方です。別に昔に縛られているつもりはありませんが、効果音は「ターンエー」みたいだし　違和感はぬぐえませんでした。なのですが、ゲームの挿入アニメでイヤと言うほど演じさせられたでしょうが、重要なセリフの間の取り方が変わっていて……そこだけはもはや名人芸だなぁと感じてしまいました。それだけに、なんか残念……

音がシーンのつながりでブチ切れるとか、声優の声が若々しくないとか、批判はいろいろあるようですが、それらはすべて私の許容範囲でした。しかし、アムロが最後にクルーのみんなと再会するという重要なラストシーンでの、音楽を変えてしまっているのは、もはや許しがたい！最後は感動するどころか、唖然としてしまいました。結論として、今回のDVD版は、旧作の雰囲気を大切に思っているファンの方には、まったくお勧めできない作品だと思います。

旦那に聞いたら、シャアの復讐だよ。と言ってましたが・・・
見てみたいと言ってた息子も三枚目には飽きてきたらしく・・・っていうかもう見てねぇーし！

ララ登場とシャアとの対決、ブライトさんの失恋くらいしか覚えてません。あのあとアムロたちはどこに帰るのかな？とりあえず長い物語が終了しました。

レビューを読むと怒りの文章が目に付きました。なんかオリジナルとだいぶ違うみたいでファンの方は納得できないみたいですね。詳しくどの部分か私は、分からないけど声とか演出はいじらない方がいいと思います。

死にーいく男たちはー♪主題歌ヒットしてましたね。懐かしいですね。

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ＴＶアニメが放映されてた頃、まだ子供だったので、塾通いに邪魔されて『ガンダム』っていう、男の子の心を鷲掴みにしているロボット物があるって事しか知らなかった。
ストーリーも、放送された次の日に男の子連中があらすじを話してるのを何となく聞いてて、
「へ〜、そーなんだ〜。男ってそーゆー話、好きだよね」
と思っていた。

で、現在。
はい。
アニメ版も旦那と見ました。
旦那は初代ガンダムは『１００回くらい見てる』というツワモノ（？）、私は初心者。
見たら、納得。
こりゃ、子供は夢中になるわ。。。
子供の頃に見た大人も夢中になり続けるわ。。。
単なる、ロボット物としても子供なりに楽しいし、大人は人間ドラマも楽しめるし。
すごいぞ。
ガンダム。

で、やっと子供の頃の『男の子連中の噂話からの想像のストーリー』がちゃんとした『機動戦士ガンダム』になりました♪

ここからはランダムな素直な感想になります（笑）

シャアとセーラはジオンの創始者の子供だったのね。
で、ジオンって人の名前だったんだ。。。
シャアの本名は≪キャスバル・ダイクン≫でセーラはその妹で≪アルテイシア・ダイクン≫・・・塾が休みの日とか雑誌の切り抜きとかでしか知らないけど、子供心にセーラさんが好きだったな〜。
あと、ブライトも好きだった。。。大人って感じで渋くてさ〜。
そんで、ミライさん。。。婚約者がいたのもビックリだけど、最初からブライトが好きだったわけじゃなく、あの金髪野朗のスレッガーが好きだったの〜〜〜〜〜！？（声には出さなかったけど、「え〜〜〜〜〜！？」だった。。。この時のブライトがまたカッコイイ〜〜〜！）
まあ、イチイチ憎たらしいけど、こまめにカッコよくて、ミライさんの気持ちも分からん事もないかも。。。子供の頃だったら絶対に分からんかったと思うけど。
悪い奴も主要キャラは、例え、死んでいくヤツでも生き様がなかなか・・・イチイチ格好いいぞ！！
何気なく、妻子に別れを告げに行く。。。ビグザム・・・顔は不細工だけど、アンタ、気骨のある軍人で素敵だ。。。死に際もスゴイッ！！！
（日本の軍人さん達も、こーやって戦って死んでったんだろうな〜。。。これが戦争ってもんなんだよな。。。と何となく考えちゃったりして）

それぞれ、守るべきモノ、愛する人、各々の想い・・・誰も彼も大変だ。。。

その点、アムロって・・・ただ、暴れてるだけ・・・？
ララァもアムロに言ってたもんな。。。

ララァって、結局、何だったんでしょうね。。。
誰の事が好きだったんでしょう？
旦那は「アムロの心の恋人」と申しておりましたが、アムロってフラウボウの事が好きなのかと。。。
好きとか愛情とか。。。そんな陳腐な表現、超越してるのかしら？
シャアには尊敬。
アムロは心の繋がり。。。とか？

人間の想いの基本の感情。。。とか？
ああーーーーーっ！
分からん。

私ごときが『ガンダム』にレビューを書こうなんて数万年（？）早いって事ですかね。。。
アムロが『１６歳』ってのにも驚いたけど、思春期の男の子ってララァみたいな≪ちょっと不思議系の娘≫に弱いよね（笑）

さあ、今度はどの『ガンダム』を見ようかな・・・。

TV版の作画が酷い回が多かった後半の劇場版だけに、「III」の作画の良さと言ったら素晴らしい限りです。
（もちろんTV版の使い回しもありますが）
「III」の話しはドレン率いるムサイ隊との攻防からですが、格好良くスマートに描かれています。
TV版のＧアーマーの代わりに「II」から登場したコア・ブースターが今見ると格好良いフォルムであるし、宇宙で戦車はないだろう ということからか、劇場版ではガンタンクの代わりにもう一台のガンキャノンとして登場するあたりもこの「III」ならではです。
それら機体を代えた設定であっても、
「スレッガーさんかい？　早い、早いよ！」の台詞が違和感ないところが元々の劇場版「III」の編集の良さを示しています。

描き直した作画の良さが良く解るのは、アムロとララァの出逢いのシーン、シャアとセイラの再会シーン、ア・バオア・クーでの戦闘シーン全編でしょうか。
テキサスコロニーで、TV版ではマ・クベのギャンがフェンシングの構えで突いた剣の軌跡を「III」ではシャアのゲルググがサーベルを突いているように見せているところは今見ても無理矢理感が逆に素敵かと（笑。
ララァの「もうおやめなさい、終わったのよ！」は聞きたかったなぁ。

「III特別編」の欠点、他の方がレビューで書いていますが、脱出シーンからエンディングまでの曲の使い方が全くなっちゃいません。
アムロがコアファイターから出てくる時にあのBGMはないだろうよ．．