朱蒙（チュモン）

ずっと日本語版で見てきましたが、36話からチュモンの声が
変わっていたので驚きました。今までの若々しい声から、急に
おっさんのような低い声に・・・。

どうやら、「今後の壮年期に向けて成熟した大人のイメージを
出すため」との理由から声優を変えたらしいのですが、不自然
すぎます。実際にチュモンはまだ若いままだし、声優を変える
ならチュモンが壮年になってから変えれば違和感もないのに。

それと、イェソヤ役の日本語吹替えがタダゴドではないほど下手糞で、
これまた驚きました。なんでも声の担当は城之内早苗とか。
「なぜ元おニャン子クラブのメンバーが？」と不審に思って調べて
みたら、どうやら彼女、「チュモン」の日本語版プロデューサーの
奥さんだそうですね・・・。

いろいろ「大人の事情」が絡んでいそうですが、勝手な私情を
持ち込んで、日本語吹替え版を楽しんでいる人たちに不愉快な思い
をさせないで欲しいですね！

１１−１２話を収録。ついにヘモスとユフア夫人が運命の再会を果たす。もつともっとすれ違いがあってからの再会シーンがあるものと思っていたので、あまりにも早い再会シーンに少しびつくり。ヘモスが黙ってブヨ国を去るという約束で巫女がセッティングした再会であったが、ユフアにとって忘れる事のできない人であるだけに当然このまま別れることなどできようはずがない。クムワ王にヘモスと余生を送る許しを乞うが王とて命をかけるほどの親友を黙って去らすわけもなく夫人と一緒にヘモスと隠れ家へと向かう。しかし大使者に焚きつけられたテソ王子がヘモスを殺してしまう。壮絶な死を遂げたヘモスの亡骸を前に涙にくれる夫人と王。ヘモスを守りきれなかった慙愧の念で酔いつぶれるチュモン。このあたりの展開は最初のヤマ場といった感じ。死を覚悟してヘモス殺害の事実を王に告げるテソ王子の態度はなかなか立派。これなら国王の後継者としても立派にやってゆけそうなのだか、これではあまりにも平凡に終わってしまう、ということで物語りは続いて行くのだ。

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「私がお前の父親だ」というチュモンに対し、「なぜ自分と母を捨てたのか」とこれまでの恨みつらみをぶちまけるユリ。
ユリの気持ちもわかるけど、いろいろ事情があってね・・・とは言わないチュモン。とりあえずユリと共に自らイェソヤを迎えに扶余に向かいました。
ようやく洞窟でイェソヤを見つけましたが、チュモンの腕に抱かれイェソヤは気を失ってしまいました。このとき、てっきり死んでしまったと思ったのですが、ただ気を失っただけでした。

イェソヤを高句麗宮殿に連れて帰りましたが、なんかややこしいことになりそうです。
イェソヤはチュモンの第一夫人ですから、側室にするわけにもいかず、かといってソソノを王妃から降ろすわけにもいきません。
もっとややこしいのが太子の問題。長子とは言え連れ子のピリュと実子のユリ。あ〜どうすりゃいいのさ〜

複雑な心境のソソノでしたが、ヨンタバルとサヨンには、卒本勢力が反乱を起こさないようにしてほしいと頼み、ピリュとオンジョにはイェソヤ＆ユリを温かく迎えるようにと言い含めます。できた人です。
意識を取り戻したイェソヤは「自分が死ぬ前にユリに父親と逢わせたかっただけ。自分は去る」とソソノに言いますが、ソソノがそんなことさせるわけないやないですか。

さて、宮殿暮らしに馴染めないユリは鍛冶工場で働き職人宿舎で寝泊りしてました。その宿舎にファン大人のはなった刺客が火を放ち宿舎は丸焼け。
ユリが死んだと思って落胆するチュモン。ところがユリは刺客を捕まえてひょっこり帰ってきました。もう、心配させんなよ！

ユリの発案でファン大人に報復するためファン大人の弟を襲撃することになりました。チュモン自ら軍を率いるそうです。お願い、ピリュも連れていってあげて。
共に戦うチュモンとユリ。そや！よけいな言い訳なんかいらん。戦う姿をただユリに見せるだけでええんとちゃうかな。

鍛冶職人が死んでしまったので、武器の製作が思うように進まなくなってしまいました。もうすぐ漢との戦いがあるのに間に合いそうに有りません。鋼鉄剣の作り方を教えるという名目で扶余から職人を連れてくることに成功。テソは高句麗に密偵を送り込んでるはずなのに全く情報が入ってなかったようです。おまけにせっかく護衛武官にしたユリがチュモンの息子だと知って悔しがるテソ。

扶余宮殿ではヤンソルランの命令でマウリョン巫女がチュモンを呪う祭祀を行っていました。しかしその最中、雷に撃たれてマウリョン巫女落命。マウリョン、いいとこなかったけど、まさかこんな最期とは・・・。そして腰を抜かしながら逃げるヨンポ・・・かっこわる〜

ユリたちが現れて以来、モヤモヤ気分のピリュをそそのかすヨンチェリョンとヤンタク。やっぱり、なんかしでかすならこの2人と思ってましたよ。
しかし陰謀に気づいたソソノは馬を走らせます。急げ！！

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ヤンジョンを襲撃したタムル軍。逃げるヤンジョンをチュモンが得意の弓で討ち取った!・・・と思ったらそれはヤンジョンの影武者でした。ザンネン。
しかし兵を失い、自らも怪我を負ったヤンジョン・・・その知らせを受けたヤンソルランはテソに扶余の兵を出してチュモンを討ってほしいと懇願します。
でも今の扶余にはそんなことできません。渋るテソをなじるヤンソルラン。
そこに現れた王妃に「後から結婚したイェソヤは懐妊したのに」と未だ子供ができないことを責められちゃったヤンソルラン。
あ〜、これ姑から言われたくない言葉��1ですね。
王妃に嫌味を言われたヤンソルランは、腹いせにイェソヤを洗濯場で働かせることに。
ここでイェソヤがメソメソしたりしたらヤンソルランもスッキリするのでしょうが、イェソヤも強くなったからねぇ。ビンタしようとしたらあっさり止められちゃった。コレ『チャングムの誓い』でもチェ女官長がチャングムにやられてました。

その頃チュモンはヨミウル様に言われて祭儀を執り行っていました。するとその最中、突然太陽が闇に覆われて真っ暗になっちゃいました〜。日食デス。
古代の人にとっては、太陽が消えるなんてさぞかし恐ろしいことだったでしょうね。ヨミウル様も白目向いて気絶しちゃうし、さすがのチュモンもオロオロしてます。
でも意識を取り戻したヨミウル様に「これは新しい国ができる吉兆」と言われたチュモンは不安がる砦のみんなを安心させます。このチュモンのカリスマ性。私も思わず「マンセー」と叫んじゃいましたよ。

逆に扶余では民も重臣もマウリョン巫女も、そしてテソも、み〜んな「凶事」と思ってびびりまくりデス。のんきなのは二日酔いで昼寝してたヨンポのみ。

扶余の町では「この凶事はテソのせい」と大騒ぎ。そしてテソはついに民の大虐殺を始めちゃいました。あかん〜もう目がイッちゃってます。

フクチ大将軍は前からクムワ派だったけど、ブドゥクブル大使者もテソに見切りをつけたようです。陛下の復権に協力するとクムワに告げます。もしクムワが復権したらチュモンとの関係はどうなるの〜？
でも26巻のレンタル開始はまだ先・・・早く観たいよ〜。

ヨンポファンの皆さまへ。
ヨンポは長安でいろいろお勉強してきたようです。ことわざもいっぱい覚えました。そして長安に行ってからハチマキと服がゼブラ柄になってます。おそらく長安の最新モードファッションなんでしょう。

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テソに人質にされたユファとイェソヤを救出するためチュモンには内緒で扶余に向かったオイ、マリ、ヒョッポの3人。しかしそのことを知ったチュモンに思いっきりグーで殴られます。
このときに3人に言ったチュモンのセリフにジーンとしました。もうこんなこと言われたら一生ついていきますって気になります。

その頃、投獄されてたユファとイェソヤは侍女のムドクを仮死状態にさせて宮殿の外に出すことに成功しました。
これはかなり危険な方法ですね。ナロによってムドクの遺体は土手に捨てられるのですが、もしナロが心ある人物ならばきちんと埋葬されて、あやうく生き埋めになっちゃうところでした。

息を吹き返したムドクはチュモンに会いユファの書簡を手渡すことができました。
牢獄で手紙を書くものもないのに、どうするのかなと思ってましたが、なんと肌着に自分の血で文を書いたのでした。
ユファはほんとに芯の強い人です。大業の糧となるのなら喜んで斬られるというユファ。テソよりよっぽど肝が据わってます。
こんなユファをテソが斬れるわけがありません。いざとなったらやっぱりびびっちゃうテソなのでした〜。

なんとかユファとイェソヤを救出したいチュモンたちでしたが、警備が厳重でとても宮殿内に忍び込むことができません。そんなチュモンにソソノが扶余宮への秘密の通路を示した地図を渡してくれました。
運命がすれ違ってしまった2人ですが、別れても困っていたら助けてあげようというこの気持ち・・・見習いたいものです。

秘密の通路を使って宮殿内に忍び込んだチュモンたちですが、2人が軟禁されてる寝所には近づけそうにありません。
神殿に忍び込みマウリョン巫女を脅してイェソヤを呼び出してもらいました。感動の再会です。しかしイェソヤはユファが重病であるため扶余に残るとチュモンに告げます。イェソヤは、ソソノに比べると弱弱しいイメージがあったのですが、ユファの影響か、それとももうすぐ母親となるからなのか凛とした強さが備わってきました。
チュモンは短剣の刃を折りイェソヤに手渡し産まれてくる子に持たせるように言います。この刃を持っていれば、いつか再会したときに父子とわかるわけです。このエピソードは高句麗の歴史で読んだ記憶があります。

さて、ヨンポファンの皆さまお待たせしました〜。長安に行かされてたヨンポが扶余に戻ってまいりました。そしてヨンポはちっとも反省などしておりません。
テソの気が休まる日は来るのでしょうか。