ミッション：インポッシブル

予備知識なしで観たせいか、このテンポで字幕でみると、前半の３０分、
トム・クルーズの任務やおかれている状況などをすぐに把握できませんでした。

ＣＩＡ本部に潜入するところからはわかりやすかったので、
俄然おもしろくなって引き込まれましたが。

それでも意味がつかめないところは日本語で聞き直したり、何度も巻き戻したり
しながら見たので３時間近くかかってしまいました。見終わったあと疲労感が…。

トム・クルーズはカッコよかったし、結果的には話もおもしろかったんですよ。
ただ、ＣＩＡやらＩＭＦやら諜報部員などの言葉が出てくると耳が拒絶反応する
みたいなんです。スパイアクションものは苦手分野なんだと、よくわかりました。
『Ｍ：Ｉ−２』みようかどうしようか迷っています。
　

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ミッションインポシブル、めっちゃくちゃ久しぶりに観てみましたが、
インポシブルさで言えば、２１世紀のトリプルＸとかのほうが上なんでしょうが、いやぁ、なんか良かったですよ。
最近のＣＧ全開のアクションものよりも地味めで、
きちきちっと真面目に楽しく作った映画なんだろうなぁ。と。
（それでも最後のヘリはやりすぎか・・）
ストーリーにだけ的を絞りますが、もう少し、ハッカーの彼に活躍させてほしかったですねぇ。進入トリックのメインなんですから。
あれ、っというどんでん返しとかはないんですが、
再会したジムと、別の人間が犯人だという話をしながら
頭の中で、ジムが犯人だという連想を解きほぐしていくシーンが
一番面白かったですね　なかなかの演出でした

昔小学生の頃に毎週楽しみに見ていたピーターグレイブス主演のスパイ大作戦が「トムクルーズでリメイクだ。わくわく。」と思いつつ、やっと、見る機会に恵まれたのですが、う〜む。なんか違う。内容が。それはやっぱりピーターグレイブスの渋さがないからでしょうね。まあしかたがないけど。でも、主役がトムクルーズである必要性を全く感じない映画でした。やっぱりもっと渋い人にやって欲しい。ごめんなさい。

もともとの、テレビ版「スパイ大作戦」は、特にファンというわけでもないけれど、面白く見ていた。
　要は、「難関突破もの」ということで、しかも、倒叙ミステリではないが、仕掛ける側のスパイチームの作戦が、見ているこちら側にはぎりぎりまで読めない。そして、成功に向けて進んでいく中、徐々に、なるほどこういう計略なのか。。。と掴めてくる。途中、1、2度、予期せぬピンチが来るが、ご愛嬌みたいなもので（笑）、カチリと嵌りこむように作戦が成功すると、このラストは爽快だ。
　テレビ版のオープニングにある、

　“スパイ大作戦、実行不可能な指令を受け、頭脳と体力の限りを尽くしてこれを遂行する、プロフェッショナルたちの秘密機関の活躍である。”

　まさしくこのままである。それ以上、余分なメンバー同士の確執とか恋愛沙汰とかはない。尤も、シーズンの最初のうちは多少そういったものもあったみたいだが、だんだん淘汰されていったらしい。難関攻略、プロのトリックを御覧じろ、ということに、贅肉が削ぎ落とされていったのだ。

　さて、テレビ版の話はこのくらいにして、映画のほうなのだが、これは、実際見て観る前に、やっぱりついノベライズをめくった（笑）。いつものことだなぁ。
　そして、びっくりしたのは、ジム・フェルプスのこと。
　テレビ版とどうして役者を変えるかなあと思っていたが、そりゃ変えるしかないわな。でも、どうせやるならとことんやれということで、ちゃんとオリジナル・キャストで敢行して欲しかった。そこまでやれば、かえって値打ちもあったというものだ。

　さて、この「ネタ」以外の出来としては、、、正直、あまり面白くなかった(^^;)。これなら、テレビ版の、それも旧ストーリーのほうがよっぽどスリリングかつトリッキーなものも多かった。ジムの一発ネタ以外、覚えていることすらない(^^;)。

　それとも、テレビ版を面白く見ていたせいで、かえってつまらなかったのかな？

　「Ｍ：Ｉー２」と比較され、とかく愚作呼ばわりされてる本作です。確かに前半の話の運びは素人並みにモタモタしとるし、犯人像はかなり反則っぽい。「Ｍ：Ｉー２」と比べると、アクションも音楽も派手さに欠ける・・・。
　だがしかし！この作品で有名なイーサン・ハントの宙吊りシーン。ＣＩＡ本部にＮＯＣリストを盗みに入るワケなんだけど、汗が１滴も落とせないほどの警備の中をＴ・クルーズがハラハラドキドキ見せてくれます（昔、似たようなシーンを「ルパン三世」で見た気がするけど）！はたまた、トンネル内で繰り広げられる列車上のアクションシーンでは、いいタイミングで懐かしのテーマ曲が「ダン・ダン・ダンダン・・・・」と小気味よく鳴り響き、何度見てもワクワクさせられてしまいます。Ｔ・クルーズが自分で仕掛けたガム式爆弾で吹っ飛ぶシーンなんか、馬鹿馬鹿しいけどサイコー！こんなんだから、やっぱりデ・パルマって憎めないのです。