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ずっとあなたを愛してる

ずっとあなたを愛してるの画像・ジャケット写真

ずっとあなたを愛してる / クリスティン・スコット・トーマス

ずっとあなたを愛してる /フィリップ・クローデル

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全体の平均評価点: (5点満点)

29

DVD

旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

『リンさんの小さな子』などで知られるフランスの人気小説家フィリップ・クローデルが監督業に初挑戦した感動作。ある理由から我が子を手にかけ、15年の服役の末に出所した女性が、身を寄せた妹家族のもとで、孤独と絶望の淵から再生へ向けて一歩を踏み出していく姿を丁寧な筆致で綴ってゆく。15年の刑期を終えたばかりのジュリエットは、空港で年の離れた妹レアと再会し、彼女の家へと向かう。レアの家族は夫のリュックと義父、ベトナムから養子として迎えた8歳のプチ・リスと幼いアメリア。事件はレアがまだ幼い頃に起きた。以来、両親からは姉の存在を忘れるよう育てられたレアは、その空白を埋め合わせたいと願っていたが…。

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「ずっとあなたを愛してる」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

『リンさんの小さな子』などで知られるフランスの人気小説家フィリップ・クローデルが監督業に初挑戦した感動作。ある理由から我が子を手にかけ、15年の服役の末に出所した女性が、身を寄せた妹家族のもとで、孤独と絶望の淵から再生へ向けて一歩を踏み出していく姿を丁寧な筆致で綴ってゆく。15年の刑期を終えたばかりのジュリエットは、空港で年の離れた妹レアと再会し、彼女の家へと向かう。レアの家族は夫のリュックと義父、ベトナムから養子として迎えた8歳のプチ・リスと幼いアメリア。事件はレアがまだ幼い頃に起きた。以来、両親からは姉の存在を忘れるよう育てられたレアは、その空白を埋め合わせたいと願っていたが…。

「ずっとあなたを愛してる」 の作品情報

作品情報

製作年:

2008年

製作国:

フランス/ドイツ

原題:

IL Y A LONGTEMPS QUE JE T‘AIME/I’VE LOVE

「ずっとあなたを愛してる」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!

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洋画・邦画

35,500
タイトル以上

国内ドラマも一部含まれております

国内・海外ドラマ

5,400
タイトル以上

アニメ

9,200
タイトル以上

R-18

210,000
タイトル以上

CD

250,000
タイトル以上

※2022年2月 現在のタイトル数

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1〜 5件 / 全29件

心を閉ざした人間が融解する時 ネタバレ

投稿日:2010/09/06 レビュアー:ミルクチョコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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15年の刑期を終えて、出所したジュリエットは、妹レアの家に身を寄せます。15年前、医師として働いていたジュリエットの身に何が起こったのか?
映画はミステリーをゆっくりと解き明かしながら、ジュリエットが新しい人生を取り戻すまでを静かな筆致で描いています。

ジュリエットは、再就職を決めようとしますが、世間の目は冷たく、レアの夫までもジュリエットと一緒に住むことにいい顔をしません。
けれども、何も知らないレアの幼女が仲良くなってしまいます。
そして、レアは、ジュリエットとの幼い記憶はあるものの、長い間彼女の人生において、不在だった姉を戸惑いながらも受け入れようとする健気なレアの献身ぶりには、参ってしまいます。

15年前から時間が止まってしまったかのように心を閉ざしたジュリエットが、人々のぬくもりに触れ、心を徐々に開いて、融解していく過程を丹念に描き、姉妹が悲しみを受け止め痛みを分け合ったこの瞬間、本当の再会を果たしたのかもしれません。
レアの友人のミッシェルはじめ、人は皆何かしら傷を抱えていることを知り、彼女にも人のことを思いやる余裕ができてきたのだと思います。罪の意識から解放され、人間性を取り戻していき、ミッシェルの呼びかけに応えるラストが印象的です。

このレビューは気に入りましたか? 28人の会員が気に入ったと投稿しています

少しずつゆっくりと。 ネタバレ

投稿日:2010/07/25 レビュアー:パープルローズ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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15年の刑期を終えたジュリエット(クリステン・スコット・トーマス)は、年の離れた妹レアと一緒に暮らすことになる。
実の息子に手をかけたという15年前の出来事の真相とは?

笑顔を全く見せず、神経質に煙草を吸うジュリエット。
長年音信普通だった妹レアとのぎこちない再会。
年の離れた姉妹だったゆえに、子供のころから距離のあったふたり。ジュリエットのおこした事件のせいで、レアは両親から姉の存在を忘れるように育てられたせいもあり、ふたりの間の距離は途方もなく広い。

レアの家族は突然現れたジュリエットに戸惑う。
特にレアの夫は一緒に住むことに不快感をあらわにし、実の息子を殺したジュリエットに子供を預けることを恐れる。

就職の面接で、「どんな罪を犯したのか?」と聞かれ、正直に答えると、即座に「帰れ!」と怒鳴られる。
レアの友人たちとの食事の席で、過去をしつこく問いただされる。
そんな毎日の中で、レアの養子とのふれあいや、口のきけないレアの義父に心のやすらぎを見つけ、徐々に徐々に明るさと優しさを取り戻してゆくジュリエット。そしてお互いのことを理解しようと手探りを繰り返すレアとジュリエット。

ジュリエットが、出所後初めて男性と関係を持つくだり。こんなふうに徐々に日常を取り戻してゆくんだなと印象に残りました。

ジュリエットとレアの母親は認知症を患い、家族の顔もわからなくなっているのに、10数年ぶりに会ったジュリエットを、「私のかわいい娘」と呼ぶ。 そう、母親は子供のことを決して忘れたりしな
い。

映画の最後の最後に明らかになる、事件の真相。
自らの罪をせきを切ったように語る、クリステン・スコット・トーマスの演技には圧倒されたが、事件の真相そのものにはそれほどの驚きもなかったし、実際のところどうでもいいことのような気がした。これは主人公の癒しと再生の物語なのだから。
犯した罪は決して消えないし、忘れることはできない。けれども、笑顔を取り戻し、少しだけ幸せになるのは悪くない。

とても静かで地味だけど、好きな映画でした。

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絶賛!クリスティン・スコット・トーマス ネタバレ

投稿日:2010/09/23 レビュアー:忙中有閑

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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私、クリスティン・スコット・トーマスの大ファンなんですが、本作のジャケット写真がエラく老けて見えたもんで観るの躊躇ってたんです。でも、観てよかった。クリスティン48歳の作品ですが、ある意味彼女の「代表作」になるんじゃないでしょうか。素晴らしい!
「ある意味」と申し上げたのは、この映画の主人公ジュリエットをクリスティンが「好演」したとはどうも私には思えないからです。私にとっての彼女の代表作はR.レッドフォードが監督、共演した「モンタナの風に抱かれて(The Horse Whisperer)」(98)と、H.フォードと共演した「ランダム・ハーツ」(99)で、たまたま両方とも「不倫する人妻」を演じています(そう言えばアカデミー主演女優賞候補になった「イングリッシュ・ペイシェント」(96)も「不倫」でしたねぇ)。別に「不倫」が彼女の「売り」というワケじゃないとは思うんですが、確かにお気楽な「ラブコメ」が似合うタイプじゃ無い(笑)。知的で穏やかな表情の奥に熱く頑固な「女」を感じさせる(いや、私はそう感じる、というハナシですが)ところが「不倫」が似合う所以なんでしょうか。内面の「葛藤」を演じるのが上手い、とも言えると思います。しかし私としては、そこを全て認めた上で、彼女の一番の魅力はあの心から楽しそうに笑う笑顔の無邪気さだと思っています。不幸や不運、そして苦難と葛藤に負けてしまいそうになった時でも、そこを乗り越えて笑ってしまえる本当の「知性」の強さ、みたいなものを感じるのですね(完全に私の「贔屓の引き倒し」ですが)。

この映画、「実の息子(6歳)を殺して15年間刑務所で服役して出所して来た女」という「初期設定」と、ラストの「謎解き」場面の「生々しさ」以外は、実に静かに淡々と主人公ジュリエット(クリスティン)と周囲の人々の日常を描いていきます。それはラストまで「ミステリー」として観客を引っ張り、ラストの「感動」を盛り上げるための「手法」として成功し、評価もされたのかもしれませんが、私にはどうにも(オハナシとしても手法としても)「あざとさ」が鼻について好感が持てませんでした。しかしその「手法」のゆえに、映画の大半を終始彼女の挙措、表情を追いかけることに費やしてくれた結果、私はそこに主人公ジュリエットでは無く女優クリスティン・スコット・トーマスその人が立ち現れたような錯覚に陥ってしまったのですね。従って私としては大満足の映画でしたが、あのラストは全然「彼女(クリスティン)らしくない」と感じてしまった次第です。いくらファンでも、映画の観方としては邪道に過ぎるのは分かってますが。

このレビューは気に入りましたか? 12人の会員が気に入ったと投稿しています

このストーリーに2時間もの間、惹きつけられ続けたことに驚く ネタバレ

投稿日:2010/09/15 レビュアー:KASPAR

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少し前に話題になってたんすけど、いつものように"忙しい"というあいまいな理由をつけて観に行かなかった『ずっとあなたを愛してる』を観ました♪

個人的にはあまり好きなタイプの映画ではないけど、惹きつけられてもーた!!!なんぼほど"静"を魅せるのが上手いんや!!!感嘆!!!

□■□■□

【展開のネタバレがあります】

表面的にはほとんど動きの無い日常風景が映し出されるだけ・・・。

繊細な演技と繊細なセリフが映画を底から支えて、ゆったりと物語を動かしていく・・・。

挟まれるエピソードもごくごく日常的なものばかり、一つ一つはさして面白みがある訳ではないけれども、丁寧に繊細にエピソードを積み上げていくことで、観客をこの小さな世界へと惹きつけて導いていく・・・

表面的なる"静"の描写を積み上げて、内面的なる"動"を観客に伝えていく・・・

シンプルなストーリーということもあって、圧倒的な俳優の演技力を必要とするので、なかなか難しい手法やけれども、終盤近くまで飽きずに惹きつけられたということは、限りなく完璧に近い演出がなされてる映画といえるかも。。。

ただ、表面的な"静"の描写を積み上げ続けた後に、クライマックスに見せる内面から表層を突き破って溢れ出す"動"の描写は、それまでがあまりにも完璧すぎたが為に、非常に陳腐に感じられたのがあまりにも惜しかったような気がする・・・

個人的には、物語としてのオチと、感情の爆発の描写の両方が無くても良かったかな〜・・・

大きく動かすことは、叫ぶことでも号泣することでもないということは、作家ならばよくわかってることやろから、映画ということで映像的なわかりやすさを重視しすぎてしまったんかなー・・・そこは個人的にちょっと好きや無いですねー

□■□■□

なかなか見応えのある映画でした♪

あまり、こういう文学的な映画は好きではないんやけど、純粋な映画監督では表現できない手法やと思うんで、興味深くて楽しめました♪

あれ?なんか最後までマジメに書いてしまった((φ(・д・。)

個人的満足度 74点! オススメ度 75点!

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こんなにひきつけられ、時間を忘れて観た映画はない

投稿日:2011/06/21 レビュアー:ykk1976

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1〜 5件 / 全29件

ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:29件

心を閉ざした人間が融解する時

投稿日

2010/09/06

レビュアー

ミルクチョコ

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15年の刑期を終えて、出所したジュリエットは、妹レアの家に身を寄せます。15年前、医師として働いていたジュリエットの身に何が起こったのか?
映画はミステリーをゆっくりと解き明かしながら、ジュリエットが新しい人生を取り戻すまでを静かな筆致で描いています。

ジュリエットは、再就職を決めようとしますが、世間の目は冷たく、レアの夫までもジュリエットと一緒に住むことにいい顔をしません。
けれども、何も知らないレアの幼女が仲良くなってしまいます。
そして、レアは、ジュリエットとの幼い記憶はあるものの、長い間彼女の人生において、不在だった姉を戸惑いながらも受け入れようとする健気なレアの献身ぶりには、参ってしまいます。

15年前から時間が止まってしまったかのように心を閉ざしたジュリエットが、人々のぬくもりに触れ、心を徐々に開いて、融解していく過程を丹念に描き、姉妹が悲しみを受け止め痛みを分け合ったこの瞬間、本当の再会を果たしたのかもしれません。
レアの友人のミッシェルはじめ、人は皆何かしら傷を抱えていることを知り、彼女にも人のことを思いやる余裕ができてきたのだと思います。罪の意識から解放され、人間性を取り戻していき、ミッシェルの呼びかけに応えるラストが印象的です。

少しずつゆっくりと。

投稿日

2010/07/25

レビュアー

パープルローズ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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15年の刑期を終えたジュリエット(クリステン・スコット・トーマス)は、年の離れた妹レアと一緒に暮らすことになる。
実の息子に手をかけたという15年前の出来事の真相とは?

笑顔を全く見せず、神経質に煙草を吸うジュリエット。
長年音信普通だった妹レアとのぎこちない再会。
年の離れた姉妹だったゆえに、子供のころから距離のあったふたり。ジュリエットのおこした事件のせいで、レアは両親から姉の存在を忘れるように育てられたせいもあり、ふたりの間の距離は途方もなく広い。

レアの家族は突然現れたジュリエットに戸惑う。
特にレアの夫は一緒に住むことに不快感をあらわにし、実の息子を殺したジュリエットに子供を預けることを恐れる。

就職の面接で、「どんな罪を犯したのか?」と聞かれ、正直に答えると、即座に「帰れ!」と怒鳴られる。
レアの友人たちとの食事の席で、過去をしつこく問いただされる。
そんな毎日の中で、レアの養子とのふれあいや、口のきけないレアの義父に心のやすらぎを見つけ、徐々に徐々に明るさと優しさを取り戻してゆくジュリエット。そしてお互いのことを理解しようと手探りを繰り返すレアとジュリエット。

ジュリエットが、出所後初めて男性と関係を持つくだり。こんなふうに徐々に日常を取り戻してゆくんだなと印象に残りました。

ジュリエットとレアの母親は認知症を患い、家族の顔もわからなくなっているのに、10数年ぶりに会ったジュリエットを、「私のかわいい娘」と呼ぶ。 そう、母親は子供のことを決して忘れたりしな
い。

映画の最後の最後に明らかになる、事件の真相。
自らの罪をせきを切ったように語る、クリステン・スコット・トーマスの演技には圧倒されたが、事件の真相そのものにはそれほどの驚きもなかったし、実際のところどうでもいいことのような気がした。これは主人公の癒しと再生の物語なのだから。
犯した罪は決して消えないし、忘れることはできない。けれども、笑顔を取り戻し、少しだけ幸せになるのは悪くない。

とても静かで地味だけど、好きな映画でした。

絶賛!クリスティン・スコット・トーマス

投稿日

2010/09/23

レビュアー

忙中有閑

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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私、クリスティン・スコット・トーマスの大ファンなんですが、本作のジャケット写真がエラく老けて見えたもんで観るの躊躇ってたんです。でも、観てよかった。クリスティン48歳の作品ですが、ある意味彼女の「代表作」になるんじゃないでしょうか。素晴らしい!
「ある意味」と申し上げたのは、この映画の主人公ジュリエットをクリスティンが「好演」したとはどうも私には思えないからです。私にとっての彼女の代表作はR.レッドフォードが監督、共演した「モンタナの風に抱かれて(The Horse Whisperer)」(98)と、H.フォードと共演した「ランダム・ハーツ」(99)で、たまたま両方とも「不倫する人妻」を演じています(そう言えばアカデミー主演女優賞候補になった「イングリッシュ・ペイシェント」(96)も「不倫」でしたねぇ)。別に「不倫」が彼女の「売り」というワケじゃないとは思うんですが、確かにお気楽な「ラブコメ」が似合うタイプじゃ無い(笑)。知的で穏やかな表情の奥に熱く頑固な「女」を感じさせる(いや、私はそう感じる、というハナシですが)ところが「不倫」が似合う所以なんでしょうか。内面の「葛藤」を演じるのが上手い、とも言えると思います。しかし私としては、そこを全て認めた上で、彼女の一番の魅力はあの心から楽しそうに笑う笑顔の無邪気さだと思っています。不幸や不運、そして苦難と葛藤に負けてしまいそうになった時でも、そこを乗り越えて笑ってしまえる本当の「知性」の強さ、みたいなものを感じるのですね(完全に私の「贔屓の引き倒し」ですが)。

この映画、「実の息子(6歳)を殺して15年間刑務所で服役して出所して来た女」という「初期設定」と、ラストの「謎解き」場面の「生々しさ」以外は、実に静かに淡々と主人公ジュリエット(クリスティン)と周囲の人々の日常を描いていきます。それはラストまで「ミステリー」として観客を引っ張り、ラストの「感動」を盛り上げるための「手法」として成功し、評価もされたのかもしれませんが、私にはどうにも(オハナシとしても手法としても)「あざとさ」が鼻について好感が持てませんでした。しかしその「手法」のゆえに、映画の大半を終始彼女の挙措、表情を追いかけることに費やしてくれた結果、私はそこに主人公ジュリエットでは無く女優クリスティン・スコット・トーマスその人が立ち現れたような錯覚に陥ってしまったのですね。従って私としては大満足の映画でしたが、あのラストは全然「彼女(クリスティン)らしくない」と感じてしまった次第です。いくらファンでも、映画の観方としては邪道に過ぎるのは分かってますが。

このストーリーに2時間もの間、惹きつけられ続けたことに驚く

投稿日

2010/09/15

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KASPAR

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少し前に話題になってたんすけど、いつものように"忙しい"というあいまいな理由をつけて観に行かなかった『ずっとあなたを愛してる』を観ました♪

個人的にはあまり好きなタイプの映画ではないけど、惹きつけられてもーた!!!なんぼほど"静"を魅せるのが上手いんや!!!感嘆!!!

□■□■□

【展開のネタバレがあります】

表面的にはほとんど動きの無い日常風景が映し出されるだけ・・・。

繊細な演技と繊細なセリフが映画を底から支えて、ゆったりと物語を動かしていく・・・。

挟まれるエピソードもごくごく日常的なものばかり、一つ一つはさして面白みがある訳ではないけれども、丁寧に繊細にエピソードを積み上げていくことで、観客をこの小さな世界へと惹きつけて導いていく・・・

表面的なる"静"の描写を積み上げて、内面的なる"動"を観客に伝えていく・・・

シンプルなストーリーということもあって、圧倒的な俳優の演技力を必要とするので、なかなか難しい手法やけれども、終盤近くまで飽きずに惹きつけられたということは、限りなく完璧に近い演出がなされてる映画といえるかも。。。

ただ、表面的な"静"の描写を積み上げ続けた後に、クライマックスに見せる内面から表層を突き破って溢れ出す"動"の描写は、それまでがあまりにも完璧すぎたが為に、非常に陳腐に感じられたのがあまりにも惜しかったような気がする・・・

個人的には、物語としてのオチと、感情の爆発の描写の両方が無くても良かったかな〜・・・

大きく動かすことは、叫ぶことでも号泣することでもないということは、作家ならばよくわかってることやろから、映画ということで映像的なわかりやすさを重視しすぎてしまったんかなー・・・そこは個人的にちょっと好きや無いですねー

□■□■□

なかなか見応えのある映画でした♪

あまり、こういう文学的な映画は好きではないんやけど、純粋な映画監督では表現できない手法やと思うんで、興味深くて楽しめました♪

あれ?なんか最後までマジメに書いてしまった((φ(・д・。)

個人的満足度 74点! オススメ度 75点!

こんなにひきつけられ、時間を忘れて観た映画はない

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2011/06/21

レビュアー

ykk1976

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