フランティック / ハリソン・フォード
フランティック
/ロマン・ポランスキー
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全体の平均評価点: (5点満点)
(26)
解説・ストーリー
パリで開かれた学会に出席した米人医師とその妻。しかし、妻が突然何者かに誘拐されてしまったことから、医師は言葉の通じないパリを奔走し、妻の行方を追う……。H・フォード主演〈・ポランスキー監督のサスペンス作品。
パリで開かれた学会に出席した米人医師とその妻。しかし、妻が突然何者かに誘拐されてしまったことから、医師は言葉の通じないパリを奔走し、妻の行方を追う……。H・フォード主演〈・ポランスキー監督のサスペンス作品。
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「フランティック」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
パリで開かれた学会に出席した米人医師とその妻。しかし、妻が突然何者かに誘拐されてしまったことから、医師は言葉の通じないパリを奔走し、妻の行方を追う……。H・フォード主演〈・ポランスキー監督のサスペンス作品。
「フランティック」 の作品情報
「フランティック」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
フランティックの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
120分 |
日本語・英語 |
1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DLTR11787 |
2002年10月31日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
|
0人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
フランティックの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
120分 |
日本語・英語 |
1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DLTR11787 |
2002年10月31日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
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0人
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0人
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1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
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ユーザーレビュー:26件
パリで妻が消えた
監督:ロマン・ポランスキー(1988年・米・120分)
原題:FRANTIC(取り乱した、狂乱した、死にもの狂いの…)
学会に出席するため、アメリカ人医師リチャード・ウォーカー(ハリソン・フォード)と妻サンドラ(ベティ・バックリー)は、パリを訪れた。
ホテルに着き、サンドラはスーツケースを開けようとするが、鍵が合わない。
そう。空港でスーツケースを取り違えてしまったのだ。
リチャードは空港に連絡し、妻のスーツケースが戻るよう段取りをした。
リチャードがシャワーを浴びている間に、事件は起きた。妻が忽然と姿を消してしまったのである。
ホテル到着時に対応したフロント係に問い質すと、妻は口ひげの男に肩を抱かれて出て行ったと言う。
男が無理矢理、女を車に押し込んで走り去るのを見たという目撃者も現れた。
その男は何者なのか?妻は一体どこに?
パリ警察に通報するも、妻と男の関係を疑う様なニヤニヤの対応に、リチャードがキレると警察が逆ギレ。
リチャードは自ら妻の捜索を開始する。
観始めて直ぐ、VHSで(かなり昔)視聴済みだと気が付いた。
なので、結末は何となく覚えていたので、今回はリチャードの頑張りと、間違えたスーツケースの持ち主ミシェル(エマニュエル・セニエ)に注目して観た。
事件の発端が、スーツケースにあることは容易に想像がつくし、リチャードがそのスーツケースをこじ開けてみたのは当然だ。
パリ警察の不親切さと、行動的(無鉄砲)な医師と、運び屋の女(何を運ばされたのかは、ラストまで伏せられている)と、女を追う男たちがすれ違い、入り乱れてサスペンスの様相となる。
しかし、面白かったのは妻が忽然と姿を消した序盤だけだった。
時々、思い出したように挿入される学会仲間の医師たちとの遭遇や会話―リチャードと一緒にいるミシェルを見る目のイヤラシさ(奥さんにはナイショだろ?って目付きもあり)には、緊迫感が萎えてしまう。
警察も顔負けの捜査力を発揮するが、どうも鈍クサイ。
ミシェルが易々と歩いた屋根の上をリチャードは滑り落ちそうになり、TVのアンテナに掴まるがスーツケースの中身をぶちまけ、滑らない様に裸足になれば靴が滑り落ちてしまう。
ミシェルは、身の危険を感じる展開になっても報酬の回収に拘る強かさだ。
個人的な感想で申し訳ないけれど、ミシェルが体をクネクネさせて踊るダンスにウケた。(笑)
その彼女を見るリチャードの当惑し切った顔にも笑ってしまった。
日本でいえば、火サス程度の娯楽作と思ってご覧になるのが宜しいかと・・・
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9人の会員が気に入ったと投稿しています
えっ? ホントに 医者? (笑)
学会で訪れたパリで妻が失踪。慣れない異国で、夫の探索は苦労の連続。一体、妻は何処へ? 誘拐か? それとも蒸発なのか? スーツケースの取り違えが関係しているのか!!?
ハリソン・フォードにロマン・ポランスキー監督とくれば、イヤでも期待が膨らんできます。タイトルもいいですね。公開当時、話題作として注目されてたし、ワクワクしてましたよ。
しかし、肝心の本編は、あんまり面白くなかったです。(笑 これのどこが一級サスペンスなのかな??
シナリオ展開にハラハラドキドキできず、途中でダレてきました。無駄なシーンも多いような気がします。
それにしても主人公は、本当に医者ですか? 実は元・刑事だった医師という設定なら理解できますが(笑
確かにフランス人は冷たいらしい。でも自国民にも冷たいそうです。フランス人から聞いたことあります(笑
でも英語はけっこう通じるはずなんだけどな・・・まあ映画だから仕方がないです。いっそのことイスラム圏の設定のほうが、面白かったかも♪
掴みはいいけど、全体的に中途半端な印象です。
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後半の迷走が惜しい
投稿日:2022/03/09
レビュアー:趣味は洋画
フランティック(1988年・アメリカ、カラー、120分)
異国の地パリで、突然消息不明となってしまった妻の行方を追うアメリカ人医師の姿を描くサスペンス映画。二度目の鑑賞、初レビューです。
サンフランシスコの医師リチャード・ウォーカー(ハリソン・フォード)と妻サンドラ(ベティ・バックリー)は、学会出席のためパリを訪れた。ホテルの部屋でスーツケースが取り違えられていることに気づき、航空会社に連絡した後、シャワーを浴びるリチャード。ところが浴室から出ると、サンドラの姿がない。フロントで事情を話し、支配人や警備係と共に探すが見当たらず、リチャードは向かいのバーに出向いた。すると中東系の男が女を車に無理やり押し込んでいたという情報を得、その現場に向かうとサンドラのブレスレットが落ちていた。リチャードは大使館や警察に相談するが、曖昧な対応に業を煮やし、自ら捜査に乗り出す。リチャードは間違えられたスーツケースをこじ開け、‘ブルー・パイロット’ と印刷されたマッチを見つける。マッチの裏に記されたデデという名前の電話番号に連絡してみるが留守番電話で、リチャードはデデの住居を調べて足を運んだ。すると、アパートの1室で血だらけになった男の死体が横たわっていた...。
取り違えたスーツケースの持ち主で、ミシェルという女性の役をエマニュエル・セニエが演じています。
シャネルのCMで国際的に知られていましたが、ポランスキー監督に見込まれて本作に出演、ハリソン・フォードを惑わす謎の美女に抜擢されました。意志の強そうな太い眉、けだるそうに見つめる瞳、それに魅せられたかのように、ポランスキーは3度目の妻として彼女を迎えます。
公私ともにコンビを組んだ92年「赤い航路」では、可愛くも怖いヒロインを強烈に演じていました。
本作はポランスキー監督自身の体験が少なからず反映されているように感じます。
故国ポーランドからイギリスを経てアメリカへ渡り、その後アメリカを退去処分となってパリへやって来る。言葉の通じない異国で体験する不安と恐怖、主人公リチャード・ウォーカーとダブッてしまいます。
妻の失踪で不安にかられる医師を、ハリソン・フォードが巧みに演じ、前半はミステリー要素を含んだ展開で引き込まれます。ところが中盤以降は中弛み状態で、スーツケースの取り違えに端を発したストーリーとしては、いかにも薄く、弱い。
フランスのお国柄なのかどうか分かりませんが、外国人夫妻(しかも学会に出席する人物)の妻が行方不明というのに、他人事のような対応に見えてイラッとしました。
切れ者のフランス人刑事...たとえばリノ・ヴァンチュラのような...が登場して活躍してくれたら、映画はもっと盛り上がっていたと思うのですが。
「自由の女神像」に隠されたモノも、意味合いがよく分かりません。
因みに、私は過去にロスト・バゲージに遭った経験は何度かあるのですが、‘取り違え’ はありません。
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異国の地で思わぬ迷宮に迷い込んで
監督がポランスキーというからには、通常のサスペンスとはちょっと(大いに?)違っている。フランティック(狂乱した)という言葉を具現化して、その混迷した迷宮に主人公を陥れる映画だ。観ている方も、次第にその迷宮に迷い込んだ気分になって、くらくらと眩暈がしてくる。仕掛けは、ミステリーの仕掛けというより、すべて主人公を当惑させ狂乱させて冷静さを失わせるように仕組まれている。例えば、到着したばかりの異国のホテルで、シャワーを浴びている夫に確認もせず、普通は妻が無言のまま部屋を出て行ったりはしないだろう。バスルームのドアを開けて、一言夫に伝えれば済むことだ。
忽然と妻が失踪し、男たちが女性を車に押し込んでいたという目撃証言があるのだから、目撃者と一緒に警察に行けばいいものを、ひとりで行って徒労に終わる。医師の国際学会で来ているのだから、それなりの人物に相談できるはずなのに、言葉も通じない状況のなか、僅かな手掛かりを頼りに、ひとりで彷徨い歩く。必死だけれど、孤立無援で、不安や絶望や焦燥に駆られるばかり。
それなのに、死体を発見しても警察には連絡しないし、ホテルの部屋が荒らされてもその事実を隠す。やがて、事件に係りのあるミシェルという若い女性と知り合い、彼女とともに、妻の行方を捜し、真相を突きとめようとするのだが、ミシェルは報酬を得ることが最優先で、彼女をどこまで信頼できるのか、はなはだ怪しい。事態はどんどん混迷を深めながら、最後はついに派手な撃ち合いにまで至る。
そもそもは、空港で妻がトランクを取り違えられたことから始まっていて、事件自体は合理的に解決しており、サスペンスとして破綻しているわけではない。ただ、言葉も通じない異国の地で、突然姿を消した愛する妻を捜して、フランティックに迷宮を彷徨う悪夢のような出来事を描いているという印象のほうが強い。翻弄されるハリソン・フォードは意外に適役。
オープニングは、夜明けで、空港からパリに向かう車の流れを描いており、エンディングは対照的に、夕闇のなか、パリから空港への車の流れを描いていて、とても洒落ている。パリのゴミ収集車の場面までお揃いになっているとか、タイヤのパンクが波乱を予兆しているとか、全体に演出は細部へのこだわりが感じられる。
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見て感動はしないが、損はない映画
*物語は、至って普通の家庭を持つアメリカ人の男性が、妻同伴で学会に出席するため、パリに到着したところから始まる。(職業が医者であるため、普通よりは裕福な家庭ではあるが……。)
ホテルにチェックインした後、妻が突然いなくなってしまう。頼んだルームサービスも食べずに??フランス語が話せる妻と、全く話せない夫…、男性と一緒にホテルを出た妻…、道路に落ちていた妻のブレスレット……果たして妻は駆け落ちなのか、誘拐なのか…!?いつもと違ったことといえば、空港でとり間違えた妻のスーツケース…これが妻の失踪と関係しているのだろうか?
*感想としては、医者である夫を演じるH.フォードが疑うことなく誘拐だと信じる夫婦愛がよく描かれていると思う。話せないフランス語にとまどいいらだつ気持ちもよく伝わってくる。残念なのは、医者という職業設定なのに、やけに機転がききすぎる所と犯罪者に対する恐怖心が感じられないところが、腑に落ちない。おまけに悪党役の人たちは威圧感や怖さが全くないし…。映画を見終わった後の爽快感はあるので、見て損はない映画だと思う。
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ユーザーレビュー
パリで妻が消えた
投稿日
2021/09/05
レビュアー
kazupon
監督:ロマン・ポランスキー(1988年・米・120分)
原題:FRANTIC(取り乱した、狂乱した、死にもの狂いの…)
学会に出席するため、アメリカ人医師リチャード・ウォーカー(ハリソン・フォード)と妻サンドラ(ベティ・バックリー)は、パリを訪れた。
ホテルに着き、サンドラはスーツケースを開けようとするが、鍵が合わない。
そう。空港でスーツケースを取り違えてしまったのだ。
リチャードは空港に連絡し、妻のスーツケースが戻るよう段取りをした。
リチャードがシャワーを浴びている間に、事件は起きた。妻が忽然と姿を消してしまったのである。
ホテル到着時に対応したフロント係に問い質すと、妻は口ひげの男に肩を抱かれて出て行ったと言う。
男が無理矢理、女を車に押し込んで走り去るのを見たという目撃者も現れた。
その男は何者なのか?妻は一体どこに?
パリ警察に通報するも、妻と男の関係を疑う様なニヤニヤの対応に、リチャードがキレると警察が逆ギレ。
リチャードは自ら妻の捜索を開始する。
観始めて直ぐ、VHSで(かなり昔)視聴済みだと気が付いた。
なので、結末は何となく覚えていたので、今回はリチャードの頑張りと、間違えたスーツケースの持ち主ミシェル(エマニュエル・セニエ)に注目して観た。
事件の発端が、スーツケースにあることは容易に想像がつくし、リチャードがそのスーツケースをこじ開けてみたのは当然だ。
パリ警察の不親切さと、行動的(無鉄砲)な医師と、運び屋の女(何を運ばされたのかは、ラストまで伏せられている)と、女を追う男たちがすれ違い、入り乱れてサスペンスの様相となる。
しかし、面白かったのは妻が忽然と姿を消した序盤だけだった。
時々、思い出したように挿入される学会仲間の医師たちとの遭遇や会話―リチャードと一緒にいるミシェルを見る目のイヤラシさ(奥さんにはナイショだろ?って目付きもあり)には、緊迫感が萎えてしまう。
警察も顔負けの捜査力を発揮するが、どうも鈍クサイ。
ミシェルが易々と歩いた屋根の上をリチャードは滑り落ちそうになり、TVのアンテナに掴まるがスーツケースの中身をぶちまけ、滑らない様に裸足になれば靴が滑り落ちてしまう。
ミシェルは、身の危険を感じる展開になっても報酬の回収に拘る強かさだ。
個人的な感想で申し訳ないけれど、ミシェルが体をクネクネさせて踊るダンスにウケた。(笑)
その彼女を見るリチャードの当惑し切った顔にも笑ってしまった。
日本でいえば、火サス程度の娯楽作と思ってご覧になるのが宜しいかと・・・
えっ? ホントに 医者? (笑)
投稿日
2011/03/22
レビュアー
エコエコアザラク
学会で訪れたパリで妻が失踪。慣れない異国で、夫の探索は苦労の連続。一体、妻は何処へ? 誘拐か? それとも蒸発なのか? スーツケースの取り違えが関係しているのか!!?
ハリソン・フォードにロマン・ポランスキー監督とくれば、イヤでも期待が膨らんできます。タイトルもいいですね。公開当時、話題作として注目されてたし、ワクワクしてましたよ。
しかし、肝心の本編は、あんまり面白くなかったです。(笑 これのどこが一級サスペンスなのかな??
シナリオ展開にハラハラドキドキできず、途中でダレてきました。無駄なシーンも多いような気がします。
それにしても主人公は、本当に医者ですか? 実は元・刑事だった医師という設定なら理解できますが(笑
確かにフランス人は冷たいらしい。でも自国民にも冷たいそうです。フランス人から聞いたことあります(笑
でも英語はけっこう通じるはずなんだけどな・・・まあ映画だから仕方がないです。いっそのことイスラム圏の設定のほうが、面白かったかも♪
掴みはいいけど、全体的に中途半端な印象です。
後半の迷走が惜しい
投稿日
2022/03/09
レビュアー
趣味は洋画
フランティック(1988年・アメリカ、カラー、120分)
異国の地パリで、突然消息不明となってしまった妻の行方を追うアメリカ人医師の姿を描くサスペンス映画。二度目の鑑賞、初レビューです。
サンフランシスコの医師リチャード・ウォーカー(ハリソン・フォード)と妻サンドラ(ベティ・バックリー)は、学会出席のためパリを訪れた。ホテルの部屋でスーツケースが取り違えられていることに気づき、航空会社に連絡した後、シャワーを浴びるリチャード。ところが浴室から出ると、サンドラの姿がない。フロントで事情を話し、支配人や警備係と共に探すが見当たらず、リチャードは向かいのバーに出向いた。すると中東系の男が女を車に無理やり押し込んでいたという情報を得、その現場に向かうとサンドラのブレスレットが落ちていた。リチャードは大使館や警察に相談するが、曖昧な対応に業を煮やし、自ら捜査に乗り出す。リチャードは間違えられたスーツケースをこじ開け、‘ブルー・パイロット’ と印刷されたマッチを見つける。マッチの裏に記されたデデという名前の電話番号に連絡してみるが留守番電話で、リチャードはデデの住居を調べて足を運んだ。すると、アパートの1室で血だらけになった男の死体が横たわっていた...。
取り違えたスーツケースの持ち主で、ミシェルという女性の役をエマニュエル・セニエが演じています。
シャネルのCMで国際的に知られていましたが、ポランスキー監督に見込まれて本作に出演、ハリソン・フォードを惑わす謎の美女に抜擢されました。意志の強そうな太い眉、けだるそうに見つめる瞳、それに魅せられたかのように、ポランスキーは3度目の妻として彼女を迎えます。
公私ともにコンビを組んだ92年「赤い航路」では、可愛くも怖いヒロインを強烈に演じていました。
本作はポランスキー監督自身の体験が少なからず反映されているように感じます。
故国ポーランドからイギリスを経てアメリカへ渡り、その後アメリカを退去処分となってパリへやって来る。言葉の通じない異国で体験する不安と恐怖、主人公リチャード・ウォーカーとダブッてしまいます。
妻の失踪で不安にかられる医師を、ハリソン・フォードが巧みに演じ、前半はミステリー要素を含んだ展開で引き込まれます。ところが中盤以降は中弛み状態で、スーツケースの取り違えに端を発したストーリーとしては、いかにも薄く、弱い。
フランスのお国柄なのかどうか分かりませんが、外国人夫妻(しかも学会に出席する人物)の妻が行方不明というのに、他人事のような対応に見えてイラッとしました。
切れ者のフランス人刑事...たとえばリノ・ヴァンチュラのような...が登場して活躍してくれたら、映画はもっと盛り上がっていたと思うのですが。
「自由の女神像」に隠されたモノも、意味合いがよく分かりません。
因みに、私は過去にロスト・バゲージに遭った経験は何度かあるのですが、‘取り違え’ はありません。
異国の地で思わぬ迷宮に迷い込んで
投稿日
2021/06/12
レビュアー
hinakksk
監督がポランスキーというからには、通常のサスペンスとはちょっと(大いに?)違っている。フランティック(狂乱した)という言葉を具現化して、その混迷した迷宮に主人公を陥れる映画だ。観ている方も、次第にその迷宮に迷い込んだ気分になって、くらくらと眩暈がしてくる。仕掛けは、ミステリーの仕掛けというより、すべて主人公を当惑させ狂乱させて冷静さを失わせるように仕組まれている。例えば、到着したばかりの異国のホテルで、シャワーを浴びている夫に確認もせず、普通は妻が無言のまま部屋を出て行ったりはしないだろう。バスルームのドアを開けて、一言夫に伝えれば済むことだ。
忽然と妻が失踪し、男たちが女性を車に押し込んでいたという目撃証言があるのだから、目撃者と一緒に警察に行けばいいものを、ひとりで行って徒労に終わる。医師の国際学会で来ているのだから、それなりの人物に相談できるはずなのに、言葉も通じない状況のなか、僅かな手掛かりを頼りに、ひとりで彷徨い歩く。必死だけれど、孤立無援で、不安や絶望や焦燥に駆られるばかり。
それなのに、死体を発見しても警察には連絡しないし、ホテルの部屋が荒らされてもその事実を隠す。やがて、事件に係りのあるミシェルという若い女性と知り合い、彼女とともに、妻の行方を捜し、真相を突きとめようとするのだが、ミシェルは報酬を得ることが最優先で、彼女をどこまで信頼できるのか、はなはだ怪しい。事態はどんどん混迷を深めながら、最後はついに派手な撃ち合いにまで至る。
そもそもは、空港で妻がトランクを取り違えられたことから始まっていて、事件自体は合理的に解決しており、サスペンスとして破綻しているわけではない。ただ、言葉も通じない異国の地で、突然姿を消した愛する妻を捜して、フランティックに迷宮を彷徨う悪夢のような出来事を描いているという印象のほうが強い。翻弄されるハリソン・フォードは意外に適役。
オープニングは、夜明けで、空港からパリに向かう車の流れを描いており、エンディングは対照的に、夕闇のなか、パリから空港への車の流れを描いていて、とても洒落ている。パリのゴミ収集車の場面までお揃いになっているとか、タイヤのパンクが波乱を予兆しているとか、全体に演出は細部へのこだわりが感じられる。
見て感動はしないが、損はない映画
投稿日
2007/07/21
レビュアー
BEEFジャーキー
*物語は、至って普通の家庭を持つアメリカ人の男性が、妻同伴で学会に出席するため、パリに到着したところから始まる。(職業が医者であるため、普通よりは裕福な家庭ではあるが……。)
ホテルにチェックインした後、妻が突然いなくなってしまう。頼んだルームサービスも食べずに??フランス語が話せる妻と、全く話せない夫…、男性と一緒にホテルを出た妻…、道路に落ちていた妻のブレスレット……果たして妻は駆け落ちなのか、誘拐なのか…!?いつもと違ったことといえば、空港でとり間違えた妻のスーツケース…これが妻の失踪と関係しているのだろうか?
*感想としては、医者である夫を演じるH.フォードが疑うことなく誘拐だと信じる夫婦愛がよく描かれていると思う。話せないフランス語にとまどいいらだつ気持ちもよく伝わってくる。残念なのは、医者という職業設定なのに、やけに機転がききすぎる所と犯罪者に対する恐怖心が感じられないところが、腑に落ちない。おまけに悪党役の人たちは威圧感や怖さが全くないし…。映画を見終わった後の爽快感はあるので、見て損はない映画だと思う。
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