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リチャード・ジュエル

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リチャード・ジュエル / サム・ロックウェル
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「リチャード・ジュエル」 の解説・あらすじ・ストーリー

巨匠クリント・イーストウッド監督が、1996年のアトランタ五輪で大会期間中に起きた爆弾テロをめぐる実話を映画化したサスペンス・ドラマ。警備員として多くの命を救ったヒーローから一転、容疑者とされた男リチャード・ジュエルの過酷な運命を描く。主演はポール・ウォルター・ハウザー、共演にサム・ロックウェル、キャシー・ベイツ。1996年、アトランタ。高齢の母と2人暮らしの不器用で実直な男リチャード・ジュエル。警備員をしていた彼は、多くの人でにぎわうイベント会場で不審なリュックを発見し、中身の爆発物に気づいたことで大惨事を未然に防いだ。マスコミはこぞって彼を英雄として報道するも、捜査に当たるFBIは次第に第一発見者のリチャードに疑いの目を向け始めるが…。 JAN:4548967439656

「リチャード・ジュエル」 の作品情報

製作年: 2019年
製作国: アメリカ
原題: RICHARD JEWELL

「リチャード・ジュエル」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

リチャード・ジュエルの詳細

  • 準新作
収録時間: 字幕: 音声:
131分 日・英・吹 英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング: 記番: レンタル開始日:
1000764282 2020年05月20日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
387枚 26人 35人

【Blu-ray】リチャード・ジュエル(ブルーレイ)の詳細

  • 準新作
収録時間: 字幕: 音声:
131分
レイティング: 記番: レンタル開始日:
1000764281 2020年05月20日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
142枚 77人 87人

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ユーザーレビュー:29件

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感動しました!

投稿日:2020/04/29 レビュアー:飛べない魔女

クリント・イーストウッド監督作品とあれば
観に行かないわけにはいかない!と思い
何とか時間を見つけて映画館に足を運びました。

巷で宣伝も見かけなかったし
さして話題にもなっていなかったので
あまり期待せずにいましたが
なんと、凄く良かったです!
最初から最後まで1秒も眠たくなる場面はなく
終始緊張感溢れる見事な作りでした。

アトランタオリンピック開催中に
会場近くの公園で開かれたコンサート会場で爆弾が爆発。
爆弾を見つけた第一発見者が会場の警備員をしていた元警察官のリチャード・ジュエルだった。
いち早く爆弾をみつけ、人々を非難させることが出来、死傷者を最小限に留めたことで
彼は一躍ヒーローとなる。
ところがFBIは彼の過去の経歴から、実は犯人ではないかと疑いにかかる。
そのことをアトランタ新聞がすっぱ抜き、新聞のトップに書かれたことにより
ヒーローから容疑者としていきなり奈落の底におとされたリチャード。
彼はFBIとメディアから人生を変えられてしまったのだ。

リチャードが弁護士として雇ったワトソン・ブライアント氏をサム・ロックウェルが演じて
非常に好演でした。
どこかいい加減に見えるロックウェルさんですが、やはり魅力的です。
リチャードの母親にキャシー・ベイツ。
リチャードを追い詰めるFBIの捜査官にジョン・ハムと脇固めも完璧です。
リチャード役にはコメディアンのポール・ウォルター・ハウザーが演じています。
彼もまた律儀で気の良い男・リチャードを好演していました。

最後はちょっと涙が。。
一人の善良な男が、警察組織とメディアにより踊らされ
血祭にあげられる数か月間を
クリントさんらしい鋭い視線で描いていました。
素晴らしい映画でした。
感動しました。

もうすぐ90歳のお誕生日(5月31日)を迎えるクリントさん!
きっと倒れるまで生涯映画を撮り続けることでしょう、
いや、いつまでもお元気で撮り続けて欲しいです!

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《FBIの見込み捜査》と《メディアの暴力》に憤る

投稿日:2020/05/22 レビュアー:カマンベール

2019年。クリント・イーストウッド監督最新作。

期待通りの感動作でした。
はじめから最後まで映画に釘付け・・・筋運びの巧さとテンポの良さで一気にラストへ
運ばれて、感動とカタルシスに包まれました。

それにしてもFBIとメディアの暴力は酷い。
これはしかも実話なのです。

1996年のアトランタ爆破テロ事件。
五輪開催中のアトランタ。
警備員のリチャード・ジュエルはベンチの下に不審なリュックを発見する。
中身はパイプ爆弾だった。
ジュエルは観客の多くを迅速に避難させて、一時は英雄ともてはやされる。
なのに突然、第一発見者をまず疑え・・・これは操作の鉄則ですが、
やや疑わしい人物でもあった気の良い愛国者のジュエルは、
あれよあれよという間に、犯人に仕立てあげられていくのです。

この映画で、ジュエルがただ一人信頼して頼った人物。
それがやさぐれた弁護士のワトソン(サム・ロックウェル)
本当にジュエルはワトソンの知り合いで良かったです。
お間抜けでFBIの狡猾な誘導にすぐに乗っかるジュエルを、
励まして支え助ける・・・法の番人とはこの人の事。
善玉の弁護士のワトソン。
悪玉はFBI捜査官のトム(ジョン・ハム)
分かりやすい構図も観やすい理由です。
それにしてもアトランタ新聞の記者キャシー(オリビア・ワイルド)も、
本当に悪い。
犯人にでっち上げられる手口。
トムの遣り方に震えるほど怒りを覚えました。
(日本だって有罪率99%の国です。冤罪が恐ろしいです)

おバカだなあ〜お間抜けだなぁ〜と思いながらも、純粋で人を助けることだけを
第一に考えているリチャード・ジュエル。
演じたポール・ウォルター・ハウザー・・・得難い俳優さんだと好きになりました。
それにしてもクリント・イーストウッド監督。
権力に物申す姿勢素晴らしい。尊敬します。

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『FBI』と『メディア』、権力に翻弄された善良な警備員

投稿日:2020/05/22 レビュアー:くまげらの森

「失うものなど何もない」と、腹をくくったイーストウッド監督(89歳!)が、
1996年アトランタで起きた爆発事件の捜査と顛末を描く。
その日、オリンピック会場近くの、コンサート開催中の公園の警備にあたっていたリチャード・ジュエル
(ポール・ウォルターハウザー)は、不審なバックパックを発見する。
彼は、やはり警備にあたっている警官に報告し、警官は爆弾処理班を呼ぶ。
リチャードは、パイプ爆弾と判定される前から、一刻も早くと人々を避難させ先導し、爆発はしたが、彼の機転のおかげで被害は最小限にすんだ。
第一発見者として、彼はマスコミに囲まれヒーロー。テレビ出演や、本の出版の話まで舞い込む。
リチャードの母(キャシー・ベイツ)は「息子は誇り」と感激する。

だが、ある人物が意図的にリチャードの過去の情報を通報したため、早期解決を図りたいFBIは、彼を容疑者に仕立て上げる。
(事件は第一発見者を疑え。過去に問題行動がある、英雄になりたがる。母親と暮らす醜いデブ)
根拠はそれだそうだ。
確かにお世辞にも容姿端麗とは言い難く、顔は伸ばした中華まんのようにビローンだし、腹の出具合、短足具合は漫画だ。おまけに空気読めないタイプで、場違いな発言で浮く。だけど、大概そんなもんじゃないの!?
誰だって英雄になりたい、ケンカした過去はある。承認欲求だって、それなりにあるさ。
『下層白人』で悪いか?

しかし、そこにアトランタジャーナルという新聞社のキャシーという記者が、
ただスクープをとりたい一心で「FBIは容疑者として調べている」と一面でぶち抜く。
容疑者とは断定してない、「調べている」と書いてるので実に巧妙である。(つまり裏付けはないのである)。
報道されると、もしやそうかもしれない、あいつが犯人だと世論は暴走を始める。(まさに人間の弱さかもしれない。)3日目にして、リチャードはヒーローから暗転、容疑者として誹謗中傷された。
その辺の闇をイーストウッド監督は、余計なものを入れないで鋭利な刃物の如く、表現してゆく。
シンプルな技法は役者の力を出し切り、観客の目をそらさない。

さて、弁護士としてリチャードを信じて闘ったワトソン・ブライアント(サム・ロックウェル)。
金銭でなく信頼でつながった二人。飄々としたていのワトソンと、黙っておれというのにベラベラしゃべるリチャードにはユーモアさえ漂う。ワトソンは間違いなくこの理不尽な顛末の陰のヒーローだろう。
このどうしようもないリチャード・ジュエルを私たちはワトソンや母親のように
抱擁する気持ちで見る一方、(抱擁してもハミ出すが)
一方、国家権力と、メディアという化け物に容易にからめとられる明日が、我々にもくるかと思うと
恐怖に戦慄するのである。

「運び屋」で終わりかと勝手に考えて申し訳ない。こんな大きな感動を与えてくれた本作と、イーストウッド監督その存在に感動しました。感謝いたします。

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リチャード・ジュエルネタバレ

投稿日:2020/07/22 レビュアー:片山刑事

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 爆弾事件で第一発見者でいち早く非難を行った警備員が英雄から容疑者になってしまって、もろもろ大変な目に遭う話。

 警察やマスコミによる怪しいからという理由だけで違法捜査やひたすら監視されたりみな周りをさらされる被害を描いていてアメリカも日本も変わらないことを教えてくれる映画でした。

主人公の人の好さ純粋さが最高で絶対的に自分がピンチのはずなのに相手に協力したりして周りが止めるという無垢さがよかったです。主人公を追い詰めるFBI捜査官たちの憎々しさ怪しさも最高でした。

 主人公と彼を弁護する弁護士とのバディものとしてもよくて、冒頭で主人公と弁護士が出会ってそこまでしゃべらなくてもいい関係で彼らが一緒に危機を突破していくカタルシスもあってよかったです。

 ただ最初に主人公を容疑者にした女性記者さんが主人公の弁護士に罵倒された次のシーンで「彼が犯人じゃない」といきなり閃くのとかが急すぎて、そこから主人公たちを優しく見守るだけの役割であまり面白くないキャラクターでした。このマスコミの描き方とかもステレオタイプすぎて面白くなかったです。

 とはいえ、リチャードジュエルさんの名誉回復ができて安堵する映画でした。

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正直者が馬鹿を見る? ⇒ 見ない!

投稿日:2020/05/27 レビュアー:趣味は洋画

リチャード・ジュエル(2019年・アメリカ、カラー、131分)

この映画で観客のこころを最も惹きつける見せ場(ヤマ場)が2度ある。

リチャード・ジュエルが弁護士と共にFBIの尋問を受ける。捜査官の詰問に対し、逆に問い詰めるのだ。‘(私が)犯人という証拠があるのか? 今後、このような冤罪が起これば、警備員が爆弾をみつけても通報せず、その場から逃げるだろう。リチャード・ジュエルの二の舞は避けたいと思うだろうから’
FBI捜査官は返す言葉がなかった。

リチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)という人間性が冒頭に上手く描かれる。
アトランタの中小企業局に新人の備品係として入った彼は、足りない物をすぐキャッチして補充する。正義感が強く、生真面目な性格と大きな体格に、どことなく憎めない部分を感じる。
観客はその「人間性」にすっかり魅了され、感情移入されたうえでリチャードを追い続けるだろう。

自分の好物のスニッカーズを補充されたワトソン(サム・ロックウェル)は、リチャードに ‘レーダー’とあだ名をつけるほど、すっかり彼を気に入り、後年、弁護士となってリチャードを助けるのだ。

もうひとつの ‘見せ場’ は、リチャードの母ボビ(キャシー・ベイツ)のスピーチの場面。これは演じたキャシー・ベイツの上手さが光る。演技ではなく、 彼女はこころの底から泣いていたと思う。

自分の息子は爆弾被害を最小限にとどめたことで英雄視され、誇りに思っていた。それが一転、犯人扱いされたことでボビの生活は一変した。母親として、どうしたら息子を助けられるのか。
やるせない気持ちを、彼女は民主党全国大会の日に合わせて、ビル・クリントン大統領に涙ながらに訴える。‘息子は小さい頃から警察官に憧れ、正直に生きてきた。優しいこころを持つ息子がなぜ犯人にされなければならないのか’ ....思わず熱いものがこみ上げてくる。
観客の心境は、このときもリチャードの「人間性」が下地になっている。

リチャードが大学の警備員を務めていた時、学内の飲酒取締りを強行に行ったことで学長からクビを言い渡される。学長はその後、アトランタ五輪会場近くの爆弾騒ぎに関し、リチャードが怪しいとFBIに密告する。なんとも呆れた学長だが、真に受けた捜査官の浅はかさは救いようがない。
そこに「マスコミ」という悪臭だらけのエゴイストの群れが登場する。
(余談だが、正義感面する司会者が次々と出てくるテレビのワイドショーは見ないことにしている)

事件から11年後、リチャード・ジュエルは44歳の若さで亡くなっている。(心臓疾患)
弁護士のワトソンは助手のナディア(演じたのはニーナ・アリアンダ)と結婚し、2児をもうけた。週末にはリチャードの母ボビが、その子たちの面倒をみているというから微笑ましい。
本作にはワトソンとボビの協力があった。

近年のイーストウッド作品には、実話をもとにした名作が多い。
2016年「ハドソン川の奇跡」、2017年「15時17分、パリ行き」、2018年「運び屋」。
彼は大風呂敷を広げない。
作品にことさら尾ひれをつけることなく、日常のさりげない普通の部分にスポットを当てる。
計算しつくされてはいるだろうが、作品に対する観客の賛同や支持はあまり期待していないと思う。
にも拘わらず、映画はヒットする。
あと4日でイーストウッドは90歳となる。
今後も、多くのファンが彼の作品を待ち望んでいる。



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リチャード・ジュエル