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アンテベラム / ジャネル・モネイ

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「アンテベラム」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

「ムーンライト」「ドリーム」のジャネール・モネイが、アメリカ南部のプランテーションで白人に奴隷として虐げられるエデンと、現代のアメリカでベストセラー作家として活躍するヴェロニカという対照的な境遇の黒人女性を一人二役で熱演する社会派ミステリアス・スリラー。命がけの脱出を計画するエデンの過酷な奴隷生活と、富と名声を手にしたヴェロニカを待ち受ける衝撃の運命を、予測不能の展開でスリリングに描き出す。共演はエリック・ラング、ジェナ・マローン、ジャック・ヒューストン。監督は本作が長編デビューとなる新鋭コンビ、ジェラルド・ブッシュとクリストファー・レンツ。 JAN:4907953292710

「アンテベラム」 の作品情報

作品情報

製作年:

2020年

製作国:

アメリカ

原題:

ANTEBELLUM

「アンテベラム」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

関連作品

アメリカン・ハッスル

アウトランダー

クルーソー

ガーデン・オブ・エデン

ユーザーレビュー:7件

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1〜 5件 / 全7件

ミステリ部分は綿花プランテーションの細部に気を付けて

投稿日:2022/07/24 レビュアー:icy

差別は行為ではなく構造であり、その事実を受け入れないとwhite fragility と言われる反応を示すことになる。アメリカにおける白人だけの話ではなく、あらゆる社会にこの構造的差別は自然と存在する。つまり、差別する行為=悪であるから善悪二元論的に差別行動をしない自分は悪ではない側であると思い込んでいると、構造的に自分の選択ではなく差別する側に立っているという事実を受け入れられなくなってしまう。
そこまで理解できたとしても、心情的には少なくとも2つの苦しみがある。1つは構造的に自分が差別する側であるという事実を受け入れること自体の苦しみ。もう1つは、その構造を打破すべきだと分かっているのだが、それを打破してしまうことで自分が構造的に無条件で享受してきた快適さも同時に破壊してしまうことへの恐怖。
比較的人種理論を禁止しようというアメリカの動きは、分断の象徴であると同時に、アメリカおよび人間社会全体に隈なく行きわたる構造的差別を温存したい=享受している快適さを失いたくないという、極めて分かり易い防御本能の表れだと思う。
とか何とか、社会学者でもないのに偉そうに書いたが、この映画はそうしたアカデミックな背景を押さえつつもエンターテインメントとして面白く仕上がっている。恐怖が牙をむいた時に残忍さは、赤狩りもそうだが、とにかく度を超えたものになる。その残忍さを十分に見せつつ、映画らしいトリックとある種の大団円でまとめるところは、ある意味で安心して楽しめると思う。

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なかなか斬新なストーリー

投稿日:2022/05/22 レビュアー:ポッシュ

あ〜、面白かった!
魔女さんも仰ってますがコレは予備知識なしに観た方がいいですね。

冒頭、長回しのカメラがまず、いかにもな南部のお屋敷と白人親子を映し、
続いて裏庭に行って屋敷の家事担当、どんどん奥に入って綿花畑での労働担当、
最後に逃亡する奴隷・・・とひと息に見せていく。
この一筆書きのカメラで、黒人奴隷のポジションの差、グラデーションがサクッと説明されるのですね。
こういう奥行きを描くことで、今の時代まで続いているという連続性が感じられた。

奴隷のエデンと現代の女性ヴェロニカを、ジャネール・モネイが1人2役で演じている。
2つの異なる世界が一体どうやって繋がるのだろう?と興味を惹かれながら観続けると
終盤の展開がスゴかった。おぉぉぉ〜、そういうことか!と。

これはたぶん、社会派じゃなくてエンタメとして観た方がいいんじゃないかしらん。
タランティーノの「ジャンゴ 繋がれざる者」(2012)みたいなノリかなぁ。
アメリカのジョークが相当に攻撃的で、人種差別みたいな重たいサブジェクトすら
笑いの種にしちゃうことを考えると、本作で描かれている内容も
“興味深くも可笑しな設定”ぐらいに捉えててイイ気がする。

そんな訳で私は最後、ブラボー!っと快哉を叫びました。

あと、タイトルのANTEBELLUM(アンテベラム=南北戦争以前)のEがよく見ると
ひっくり返ってる。この「ターンE」ってなんじゃろ?とググってみたら
数学・論理学の記号なんだと。「適当な」「ある〜」って意味で、限定を意味するらしい。
なるほど、ここは「とあるアンテベラム」ってことなのですな。巧い!

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少しもすっきりしない過去

投稿日:2022/05/13 レビュアー:裸足のラヴァース 2.0


ライオンズゲイトなら辛気臭くない 黒人差別問題圏スリラーなのか
新人監督は本も書いてる様なので 内容には自信があるのだろうか
しかるにタイトルが出るまでの五分間で演出の才能が無いのが
丸わかりで 演出的には物語をなぞるだけだろうから興味を失う

辛気臭くなりそうな昔の黒人奴隷と現代の才媛が平行世界の様に
描かれれます マーベルがマルチバースとかを持ち込み何でもあり
の まるで馬鹿をやっちゃったので またかよとなりますわよにゃ

が オヨヨ もっと娯楽していて シャマランかよ 猿の惑星かよの
こう言ってもネタバレにはならんでしょなドンデン返しありました
にゃあ 早送りしちゃったので 悪い奴がやられるとことか少し
戻しましたがな ちゃんと見ればけっこう面白かったかもよw

凡庸なBGM群の中に ザ ノーマルのウォームレザレットが聴かれたの
にはショックドゥザフューチャな斬新さがありやんした そこ丸

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サザン・ベル(南部美人)に抱いていたロマンが崩壊…

投稿日:2022/05/10 レビュアー:コタロウ(!)

米国、南軍第9歩兵部隊が管理する綿花農園では、黒人奴隷エデンが苛烈な虐待を受けていた。
同じく米国、TVや講演会で多様性の受容を訴える黒人女性ヴェロニカは、
公私共に充実した生活を送っていた。

奴隷のエデン、知識人で裕福なヴェロニカ、二人の世界が繋がる意外な展開は引き込まれた。
剥き出しの差別と虐待に晒されるエデンとは違い、ヴェロニカの生活は自由で豊かだ。
だが、ヴェロニカが「これは差別なのだろうか」と疑問を抱く描写がある。
ホテルやレストランの白人従業員から粗略に扱われた時だ。
これは単なる接客の問題なのかもしれず、彼女も不満を訴えたりはしない。
奴隷制度とは違い、グレーゾーンの差別は断罪されることもない。ストレスだわー…

ジャネール・モネイが、エレンとヴェロニカの二役を演じた。
奴隷の身分に堕とされ暗い表情をしたエデン、才気と自信に溢れた華やかなヴェロニカ、
置かれた環境がまるで違う女性を熱演していた。
ヴェロニカの特技や趣味が展開に活かされていて、何だかホッコリ…
本作に登場するサザン・ベル(南部美人)は、美しいが冷酷な女性だった。ロマン崩壊w
本作とは内容もジャンルも違うが、アンテベラム(南北戦争以前)の米国で奮闘する黒人女性を描いた
「キンドレッド」(オクテイヴィア・E・バトラー著)を連想した。

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衝撃の展開です、面白かった

投稿日:2022/05/08 レビュアー:ラストシアター

アメリカ南部の綿花畑で奴隷として重労働を強いられているエデン
社会学者で人気作家でもあり優しい夫と幼い娘と幸せな日々を過ごしてるヴェロニカ

対照的な人生を過ごす二人だったが、それぞれある事から数奇な運命をたどることになる

想像を超えた衝撃のパラドックス・スリラー

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アンテベラム

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ミステリ部分は綿花プランテーションの細部に気を付けて

投稿日

2022/07/24

レビュアー

icy

差別は行為ではなく構造であり、その事実を受け入れないとwhite fragility と言われる反応を示すことになる。アメリカにおける白人だけの話ではなく、あらゆる社会にこの構造的差別は自然と存在する。つまり、差別する行為=悪であるから善悪二元論的に差別行動をしない自分は悪ではない側であると思い込んでいると、構造的に自分の選択ではなく差別する側に立っているという事実を受け入れられなくなってしまう。
そこまで理解できたとしても、心情的には少なくとも2つの苦しみがある。1つは構造的に自分が差別する側であるという事実を受け入れること自体の苦しみ。もう1つは、その構造を打破すべきだと分かっているのだが、それを打破してしまうことで自分が構造的に無条件で享受してきた快適さも同時に破壊してしまうことへの恐怖。
比較的人種理論を禁止しようというアメリカの動きは、分断の象徴であると同時に、アメリカおよび人間社会全体に隈なく行きわたる構造的差別を温存したい=享受している快適さを失いたくないという、極めて分かり易い防御本能の表れだと思う。
とか何とか、社会学者でもないのに偉そうに書いたが、この映画はそうしたアカデミックな背景を押さえつつもエンターテインメントとして面白く仕上がっている。恐怖が牙をむいた時に残忍さは、赤狩りもそうだが、とにかく度を超えたものになる。その残忍さを十分に見せつつ、映画らしいトリックとある種の大団円でまとめるところは、ある意味で安心して楽しめると思う。

なかなか斬新なストーリー

投稿日

2022/05/22

レビュアー

ポッシュ

あ〜、面白かった!
魔女さんも仰ってますがコレは予備知識なしに観た方がいいですね。

冒頭、長回しのカメラがまず、いかにもな南部のお屋敷と白人親子を映し、
続いて裏庭に行って屋敷の家事担当、どんどん奥に入って綿花畑での労働担当、
最後に逃亡する奴隷・・・とひと息に見せていく。
この一筆書きのカメラで、黒人奴隷のポジションの差、グラデーションがサクッと説明されるのですね。
こういう奥行きを描くことで、今の時代まで続いているという連続性が感じられた。

奴隷のエデンと現代の女性ヴェロニカを、ジャネール・モネイが1人2役で演じている。
2つの異なる世界が一体どうやって繋がるのだろう?と興味を惹かれながら観続けると
終盤の展開がスゴかった。おぉぉぉ〜、そういうことか!と。

これはたぶん、社会派じゃなくてエンタメとして観た方がいいんじゃないかしらん。
タランティーノの「ジャンゴ 繋がれざる者」(2012)みたいなノリかなぁ。
アメリカのジョークが相当に攻撃的で、人種差別みたいな重たいサブジェクトすら
笑いの種にしちゃうことを考えると、本作で描かれている内容も
“興味深くも可笑しな設定”ぐらいに捉えててイイ気がする。

そんな訳で私は最後、ブラボー!っと快哉を叫びました。

あと、タイトルのANTEBELLUM(アンテベラム=南北戦争以前)のEがよく見ると
ひっくり返ってる。この「ターンE」ってなんじゃろ?とググってみたら
数学・論理学の記号なんだと。「適当な」「ある〜」って意味で、限定を意味するらしい。
なるほど、ここは「とあるアンテベラム」ってことなのですな。巧い!

少しもすっきりしない過去

投稿日

2022/05/13

レビュアー

裸足のラヴァース 2.0


ライオンズゲイトなら辛気臭くない 黒人差別問題圏スリラーなのか
新人監督は本も書いてる様なので 内容には自信があるのだろうか
しかるにタイトルが出るまでの五分間で演出の才能が無いのが
丸わかりで 演出的には物語をなぞるだけだろうから興味を失う

辛気臭くなりそうな昔の黒人奴隷と現代の才媛が平行世界の様に
描かれれます マーベルがマルチバースとかを持ち込み何でもあり
の まるで馬鹿をやっちゃったので またかよとなりますわよにゃ

が オヨヨ もっと娯楽していて シャマランかよ 猿の惑星かよの
こう言ってもネタバレにはならんでしょなドンデン返しありました
にゃあ 早送りしちゃったので 悪い奴がやられるとことか少し
戻しましたがな ちゃんと見ればけっこう面白かったかもよw

凡庸なBGM群の中に ザ ノーマルのウォームレザレットが聴かれたの
にはショックドゥザフューチャな斬新さがありやんした そこ丸

サザン・ベル(南部美人)に抱いていたロマンが崩壊…

投稿日

2022/05/10

レビュアー

コタロウ(!)

米国、南軍第9歩兵部隊が管理する綿花農園では、黒人奴隷エデンが苛烈な虐待を受けていた。
同じく米国、TVや講演会で多様性の受容を訴える黒人女性ヴェロニカは、
公私共に充実した生活を送っていた。

奴隷のエデン、知識人で裕福なヴェロニカ、二人の世界が繋がる意外な展開は引き込まれた。
剥き出しの差別と虐待に晒されるエデンとは違い、ヴェロニカの生活は自由で豊かだ。
だが、ヴェロニカが「これは差別なのだろうか」と疑問を抱く描写がある。
ホテルやレストランの白人従業員から粗略に扱われた時だ。
これは単なる接客の問題なのかもしれず、彼女も不満を訴えたりはしない。
奴隷制度とは違い、グレーゾーンの差別は断罪されることもない。ストレスだわー…

ジャネール・モネイが、エレンとヴェロニカの二役を演じた。
奴隷の身分に堕とされ暗い表情をしたエデン、才気と自信に溢れた華やかなヴェロニカ、
置かれた環境がまるで違う女性を熱演していた。
ヴェロニカの特技や趣味が展開に活かされていて、何だかホッコリ…
本作に登場するサザン・ベル(南部美人)は、美しいが冷酷な女性だった。ロマン崩壊w
本作とは内容もジャンルも違うが、アンテベラム(南北戦争以前)の米国で奮闘する黒人女性を描いた
「キンドレッド」(オクテイヴィア・E・バトラー著)を連想した。

衝撃の展開です、面白かった

投稿日

2022/05/08

レビュアー

ラストシアター

アメリカ南部の綿花畑で奴隷として重労働を強いられているエデン
社会学者で人気作家でもあり優しい夫と幼い娘と幸せな日々を過ごしてるヴェロニカ

対照的な人生を過ごす二人だったが、それぞれある事から数奇な運命をたどることになる

想像を超えた衝撃のパラドックス・スリラー

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