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米ソ冷戦下に発生した“キューバ危機”に際し、ごく平凡な英国人セールスマンが核戦争の回避に大きな役割を果たしていたという驚きの事実をベネディクト・カンバーバッチ主演で映画化した緊迫の実録スパイ・サスペンス。監督は「追想」のドミニク・クック。米ソの軍拡競争が激しさを増していた冷戦時代。米英の諜報機関であるCIAとMI6が一人の男に接近する。彼の名はグレヴィル・ウィン。東欧諸国に工業製品を卸す平凡な英国人セールスマンだった。しかし、それ故にあるミッションの適任者として白羽の矢が立ったのだった。そのミッションとは、仕事と称してモスクワに赴き、ソ連側の情報提供者であるペンコフスキー大佐に接触して機密情報を持ち帰るというものだった。こうして渋々ながらも危険な運び屋を引き受けたウィンだったが…。 JAN:4907953292352
製作年: |
2020年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ/イギリス |
原題: |
THE COURIER |
監督: |
ドミニク・クック 、 ドミニク・クック |
---|---|
製作総指揮: |
トム・オコナー 、 ジョシュ・ヴァーニー 、 アシュリー・フォックス 、 アリソン・コーエン 、 ミラン・ポペルカ 、 リア・クラーク |
出演: |
ベネディクト・カンバーバッチ 、 メラーブ・ニニッゼ 、 レイチェル・ブロズナハン 、 ジェシー・バックリー 、 アンガス・ライト |
脚本: |
トム・オコナー |
---|---|
音楽: |
アベル・コジェニオウスキ |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
112分 | 日 | 英・露:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
HPBRR1486 | 2022年01月21日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
145枚 | 18人 | 13人 |
収録時間:
112分
字幕:
日
音声:
英・露:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング:
記番:
HPBRR1486
レンタル開始日:
2022年01月21日
在庫枚数
145枚
1位登録者:
18人
2位登録者:
13人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
112分 | 日 | 英・露:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
HPBRR1486 | 2022年01月21日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
145枚 | 18人 | 13人 |
収録時間:
112分
字幕:
日
音声:
英・露:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング:
記番:
HPBRR1486
レンタル開始日:
2022年01月21日
在庫枚数
145枚
1位登録者:
18人
2位登録者:
13人
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素人のスパイ
ただのセールスマンが核戦争を阻止する手助けをする。緊迫した絵作りで、見応えがあった。やはり事実に基づく説得力は大きい。
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核戦争を回避させた男
1960年代、冷戦下で対立していた米ソの間で起こったキューバ危機の舞台裏で核戦争阻止に命を懸けた男たちの物語で実話に基づく作品。
このキューバ危機の物語は「13Days」という別の作品で詳しく描かれている。
CIAとM16、米英の諜報機関がソ連側のスパイである軍参謀本部の高官ペコンスキーと接触し、その情報を運ぶ役目として目をつけたのが英国のセールスマンウィン、勿論彼は一般人であり諜報機関とは何の関係も無い、当然スパイ教育を受けているわけでもない。
要はソ連側に怪しまれない人物として白羽の矢を立てたのだろう。
「任務になんの危険もない。ただ彼から渡されたモノを運ぶだけでよい」と言う言葉を信じた訳ではなかろうが、この役目を引き受けてしまう。
多分彼には優秀なセールスマンとして自身の活動域を広げようとしたのか、あるいは旺盛な好奇心のせいだったのかも知れない。
こうして彼は商談を装ってモスクワ入りしてコペンスキーと接触、当時モスクワのホテルでは部屋や電話に盗聴器が仕掛けられていると噂されていたが、これはかなり本当に近い事実だったようだ。
こうして何度も接触を重ねるうちに二人の間には徐々に友情が芽生え、それが信頼関係へと変化してゆく、お互いを家に招き家族を紹介し合う仲に。
コペンスキーは報酬のためにスパイ活動をしているわけではない、ソ連がキューバにミサイル基地の建設を計画、これを排除しようとする米、間違えば2大大国の間で核戦争が起こるかもしれない、それをなんとしてでも阻止したいという思いが強かったみたい。
当時は米ケネディー大統領が海上封鎖で対抗し、結局ソ連が引くことによって最悪の事態は回避できたのだが、それはコペンスキーがもたらしたミサイル基地の詳細情報が役立ったと言われている。
つまりウィンは最も価値のある機密情報を運んだクーリエ(運び屋)だったのである。
後半部分は嫌疑をかけられたコペンスキーを救おうと単身ソ連入りし、長い期間過酷な時間を過ごさなければならなくなったウィン、このあたりの描写は真実に基づくものなのだろう。
家族を人質に取られたコペンスキーは全てを自白するが、最も肝要な部分でウィンに対する配慮はしていたみたい、これも精一杯の友情の証だったのかも。
実際の事実を題材にしているだけに、CGを使って派手な銃撃戦を展開するスパイ映画とは全く違う迫力のある作品。
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主人公はカンバーバッチではなく、ソ連のなんとかスキー
なかなかの作品でした。映画として観たとき重厚な描写は少ないのが少し不満ですが、しっかりと物語の本質は出来ていて、流れもきれいです。
主人公はベネディクト・カンバーバッチです。この方は本来、恰好いい方なんですが、この作品ではどこにでもいるイギリスのセールスマンとなっており、カリスマ性も感じられない普通のおっさんを演じております。彼の恰好よさを求めている人はいるでしょうが、この作品の雰囲気は平凡でありますが良いです。
一方でソ連のスパイのなんとかスキーは動機が今一つ分かりにくいのですが、危険を冒しつつも、使命を感じて行動しているその姿が良かったです。ソ連らしい、感情をなかなか表に出さない雰囲気を役者さんがうまく演じておりまして、最後の最後までその姿勢がしっかりと出ていて良かったです。
観終わって思ったのは、ソ連のスパイの方を主人公にして描くのはなかなか難しいから交渉人というか仲介役の商人を表に出してきて主人公にして、役者もしっかりとしたのをもってきた。でも、本当はこちらを描きたかったんでしょう。そういう感じでした。なんとかスキーすごいです。
キューバ危機はなぜ起きたのか・・・結局は情報がないなかでの相互不信が突き進んだ形だったのだと思います。翻って現在。情報がいっぱいある中ではありますが、凝り固まった信条から情報をしっかりと見ようとせずに自分の都合のいいものだけをみようとする。今の方が危ういですね。解消方法がありませんから・・・
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クーリエ:最高機密の運び屋
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ユーザーレビュー:12件
投稿日
2022/04/22
レビュアー
こうさま1960年代、冷戦下で対立していた米ソの間で起こったキューバ危機の舞台裏で核戦争阻止に命を懸けた男たちの物語で実話に基づく作品。
このキューバ危機の物語は「13Days」という別の作品で詳しく描かれている。
CIAとM16、米英の諜報機関がソ連側のスパイである軍参謀本部の高官ペコンスキーと接触し、その情報を運ぶ役目として目をつけたのが英国のセールスマンウィン、勿論彼は一般人であり諜報機関とは何の関係も無い、当然スパイ教育を受けているわけでもない。
要はソ連側に怪しまれない人物として白羽の矢を立てたのだろう。
「任務になんの危険もない。ただ彼から渡されたモノを運ぶだけでよい」と言う言葉を信じた訳ではなかろうが、この役目を引き受けてしまう。
多分彼には優秀なセールスマンとして自身の活動域を広げようとしたのか、あるいは旺盛な好奇心のせいだったのかも知れない。
こうして彼は商談を装ってモスクワ入りしてコペンスキーと接触、当時モスクワのホテルでは部屋や電話に盗聴器が仕掛けられていると噂されていたが、これはかなり本当に近い事実だったようだ。
こうして何度も接触を重ねるうちに二人の間には徐々に友情が芽生え、それが信頼関係へと変化してゆく、お互いを家に招き家族を紹介し合う仲に。
コペンスキーは報酬のためにスパイ活動をしているわけではない、ソ連がキューバにミサイル基地の建設を計画、これを排除しようとする米、間違えば2大大国の間で核戦争が起こるかもしれない、それをなんとしてでも阻止したいという思いが強かったみたい。
当時は米ケネディー大統領が海上封鎖で対抗し、結局ソ連が引くことによって最悪の事態は回避できたのだが、それはコペンスキーがもたらしたミサイル基地の詳細情報が役立ったと言われている。
つまりウィンは最も価値のある機密情報を運んだクーリエ(運び屋)だったのである。
後半部分は嫌疑をかけられたコペンスキーを救おうと単身ソ連入りし、長い期間過酷な時間を過ごさなければならなくなったウィン、このあたりの描写は真実に基づくものなのだろう。
家族を人質に取られたコペンスキーは全てを自白するが、最も肝要な部分でウィンに対する配慮はしていたみたい、これも精一杯の友情の証だったのかも。
実際の事実を題材にしているだけに、CGを使って派手な銃撃戦を展開するスパイ映画とは全く違う迫力のある作品。
投稿日
2022/03/30
レビュアー
Yoheyなかなかの作品でした。映画として観たとき重厚な描写は少ないのが少し不満ですが、しっかりと物語の本質は出来ていて、流れもきれいです。
主人公はベネディクト・カンバーバッチです。この方は本来、恰好いい方なんですが、この作品ではどこにでもいるイギリスのセールスマンとなっており、カリスマ性も感じられない普通のおっさんを演じております。彼の恰好よさを求めている人はいるでしょうが、この作品の雰囲気は平凡でありますが良いです。
一方でソ連のスパイのなんとかスキーは動機が今一つ分かりにくいのですが、危険を冒しつつも、使命を感じて行動しているその姿が良かったです。ソ連らしい、感情をなかなか表に出さない雰囲気を役者さんがうまく演じておりまして、最後の最後までその姿勢がしっかりと出ていて良かったです。
観終わって思ったのは、ソ連のスパイの方を主人公にして描くのはなかなか難しいから交渉人というか仲介役の商人を表に出してきて主人公にして、役者もしっかりとしたのをもってきた。でも、本当はこちらを描きたかったんでしょう。そういう感じでした。なんとかスキーすごいです。
キューバ危機はなぜ起きたのか・・・結局は情報がないなかでの相互不信が突き進んだ形だったのだと思います。翻って現在。情報がいっぱいある中ではありますが、凝り固まった信条から情報をしっかりと見ようとせずに自分の都合のいいものだけをみようとする。今の方が危ういですね。解消方法がありませんから・・・