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「ヒメアノ〜ル」「愛しのアイリーン」の吉田恵輔監督が古田新太を主演に迎えて贈る衝撃のヒューマン・サスペンス。交通事故で娘を失った父親が、事故の原因となったスーパーの店長を追い詰めるべく、マスコミやSNSを巻き込み激しい憎悪をエスカレートさせていく暴走の顛末を力強い筆致で描き出す。共演は松坂桃李、田畑智子、寺島しのぶ。ある日、スーパーで中学生の花音が店長の青柳に万引きを見咎められ、逃げて車道に飛び出した末、凄惨な事故に巻き込まれて命を落としてしまう。シングルファーザーの添田充は、変わり果てた娘を前に泣き崩れる。日頃、娘の気持ちなど気にもかけてこなかった添田は、せめて彼女の濡れ衣を晴らそうと、青柳を激しく責め立て始めるのだったが…。 JAN:9999207495596
製作年: |
2021年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
107分 | バリアフリー日本語字幕(本編のみ) | 1.ドルビーデジタル5.1ch/2.ドルビーデジタル 2.0ch/3.ドルビーデジタル 2.0ch(バリアフリー日本語音声ガイド) |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PG-12 | VPBT23536 | 2021年12月22日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
227枚 | 19人 | 21人 |
収録時間:
107分
字幕:
バリアフリー日本語字幕(本編のみ)
音声:
1.ドルビーデジタル5.1ch/2.ドルビーデジタル 2.0ch/3.ドルビーデジタル 2.0ch(バリアフリー日本語音声ガイド)
レイティング:
PG-12
記番:
VPBT23536
レンタル開始日:
2021年12月22日
在庫枚数
227枚
1位登録者:
19人
2位登録者:
21人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
107分 | バリアフリー日本語字幕(本編のみ) | 1.ドルビーデジタル5.1ch/2.ドルビーデジタル 2.0ch/3.ドルビーデジタル 2.0ch(バリアフリー日本語音声ガイド) |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PG-12 | VPBT23536 | 2021年12月22日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
227枚 | 19人 | 21人 |
収録時間:
107分
字幕:
バリアフリー日本語字幕(本編のみ)
音声:
1.ドルビーデジタル5.1ch/2.ドルビーデジタル 2.0ch/3.ドルビーデジタル 2.0ch(バリアフリー日本語音声ガイド)
レイティング:
PG-12
記番:
VPBT23536
レンタル開始日:
2021年12月22日
在庫枚数
227枚
1位登録者:
19人
2位登録者:
21人
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ポスターの
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ポスターの古田新太の泣き顔が既に怖い…。韓国映画を彷彿とさせるような。出てる俳優の演技は皆強烈で上手い。ただ大暴走してた父親が急激に落ち着く。その急展開はちょっと微妙ではあったが、現実もこういうものなのだろうか。それは分からない。ただ父親の「疲れた」というセリフはリアルだった。怒りを継続させるのはとても疲れるということは、少なくとも私にも分かる。
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良い映画でした
わりとありそうなお話ですが、丁寧に作りこんであり、役者さんも熱演で最後まで好感の持てる映画でした。
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埋めることのできない心の隙間、空虚感
監督・脚本:吉田恵輔(2021年・日本・107分)PG12
中学生の添田花音(伊東蒼)が、交通事故死した。
その日、花音は「スーパーアオヤギ」で店長の青柳直人(松坂桃李)に万引を見咎められ、事務所に連れて行かれそうになり走って逃げたのだった。
直人の手が花音に届きそうな瞬間、花音は道路に飛び出して乗用車に撥ねられ、反対車線の大型トラックの下敷きになり引きずられてしまう。直人は突然の出来事にその場に立ちすくむだけだった。
報せを受けた父・添田充(古田新太)は、遺体の身元確認でその損傷の酷さに慟哭する。
事故のシーンの衝撃と言ったら!!
花音を撥ねた最初の女性が気の毒で、次に轢いてしまったトラックの運転手も気の毒で・・・勿論、こんなことになるなんて思いもしなかっただろうけど、マニキュア一つでここまで追いかける必要があったのかと、観ていて思ってしまった。
確かに直人は、パート店員の草加部(寺島しのぶ)が言う様に正しいことをしただけかも知れない。私は、このオバチャンを偽善者とまでは思わないけれど、ウザい人物だと思う。何かにつけて自分の善意や正義を押し付けて来るから。
直人が土下座までして充に謝罪したのは、充の恫喝が怖かったからではないだろう。オバチャンの言う様な正義感だけで追いかけたのでもないと思う。
花音の万引きを見て、日頃の忌々しい思いが一遍に出て、絶対に逃がすものかと意地になったのだろう。その結果、花音を死なせてしまった。
直人は本当に謝罪したかったのだ。それを正しいとか正しくないとかで表面的に捉えて、直人の謝罪を遮ったのがオバチャンだ。
父親の充については、物語冒頭から彼の粗暴な言動や威圧的な態度を散々見てきたので、彼の悲しみや怒りの感情は理解できても心情的に寄り添えず、彼のその後の対応に常軌を逸したものを感じてしまった。
充は直人を事故現場に連れ出し、事故時の再現(実況見分)を強要する。直人が花音がトラックに引きずられた場所に立った時、トラックが走って来てしまった。トラックの運転手は怒鳴り、充が直人の代わりに謝る。
直人に「死ぬなら誰にも迷惑かけずに一人で死ね」とは言ったが、私は充という人間の違う面を見たように感じた。彼は娘がどうして死んだのかを知りたかったのだ。自分が納得できない内は、誰の謝罪も届かないのではないだろうか。
女性ドライバーが何度も足を運んでも充は無視し続け、ついに彼女は死を選んでしまった。通夜に訪れた充は、彼女の母に「俺は謝らないぞ」という態度を取るが、母(片岡礼子)は「心の弱い娘を赦して下さい。」と娘の代わりに頭を下げた。
恐らく充は、自分は責められるに違いないと覚悟していたと思う。それが思いもかけぬ謝罪の言葉に、呆気にとられた表情を見せたのは、彼の内面の動揺なのだろう。
ちょっと言葉が思いつかないので、ポッシュさんのレビュータイトルを拝借するけれど、『憎みあいの果てに何が生まれるの 私が先に忘れよう』は、この母親の姿に体現されていると思った。
探しても見つからない、埋められない「空白」
そこには最初から何もなかったのかも知れないし、そこに何があったのかさえ思い出せない空白。心の空白(空虚)、家の中の空白、記憶や時間的な空白。
花音が描いた絵の中に、イルカの形をした雲を見つけて、きっと充は思ったに違いない。自分が見たのと同じ空を花音も見ていて、確かに二人はイルカの雲の記憶(感動)を共有した瞬間があったのだと。
※自分のレビューを投稿前に「裸足のラヴァース2.0」さんのレビューを拝読。「空白」について“少女が店から飛び出してくる間が空白”と説明されていた。ちょっと目から鱗…の気分。
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ユーザーレビュー:21件
投稿日
2022/07/05
レビュアー
みどり※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ポスターの古田新太の泣き顔が既に怖い…。韓国映画を彷彿とさせるような。出てる俳優の演技は皆強烈で上手い。ただ大暴走してた父親が急激に落ち着く。その急展開はちょっと微妙ではあったが、現実もこういうものなのだろうか。それは分からない。ただ父親の「疲れた」というセリフはリアルだった。怒りを継続させるのはとても疲れるということは、少なくとも私にも分かる。
投稿日
2022/03/16
レビュアー
kazupon監督・脚本:吉田恵輔(2021年・日本・107分)PG12
中学生の添田花音(伊東蒼)が、交通事故死した。
その日、花音は「スーパーアオヤギ」で店長の青柳直人(松坂桃李)に万引を見咎められ、事務所に連れて行かれそうになり走って逃げたのだった。
直人の手が花音に届きそうな瞬間、花音は道路に飛び出して乗用車に撥ねられ、反対車線の大型トラックの下敷きになり引きずられてしまう。直人は突然の出来事にその場に立ちすくむだけだった。
報せを受けた父・添田充(古田新太)は、遺体の身元確認でその損傷の酷さに慟哭する。
事故のシーンの衝撃と言ったら!!
花音を撥ねた最初の女性が気の毒で、次に轢いてしまったトラックの運転手も気の毒で・・・勿論、こんなことになるなんて思いもしなかっただろうけど、マニキュア一つでここまで追いかける必要があったのかと、観ていて思ってしまった。
確かに直人は、パート店員の草加部(寺島しのぶ)が言う様に正しいことをしただけかも知れない。私は、このオバチャンを偽善者とまでは思わないけれど、ウザい人物だと思う。何かにつけて自分の善意や正義を押し付けて来るから。
直人が土下座までして充に謝罪したのは、充の恫喝が怖かったからではないだろう。オバチャンの言う様な正義感だけで追いかけたのでもないと思う。
花音の万引きを見て、日頃の忌々しい思いが一遍に出て、絶対に逃がすものかと意地になったのだろう。その結果、花音を死なせてしまった。
直人は本当に謝罪したかったのだ。それを正しいとか正しくないとかで表面的に捉えて、直人の謝罪を遮ったのがオバチャンだ。
父親の充については、物語冒頭から彼の粗暴な言動や威圧的な態度を散々見てきたので、彼の悲しみや怒りの感情は理解できても心情的に寄り添えず、彼のその後の対応に常軌を逸したものを感じてしまった。
充は直人を事故現場に連れ出し、事故時の再現(実況見分)を強要する。直人が花音がトラックに引きずられた場所に立った時、トラックが走って来てしまった。トラックの運転手は怒鳴り、充が直人の代わりに謝る。
直人に「死ぬなら誰にも迷惑かけずに一人で死ね」とは言ったが、私は充という人間の違う面を見たように感じた。彼は娘がどうして死んだのかを知りたかったのだ。自分が納得できない内は、誰の謝罪も届かないのではないだろうか。
女性ドライバーが何度も足を運んでも充は無視し続け、ついに彼女は死を選んでしまった。通夜に訪れた充は、彼女の母に「俺は謝らないぞ」という態度を取るが、母(片岡礼子)は「心の弱い娘を赦して下さい。」と娘の代わりに頭を下げた。
恐らく充は、自分は責められるに違いないと覚悟していたと思う。それが思いもかけぬ謝罪の言葉に、呆気にとられた表情を見せたのは、彼の内面の動揺なのだろう。
ちょっと言葉が思いつかないので、ポッシュさんのレビュータイトルを拝借するけれど、『憎みあいの果てに何が生まれるの 私が先に忘れよう』は、この母親の姿に体現されていると思った。
探しても見つからない、埋められない「空白」
そこには最初から何もなかったのかも知れないし、そこに何があったのかさえ思い出せない空白。心の空白(空虚)、家の中の空白、記憶や時間的な空白。
花音が描いた絵の中に、イルカの形をした雲を見つけて、きっと充は思ったに違いない。自分が見たのと同じ空を花音も見ていて、確かに二人はイルカの雲の記憶(感動)を共有した瞬間があったのだと。
※自分のレビューを投稿前に「裸足のラヴァース2.0」さんのレビューを拝読。「空白」について“少女が店から飛び出してくる間が空白”と説明されていた。ちょっと目から鱗…の気分。