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博士と狂人

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博士と狂人 / メル・ギブソン
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「博士と狂人」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

世界最高峰の辞書“オックスフォード英語大辞典”(通称OED)にまつわる驚きの誕生秘話をメル・ギブソンとショーン・ペンの共演で映画化した実話ドラマ。サイモン・ウィンチェスターの世界的ベストセラー・ノンフィクションを原作に、世界に冠たる辞書の編纂に大きな役割果たした異端の天才2人の数奇な運命と友情の軌跡をドラマチックに描き出す。監督はメル・ギブソン監督作「アポカリプト」で脚本を手掛け、本作が記念すべき長編監督デビューとなるP・B・シェムラン。19世紀中ごろ。貧しい家に生まれ、独学で言語学者となったマレー博士は、オックスフォード大学で進められていた新たな辞書編纂プロジェクトの中心を担うことに。そのあまりにも壮大な計画は困難を極めるが、謎の協力者から送られてくる大量の資料が大きな力となるが…。 JAN:4532612147157

「博士と狂人」 の作品情報

作品情報

製作年: 2018年
原題: THE PROFESSOR AND THE MADMAN

「博士と狂人」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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俺たちは天使じゃない

デッドマン・ウォーキング

ダークソード/処刑人

JESUS 奇蹟の生涯

ユーザーレビュー:9件

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1〜 5件 / 全9件

暗くて悲しい話だが凄まじい

投稿日:2021/05/20 レビュアー:勇光

面白かったし、ここでつくられた辞書がどういうものかが最後のテロップでわかって驚いた。
完成したのが1928年で、70年かけて編纂されて、414.825語と183万の引用句が掲載されたとなっているが、今現在普通に売られているオックスフォードの辞書の第10版は228,000語となっている。ちなみに、広辞苑は25万語。赤尾の豆単は3800語だ。
メル・ギブソン演じるマレー教授はAからTまでつくって死んだそうで、そのあとは他の人がやったようだが、そこからはtundown した(失速したという意味か?)と英語のテロップに書かれてあった(日本語字幕ではカットされてた)。
なにせAとBだけで1冊になっていて、これができあがって皆祝杯をあげていたわけで、これがいかに大変な作業だったかが想像される。

で、この作業の初期段階での最大の功労者がショーン・ペン演じるウィリアム・マイナー博士であるが、この人のエピソードがどこまでホントだったのかはよくわからない。統合失調症で毎晩幻覚を見ていて、ただの通行人を自分を殺しに来た者だと思い込み、その者をその奥さんの目の前で射殺するってのは、映画を盛り上げるための演出だろうなと思う。その奥さんを援助してるうちに奥さんに対する気持ちが抑えきれなくなり、思わず自分のアソコを切り落としてしまうってのも、ホントかいなって思った。
が、ショーン・ペンの迫真の演技もあり、説得力はあった。

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言葉の海で交差するふたりの人物の対照的な人生

投稿日:2021/05/16 レビュアー:hinakksk

 オックスフォード英語大事典(OED)は、初版の出版に70年という歳月をかけた、想像を絶する英語辞典です。初版全12巻、第2版全23巻というボリュームで、もはや言葉の百科事典と言っていいレベル。現在、第3版の改訂作業が進んでいると言われていますが、電子版のみの出版と予想されています。OED無くしては、特にシェイクスピアを始めとする過去の作品は正確には読めないとされています。単語それぞれに意味の変遷を年代順に掲載し、語義ごとに出典と年代を明記した引用が付記されています。単語がこの意味で使われるようになったのはいつのことなのかが、ほぼ正確に分かります。

 しかしながら、この映画はOEDの編纂自体がテーマではありません。一向に辞書の編纂が進展しないことに業を煮やしたオックスフォード大学の編集局が白羽の矢を立てたのは、スコットランド出身で、学問とは無縁の貧しい仕立て屋の息子、学歴も学位もないけれど独学で数十に及ぶ言語に精通した博覧強記のジェームズ・マレーという人物。紆余曲折がありながらも、心血を注いだ編纂の功績がやがて認められ、博士の学位まで授与されるという上昇の人生。

 一方、学識ある立派な外科医でアメリカの元軍医でありながら、戦争によるPTSDに苦しめられ、妄想により何の罪もないジョージ・メレットを誤って殺害してしまい、ロンドンで裁判にかけられているウィリアム・マイナー博士。精神異常の判定で無罪となり絞首刑は免れるが、保護措置によって精神病院に拘禁されるという下降の人生。そんな対照的なふたりの人生が、辞書編纂の作業を通して偶然に交差し、互いに深く関わり合うようになる。

 深刻な葛藤を抱えたマイナー博士とメレット未亡人との交流や、精神病院長がマイナー博士を残酷で歪んだ治療法の実験対象にするといったエピソードを交えながら、言葉は神の栄光と共に、許しは愛と共に、という宗教的なテーマが浮かび上がってくる。OEDの編纂という高邁な目標から始まって、許しと愛を語る物語が、最後は、マイナー博士を救い出すために、政治的権力がものを言う展開になってしまい、とても残念だ。マレー博士とマイナー博士をそれぞれに支える妻のエイダとメレット未亡人の毅然とした姿勢が印象的だった。イギリスらしい重厚な映画になっているけれど、とても重く、圧迫される。

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壮大な辞典づくりの話では弱かったのか・・・

投稿日:2021/04/22 レビュアー:Yohey

世界最高峰の英語辞典の誕生秘話、っていうのがこの映画のウリとなっております。ただ、辞典づくりは大変なのはわかったんだけど、もう少し深堀りしてほしかったな・・・

辞典を編纂する責任者の博士はメル・ギブソン。存在感あります。実在の博士はスコットランドの貧しい家庭で生まれ、大学も出ず、独学で言語をマスターしたという苦労人であり天才。そうなると、メル・ギブソンだと市井の苦労人の部分は出てはいるんですが、天才の雰囲気はない。ここがちょっと弱いなぁ。

映画の中身としては、この博士の天才ぶり、苦労ぶりはあまり出していなかったので、雰囲気だけでメル・ギブソンで良かったんだろうけど、辞典づくりの苦しさをもっと見たかったですね。

もう一方の物語であるショーン・ペンの方はさすがです。彼らしい役を彼らしく演技しておりました。ですんで、こちらがメインの物語となっておりました。これも、彼の語彙力というのをもっと出せばメル・ギブソン演じる博士が、彼の処遇に対して動いた訳もしっかり出てくるんですが、そこもちょっと弱い。

英国的な政治的な駆け引きなどもあって、色々辞典をつくるのは大変だったんだろうなぁ、とは思うのですが・・もうちょっとこの部分掘り下げれば、もっと面白かったんじゃないかな、と思います。それとも、そこまでの物語には出来なかったから、ショーン・ペンの話でがっつり作ったのかな。

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大辞典編纂は世界制覇の手段でもあった!

投稿日:2021/04/22 レビュアー:哲郎

「オックスフォード英語辞典」編纂初期の経緯物語で、編纂に大きく貢献した二人の偉人のエピソードを並行して描いています。
一人は編纂主幹となり辞典の礎を築いたジェームズ・マレー博士。もう一人は医療刑務所から膨大な用例を送り、編纂作業を大いに助けたウィリアム・マイナー博士。ただし、マイナー博士は殺人の罪で裁判にかけられ、精神疾患を理由に無期限の保護措置を受ける身。

作品としてはマレー博士に関わる辞典編纂過程でのいろいろな出来事よりも、マイナー博士と彼が殺めてしまった人の妻との切ないやりとりのほうがむしろ話の中心で、マイナー博士を演じたショーン・ペンがいい仕事してますね。
私が「なるほど」と惹かれた部分は、あの大辞典編纂の事業が大英帝国の世界制覇の手段でもあったという点。武力や経済力だけでなく、自国語をも植民地支配の道具とし、そのために圧倒的な大辞典を作るという戦略はやはり当時の超大国を思わせる。事実、その後「英語」は世界の共通語になった。

辞典編纂の史実の話ではつまらないので、映画化に際してはかなりの脚色が施されていると思うが、それでもちょっとつまらないですねぇ...
これはもっと大胆に、史実を基にした<映画作品>としてマイナー博士の半生を描く話にしたほうがよかったかも。
彼は名家の出身で博学のせいか、医療拘置にあっても異例の好待遇を受けている。いわば貴族なみの扱いをされていたわけで、その点アメリカでの生い立ちや南北戦争後にPTSDになった様子など興味深く、この人の生涯を物語にした作品を見てみたいと思った。

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独学者と天才

投稿日:2021/04/12 レビュアー:ラストシアター

『#博士と狂人』
世界最高峰の「オックスフォード英語大辞典」誕生の信じられない真実

貧しい育ちで学士号を持たない学者のマレー
殺人犯で精神病院に入れられたアメリカ人の元軍医のマイナー

辞典の創作を通して2人に絆が生まれる

マイナーの壮絶な人生を演じるショーンの渾身の鬼気迫る演技が凄い

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博士と狂人

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ユーザーレビュー:9件

暗くて悲しい話だが凄まじい

投稿日

2021/05/20

レビュアー

勇光

面白かったし、ここでつくられた辞書がどういうものかが最後のテロップでわかって驚いた。
完成したのが1928年で、70年かけて編纂されて、414.825語と183万の引用句が掲載されたとなっているが、今現在普通に売られているオックスフォードの辞書の第10版は228,000語となっている。ちなみに、広辞苑は25万語。赤尾の豆単は3800語だ。
メル・ギブソン演じるマレー教授はAからTまでつくって死んだそうで、そのあとは他の人がやったようだが、そこからはtundown した(失速したという意味か?)と英語のテロップに書かれてあった(日本語字幕ではカットされてた)。
なにせAとBだけで1冊になっていて、これができあがって皆祝杯をあげていたわけで、これがいかに大変な作業だったかが想像される。

で、この作業の初期段階での最大の功労者がショーン・ペン演じるウィリアム・マイナー博士であるが、この人のエピソードがどこまでホントだったのかはよくわからない。統合失調症で毎晩幻覚を見ていて、ただの通行人を自分を殺しに来た者だと思い込み、その者をその奥さんの目の前で射殺するってのは、映画を盛り上げるための演出だろうなと思う。その奥さんを援助してるうちに奥さんに対する気持ちが抑えきれなくなり、思わず自分のアソコを切り落としてしまうってのも、ホントかいなって思った。
が、ショーン・ペンの迫真の演技もあり、説得力はあった。

言葉の海で交差するふたりの人物の対照的な人生

投稿日

2021/05/16

レビュアー

hinakksk

 オックスフォード英語大事典(OED)は、初版の出版に70年という歳月をかけた、想像を絶する英語辞典です。初版全12巻、第2版全23巻というボリュームで、もはや言葉の百科事典と言っていいレベル。現在、第3版の改訂作業が進んでいると言われていますが、電子版のみの出版と予想されています。OED無くしては、特にシェイクスピアを始めとする過去の作品は正確には読めないとされています。単語それぞれに意味の変遷を年代順に掲載し、語義ごとに出典と年代を明記した引用が付記されています。単語がこの意味で使われるようになったのはいつのことなのかが、ほぼ正確に分かります。

 しかしながら、この映画はOEDの編纂自体がテーマではありません。一向に辞書の編纂が進展しないことに業を煮やしたオックスフォード大学の編集局が白羽の矢を立てたのは、スコットランド出身で、学問とは無縁の貧しい仕立て屋の息子、学歴も学位もないけれど独学で数十に及ぶ言語に精通した博覧強記のジェームズ・マレーという人物。紆余曲折がありながらも、心血を注いだ編纂の功績がやがて認められ、博士の学位まで授与されるという上昇の人生。

 一方、学識ある立派な外科医でアメリカの元軍医でありながら、戦争によるPTSDに苦しめられ、妄想により何の罪もないジョージ・メレットを誤って殺害してしまい、ロンドンで裁判にかけられているウィリアム・マイナー博士。精神異常の判定で無罪となり絞首刑は免れるが、保護措置によって精神病院に拘禁されるという下降の人生。そんな対照的なふたりの人生が、辞書編纂の作業を通して偶然に交差し、互いに深く関わり合うようになる。

 深刻な葛藤を抱えたマイナー博士とメレット未亡人との交流や、精神病院長がマイナー博士を残酷で歪んだ治療法の実験対象にするといったエピソードを交えながら、言葉は神の栄光と共に、許しは愛と共に、という宗教的なテーマが浮かび上がってくる。OEDの編纂という高邁な目標から始まって、許しと愛を語る物語が、最後は、マイナー博士を救い出すために、政治的権力がものを言う展開になってしまい、とても残念だ。マレー博士とマイナー博士をそれぞれに支える妻のエイダとメレット未亡人の毅然とした姿勢が印象的だった。イギリスらしい重厚な映画になっているけれど、とても重く、圧迫される。

壮大な辞典づくりの話では弱かったのか・・・

投稿日

2021/04/22

レビュアー

Yohey

世界最高峰の英語辞典の誕生秘話、っていうのがこの映画のウリとなっております。ただ、辞典づくりは大変なのはわかったんだけど、もう少し深堀りしてほしかったな・・・

辞典を編纂する責任者の博士はメル・ギブソン。存在感あります。実在の博士はスコットランドの貧しい家庭で生まれ、大学も出ず、独学で言語をマスターしたという苦労人であり天才。そうなると、メル・ギブソンだと市井の苦労人の部分は出てはいるんですが、天才の雰囲気はない。ここがちょっと弱いなぁ。

映画の中身としては、この博士の天才ぶり、苦労ぶりはあまり出していなかったので、雰囲気だけでメル・ギブソンで良かったんだろうけど、辞典づくりの苦しさをもっと見たかったですね。

もう一方の物語であるショーン・ペンの方はさすがです。彼らしい役を彼らしく演技しておりました。ですんで、こちらがメインの物語となっておりました。これも、彼の語彙力というのをもっと出せばメル・ギブソン演じる博士が、彼の処遇に対して動いた訳もしっかり出てくるんですが、そこもちょっと弱い。

英国的な政治的な駆け引きなどもあって、色々辞典をつくるのは大変だったんだろうなぁ、とは思うのですが・・もうちょっとこの部分掘り下げれば、もっと面白かったんじゃないかな、と思います。それとも、そこまでの物語には出来なかったから、ショーン・ペンの話でがっつり作ったのかな。

大辞典編纂は世界制覇の手段でもあった!

投稿日

2021/04/22

レビュアー

哲郎

「オックスフォード英語辞典」編纂初期の経緯物語で、編纂に大きく貢献した二人の偉人のエピソードを並行して描いています。
一人は編纂主幹となり辞典の礎を築いたジェームズ・マレー博士。もう一人は医療刑務所から膨大な用例を送り、編纂作業を大いに助けたウィリアム・マイナー博士。ただし、マイナー博士は殺人の罪で裁判にかけられ、精神疾患を理由に無期限の保護措置を受ける身。

作品としてはマレー博士に関わる辞典編纂過程でのいろいろな出来事よりも、マイナー博士と彼が殺めてしまった人の妻との切ないやりとりのほうがむしろ話の中心で、マイナー博士を演じたショーン・ペンがいい仕事してますね。
私が「なるほど」と惹かれた部分は、あの大辞典編纂の事業が大英帝国の世界制覇の手段でもあったという点。武力や経済力だけでなく、自国語をも植民地支配の道具とし、そのために圧倒的な大辞典を作るという戦略はやはり当時の超大国を思わせる。事実、その後「英語」は世界の共通語になった。

辞典編纂の史実の話ではつまらないので、映画化に際してはかなりの脚色が施されていると思うが、それでもちょっとつまらないですねぇ...
これはもっと大胆に、史実を基にした<映画作品>としてマイナー博士の半生を描く話にしたほうがよかったかも。
彼は名家の出身で博学のせいか、医療拘置にあっても異例の好待遇を受けている。いわば貴族なみの扱いをされていたわけで、その点アメリカでの生い立ちや南北戦争後にPTSDになった様子など興味深く、この人の生涯を物語にした作品を見てみたいと思った。

独学者と天才

投稿日

2021/04/12

レビュアー

ラストシアター

『#博士と狂人』
世界最高峰の「オックスフォード英語大辞典」誕生の信じられない真実

貧しい育ちで学士号を持たない学者のマレー
殺人犯で精神病院に入れられたアメリカ人の元軍医のマイナー

辞典の創作を通して2人に絆が生まれる

マイナーの壮絶な人生を演じるショーンの渾身の鬼気迫る演技が凄い

1〜 5件 / 全9件