後宮の涙

最初は、中国語で観ていたのですが、苦手な方は、吹き替えをお勧めします。
ストーリーの展開が飽きずに次の回が観たくなるそんなドラマです。
華ドラマが苦手な方でもお勧めしたいです。
「お昼12時のシンデレラ」のチャオ・リーインがかわいい女優さんで良かったのがきっかけで、このドラマを観ました。
間違いなかったですね！
チャオ・リーインとチェン・シャオのデュエットもいいです！

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今までの中国ドラマの欠点は「ドロドロ過ぎ」「化粧・演技過剰」「暗過ぎ」「朝廷か武人か後宮か１つ選択で飽きる」とかありましたが、このドラマは本当に面白い！「チャングム」のように実在の人物が登場しますが「いいとこ取り」にフィクションになっていて、俳優陣もさわやか。ドラマの中でヒロインの美女で才媛の陸貞が「私の想い人は背が高く、顔もよく、優しく、たくましく素敵なの」と、ノロけるシーンがありますが、登場人物の１人１人が丁寧に描かれいるので、波乱万丈が嫌悪感になりません。男女平等時代にも共感できる要素が多く、身分が低くても皇帝・高演とは互いに大事な友人として語り合ったり、陶器製作の偉い人とも親しく語ったりするため、話の進みが早い、早い！仇討ちもパート１、パート２？痛快です。後宮の位階・職制、衣服も設定がしっかりしているので目にも鮮やかで楽しい！ヒロインの得意分野は乗馬に磁器製作に交易・経理、骨董の見立て、それから...多過ぎます！（笑）ドラマ得意の乗馬やアクションシーンもしっかり入っています。前半、後半の山場は陰謀で行った鉱山での爆発事故シーン。陸貞は、恋人のイケメン皇太弟・と彼の親友で彼女を密に想うイケメン沈将軍に間一髪で救出されます。大怪我、その後負傷した右手は奇跡の回復のようですが、皇太弟・高湛(こうたん）は落石で頭部を負傷、この後遺症が後々に厄介事の発端に！！宿敵・婁皇太后も終盤では敵国を動かし、息子や嫁をクーデターで死なせてしまいますが復活、高湛(こうたん）も隣国に助けられ九死に一生を得るので、いきなりスケールUP!!でもねぇ、この援軍がこれまた厄介な大きな代償を払うはめになった理由で...イケメン高湛(こうたん）が激愛過ぎて「守りたいので結婚して家庭に入って」と言うと陸貞は「私の人生を勝手に決めないで。六品に昇進するまで待って。実の両親探しが終わるまで待って」と何回も大ゲンカ。現代にも通じますよね。大型連休があれば全巻見終える量なので本当にお勧めします！！

一言でいうと、他の(ドロドロ劇中心の）宮廷作品とは明らかに異なる志向です。愛憎劇も勿論含まれてますが、主演の役者さんたちのみなぎるパワーと魅力が爽やかに描かれていて…見ていて本当に清々しい作品で、何度みても何時みても清涼感を感じるテイストなのですよ。こんなテイストの（史劇版）中華ドラマって初めてではないでしょうか！主演級の役者さんたちは若手が中心というこもあり、皆さん勿論意欲的なのですが、それがいつ拝見してもギラギラ感がなく、爽やかなのですよね…これってやはり主演の二人（チャオリー・インさんとチェン・シェオ君、キミー・シャオさんら）の雰囲気がとても良いからなのでしょうね。一度見たら何度も見返したくなる…そういう作品です。日本人はとてもはまる作品だと思います。

中国でのタイトル（原題）は、「陸貞伝奇」です。（日本の字に変えてます。）

ヒロインが石田ひかり似、準主役の俳優さんは岡田准一似かなぁ。
内容は華流のチャングムといった感じでしょうか。毎回、ハラハラどきどきで楽しみです。

宮女・女官は、だいたい変な髪型をしていますが、あれは「かもじ」（今でいう、かつらですね）
いつも気になっていたけど、謎が解決した。

早く続きが見たくて待ち遠しいく待ち構えています。内容も楽しいです。