テイラー・オブ・パナマ

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テイラー・オブ・パナマ / ピアース・ブロスナン
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「テイラー・オブ・パナマ」 の解説・あらすじ・ストーリー

スパイ小説の巨匠ジョン・ル・カレの傑作スパイ小説『パナマの仕立屋』を映画化。日ごろの悪行がたたってパナマに飛ばされてしまった英国諜報員アンディ。彼の役目は、1999年12月31日をもってアメリカから運河の所有権を返還されたこの国の政情を探ること。アンディが情報源として目を付けたのは政府要人御用達の腕のいい仕立屋(テイラー)ハリー。さっそく、ハリーの弱みをちらつかせて彼をスパイ工作に巻き込むのだったが……。

「テイラー・オブ・パナマ」 の作品情報

製作年: 2001年
製作国: アメリカ/アイルランド
原題: THE TAILOR OF PANAMA

「テイラー・オブ・パナマ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

テイラー・オブ・パナマの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
110分 日本語・英語 英:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーサラウンド、日:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング: 記番: レンタル開始日:
RDD31270 2003年05月26日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
5枚 0人 0人

【Blu-ray】テイラー・オブ・パナマ ブルーレイ(ブルーレイ)の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
114分 日本語・英語 1:リニアPCM/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
BRR31270 2010年12月16日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
7枚 0人 0人

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罪深き喜劇

投稿日:2015/06/09 レビュアー:ちゅく

「テイラー・オブ・パナマ」(2001年、アメリカ映画、ジョン・ブアマン監督)。

イギリスのスパイ小説家ジョン・ル・カレ(1931年〜)が、1997年に発表した同名小説(「The Tailor of Panama」)を原作にしている。
わが国で翻訳本が刊行されたのは1999年で、邦題は「パナマの仕立屋」という直訳。

ル・カレの創作意欲は驚くべきもので、70歳を越えてからも、2、3年おきに新作を発表し続けている。
映画化された作品も多く、2000年代に入ってからも、この「テイラー」のあと、「ナイロビの蜂」(2005年、フェルナンド・メイレレス監督)、
「裏切りのサーカス」(2011年、トーマス・アルフレッドソン監督)、「誰よりも狙われた男」(2014年、アントン・コービン監督)と、
秀作が続いている。作者自身が、映画の脚本に共同執筆・監修として参加したり、製作総指揮に入ったりしている。その「やる気」が大きいのであろう。
起用された監督も俳優も、各映画で異なるが、粒よりであることは間違いない。

「裏切りのサーカス」(原題「Tinker Tailor Soldier Spy」)の原作は、「スマイリー三部作」というシリーズの第1作である。
今後、第2・3作「スクールボーイ閣下」「スマイリーと仲間たち」が、同じスタッフ、俳優で映画化されていくことを期待したい。

さて、本題は「テイラー・オブ・パナマ」である。

イギリスのスパイ(MI6の諜報員)を、ピアース・ブロスナンが演じている。
5代目ジェームズ・ボンド役として、「ゴールデン・アイ」(1995)、「トゥモロー・ネバー・ダイ」(1997)、「ワールド・イズ・ノット・イナフ」(1999)、
「ダイ・アナザー・デイ」(2002)の4作に主演した。
「テイラー」は、そのボンドを演じていた時代に撮影・製作されたものである。

しかし、スパイとしてのキャラクターは全く異なる。女たらしという面は共通しているが、そのためのトラブルでパナマに左遷されたこの男は、ボンドのような花形スパイでは

ない。
映画自体にも、「007」のような派手なアクション・シーンは皆無である。
ジョン・ル・カレの原作映画に、それを期待してはいけないだろう。

この映画のもう一人の主役は、仕立屋(ジェフリー・ラッシュ)である。

時代は、パナマ運河がアメリカ合衆国からパナマ共和国に完全返還される期限(1999年12月31日正午)の数年前である。
この地理的・軍事的要衝を支配するものは、莫大な通行料という利権も有することになる。
返還後、運河の権利が他国に譲渡されることはないか、その権利をめぐって内乱や、他国にコントロールされた動乱が発生しはしないか。
パナマ政府の思惑、国内の政情などを探るのが、スパイ(ブロスナン)の「任務」であった。

仕立屋はパナマ政府の要人の服を仕立てているし、彼の妻はパナマ運河委員会に勤めていた。
そこで、格好の情報源として、スパイ(ブロスナン)に目をつけられてしまう。
スパイは、仕立屋の「ある秘密」(妻は知らないこと)を握っていた。

最初は、完全にスパイ男に巻き込まれた態の仕立屋だったが、報酬金の魅力、彼独自の夢想のため、両者の関係は次第に逆転していき……。
そこに、仕立屋の知人の「反政府活動家」たちが絡んでくる。

末端のスパイと情報源のつくりだした「陰謀」が、周囲に猜疑や恐怖、利権絡みの思惑の波紋を広げ、ついに大国を巻き込んだ地域紛争の端緒となっていく。

戦争が起こってしまえば、その端緒の情報が真実であったどうかは、誰にも見えなくなってしまう。

このストーリーは、フィクションではないし、ブラック・ユーモアを感じるとすれば、これほど底暗く恐ろしいものはない。
悪魔の哄笑だ。

なかなか見応えのある映画。毒のある喜劇だった。

監督は、「脱出」(1972)、「未来惑星ザルドス」(1974)、「エクソシスト2」(1977)など、ひと癖もふた癖もある異色作を撮ってきたジョン・ブアマン(1933〜)。
ジョン・ル・カレと同世代だ。「イン・マイ・カントリー」(2004)以降の監督作がないのは残念だ。

諜報の世界というものは、今や、罪深き喜劇なのだ。

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投稿日:2014/07/25 レビュアー:不肖人の備忘録

R

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虚構の世界

投稿日:2011/07/20 レビュアー:はち

拍子抜け。
もっと興味深い映画だと思って見たい作品に入れていたのに、
一体なんだこのお粗末さは。
仕立て屋なんて出てくるけど、仮面をはがされたら表情まで
はがれてしまって醍醐味も凄みもなくなってしまった。
そりゃあスパイにアクションが付き物なのは映画の世界だけど、
どこにあった?
007のイメージが強すぎるからいけないのか?

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とりあえず

投稿日:2011/05/11 レビュアー:スパイクロッド

ブアマンのやりたい放題映画。
物語的には完全にリアリティを失っているのだけど、
このなんともいえない雰囲気はけっこうありだと思う。

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7点満点中

投稿日:2010/04/01 レビュアー:ビリケン

1点

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テイラー・オブ・パナマ