実録！呪われた心霊体験　怨霊激撮１００連発！！

※全３巻通してのレビューです。

ＴＢＳ系で放映されている”恐怖映像ベスト１００”を写真に置き換え、カウントダウン方式で心霊写真を紹介する本筋と、全３巻通して引っ張りまくる、投稿者より相談を受けドキュメンタリータッチで真相究明する”呪いのメモリーカード”の二本仕立ての構成です。

ちなみにこのシリーズの演出が『呪いのビデオ』で、スタッフが”呪い”や投稿者に巻き込まれたり、演出補助を前面に押し立ててドキュメンタリータッチで真相究明していく現在の『呪いのビデオ』スタイルを確立させた張本人・坂本一雪と云う事で、本作でもそのスタイルを見事に踏襲されておられますｗ
本作の制作年度から察するに、この時期の坂本氏は『呪いのビデオ』を”卒業”され、ブロードウエイのもう一方の看板である『怪奇！アンビリーバブル』でその腕を振るっておられる頃ですから、この作品も動画では無く静止画（写真）というお家の事情にも頷けるのですｗ
また、白石監督ファンの方にもお馴染、オデブちゃん・横田直幸も演出補助と云う事で本作でも最前線で頑張っておられます。


はてさて、肝心の中身ですがカイジュウ様もご指摘されている通り、心霊写真は加工臭がプンプン匂いますｗ
投稿者のコメント（後日談）を読み上げるナレーターも本格派のお二人を揃えられているのですが、読み上げる中身が凄いｗ
奇怪なモノが映り込んだ写真、そこに収まった人物はその後・・・怪死、人体パーツ切断、行方不明にむにゃむにゃ・・・と、無事に過ごされた確率はなんと２割以下！ｗ
そこまで霊障を及ぼす強力な心霊写真が満載とはすぐに御祓いを受けに行かねばなりませんｗ

もうひとつのプロット、「メモリーカードを１３日以内に他人に渡さねば死ぬ」…と云う”呪いのメモリーカード”も毎回地味に小出しで盛り込み、投稿者の周囲に波及させるだけさせておきながら、どう収束させて、さてどう着地させるのか？？・・・・・・・。
と、ノーコメントですｗ

まぁ、超駄作溢れるこのジャンルにしては、勿論及第点以上の面白さはあります。
しかし、せっかく”リング”を彷彿とさせる”呪い”を持ち出すなら、本家をあっと言わすほどのオチを見せて欲しかったと思うのは無理な願いなんでしょうかｗ

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私は心霊写真が大好きだ。
今もやってるのか？昔、夏に心霊写真特集なんかを、お昼の
ワイドショーなんかで夏休みに良く観たもんだ。

心霊写真は作ろうと思えばいくらでも作れるらしいが、そんな事を
行ってしまえば、ホラー映画なんか、全部作りものだ。

怖けりゃ良いのだｗ

お化け屋敷だって、本物のお化けが居る訳じゃあるまいし。

心霊写真には本物もあるらしい。それにまつわる確固たる理由も存在すると聞いている。が・・・これは本物です。これは偽物です。
なんて、言う訳が無い。よって、見る人がどれだけ怖がるか、そこが
一番重要な気がする私ｗ　だって怖く無きゃ心霊写真じゃないじゃないｗ

で、あんまり写真についてのコメント要らないの。

心霊写真だけドバーーーーっと見せてくれたら購入も考える。


　　　　　　　　　以上。　ホラーバカ　pokorou

私はいい年こいてこの手のオカルト物が大好きなんですが、これはいいです。当たりです。

残念な事に「怖い」方面での当たりではないですけど…。

やらせ度ナンバー１、過去に見たどの作品よりも突き抜けた作り物感でいっぱいです。ここまでやってくれると怒りを通り越して笑いがこみ上げてくるから不思議だ。
そしてこんなグダグダな出来にもかかわらず、シリーズ3巻通して見ないと完結しないとは…。この時間を無駄にしてまで最後まで見切ってしまうだけの魅力は何なんだろう。

初っ端の写真の経緯からして凄いです。突っ込まずにはいられません。時間に余裕がある方は是非ご覧下さい。シリーズ通してネタを提供する鈴木君の話も触りだけ登場します。

１００連発！逆にカウントしていたが当然『続く』となってしまった。写真紹介の間に再現ドラマが入っています。
写真の解説も霊能者の解説ではないので謎が山積していく感じがある。誰かスッキリさせて欲しいものです。
あとつづくとするならシリーズその１とか表示して欲しいものだ。

淡々と投稿作品を紹介する辺りは
とっても見やすい。

途中、途中で入る続き物が
あまりに小出し過ぎて、経過が気になる。

ナレーターが、少々演技派っぽくて嫌だった。。。