約束のネバーランド

人気コミックの実写版でその一部らしい。
8歳から16歳までの子供が暮らす孤児院グレイスフィールド、院のシスターで皆から「ママ」と慕われているイザベル、彼女も子供たちを愛しんでいるようで、遊んだり学んだりと幸せそうな光景が広がっている。
子供たちは16歳になるまでに里親が見つかった順に院から巣立って行く。
広大な敷地と豊かな緑の中にある院だが周囲には柵がめぐらされ子供たちは柵外や出口である門に近づくことは許されていないみたい。
ファンタジックな作りになっていて子供たちの名前は全員横文字、中でも飛びぬけて頭脳明晰で学科試験でいつも満点をとっているのがエマ、ノーマン、そしてレイの3人。
一見幸せそうに見えるこの孤児院に想像も出来ないような恐ろしい秘密が隠されていたのだ。
原作や予告編などで既に明かされているのでネタバレにはならないだろうが、詳細は秘しておくことにしょう。
まあ怖いおとぎ話といった感覚で観ているのが良いのだろう。
頭の良い3人とイザベル、そこに登場してきたキャラの違うシスタークローネを交えた頭脳合戦を中心とした脱走計画が後半へと繋がって行く展開は退屈しない。
自分の身を犠牲にして仲間を守ろうとする家族のような美しい絆や友情は如何にもおとぎ話らしい雰囲気でなかなかよい。
「住める世界がなければ自分で作ればよい」と次作に繋がるようなエマの言葉、果たしてその先に光はあるのだろうか。

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浜辺美波や城桧吏や板垣李光人の演技が観ていてこそばゆい。劇団の子どもが一生懸命しゃべってるって感じ。長ったらしいセリフが多かったのは脚本がイマイチなんだと思う。けど、まあ、なんとか最後まで観た。

ストーリーはようやくはじまったところで終わっていた。原作のマンガは少年ジャンプに４年間も連載されたそうだからけっこう長いはず。
最初は「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」みたいな話かと思ったが、柵の向こうに壁があるってあたりや人間がバケモノのエサになってるってあたりは「進撃の巨人」にも似ている。

ひとつ疑問に思ったのは、ラストのところ。子どもたちが壁を越えて逃げるところに北川景子が追いついていたが、なぜ一緒に逃げなかったのだろう？　子どもたちに逃げられるとバケモノに殺されることがわかっていたようだが、それならば一緒に逃げるしかなかったろう。

原作を見てないからそれなりに楽しめました。
ママ役の北川景子さんは怖い役なのかもしれないけど怖さよりきれいさと母性を感じてしまいました。

ストリーは面白かったけど海外の原作なのかと思ったら違っていて驚きました。きれいなところでどこなんだろうと思いました。
子役の人達の演技力が棒読みなきがして気になりました。渡辺直美さんが怖くて良かったです。
実際はもっと怖い作品なのかもしれないけどそんな感じはあまりなかったです。その後どうなるんだろうと気になりました。

脚本は、悪くない出来だったと思います。
原作コミック第１部の内容を、上手く１１９分間にまとめてありました。
また、エマたちの年齢設定を１１歳から１５歳に変更したのも、あまり気になりませんでした。

けれど・・・
あのコスプレのようなカツラは酷いですね・・・。
そして何よりも致命的だったのは、エマ・ノーマン・レイの３人が 同い年には見えない事。
せめて同年齢の俳優をキャスティングする事は出来なかったのでしょうか。

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私はテレビアニメ版を見ていませんが、
予習の為に 原作コミック全２０巻を読破しました。

原作コミックは、鬼達の居る世界から
私達の居る世界へと繋がる、壮大な物語です。
けれど、第１部で これだけコケてしまったら、
実写版の続編製作は もう無理でしょうね・・・。