クィーン / ヘレン・ミレン
全体の平均評価点: (5点満点)
(171)
クィーン
/スティーヴン・フリアーズ
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「クィーン」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
離婚後も絶大な人気を誇ったダイアナ元皇太子妃の突然の事故死という事態に直面し、その対応に苦慮する英国王室の内幕に迫る実録政治ドラマ。予期せぬ悲劇に国民が悲嘆する中、適切な対処を怠りマスコミの非難の矢面に立たされ苦悩を深めるエリザベス女王と、新首相として国民からの信頼獲得を必要としていたトニー・ブレアがそれぞれの思惑を胸にこの政治的難局を乗り切るまでを赤裸々に描き出す。エリザベス女王役にヘレン・ミレン、ブレア首相役には「アンダーワールド」のマイケル・シーン。監督は「ハイ・フィデリティ」「ヘンダーソン夫人の贈り物」のスティーヴン・フリアーズ。
「クィーン」 の作品情報
「クィーン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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クィーンの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
104分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
AVBF28023 |
2007年10月24日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
26枚
|
3人
|
2人
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
クィーンの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
104分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
AVBF28023 |
2007年10月24日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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26枚
|
3人
|
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|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
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ユーザーレビュー:171件
天命 と 民意 のはざまで
( ネタばれあり )
本作の主人公は先ごろ亡くなられた英国女王エリザベス二世。
70年に及ぶ治世で女王最大の危機だったと今や回顧される、1997年のダイアナ元皇太子妃の突然の死に際して王室の対応が政治問題化した件、の舞台裏を描いています。
僕の感覚では、日本で今上天皇( この表現自体若い世代は知らないかもしれない )を騒動の当事者として描く映画はちょっと考えにくいし、いくら開かれた王室とはいうものの『 ミニオンズ 』など描き方などいささか「 不敬 」ではないかと考えてしまいます。
本作、公開時にも戸惑いを感じたのが正直なところです。
皇太子の元妻、将来の国王の生母と言えど離婚して王室を離れて一般人となったのですから、法律やしきたりに即して言うと王室と政府が国家的葬儀を行うのはおかしいともいえるのですが、政治は生もので、民衆の公人への思い、故人への思いは、一旦沸き起こって感情の嵐となると、それを鎮め国をまとめるのは大変です。
この一件を通してイギリスという国を深く描き、また君主制というのも掘り下げて描いていますね。
監督は『 マイ・ビューティフル・ランドレッド 』『 マダム・フローレンス 夢見るふたり 』などのスティーヴン・スピアーズ。
脚本は『 ラストキング・オブ・スコットランド 』『ブーリン家の姉妹 』『 フロスト × ニクソン 』などのピーター・モーガン。
エリザベス女王を演じたのは、ヘレン・ミレン。 本作によりアカデミー主演女優賞受賞。
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身で、叙勲され今やデイム( 男性のサーに相当 )の名女優だが、父親がロシア革命で亡命した貴族とは知りませんでした。
トニー・ブレア首相を演じたのは『 フロスト × ニクソン 』などのマイケル・シーン。
スコットランドのバルモラル城や、女王は朝バグパイプの生演奏で目覚める、など逝去のニュースで報じられたことがらが出てきますね。
興味深いのは女王と新首相の初体面の儀式で、ブレアが女王の前にひざまずいて行われるのですが、ブレアが就任の許可を求めて女王が返事するのではなく、女王が就任を要請してブレアが返事することですね。 返事する側が受け身、求める側に意思があり主体性があるということで、細かい形式的なことですが、儀式やしきたりははっきり決まっているんですね。
また核のボタンを押すかどうかの権限は首相にあり、「 君臨すれども統治せず 」、権威と権力の分立が描かれていて、特にアメリカなどの観客にうまく説明されています。
エリザベス二世の70年の治世は決して順風満帆ではなかった。
むしろイギリスは第二次世界大戦には勝利したものの、植民地を次々に失い国力も国際的な地位も低下した。
また反王室、反英的な政治的立場から敵視され、夫フィリップの叔父ルイス・マウントバッテン伯はIRA暫定派から暗殺されたし、女王自身も訪問先の旧植民地の原住民から男性器露出の侮辱を受けるなど、公然と罵倒、中傷、批判されたこともたびたびあった。
ユニオンジャックを背負うって大変だと思います。
それでもお人柄なのでしょう。 女王は「 もってる人 」で、即位の翌年にはヒラリーのエベレスト征服が朗報となったし、ロンドン・オリンピックの開会式でダニエル・クレイグとの登場は世界中を沸かせたし、逝去の後の虹は話題になりました。
大英帝国からコモンウェルスへの緩やかな着地は、威厳があり敬愛された女王の存在なくしてはなかったことです。
君主制は今後ますますむずかしくなってくるでしょう。 階級制度の頂点の特権階級であることは間違いなく、そのことへの批判は避けられない。
しかしイギリスをはじめとした立憲君主制の国と比べて、共和制、あるいは人民共和国の政体の国が、必ずしも民主的で平和を愛し人権を尊重するとは言い難いのではないでしょうか。
フランス革命の後にはナポレオン、ドイツ帝国の後にはヒトラー、ロシア革命の後にはレーニン、スターリンが現れました。 絶対的な権威を打倒した権力は、それを正当化するだけの絶対的な権威になろうとするのではないでしょうか。
「 政治とは演劇。 民衆は観客であり、かつ出演者でもある。 」のならば、また君主制を古典劇、共和制を現代劇とするなら、演劇スタイルそのものには優劣はなく、どういった演劇をいかに演じていくか。 命を吹き込んでいくかでしょう。
エリザベス二世は、イギリスのイメージを作ってきた、国民とともに物語を紡いできたアイコンであり、大往生でした。
あらためて、エリザベス女王二世陛下のご冥福をお祈りします。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
ある意味スゴイ
投稿日:2019/01/04
レビュアー:NASU
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0人の会員が気に入ったと投稿しています
特殊なテーマ設定が良し悪し
ダイアナの恋愛と死を扱った映画「ダイアナ」もそうでしたが、英国王室の特殊な閉鎖性を知るにはいい映画だと思いました。
ただ、どこまで本当なのかどうか、原作者の偏った推測がだいぶ混じっているのではないかもという疑念が最後まで残り、自分としては少し消化不良です。特に同世代の人たちがテーマなので、映画なんだからフィクションも当然入っているとは思うのですが、どうしても気になってしまいました。描かれる本人たちも了承するものなんでしょうかね?
好みとしては、もう少し女王の昔の話なども入れてくれたほうがよかったかな。
ダイアナ妃の死の後の女王の反応の部分が気になる人にはオススメだと思います。
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
リアル映像の挿入が絶妙の緊迫感を生んだ
あまり期待しないで観ていたがヘレン・ミレンの素晴らしい演技に引き込まれ二時間が短く感じるほどだった。
ダイアナの突然の事故死から一週間、王室と政府のやり取りが非常に興味深く描かれている。
どこまで本当なのかわからないが女王の生活が見れたことも面白かった。
それにしても…エジンバラ公がただの時代錯誤のアホにしか見えない。
王子達を慰めるために毎日やることが鹿狩りとは。
ダイアナの死に国中が錯乱しているのに女王に的確な助言も出来ず呑気そのものだ。
あれが事実なら全く尊敬できない。
だがそれも含めて映像化を許す英国王室の懐の深さを痛感する。
立派な角を持つ美しい鹿に女王は自分を投影していたのだろう。
鹿に「逃げなさい」と囁くが、あの鹿を狩らないでとは言わない。
当たり前の文化として、無残にも死体になった鹿を悲しみと共に受け入れる。
当たり前のように女王として君臨しているが、その運命もまた国民に左右される。
ダイアナは悲劇の人であったが、その純粋さや奔放さは王室にとってあってはならぬものだったのだろう。
この映画を観ながら我が国の皇室にも想いを馳せた。
このレビューは気に入りましたか?
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英国王室と国民がダイアナの死をどう受け止めたか?
クィーン(エリザベス女王)が、主人公の映画です。
ヘレン・ミレンが、エリザベス女王に、あまりにもソックリで
本当に驚きました。体型(猫背で姿勢が悪い)などなど・・・
ブレア首相も、その軽やかな足取り、顔はもちろん・・・
生き写しです。
この映画のテーマはダイアナ元皇太子妃の、突然の
交通事故死を、皇室がどう受け止め、どう対処し、乗り越えたか?
皇室の危機管理の物語りのようでした。
チャールズ皇太子は、ある意味、判断が立派でしたね。
(ダイアナへの私情より、2人の王子の母である、ことを1番に優先しました。)
王室専用機で、遺体を運び、国葬に準ずる葬儀を行う。
世界中のセレブが、集まりました。
ダイアナ元皇太子妃の人気を、チャールズ皇太子は、理解して、認めて
いたのです。
その点、煮え湯を飲まされ続けていたクィーン(エリザベス女王)の胸中は、
複雑でした。大嫌いな嫁・・・だったのですから、王室とは縁のきれた人物。
そういう認識でした。
でも、国民が、そんな女王を《冷たい、許せない》そういう世論でした。
女王はテレビ演説でダイアナの功績を讃え、2人の王子のかけがえの無い良き母親
だったと、認めました。
女王に取って、なんと長い1週間だったことでしょう!
ダイアナという王室の枠にはまらない異分子。
それにしてもエリザベス女王を人間的で身近に感じてしまう
・・・そんな映画でした。
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ユーザーレビュー
天命 と 民意 のはざまで
投稿日
2022/09/27
レビュアー
ロキュータス
( ネタばれあり )
本作の主人公は先ごろ亡くなられた英国女王エリザベス二世。
70年に及ぶ治世で女王最大の危機だったと今や回顧される、1997年のダイアナ元皇太子妃の突然の死に際して王室の対応が政治問題化した件、の舞台裏を描いています。
僕の感覚では、日本で今上天皇( この表現自体若い世代は知らないかもしれない )を騒動の当事者として描く映画はちょっと考えにくいし、いくら開かれた王室とはいうものの『 ミニオンズ 』など描き方などいささか「 不敬 」ではないかと考えてしまいます。
本作、公開時にも戸惑いを感じたのが正直なところです。
皇太子の元妻、将来の国王の生母と言えど離婚して王室を離れて一般人となったのですから、法律やしきたりに即して言うと王室と政府が国家的葬儀を行うのはおかしいともいえるのですが、政治は生もので、民衆の公人への思い、故人への思いは、一旦沸き起こって感情の嵐となると、それを鎮め国をまとめるのは大変です。
この一件を通してイギリスという国を深く描き、また君主制というのも掘り下げて描いていますね。
監督は『 マイ・ビューティフル・ランドレッド 』『 マダム・フローレンス 夢見るふたり 』などのスティーヴン・スピアーズ。
脚本は『 ラストキング・オブ・スコットランド 』『ブーリン家の姉妹 』『 フロスト × ニクソン 』などのピーター・モーガン。
エリザベス女王を演じたのは、ヘレン・ミレン。 本作によりアカデミー主演女優賞受賞。
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身で、叙勲され今やデイム( 男性のサーに相当 )の名女優だが、父親がロシア革命で亡命した貴族とは知りませんでした。
トニー・ブレア首相を演じたのは『 フロスト × ニクソン 』などのマイケル・シーン。
スコットランドのバルモラル城や、女王は朝バグパイプの生演奏で目覚める、など逝去のニュースで報じられたことがらが出てきますね。
興味深いのは女王と新首相の初体面の儀式で、ブレアが女王の前にひざまずいて行われるのですが、ブレアが就任の許可を求めて女王が返事するのではなく、女王が就任を要請してブレアが返事することですね。 返事する側が受け身、求める側に意思があり主体性があるということで、細かい形式的なことですが、儀式やしきたりははっきり決まっているんですね。
また核のボタンを押すかどうかの権限は首相にあり、「 君臨すれども統治せず 」、権威と権力の分立が描かれていて、特にアメリカなどの観客にうまく説明されています。
エリザベス二世の70年の治世は決して順風満帆ではなかった。
むしろイギリスは第二次世界大戦には勝利したものの、植民地を次々に失い国力も国際的な地位も低下した。
また反王室、反英的な政治的立場から敵視され、夫フィリップの叔父ルイス・マウントバッテン伯はIRA暫定派から暗殺されたし、女王自身も訪問先の旧植民地の原住民から男性器露出の侮辱を受けるなど、公然と罵倒、中傷、批判されたこともたびたびあった。
ユニオンジャックを背負うって大変だと思います。
それでもお人柄なのでしょう。 女王は「 もってる人 」で、即位の翌年にはヒラリーのエベレスト征服が朗報となったし、ロンドン・オリンピックの開会式でダニエル・クレイグとの登場は世界中を沸かせたし、逝去の後の虹は話題になりました。
大英帝国からコモンウェルスへの緩やかな着地は、威厳があり敬愛された女王の存在なくしてはなかったことです。
君主制は今後ますますむずかしくなってくるでしょう。 階級制度の頂点の特権階級であることは間違いなく、そのことへの批判は避けられない。
しかしイギリスをはじめとした立憲君主制の国と比べて、共和制、あるいは人民共和国の政体の国が、必ずしも民主的で平和を愛し人権を尊重するとは言い難いのではないでしょうか。
フランス革命の後にはナポレオン、ドイツ帝国の後にはヒトラー、ロシア革命の後にはレーニン、スターリンが現れました。 絶対的な権威を打倒した権力は、それを正当化するだけの絶対的な権威になろうとするのではないでしょうか。
「 政治とは演劇。 民衆は観客であり、かつ出演者でもある。 」のならば、また君主制を古典劇、共和制を現代劇とするなら、演劇スタイルそのものには優劣はなく、どういった演劇をいかに演じていくか。 命を吹き込んでいくかでしょう。
エリザベス二世は、イギリスのイメージを作ってきた、国民とともに物語を紡いできたアイコンであり、大往生でした。
あらためて、エリザベス女王二世陛下のご冥福をお祈りします。
ある意味スゴイ
投稿日
2019/01/04
レビュアー
NASU
特殊なテーマ設定が良し悪し
投稿日
2015/11/19
レビュアー
ロピ
ダイアナの恋愛と死を扱った映画「ダイアナ」もそうでしたが、英国王室の特殊な閉鎖性を知るにはいい映画だと思いました。
ただ、どこまで本当なのかどうか、原作者の偏った推測がだいぶ混じっているのではないかもという疑念が最後まで残り、自分としては少し消化不良です。特に同世代の人たちがテーマなので、映画なんだからフィクションも当然入っているとは思うのですが、どうしても気になってしまいました。描かれる本人たちも了承するものなんでしょうかね?
好みとしては、もう少し女王の昔の話なども入れてくれたほうがよかったかな。
ダイアナ妃の死の後の女王の反応の部分が気になる人にはオススメだと思います。
リアル映像の挿入が絶妙の緊迫感を生んだ
投稿日
2015/07/02
レビュアー
sarachan201534
あまり期待しないで観ていたがヘレン・ミレンの素晴らしい演技に引き込まれ二時間が短く感じるほどだった。
ダイアナの突然の事故死から一週間、王室と政府のやり取りが非常に興味深く描かれている。
どこまで本当なのかわからないが女王の生活が見れたことも面白かった。
それにしても…エジンバラ公がただの時代錯誤のアホにしか見えない。
王子達を慰めるために毎日やることが鹿狩りとは。
ダイアナの死に国中が錯乱しているのに女王に的確な助言も出来ず呑気そのものだ。
あれが事実なら全く尊敬できない。
だがそれも含めて映像化を許す英国王室の懐の深さを痛感する。
立派な角を持つ美しい鹿に女王は自分を投影していたのだろう。
鹿に「逃げなさい」と囁くが、あの鹿を狩らないでとは言わない。
当たり前の文化として、無残にも死体になった鹿を悲しみと共に受け入れる。
当たり前のように女王として君臨しているが、その運命もまた国民に左右される。
ダイアナは悲劇の人であったが、その純粋さや奔放さは王室にとってあってはならぬものだったのだろう。
この映画を観ながら我が国の皇室にも想いを馳せた。
英国王室と国民がダイアナの死をどう受け止めたか?
投稿日
2015/06/05
レビュアー
カマンベール
クィーン(エリザベス女王)が、主人公の映画です。
ヘレン・ミレンが、エリザベス女王に、あまりにもソックリで
本当に驚きました。体型(猫背で姿勢が悪い)などなど・・・
ブレア首相も、その軽やかな足取り、顔はもちろん・・・
生き写しです。
この映画のテーマはダイアナ元皇太子妃の、突然の
交通事故死を、皇室がどう受け止め、どう対処し、乗り越えたか?
皇室の危機管理の物語りのようでした。
チャールズ皇太子は、ある意味、判断が立派でしたね。
(ダイアナへの私情より、2人の王子の母である、ことを1番に優先しました。)
王室専用機で、遺体を運び、国葬に準ずる葬儀を行う。
世界中のセレブが、集まりました。
ダイアナ元皇太子妃の人気を、チャールズ皇太子は、理解して、認めて
いたのです。
その点、煮え湯を飲まされ続けていたクィーン(エリザベス女王)の胸中は、
複雑でした。大嫌いな嫁・・・だったのですから、王室とは縁のきれた人物。
そういう認識でした。
でも、国民が、そんな女王を《冷たい、許せない》そういう世論でした。
女王はテレビ演説でダイアナの功績を讃え、2人の王子のかけがえの無い良き母親
だったと、認めました。
女王に取って、なんと長い1週間だったことでしょう!
ダイアナという王室の枠にはまらない異分子。
それにしてもエリザベス女王を人間的で身近に感じてしまう
・・・そんな映画でした。
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クィーン