ゆりかごを揺らす手 / アナベラ・シオラ
全体の平均評価点: (5点満点)
(69)
ゆりかごを揺らす手
/カーティス・ハンソン
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「ゆりかごを揺らす手」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
逆恨みした女の復讐劇を描いたサイコ・スリラー。産婦人科の医師にセクハラされたとして訴えたクレア。その事件は大きな社会問題にまで発展し、ついに医師は自殺。その妻であったペートンは財産を奪われ、ショックで流産してしまう。全てを失ったペイトンはクレア一家に復讐を誓い、ベビー・シッターとして接近。徐々にその狂気を剥き出しにしていく……。
「ゆりかごを揺らす手」 の作品情報
「ゆりかごを揺らす手」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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ゆりかごを揺らす手の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
111分 |
日本語・英語・日本語吹替え用 |
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
D*VWDR41334 |
2002年11月26日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
13枚
|
0人
|
0人
|
ゆりかごを揺らす手の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
111分 |
日本語・英語・日本語吹替え用 |
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
D*VWDR41334 |
2002年11月26日
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在庫枚数 |
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ユーザーレビュー:69件
できれば復讐をなしとげてほしかったわ!
投稿日:2022/12/16
レビュアー:ロストフ
おもしろかったなーこれ!
復讐は完遂できんかったけど、いろんな細工をして仕返ししていくとこがまた、
見ててオモロイ!
最後はやられるけど、かなり相手にダメージを与えてた!
できれば復讐をなしとげてほしかったわ。
サイコー!
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理不尽にも程がある
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
まず復讐(理不尽な逆恨み)される理由が本当に腹立たしい。
復讐も何も、こっちは被害者なんですけど!!!ってね。
お前の旦那が性犯罪を犯して、それが公になった途端ビビって勝手に自殺だけだろうが。
しかも妻が妊娠中に犯罪&自殺するようなクズ男ですよ。
復讐女も可哀想な境遇ではあるが、そんなことで復讐されるなんてたまったもんじゃない。
グッと肩に力が入ってギャーギャー吠えながら見てしまいました(笑)
主人公の大事なもの、赤ちゃん、娘、色々と取り込もうとしていく復讐女。
主人公夫のことも奪おうとしてくるところがハラハラしました。
個人的に救われたのは、一見不倫しそうだった夫が取り込まれなかった(一途に妻を愛していた)ことと、復讐女の小細工によってありもしない罪を背負わされた知能障害?のある男性の誤解が解けたこと。
おっさん絶対不倫するやろ!キスするやろ!と決めつけてしまったが、紳士で安心しました。
疑ってすまん、おっさん。
あそこで不倫してたら私の怒りゲージは爆発してましたよ(笑)
それにしても主人公さん、何でもかんでも勢いだけで決め付けること多すぎでしょ。
何かを見つける→話もせず発狂→追い出す、突き放す
主人公だけに限らず、全体的にコミュニケーションが不足してる家族だなと感じました。
男性を解雇したときは子供に説明なし、ロリパンツ見つけた時も男性に説明なし、浮気疑惑の時も夫に説明なし、子供部屋改造の時も妻に説明なし…。
この手の物語によく出てくる、物分りの悪い夫ではなかったのはやはり良かったです。
最初の性被害の時も「どうせ勘違いだろ。お医者さんは仕事でやってるんだ」だの言わずに、行動に移してくれた。復讐女の正体が分かり、妻が暴露した時もゴタゴタならずにすぐ受け入れ、復讐女による情の訴えも聞き入れず即追い出した。
ひとつ予想を外した点
娘ちゃんを虐めるクソ坊主に対し、復讐女が怖い脅しをしたところ。
女の去り際に男の子が腕を痛そうにしており、明らかに骨折か脱臼したような雰囲気でした。
きっとこれは伏線で、後日骨折が判明し少年とその親が大騒ぎ→「あの子のお母さんがやっていた」とその場にいた子供達が告白→主人公が少年の親に訴えられる
みたいな面倒くさい流れを想像したのですが、全くなんにもありませんでした(笑)
疲れる映画でしたが、女優さんの演技が凄まじかったので、また定期的に見たくなるかもしれません。
オチが分かっているから少しは気を張らずに見られるでしょうし(笑)
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このレベッカをフレンズにしてはいけない!
ベビーシッターとして雇った若く、美人で心優しい女…
しかし彼女は、基地の中に入れてはいけない人種だった〜!
この映画、レベッカ・デモーネイのデモーネイによるデモーネイのための映画といっても過言ではありません。
撮影当時32歳!
豊満な金髪サイコ未亡人を熱演してくれます。
びしょ濡れのネグリジェで旦那さんを誘惑するデモーネイ!
家庭崩壊の決定打となるはずが、
踏みとどまった旦那に心の中で「この、意気地なし!」と叫んでしまいました。
期待していた濡れ場も無し(泣)
施設に強制送還されるソロモンを見送りながらナシ(?)を喰うデモーネイ!
ソロモンを嵌めるやり方がひどい…
まぁ、企みのひとつやふたつなければ、こんないい女がベビーシッターに応募してくるわけないだろ?
デモーネイはいいし、話は面白いし、いい映画です。
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2人の会員が気に入ったと投稿しています
復讐はその目的を果たしたのか
投稿日:2017/12/01
レビュアー:趣味は洋画
ゆりかごを揺らす手(1991年アメリカ、カラー111分)
映画の面白さは、まず脚本。常々思っていることだが、本作の脚本はアマンダ・シルヴァー。
彼女の脚本で、96年「レイジング・ブレット/復讐の銃弾」(ジョン・シュレシンジャー監督)という映画があった。本作同様の復讐劇で、似通った部分もあって思い出したが、やはりこの「ゆりかごを揺らす手」は強烈な‘女の復讐劇’で、カーティス・ハンソン監督らしい巧みな演出が冴えわたっている。
(因みにA・シルヴァーの夫は、本作で製作総指揮を務めるリック・ジャッファ)
ストーリーは多くのレビュアーの方々が触れておられるので割愛させていただくが、復讐の鬼と化したレベッカ・デ・モーネイが、ベビー・シッターとしてターゲットの家庭に入り込む段階で、その後の流れが想像できてしまう。しかし具体的な復讐の行動が実に陰湿で、自分の乳房をターゲットの乳児に含ませたり、夫婦仲を裂くよう画策したりと、やりたい放題である。
レベッカ・デ・モーネイは‘怖い女’を演じているが、87年「危険な情事」のグレン・クローズに勝るとも劣らない怖さがある。クールでセクシーなイメージがあるが、一旦ツボにはまると表情が一変する。
その彼女も、93年「ギルティ/罪深き罪」(シドニー・ルメット監督)では逆に脅される立場の弁護士を演じているから、こういったところは映画の面白さだ。
いつも抑えた演技が素晴らしいアナベラ・シオラもいいが、本作に限っていえば、デ・モーネイの対比としては、黒人俳優アーニー・ハドソンを押したい。
精神障害をもつ使用人ソロモン役だが、ラストにキラリと光る存在感をみせる。
いつもクレジットの中盤あたりに名を連ねる俳優サンだが、出演シーンは短くてもなぜか印象に残る。
その彼も、95年「コンゴ」や96年「野獣教師」では準主役級にのし上がってきている。
のちに大女優となるジュリアン・ムーアが、デ・モーネイの罠にかかってしまう悲惨な役柄で出演しているのにも注目!
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「ゆりかごをゆらす手」 レベッカの怒りの現れ方が多様で怖い
【名作サスペンス再見 その7】
男、夫の存在感のない物語。
「ゆりかごをゆらす手」(1991年、アメリカ、カラー、97分)。
カーティス・ハンソン監督(1945生)の作品では、この作品より「L.A.コンフィデンシャル」 (1997)のほうが優れています。
それでも、この「ゆりかご」を選んだのは、怖いからです。
産婦人科医ペイトンの診察を受けていた妊婦クレア(アナベラ・シオラ)は、医療外の行為をされた。
彼女は夫と相談の上、医師を告発する。彼は自殺する。
クレアは無事に、子供を産む。
自殺した医師の妻は、妊娠していたが、流産する。
彼女(レベッカ・デモーネイ)は、寡婦「モートン夫人」として、クレアの家に「子守(ベビー・シッター)」として住み込む。
クレアは、重度の喘息をもっている。
夫マイケル(マット・マッコイ)は、野菜のような男。
二人の間には、長女エマがいて、この赤ちゃんがいる。
家の異変に気づいた庭師のソロモン(アーニー・ハドソン)は警告を発するが、モートン夫人の虚言(「エマへの異常な行為」)によって、解雇される。
クレアの夫婦には、友人のマーリーン(ジュリアン・ムーア) の夫婦がいるが、やはり、噂として笑い飛ばされる。
ジュリアン・ムーアの、弾ける前の「雰囲気」を、よく確認できる。ただものではない。
モートン夫人の逆恨みは、まっすぐクレアに向いている。
心理的に追い詰めていく。最終的に、赤子を殺すように思える。
地域の屋内植物園で、クレアはいかにも幸せそうだ。「親戚は?」とモートン夫人に聞く彼女は、無防備だ。
いちばん優しかったひとは、「殺されたの 犯人は逃げたまま でも いずれ 天罰が下るはずよ」
と言った夫人は、トイレに行く。感情を抑制できず、個室の壁を叩き、蹴りつづける。
この場面が、この映画でもっとも怖い。
レベッカは美しいし、怪優です。こういう名女優が米国で生き延びられないことを、「デブラ・ウィンガーを探して」(2002)で、
「グラン・ブルー」「クラッシュ」のロザンナ・アークエットが、監督として、34人の女優にインタビューしていました。
デモーネイはその中に入っていませんが……。
「暴走機関車」(1985)を再見しましょう。黒澤明の脚本、アンドレイ・ゴンチャロフスキー監督、主演はジョン・ヴォイト、エリック・ロバーツ、
レベッカ・デモーネイ。
★優れたサスペンスの要件「その7」
動機を、役者の怪演が越えてしまう秀作がある
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
できれば復讐をなしとげてほしかったわ!
投稿日
2022/12/16
レビュアー
ロストフ
おもしろかったなーこれ!
復讐は完遂できんかったけど、いろんな細工をして仕返ししていくとこがまた、
見ててオモロイ!
最後はやられるけど、かなり相手にダメージを与えてた!
できれば復讐をなしとげてほしかったわ。
サイコー!
理不尽にも程がある
投稿日
2019/08/28
レビュアー
たべっこどうぶつ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
まず復讐(理不尽な逆恨み)される理由が本当に腹立たしい。
復讐も何も、こっちは被害者なんですけど!!!ってね。
お前の旦那が性犯罪を犯して、それが公になった途端ビビって勝手に自殺だけだろうが。
しかも妻が妊娠中に犯罪&自殺するようなクズ男ですよ。
復讐女も可哀想な境遇ではあるが、そんなことで復讐されるなんてたまったもんじゃない。
グッと肩に力が入ってギャーギャー吠えながら見てしまいました(笑)
主人公の大事なもの、赤ちゃん、娘、色々と取り込もうとしていく復讐女。
主人公夫のことも奪おうとしてくるところがハラハラしました。
個人的に救われたのは、一見不倫しそうだった夫が取り込まれなかった(一途に妻を愛していた)ことと、復讐女の小細工によってありもしない罪を背負わされた知能障害?のある男性の誤解が解けたこと。
おっさん絶対不倫するやろ!キスするやろ!と決めつけてしまったが、紳士で安心しました。
疑ってすまん、おっさん。
あそこで不倫してたら私の怒りゲージは爆発してましたよ(笑)
それにしても主人公さん、何でもかんでも勢いだけで決め付けること多すぎでしょ。
何かを見つける→話もせず発狂→追い出す、突き放す
主人公だけに限らず、全体的にコミュニケーションが不足してる家族だなと感じました。
男性を解雇したときは子供に説明なし、ロリパンツ見つけた時も男性に説明なし、浮気疑惑の時も夫に説明なし、子供部屋改造の時も妻に説明なし…。
この手の物語によく出てくる、物分りの悪い夫ではなかったのはやはり良かったです。
最初の性被害の時も「どうせ勘違いだろ。お医者さんは仕事でやってるんだ」だの言わずに、行動に移してくれた。復讐女の正体が分かり、妻が暴露した時もゴタゴタならずにすぐ受け入れ、復讐女による情の訴えも聞き入れず即追い出した。
ひとつ予想を外した点
娘ちゃんを虐めるクソ坊主に対し、復讐女が怖い脅しをしたところ。
女の去り際に男の子が腕を痛そうにしており、明らかに骨折か脱臼したような雰囲気でした。
きっとこれは伏線で、後日骨折が判明し少年とその親が大騒ぎ→「あの子のお母さんがやっていた」とその場にいた子供達が告白→主人公が少年の親に訴えられる
みたいな面倒くさい流れを想像したのですが、全くなんにもありませんでした(笑)
疲れる映画でしたが、女優さんの演技が凄まじかったので、また定期的に見たくなるかもしれません。
オチが分かっているから少しは気を張らずに見られるでしょうし(笑)
このレベッカをフレンズにしてはいけない!
投稿日
2018/09/12
レビュアー
ダイアー教授
ベビーシッターとして雇った若く、美人で心優しい女…
しかし彼女は、基地の中に入れてはいけない人種だった〜!
この映画、レベッカ・デモーネイのデモーネイによるデモーネイのための映画といっても過言ではありません。
撮影当時32歳!
豊満な金髪サイコ未亡人を熱演してくれます。
びしょ濡れのネグリジェで旦那さんを誘惑するデモーネイ!
家庭崩壊の決定打となるはずが、
踏みとどまった旦那に心の中で「この、意気地なし!」と叫んでしまいました。
期待していた濡れ場も無し(泣)
施設に強制送還されるソロモンを見送りながらナシ(?)を喰うデモーネイ!
ソロモンを嵌めるやり方がひどい…
まぁ、企みのひとつやふたつなければ、こんないい女がベビーシッターに応募してくるわけないだろ?
デモーネイはいいし、話は面白いし、いい映画です。
復讐はその目的を果たしたのか
投稿日
2017/12/01
レビュアー
趣味は洋画
ゆりかごを揺らす手(1991年アメリカ、カラー111分)
映画の面白さは、まず脚本。常々思っていることだが、本作の脚本はアマンダ・シルヴァー。
彼女の脚本で、96年「レイジング・ブレット/復讐の銃弾」(ジョン・シュレシンジャー監督)という映画があった。本作同様の復讐劇で、似通った部分もあって思い出したが、やはりこの「ゆりかごを揺らす手」は強烈な‘女の復讐劇’で、カーティス・ハンソン監督らしい巧みな演出が冴えわたっている。
(因みにA・シルヴァーの夫は、本作で製作総指揮を務めるリック・ジャッファ)
ストーリーは多くのレビュアーの方々が触れておられるので割愛させていただくが、復讐の鬼と化したレベッカ・デ・モーネイが、ベビー・シッターとしてターゲットの家庭に入り込む段階で、その後の流れが想像できてしまう。しかし具体的な復讐の行動が実に陰湿で、自分の乳房をターゲットの乳児に含ませたり、夫婦仲を裂くよう画策したりと、やりたい放題である。
レベッカ・デ・モーネイは‘怖い女’を演じているが、87年「危険な情事」のグレン・クローズに勝るとも劣らない怖さがある。クールでセクシーなイメージがあるが、一旦ツボにはまると表情が一変する。
その彼女も、93年「ギルティ/罪深き罪」(シドニー・ルメット監督)では逆に脅される立場の弁護士を演じているから、こういったところは映画の面白さだ。
いつも抑えた演技が素晴らしいアナベラ・シオラもいいが、本作に限っていえば、デ・モーネイの対比としては、黒人俳優アーニー・ハドソンを押したい。
精神障害をもつ使用人ソロモン役だが、ラストにキラリと光る存在感をみせる。
いつもクレジットの中盤あたりに名を連ねる俳優サンだが、出演シーンは短くてもなぜか印象に残る。
その彼も、95年「コンゴ」や96年「野獣教師」では準主役級にのし上がってきている。
のちに大女優となるジュリアン・ムーアが、デ・モーネイの罠にかかってしまう悲惨な役柄で出演しているのにも注目!
「ゆりかごをゆらす手」 レベッカの怒りの現れ方が多様で怖い
投稿日
2016/08/05
レビュアー
ちゅく
【名作サスペンス再見 その7】
男、夫の存在感のない物語。
「ゆりかごをゆらす手」(1991年、アメリカ、カラー、97分)。
カーティス・ハンソン監督(1945生)の作品では、この作品より「L.A.コンフィデンシャル」 (1997)のほうが優れています。
それでも、この「ゆりかご」を選んだのは、怖いからです。
産婦人科医ペイトンの診察を受けていた妊婦クレア(アナベラ・シオラ)は、医療外の行為をされた。
彼女は夫と相談の上、医師を告発する。彼は自殺する。
クレアは無事に、子供を産む。
自殺した医師の妻は、妊娠していたが、流産する。
彼女(レベッカ・デモーネイ)は、寡婦「モートン夫人」として、クレアの家に「子守(ベビー・シッター)」として住み込む。
クレアは、重度の喘息をもっている。
夫マイケル(マット・マッコイ)は、野菜のような男。
二人の間には、長女エマがいて、この赤ちゃんがいる。
家の異変に気づいた庭師のソロモン(アーニー・ハドソン)は警告を発するが、モートン夫人の虚言(「エマへの異常な行為」)によって、解雇される。
クレアの夫婦には、友人のマーリーン(ジュリアン・ムーア) の夫婦がいるが、やはり、噂として笑い飛ばされる。
ジュリアン・ムーアの、弾ける前の「雰囲気」を、よく確認できる。ただものではない。
モートン夫人の逆恨みは、まっすぐクレアに向いている。
心理的に追い詰めていく。最終的に、赤子を殺すように思える。
地域の屋内植物園で、クレアはいかにも幸せそうだ。「親戚は?」とモートン夫人に聞く彼女は、無防備だ。
いちばん優しかったひとは、「殺されたの 犯人は逃げたまま でも いずれ 天罰が下るはずよ」
と言った夫人は、トイレに行く。感情を抑制できず、個室の壁を叩き、蹴りつづける。
この場面が、この映画でもっとも怖い。
レベッカは美しいし、怪優です。こういう名女優が米国で生き延びられないことを、「デブラ・ウィンガーを探して」(2002)で、
「グラン・ブルー」「クラッシュ」のロザンナ・アークエットが、監督として、34人の女優にインタビューしていました。
デモーネイはその中に入っていませんが……。
「暴走機関車」(1985)を再見しましょう。黒澤明の脚本、アンドレイ・ゴンチャロフスキー監督、主演はジョン・ヴォイト、エリック・ロバーツ、
レベッカ・デモーネイ。
★優れたサスペンスの要件「その7」
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ゆりかごを揺らす手
(C)Buena Vista Home Entertainment, Inc. ※こちらはイメージ画像になります。