ついにダモ鈴木在籍時、CAN 全盛期のパリでのライヴ盤がリリース!CAN のライヴ・シリーズ第4弾!このシリーズは、結成メンバーのイルミン・シュミットとプロデューサー/エンジニアのルネ・ティナーが監修し、貴重なアーカイブ音源を現代の技術と繊細な作業により最高のクオリティで見事に復元した。このアルバムは、1973 年のパリ公演を収録したもので、キーボード&シンセにイルミン・シュミット、ドラムにヤキ・リーベツァイト、ギターにミヒャエル・カロリ、ベースにホルガー・シューカイ、そしてダモ鈴木がヴォーカルをとっており、ダモ鈴木にとって、バンド最後期でのライヴ出演となった。 (C)RS JAN:4571260594104
記番 : |
レンタル開始日 : |
在庫枚数 : |
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TRCP308 | 2024年03月09日 | 2枚 |
1位登録者 : |
2位登録者 : |
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0人 | 0人 | |
曲目 :
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TRCP308
2024年03月09日
2枚
0人
0人
1.
PARIS 73 EINS
(36分27秒)
2.
PARIS 73 ZWEI
(9分20秒)
3.
PARIS 73 DREI
(16分34秒)
4.
PARIS 73 VIER
(15分8秒)
5.
PARIS 73 FUNF
(13分45秒)
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
約5,400
タイトル以上
約9,200
タイトル以上
約210,000
タイトル以上
約250,000
タイトル以上
※2022年2月 現在のタイトル数
ソウ・ディライト(紙ジャケット仕様)/カン |
サウンドトラックス/カン |
The Singles/カン |
スーン・オーヴァー・ババルーマ/カン |
モンスター・ムーヴィー(紙ジャケット仕様)/カン |
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先週のザッパと同じ書き出しになってしまうけど、
未発音源であっても、先日、惜しくも亡くなられた
ダモ鈴木さんを擁した全盛期のカン、
しかもパリでのライブとあっては、
聴かない訳にはいきません。活動中、
正規のライブ盤を残さなかった彼らだけに、尚更です。
73年といえば、アルバムでいうと
「フューチャー・デイズ」の年。
初期の荒々しく実験的な作風から、
中・後期の軽やかで浮遊感溢れる作風への転機となった
名作ですが、このライブにおいては、
まだまだ熱く攻撃的な演奏を繰り広げています。
30分を超えるM1を筆頭に、全曲が10分以上の長尺で、
既存曲をモチーフにするなどして展開される
渦を巻くようなインプロヴィゼーションは圧巻です。
特にDisc2後半の燃焼度は凄まじく、
パリジャンも暴動のような歓声で応えています。
スタジオ作以上に、カローリの爛れたサイキーな
ギターが前面に押し出され、リーベツァイトのドラム、
シューカイのベースが、黒人音楽由来の
粘りと脂気のある横揺れするビートとは正反対な、
縦ノリのハンマービートでミニマルに煽り立てます。
こういう演奏を聴くと、ノイと共に彼らが
後のパンクのビート感覚の源流の一つであることが納得できます。
またフランスには、ZNRやパスカル・コムラード周辺を筆頭に、
例えばHeratius、Sonorhc、Germain Hubert Ales等々
「趣味的・サロン的」とも言うべき独自の前衛ロックが
綺羅星のように存在しますが、そうしたシーンにカンなど
ドイツ勢が与えた影響について想像してみるのも一興です。
ダモ鈴木さんの若々しく奔放な「日本語英語」ボーカルが
堪能できるのも感慨深い。何度も言うことですが、
山内テツさんらも同様に、ロックが輸入されて間もない日本から単身
海外に飛び出し、現地のバンドの一員として華々しく活動していた
ロック草創期の日本人の冒険心とヴァイタリティには驚くばかりです。
それから半世紀、これだけネットで世界中が繋がった状況になっても、
いまだに日本の音楽界で「海外進出」が取り沙汰されていることが
不思議に感じられます(昭和の日本人たちが、身一つで
とっくに実現しているのに)。
海外で活動する日本人ロック・ミュージシャンの輝かしいパイオニアだった
ダモ鈴木さん、安らかにお眠りください。
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ユーザーレビュー:1件
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MIGHTY MOE AND JOE先週のザッパと同じ書き出しになってしまうけど、
未発音源であっても、先日、惜しくも亡くなられた
ダモ鈴木さんを擁した全盛期のカン、
しかもパリでのライブとあっては、
聴かない訳にはいきません。活動中、
正規のライブ盤を残さなかった彼らだけに、尚更です。
73年といえば、アルバムでいうと
「フューチャー・デイズ」の年。
初期の荒々しく実験的な作風から、
中・後期の軽やかで浮遊感溢れる作風への転機となった
名作ですが、このライブにおいては、
まだまだ熱く攻撃的な演奏を繰り広げています。
30分を超えるM1を筆頭に、全曲が10分以上の長尺で、
既存曲をモチーフにするなどして展開される
渦を巻くようなインプロヴィゼーションは圧巻です。
特にDisc2後半の燃焼度は凄まじく、
パリジャンも暴動のような歓声で応えています。
スタジオ作以上に、カローリの爛れたサイキーな
ギターが前面に押し出され、リーベツァイトのドラム、
シューカイのベースが、黒人音楽由来の
粘りと脂気のある横揺れするビートとは正反対な、
縦ノリのハンマービートでミニマルに煽り立てます。
こういう演奏を聴くと、ノイと共に彼らが
後のパンクのビート感覚の源流の一つであることが納得できます。
またフランスには、ZNRやパスカル・コムラード周辺を筆頭に、
例えばHeratius、Sonorhc、Germain Hubert Ales等々
「趣味的・サロン的」とも言うべき独自の前衛ロックが
綺羅星のように存在しますが、そうしたシーンにカンなど
ドイツ勢が与えた影響について想像してみるのも一興です。
ダモ鈴木さんの若々しく奔放な「日本語英語」ボーカルが
堪能できるのも感慨深い。何度も言うことですが、
山内テツさんらも同様に、ロックが輸入されて間もない日本から単身
海外に飛び出し、現地のバンドの一員として華々しく活動していた
ロック草創期の日本人の冒険心とヴァイタリティには驚くばかりです。
それから半世紀、これだけネットで世界中が繋がった状況になっても、
いまだに日本の音楽界で「海外進出」が取り沙汰されていることが
不思議に感じられます(昭和の日本人たちが、身一つで
とっくに実現しているのに)。
海外で活動する日本人ロック・ミュージシャンの輝かしいパイオニアだった
ダモ鈴木さん、安らかにお眠りください。
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ライヴ・イン・パリ 1973