EITHER / OR / エリオット・スミス
レンタル開始日:2012年07月30日
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KRS269 | 2012年07月30日 | 1枚 |
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KRS269
2012年07月30日
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エックス オー/エリオット・スミス |
ローマン・キャンドル/エリオット・スミス |
アン・イントロダクション・トゥ・エリオット・スミス/エリオット・スミス |
Division Day/No Name #6/エリオット・スミス |
エリオット・スミス/エリオット・スミス |
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最近の再発もので個人的に出色だと思ったのは、
スティーブ・ワーナーとシーズンの各同名作。
前者はオーストラリア、後者はフランスを代表するアシッド・フォークの名盤ですが、
どちらも早春にふさわしい淡く儚い詩情が素晴らしく、
久しぶりに全身を耳にして聴き入りました。
再発されなければ一生聴くことのできない
レア・アズ・ヘルなド廃盤のリイシューもありがたいけれど、こういう
真に良質な音楽を知り尽くしたベテランの玄人筋に評価され続けてきた定番的名作も
きちんと再発してもらえると、私のような貧乏人にはうれしいものです。
で、特にスティーブ・ワーナーは、メーカーがCDに貼った謳い文句に
「ケヴィン・エアーズやエリオット・スミスに匹敵する」とあり、
聴く前から期待が高まりました。
KAの方は、憂き世離れしたボヘミアン的な感覚には共通点があるものの、
音楽性や声質はそれほど似ているとは思いませんでした。
しかしESの方は、聴いた瞬間ハッとするくらい、
曲調といい歌い方といい、そのフラジールな感覚がそっくりだったのです。
随分、前置きが長くなりましたが、
そんな訳で久々に「本家」(というか、かなり後輩だけど)を聴いてみた次第。
彼の活動期が青春だった、という世代には熱心なファンの方が多いので、
内容については私のようなオッサンがぐだぐだ言う必要もないでしょう。
とはいえ、私も彼のデビュー作「ロマン・キャンドル」を聴いた時は
「今どきのアメリカに、こんなに地味渋な歌と音で聴かせるシンガーがいるのか」と驚いたものです。
この作品は、そんなデビュー作に比べると、ヒットした次作「XO」につながる要素を感じさせるものの、
やはり壊れやすくダウナーな歌の数々をじっくりと聴かせてくれます
(これに比べると、前述のSWはヒッピー的に明るく澄んでいる)。
ESの他界を知った時、私はとっくに、
夭折をもって表現者を神格化するほどナイーブな年頃ではなくなっていましたが、
それでも彼が、メジャー・シーンである程度の成功を収める一方で、
サイケやアシッド・フォークを聴き込んだ通人達からも認められた数少ないアーティストであり、
ティム・バックリーやニック・ドレイクの系譜に連なる
本物のシンガーであったことは確かでしょう。
私達の生きている世界は、彼のような魂と才能の持ち主が
あのような人生の幕引きをせざるをえない場所であることを、忘れたくないものです。
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ユーザーレビュー:1件
投稿日
MIGHTY MOE AND JOE最近の再発もので個人的に出色だと思ったのは、
スティーブ・ワーナーとシーズンの各同名作。
前者はオーストラリア、後者はフランスを代表するアシッド・フォークの名盤ですが、
どちらも早春にふさわしい淡く儚い詩情が素晴らしく、
久しぶりに全身を耳にして聴き入りました。
再発されなければ一生聴くことのできない
レア・アズ・ヘルなド廃盤のリイシューもありがたいけれど、こういう
真に良質な音楽を知り尽くしたベテランの玄人筋に評価され続けてきた定番的名作も
きちんと再発してもらえると、私のような貧乏人にはうれしいものです。
で、特にスティーブ・ワーナーは、メーカーがCDに貼った謳い文句に
「ケヴィン・エアーズやエリオット・スミスに匹敵する」とあり、
聴く前から期待が高まりました。
KAの方は、憂き世離れしたボヘミアン的な感覚には共通点があるものの、
音楽性や声質はそれほど似ているとは思いませんでした。
しかしESの方は、聴いた瞬間ハッとするくらい、
曲調といい歌い方といい、そのフラジールな感覚がそっくりだったのです。
随分、前置きが長くなりましたが、
そんな訳で久々に「本家」(というか、かなり後輩だけど)を聴いてみた次第。
彼の活動期が青春だった、という世代には熱心なファンの方が多いので、
内容については私のようなオッサンがぐだぐだ言う必要もないでしょう。
とはいえ、私も彼のデビュー作「ロマン・キャンドル」を聴いた時は
「今どきのアメリカに、こんなに地味渋な歌と音で聴かせるシンガーがいるのか」と驚いたものです。
この作品は、そんなデビュー作に比べると、ヒットした次作「XO」につながる要素を感じさせるものの、
やはり壊れやすくダウナーな歌の数々をじっくりと聴かせてくれます
(これに比べると、前述のSWはヒッピー的に明るく澄んでいる)。
ESの他界を知った時、私はとっくに、
夭折をもって表現者を神格化するほどナイーブな年頃ではなくなっていましたが、
それでも彼が、メジャー・シーンである程度の成功を収める一方で、
サイケやアシッド・フォークを聴き込んだ通人達からも認められた数少ないアーティストであり、
ティム・バックリーやニック・ドレイクの系譜に連なる
本物のシンガーであったことは確かでしょう。
私達の生きている世界は、彼のような魂と才能の持ち主が
あのような人生の幕引きをせざるをえない場所であることを、忘れたくないものです。
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