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CDSOL1373 | 2010年10月30日 | 3枚 |
1位登録者 : |
2位登録者 : |
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曲目 :
|
CDSOL1373
2010年10月30日
3枚
0人
0人
1.
アヤのサンバ
(6分27秒)
2.
密林ダンス[ハニー・サンバ]
(5分28秒)
3.
初飛行
(10分8秒)
4.
イッツ・オーバー
(3分18秒)
5.
バット・ノット・フォー・ミー
(6分44秒)
6.
日本ジャズ街のピアノハンマー又は貝の火の化石
(5分45秒)
7.
エピストロフィ
(4分58秒)
8.
土人形
(6分17秒)
9.
ナム
(7分)
10.
マイ・フェイヴァリット・シングス
(9分39秒)
11.
FUJI YAMA
(11分37秒)
12.
私のあなた
(3分10秒)
13.
ロンリー・ララバイ
(3分50秒)
14.
ながらジャズ音頭
(3分5秒)
15.
光の羽根
(3分56秒)
16.
うす虹色のコスモス
(2分58秒)
17.
阿弖流為・古代からの風
(9分10秒)
18.
病い
(2分46秒)
19.
雷雨
(6分48秒)
20.
このレコードを私に下さい
(4分5秒)
21.
ガキの頃から
(3分52秒)
22.
般若心経[逆説]
(6分22秒)
23.
秋のエチュード
(4分20秒)
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坂元輝さんの「海を見ていたジョニー」を通じて、
地方、それも東北発のインディー・ジャズ・レーベルである
「ジョニーズ・ディスク」と、その拠点である
陸前高田市のジャズ喫茶「ジョニー」を知り、
先日もこちらで和ジャズのオムニバスを借りた流れから
「ジョニーズ」に特化した本作、聴いてみました。
Disc1は、同レーベルの看板であるジャズ。
全体に「モダンジャズ以上、フリー未満」とも言うべき、
同時代のロフト/スピリチュアル系の
米国黒人ジャズに呼応したような雰囲気が感じられます。
中でも印象深かったのが、板倉克行さんによるM6。
ピアノの一部の鍵盤をプリペアードすることで
敢えて「不能」にして繰り広げられる演奏には、
メンゲルベルクにも通じるユーモラスな実験性があります。
そういえばメンゲルベルクのICPには、
負傷して自由の効かない腕で敢えてベースを弾いた
アルテナのアルバムもあったけど、あれなんかも
想起させられました。
一方、Disc2はジャズ以外。
ジョニーズは、こういう音楽も手掛けていたんですね。
フォーク、ロック、テクノからムード歌謡、民謡調まで
何でもありの雑多な作風。
良い意味でアマチュア的な創意と情熱が感じられて、
こちらも面白いです。
とりわけインパクトが強いのが、
レーベルの主宰者である照井顕さんによる
「東北エスノ・フォーク」とも言うべき歌の幾つか
(ご自身が演奏するとジャズにならないのもユニーク)。
中でも「古代東北の英雄」阿弖流為の生涯を歌った
M17は興味深かったです。
M20の三上寛さん同様、照井さんの中にも
「ヤマト(大和朝廷)に征服されたエミシ(蝦夷)の国」に始まり、
幕末を経て「首都圏の裏庭」としての現在にまで至る
「悲史」や、時には「偽史」にさえ根差した
「東北ナショナリズム」が脈打っておられるのでしょうね。
この辺、沖縄・奄美やアイヌは言うに及ばず、世界に目を転じても
例えばUKのウェールズ、スペインのバスク地方、
フランスのオック語圏の音楽にも通じるようで、
改めて認識を新たにしました。
同名の「海を見ていたジョニー」をはじめ、ジョニーという名前は
もちろん五木寛之さんの小説(僕は未読)から取られたものらしいですが、
五木さんと照井さんを引き合わせたのは三上さんだったのだとか。
「三上さん経由」という辺りが、阿部薫さんの演奏に
「ボリス・ヴィアンとセリーヌの邂逅」を見た五木さんらしいと思います。
他にも、僕自身の若い頃の東北旅行の思い出や、
「生まれ育った故郷」を持たない僕の
「音楽と共同体」の関係に寄せる個人的な思い
(文化芸術、とりわけ音楽は、故郷喪失者や共同体を追われた者の
「故郷」であるべきだ)など言いたいことはありますが、
長くなるので、この辺で。
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ユーザーレビュー:1件
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MIGHTY MOE AND JOE坂元輝さんの「海を見ていたジョニー」を通じて、
地方、それも東北発のインディー・ジャズ・レーベルである
「ジョニーズ・ディスク」と、その拠点である
陸前高田市のジャズ喫茶「ジョニー」を知り、
先日もこちらで和ジャズのオムニバスを借りた流れから
「ジョニーズ」に特化した本作、聴いてみました。
Disc1は、同レーベルの看板であるジャズ。
全体に「モダンジャズ以上、フリー未満」とも言うべき、
同時代のロフト/スピリチュアル系の
米国黒人ジャズに呼応したような雰囲気が感じられます。
中でも印象深かったのが、板倉克行さんによるM6。
ピアノの一部の鍵盤をプリペアードすることで
敢えて「不能」にして繰り広げられる演奏には、
メンゲルベルクにも通じるユーモラスな実験性があります。
そういえばメンゲルベルクのICPには、
負傷して自由の効かない腕で敢えてベースを弾いた
アルテナのアルバムもあったけど、あれなんかも
想起させられました。
一方、Disc2はジャズ以外。
ジョニーズは、こういう音楽も手掛けていたんですね。
フォーク、ロック、テクノからムード歌謡、民謡調まで
何でもありの雑多な作風。
良い意味でアマチュア的な創意と情熱が感じられて、
こちらも面白いです。
とりわけインパクトが強いのが、
レーベルの主宰者である照井顕さんによる
「東北エスノ・フォーク」とも言うべき歌の幾つか
(ご自身が演奏するとジャズにならないのもユニーク)。
中でも「古代東北の英雄」阿弖流為の生涯を歌った
M17は興味深かったです。
M20の三上寛さん同様、照井さんの中にも
「ヤマト(大和朝廷)に征服されたエミシ(蝦夷)の国」に始まり、
幕末を経て「首都圏の裏庭」としての現在にまで至る
「悲史」や、時には「偽史」にさえ根差した
「東北ナショナリズム」が脈打っておられるのでしょうね。
この辺、沖縄・奄美やアイヌは言うに及ばず、世界に目を転じても
例えばUKのウェールズ、スペインのバスク地方、
フランスのオック語圏の音楽にも通じるようで、
改めて認識を新たにしました。
同名の「海を見ていたジョニー」をはじめ、ジョニーという名前は
もちろん五木寛之さんの小説(僕は未読)から取られたものらしいですが、
五木さんと照井さんを引き合わせたのは三上さんだったのだとか。
「三上さん経由」という辺りが、阿部薫さんの演奏に
「ボリス・ヴィアンとセリーヌの邂逅」を見た五木さんらしいと思います。
他にも、僕自身の若い頃の東北旅行の思い出や、
「生まれ育った故郷」を持たない僕の
「音楽と共同体」の関係に寄せる個人的な思い
(文化芸術、とりわけ音楽は、故郷喪失者や共同体を追われた者の
「故郷」であるべきだ)など言いたいことはありますが、
長くなるので、この辺で。
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