アーティスト : スティーヴ・キューン
ピアニスト、スティーブ・キューン率いるトリオによる2001年録音盤。ジョン・ルイスに捧げた彼の名曲「ジャンゴ」、往年のヒット・チューン「誘惑」他を収録した、スローでもアップでも大胆に展開されるアドリブが素晴らしい一枚。 (C)RS JAN:4988008636437
記番 : |
レンタル開始日 : |
在庫枚数 : |
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TKCV35098 | 2009年08月10日 | 1枚 |
1位登録者 : |
2位登録者 : |
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0人 | 0人 | |
曲目 :
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TKCV35098
2009年08月10日
1枚
0人
0人
1.
誘惑
(7分18秒)
2.
黒い瞳
(6分8秒)
3.
ユー・ベター・ゴー・ナウ
(6分26秒)
4.
思い出の夏
(7分48秒)
5.
わが恋はここに
(6分46秒)
6.
ジャンゴ
(3分34秒)
7.
ライクリー・ストーリー
(9分19秒)
8.
言い出しかねて
(5分25秒)
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
約5,400
タイトル以上
約9,200
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約210,000
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※2022年2月 現在のタイトル数
プロミセズ・ケプト/スティーヴ・キューン |
スリー・ウェイヴズ/スティーヴ・キューン |
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キエレメ・ムーチョ/スティーヴ・キューン |
モストリー・コルトレーン/スティーヴ・キューン |
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1〜 1件 / 全1件
ジャズは素人ですので、ご容赦願います。
カフェ・ジャズという類(たぐい)のコンピレーションアルバムがあります。
これもその仲間かと思い、仕事中のBGMに良いかと気楽な感じで買ったのですが、とてもとても。
背中で聞き流すことが出来ず、いつの間にかスピーカーの前で目をつぶっています。
1. Temptation 誘惑
何に誘惑されるのだろう?とにかく、これから始まる予兆のような掻き立てるものを感じます。この後も何度も感じますが、ドラムの特にシンバルがいい仕事をしています。
ドラム即興のパートは少なのですが、ピアノの後ろで、ベースとドラムが存在感を示して、この後の展開が楽しみになります。
2. Dark Eyes 黒い瞳
日本でも郷ひろみさんやフリオ・イグレシアスさんでおなじみのあの曲。大本は哀愁のあるロシア民謡。
それが一体何があったのかと思うほど、スピーディーでスリリング。
セッションなんて言葉では生ぬるい。これがあの曲ですかというくらいに三者がガップリ取っ組み合っています。
とにかくよく指の回るスティーブ・キューン氏がミスタッチしています。もちろんクラシックではありませんから、それが瑕疵(かし)ではないのはもちろんですが、それくらいドライブ感が凄い。
よく知っているあのフレーズだけに(郷さんの歌詞なら「♪行方さえ 知らないで ただ虚しく 傷つくのか 君を胸に抱くのは 誰なのか つらい〜」あたり)、ピアノパートでの裏打ちとかメロディの崩し方がわかって面白い。
最後にベースが弓を使って余韻を残します。
3. You Better Go Now ユー・ベター。ゴー・ナウ
前曲のほとぼりを冷ますような、ゆったりとした、ラウンジでのおしゃべりが許されたようなスローナンバー。
カクテルグラスでも片手に立ち話でもしたくなる雰囲気。もちろん女性はナイトドレス(肩紐の)、男はタキシードで。
ドラムパートが、スティックからブラシに持ち替えて、ドラムのお腹を優しくなでています。
このムードの中にたゆたっていたい。
4. The summer Knows 思い出の夏
映画「おもいでの夏」のテーマ曲。
実は、この曲を作曲したミシェル・ルグラン氏とクラシック歌手のジェシー・ノーマンさんのコラボレーションアルバム「おもいでの夏〜ジェシー・ノーマンmeetsミシェル・ルグラン」の一曲目がこれで。改めてルグラン氏のピアノの腕に驚くと供に、あまり二人の個性が絡んでいない感じがしてあまり聞いていませんでした。
このセッションを聞いてあれを思い出ししました。
ここでは、ベースが引き締まって、歌っています。
5. Love Is Here To stay わが恋はここに
都会的でとてもフランク。ベースが饒舌。大きなムク犬がおしゃべりしているようです。
6. Django ジャンゴ
暗く、重い、乾いた冬の街。静かな夜明け前。トレンチコートと煙草がにあう。
ドラムパートはシンバルのみ、ベースも最小限。ピアノソロと言ってもいい。
最後にピアノが鐘の音を三回。葬送の曲にも聞こえます。
7.A Likely Story ライクリー・ストーリー
消えかけ、くすぶっていた熾(おき)が、少しずつ燃え出すようでもあり、寒い冬の空気の中から春の匂いを僅かにかぎとったように始まる。
ベースのソロが声を上げて歌い出し、深い井戸の底から水がわきあがって、噴き出し、水路にあふれ出す。水は迸(ほとばし)り、速さを増して大河に向かって奔流(ほんりゅう)となり、大河はやがて緩やかに大海原に吸い込まれていく。
8.I Can’t Get Started 言い出しかねて
エンディングのあいさつ。この余韻に浸っていたいけど、家路を行こうか、もう一軒はしごしようか、それとも…。
いつだって、お楽しみはこれからだ。
スイングジャーナル誌がゴールドディスクに選定しています。
(録音も最近ですので、出来るだけ良いオーディオセットで聞かれることをお勧めします。安くてもコンポセットで。上を見たら限(きり)がありませんが、ラジカセではこの音場の再現は無理だと思います。)
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ムーンジャズは素人ですので、ご容赦願います。
カフェ・ジャズという類(たぐい)のコンピレーションアルバムがあります。
これもその仲間かと思い、仕事中のBGMに良いかと気楽な感じで買ったのですが、とてもとても。
背中で聞き流すことが出来ず、いつの間にかスピーカーの前で目をつぶっています。
1. Temptation 誘惑
何に誘惑されるのだろう?とにかく、これから始まる予兆のような掻き立てるものを感じます。この後も何度も感じますが、ドラムの特にシンバルがいい仕事をしています。
ドラム即興のパートは少なのですが、ピアノの後ろで、ベースとドラムが存在感を示して、この後の展開が楽しみになります。
2. Dark Eyes 黒い瞳
日本でも郷ひろみさんやフリオ・イグレシアスさんでおなじみのあの曲。大本は哀愁のあるロシア民謡。
それが一体何があったのかと思うほど、スピーディーでスリリング。
セッションなんて言葉では生ぬるい。これがあの曲ですかというくらいに三者がガップリ取っ組み合っています。
とにかくよく指の回るスティーブ・キューン氏がミスタッチしています。もちろんクラシックではありませんから、それが瑕疵(かし)ではないのはもちろんですが、それくらいドライブ感が凄い。
よく知っているあのフレーズだけに(郷さんの歌詞なら「♪行方さえ 知らないで ただ虚しく 傷つくのか 君を胸に抱くのは 誰なのか つらい〜」あたり)、ピアノパートでの裏打ちとかメロディの崩し方がわかって面白い。
最後にベースが弓を使って余韻を残します。
3. You Better Go Now ユー・ベター。ゴー・ナウ
前曲のほとぼりを冷ますような、ゆったりとした、ラウンジでのおしゃべりが許されたようなスローナンバー。
カクテルグラスでも片手に立ち話でもしたくなる雰囲気。もちろん女性はナイトドレス(肩紐の)、男はタキシードで。
ドラムパートが、スティックからブラシに持ち替えて、ドラムのお腹を優しくなでています。
このムードの中にたゆたっていたい。
4. The summer Knows 思い出の夏
映画「おもいでの夏」のテーマ曲。
実は、この曲を作曲したミシェル・ルグラン氏とクラシック歌手のジェシー・ノーマンさんのコラボレーションアルバム「おもいでの夏〜ジェシー・ノーマンmeetsミシェル・ルグラン」の一曲目がこれで。改めてルグラン氏のピアノの腕に驚くと供に、あまり二人の個性が絡んでいない感じがしてあまり聞いていませんでした。
このセッションを聞いてあれを思い出ししました。
ここでは、ベースが引き締まって、歌っています。
5. Love Is Here To stay わが恋はここに
都会的でとてもフランク。ベースが饒舌。大きなムク犬がおしゃべりしているようです。
6. Django ジャンゴ
暗く、重い、乾いた冬の街。静かな夜明け前。トレンチコートと煙草がにあう。
ドラムパートはシンバルのみ、ベースも最小限。ピアノソロと言ってもいい。
最後にピアノが鐘の音を三回。葬送の曲にも聞こえます。
7.A Likely Story ライクリー・ストーリー
消えかけ、くすぶっていた熾(おき)が、少しずつ燃え出すようでもあり、寒い冬の空気の中から春の匂いを僅かにかぎとったように始まる。
ベースのソロが声を上げて歌い出し、深い井戸の底から水がわきあがって、噴き出し、水路にあふれ出す。水は迸(ほとばし)り、速さを増して大河に向かって奔流(ほんりゅう)となり、大河はやがて緩やかに大海原に吸い込まれていく。
8.I Can’t Get Started 言い出しかねて
エンディングのあいさつ。この余韻に浸っていたいけど、家路を行こうか、もう一軒はしごしようか、それとも…。
いつだって、お楽しみはこれからだ。
スイングジャーナル誌がゴールドディスクに選定しています。
(録音も最近ですので、出来るだけ良いオーディオセットで聞かれることをお勧めします。安くてもコンポセットで。上を見たら限(きり)がありませんが、ラジカセではこの音場の再現は無理だと思います。)
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