いきなり、この歌詞で始まる２曲目の「スイマーよ！！」が好き。

このタイトルは、今はなき文芸雑誌「鳩よ」から得たというのが稲葉さんらしいところ。
「食欲なさそうな顔でストロー噛むなら　僕を・・・」なんて歌詞も更に、らしいところ。
スイマーというくらいだからスイスイ泳ぐようなテクノ風アレンジも聴きどころ。

９枚目となるこのアルバムはディスコグラフィーの中でも上位にくる出来栄えと
個人的には、かたく信じております、これとあと「Brotherhood」と並びたって。
本アルバム、極めつけは６曲目の「Fireball」でしょう。

ファン投票では常にミドルスローな楽曲が上位にきていますが
稲葉さんの真骨頂は誰も真似できないシャウトの破壊力。
「Fireball」は特に未踏の領域のような高音を終盤、ファルセットなしに
発声されているのですから驚歎せざるを得ない唱法と言えます。

‘どんな高級セラピーもアテになんない時代に　あと何がある〜’と

　（素人の方がカラオケなどで歌っておられるのを拝聴しますと殆どが、
　　ただの、男のヒステリーにしか聞こえませんので特に注意が必要な曲。
　　「ギリギリchop」にもそれは言えます）


８，「泣いて泣いて泣きやんだら」も結構好き。

　♪　プライドを守り抜く　あなたの姿　ああ　きれい

B'zのアルバムには、必ず１曲目でガツン！とやられてしまいます。
私はこのアルバムをよく車の中で聴いていたのですが、
いつも『Deep Kiss』で熱くなった身体と興奮がさめぬうちに、２曲目の『スイマーよ！』にうつり、
この流れるような曲と曲運びに、ついついスピードが上がってしまうのです(^^ゞ。

３、４曲目でやっと普通に戻ることができ、５曲目で落ち着くのですが、
６曲目からまた、あがります(^^ゞ
もう７曲目の『Do me』なんて、車の中で一緒になって歌い、すこぶるハイ状態(^^)v。
そしてそのまま『泣いて 泣いて 泣きやんだら』に突入し、感極まって涙が……。
そしてそのままドライブが続くのですが、
基本エンドレスリピートなので、１曲目に戻ると、またスピードがぐんぐん上昇してきます(^^♪。

……とまぁ、私的にはドライブに最適なアルバム。

飾らない言葉で、日常使うような言葉で書かれた『泣いて 泣いて 泣きやんだら』が
やはり１番のオススメですね。

deepkissの「早かったり下手くそだったりやたら気がきかなかったり、そりゃ男もできるさ」って詩インパクトありますｗ
ハピネス聞くと、昔の恋思いだして泣きそうになります