ちあきなおみの黄昏ビギン / ちあきなおみ

ちあきなおみの黄昏ビギン / ちあきなおみ

全体の平均評価点(5点満点)

  • 1
  • CD
ジャンル : 
アーティスト : 
ちあきなおみ

レコード会社の枠を超えて組まれたベスト盤で、70年代の曲から90年代半ばの活動休止前のラスト・シングル曲までを収める。レコード大賞曲、CF使用ポップス調曲、ザ・アニマルズやポルトガルのファドを取り上げたものまで、確固とした個性が支える、その広がりように驚く。 JAN:4988004128691

ちあきなおみの黄昏ビギン / ちあきなおみ

  • 旧作
記番 : レンタル開始日 : 在庫枚数 :
TECE3209 2013年11月09日 20枚
1位登録者 : 2位登録者 :
2人 2人
曲目 :
  • 1. 黄昏のビギン (4分18秒)
  • 2. かもめの街 (4分44秒)
  • 3. 夜間飛行 (3分28秒)
  • 4. 夜霧よ今夜も有難う (5分27秒)
  • 5. 秘恋 (4分13秒)
  • 6. 涙の酒 (3分50秒)
  • 7. 玄海ブルース (2分45秒)
  • 8. 酒場川 (4分15秒)
  • 9. 港が見える丘 (ライブ音源) (3分45秒)
  • 10. 朝日のあたる家(朝日楼) (ライブ音源) (4分40秒)
  • 11. 喝采 <'89年バージョン> (3分49秒)
  • 12. 百花繚乱 (6分22秒)
  • 13. 新宿情話 (4分28秒)
  • 14. 紅とんぼ (4分2秒)
  • 15. スタコイ東京 (3分58秒)
  • 16. 冬隣 (4分36秒)
  • 17. 伝わりますか (4分39秒)
  • 18. 紅い花 (5分1秒)

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朝日のあたる家

投稿日:2014/10/04 レビュアー:ちゅく

「ちあきなおみ virtual concert」というCDが、手元にあります。(この「ちあきなおみの黄昏ビギン 」とは、違うCDです。)

ちあきファンのために、ちあきの歌を好きな音楽編集者が、曲を選んで配置し、曲間に拍手の音を入れ、ライブのような感覚を味わえるように作った、名盤であると思っています。

ちあきさんは、1992年に音楽界から引退されていますので、2003年のこの盤は、夢の体験です。
このCDの解説書によると、佐々木成さんによって、その物語が記されています。

2002年、ちあきさんの音源を主にもっているテイチクと、他の会社が提携して、10枚組の全集の企画が始まった、その後、未発表のコンサート・ライブ音源が5曲も出てきた。
その1曲が、「朝日のあたる家」だった。

私の手元にある、ちあき全集は、「ち」「あ」「き」「な」「お」「み」の5枚組の「これくしょん」(コロムビア)で、ここには、「朝日」は入っていない。

今、ユーキャンで通販されている、「ちあきなおみの世界 歌比べ」(CD10枚)に、「朝日」は確かに入っている。これが佐々木成さんの言う、10枚組全集だったのか……。

さて、手元の1枚のCD「ちあきなおみ virtual concert」に、「朝日のあたる家(朝日楼) (ライブ音源)」は入っている。
TSUTAYAさんでレンタルできる、この「ちあきなおみの黄昏ビギン」にも入っている。
この2枚は、別のもので、収録曲も微妙にちがうのだが……。

「朝日」を聴いたときの衝撃を忘れない。
アニマルズのバージョンだが、

「There is a house in New Orleans
 They call the Rising Sun
 And it's been the ruin of many young poor boys
 And God I know I'm one」

という原詩が、

「私が着いたのは ニューオリンズの
 朝日楼という名の●●屋だった」
(訳詩:浅川マキ)

※「●●」は、当筆者「ちゅく」による伏字。

となっている。

美空ひばりが、「歌屋」でなく、「歌手」として認めたのは、ちあきなおみだった、という噂を聞いたことがある。
噂の真偽を確かめたことがないので、以下、感想として述べる。

@ 演歌歌手だけではなかった。
A ブルース、ジャズ、クラシック、シャンソン、ファド、フォーク、ロック、民謡、……。歌というものは、すべて表現できた。
B 舞台(ライブ)でこそ、真の力を出す歌手であった。

この3点が、共通点と思う。
次に、違う、というか、比較3点。

@ 技術は、ひばりが上。
→美空ひばりの技術は、最高点で、世界的にも、適う人は少ない。(全ジャンルで)
 エラ・フィッツジェラルドのスキャットだって、軽く出来たのでは……。
 そして、うますぎて、聴いているほうが、少しつらくなってしまう。息苦しさを感じる。
→ちあきなおみには、癒しを感じる。息を感じる。

A 発声は、正反対。
→美空ひばりは、響きの焦点を額の先の空間に集める、クラシカルなベル・カント。
 実に素晴らしい。喉でコントロールしているようで、実は、そうではない。
 (晩年は、そうなりつつあったが、直後に亡くなった。)
 シュワルツコップやディースカウのような発声。
→ちあきなおみの発声は、声の中の息の量が多い。そこで癒されるのだが、一息は短いので、
 ひばりに比べ、「息つぎ」が多い。が、その間(ま)に味がある。
 ヘルマン・プライや、クリスタ・ルードヴィヒのような発声。

B 劇場と、感情表現
→美空ひばりは、劇場の人。ちあきなおみは、激情というか、感情表現の人。
→ひばりは、いつも冷静だ。自分を、曲をコントロールしている。
→ちあきも、自分をコントロールできるが、なにか「憑依」の転換がある。感情の高まり、転下、推移など、計算・計画でなく、驚くことが起こる。

以上です。

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