リベロ / ファブリッツィオ・ボッソ
- アーティスト :
- ファブリッツィオ・ボッソ
2010年秋の日本公演に連れてきた、イタリアの朋友でギターの俊英ロベルト・セチェートを自己名義の録音で初起用。その代わり、サックスが抜けたクインテットはワン・ホーンになった。「ロベルトは成熟し、慎み深く、そして、洗練されたミュージシャンだ」(ボッソ)。たしかに、派手か地味かのメジャーで計れば、針は後者にふれるだろう。ところがこれが、絶えず血気盛んなイタリアン・チームの亜熱帯に「まあまあ」と分け入り、オレ流ひと筋で音楽の風向きを動かしてしまった。という面白味がある一方、その風向きに逆らわず、ギター抜きのカルテットでやった3曲で、新味を盛大に引き寄せたのがまたいい。とくに、持ち前の超絶テクから、小賢しさが薄らいだところをはじめ、磨けば磨くほど艶が出るフェイズはこれからだ、という感じが出てきたところもだ。ジョン・コルトレーンの(7)では、クラブ系の慣用に従ってディレイ・エフェクトを活用するなど、冒険精神も光る。 (成田 正) JAN:4524135305862
リベロ / ファブリッツィオ・ボッソ
記番 : | レンタル開始日 : | 在庫枚数 : |
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MYCJ30586 | 2011年05月21日 | 0枚 |
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曲目 :
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