アースバウンド(紙ジャケット仕様) / キング・クリムゾン

アースバウンド(紙ジャケット仕様)/キング・クリムゾンの画像・ジャケット写真
アースバウンド(紙ジャケット仕様) / キング・クリムゾン

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  • 1

アースバウンド(紙ジャケット仕様) / キング・クリムゾン

  • 旧作
記番 : レンタル開始日 : 在庫枚数 :
IECP10007 2007年03月04日 1枚
1位登録者 : 2位登録者 :
2人 0人
曲目 :
  • 1. 21世紀のスキッツォイド・マン (11分39秒)
  • 2. ペオリア (7分22秒)
  • 3. 船乗りの話 (4分49秒)
  • 4. アースバウンド (6分15秒)
  • 5. グルーン (15分32秒)

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一線を超えたアナーキー

投稿日:2015/09/13 レビュアー:czt

音質は悪く、演奏にもムラがある。しかし、一曲目の21st Century Schizoid Man、キング・クリムゾンのマニュフェストともいっていい曲、この曲の演奏だけでこのアルバムの価値は十分にある。それほどまでに、この演奏は素晴らしい、凄まじい。キング・クリムゾンというバンドは、ロックとは何かを問うような批評的な姿勢が特徴と言えたが、そこには、どこか守りの姿勢がつきまとう。つべこべ言わずにブチかませ!とか。これに対して、アースバウンドでの21st Century Schizoid Manの演奏は、そんなことも吹っ飛んでしまうような衝動の塊のような演奏だ。とはいっても、単に絶叫しているだけ、にとどまらない音楽的に昇華されたものでもある(そこが、また凄い!)

メンバーは「Lizard」や「Islands」の当時のメンバーで、この2枚のアルバムは、どちらかというとスタティックなイメージが強かった。しかし、ここでの、とくに管楽器を扱っているメル・コリンズが言うなれば、 “逝っちゃった”“ブッ翔んだ”状態。冒頭の有名なフレーズがひとしきり演奏された後、すぐに即興パートに移るが、「In The Court Of Crimson King」での整った演奏とはかけ離れたものになっていく。メル・コリンズのサックスは聴いていてフレーズが把握できないほど目まぐるしく、即興的に音が紡ぎ出す。周りのメンバーも当初はついていけないほど。徐々に、メル・コリンズの煽りを受けて、他のメンバーも狂い出して、ベースやドラムスといったリズム部隊も突っ走りはじめる。ここで凄いのは、個々のメンバーが個々に即興に走っている様で、実は同じ方向を向いているので、バンドとしてのまとまりを辛うじて保っていて、崩壊しそうで崩れないという、演奏全体に凄まじいスリルと緊張感が漲っている点。ロバート・フィリップは陰に隠れてしまっている。で、最後に各々で即興していたのがおきまりの21st Century Schizoid Manのフレーズで再びまとまったときの、まるでピンぼけだったレンズの焦点がピタリと合ったときのような圧倒的なカタルシスで演奏は終わる。(よくもまあ、終わったものだと思う)これは、本人たちも意図してできるような演奏ではない。何かの拍子で演ってしまった、奇跡的な瞬間だったのではないかとしか思えない。

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