グラッド・ラグ・ドール(通常盤) / ダイアナ・クラール

グラッド・ラグ・ドール(通常盤) / ダイアナ・クラール

全体の平均評価点(5点満点)

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  • CD
ジャンル : 
アーティスト : 
ダイアナ・クラール

深紅のソファーに黒いコルセットに身を包んだダイアナ・クラールが横たわっている。こんなに艶めかしい彼女の姿を見たのは初めてだ。このジャケット写真だけでも、ある程度想像がつくだろう。これまでのアルバムとはかなり異なる路線の新作だ。なにしろプロデューサーはダイアナを育ててきたトミー・リピューマではなく、T・ボーン・バーネット。そしてマーク・リボー(ギター、バンジョーなど)、デニス・クラウチ(ベース)、ジェイ・ベルローズ(ドラムス)などが演奏を務めている。この陣容はロバート・プラント&アリソン・クラウス『レイジング・サンド』と同じなので、アリソンのソロ・アルバムなら納得だが、これはダイアナの新作。ただし、彼女の夫は、かつてバーネットとカワード・ブラザーズというデュオを組んでいたし、前述した面々と一緒に録音したこともある。その夫ハワード・カワードも参加。エルヴィス・コステロのことだ。 “ジャズ・エイジ”と呼ばれた1920年代、そして大恐慌をくぐり抜けた30年代。主にこの当時の曲が取り上げられている。ダイアナは、子供の頃から父親が好きだったファッツ・ウォーラーに親しんでいたというから、この時代の曲は彼女のルーツの一つなのだろう。クラウス・オガーマンがアレンジャーとして関わっていた前作『クワイエット・ナイツ』とは対照的にストリングスはおろか、ホーンも一切入っていない。また、ダイアナがジャズ・ピアニストとしての腕を存分に発揮する場面もない。が、その代わりにラグタイムやロックンロール・ピアニストとしての片鱗を見せる。加えて、ブルージーな曲が似合う歌手としての側面も。編曲、演奏、そして歌の官能性という点で、レイ・チャールズが56年にヒットさせた(11)を僕は推す。ダイアナの低い歌声は、こういう曲調にぴったりだ。この路線の続編を望む。プロデューサーはジョー・ヘンリーで。 (渡辺 亨) JAN:4988005728807

グラッド・ラグ・ドール(通常盤) / ダイアナ・クラール

  • 旧作
記番 : レンタル開始日 : 在庫枚数 :
UCCV1135 2015年03月29日 9枚
1位登録者 : 2位登録者 :
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曲目 :
  • 1. ウィ・ジャスト・クドゥント・セイ・グッドバイ (3分7秒)
  • 2. ゼア・エイント・ノー・スウィート・マン・ザッツ・ワース・ザ・ソルト・オブ・マイ・ティアーズ (4分29秒)
  • 3. ジャスト・ライク・ア・バタフライ・ザッツ・コート・イン・ザ・レイン (3分43秒)
  • 4. ユー・ノウ-アイ・ノウ・エヴリシングス・メイド・フォー・ラヴ (3分47秒)
  • 5. グラッド・ラグ・ドール (4分34秒)
  • 6. アイム・ア・リトル・ミックスド・アップ (4分36秒)
  • 7. プレイリー・ララバイ (4分22秒)
  • 8. ヒア・ライズ・ラヴ (5分8秒)
  • 9. アイ・ユーズド・トゥ・ラヴ・ユー・バット・イッツ・オール・オーヴァー・ナウ (2分50秒)
  • 10. レット・イット・レイン (5分44秒)
  • 11. ロンリー・アヴェニュー (6分57秒)
  • 12. ワイド・リヴァー・トゥ・クロス (3分51秒)
  • 13. ホエン・ザ・カーテン・カムズ・ダウン (4分52秒)
  • 14. アズ・ロング・アズ・アイ・ラヴ (日本盤ボーナス・トラック) (2分56秒)

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