雨の音から始まり、曲がフェードインしてくる一曲目が印象的。
リリースは「地上の星」の翌年、ただし地上の星は収録されず、なぜなら前のアルバムに収録されてしまったから。
残念かと思えば、さにあらず。
私自身はアルバムには、シングル曲を入れて欲しくないと考えます。
中島みゆきの曲は、近年ドラマや番組の主題歌に使われる事が多く、シングルにはそのイメージが付きまとう・・。
地上の星なんかが、収録されていると、あの番組のイメージが勝手に頭に入り込んできて、みゆきワールドを堪能できません！

タイトル曲「心守歌」は子守歌ですね・・。
私をやさしく包みこみ、安心させてくれるので、眠くなってきます。
以前仕事帰りの車の中で、聞いていると書きましたが、車で聞く時は要注意です！眠くなって事故りそう・・。
ラスト曲「LOVERS ONLY」はコーラスを大勢従え歌う、みゆきさんには珍しいクリスマスソング。

またひとつ「みゆき」のアルバムが「在庫切れ」になりました。
悲しい出来事です。お願いですから、在庫切れの補填を早々にお願いします。
このアルバム以外にも聞きたいアルバムがいくつか「在庫切れ」しています。
レンタル待ちの身ではありますが、重ね重ねお願い申し上げます。

このアルバムを聴いていたら思わず正座していた。

そして、彼女の世界に酔いしれている。
そして、ひたむきに聴いている。
そして、過去にあった優しい記憶に浸っている。
そして、全ての人、全ての事が愛おしくなっている。
そして、翼をつけた自分が大空に解放されているのが見える。
そして、宇宙の彼方へ思いを馳せている。

そして、アルバムを聴き終わって我に返っ時、

そこには、ちょっとした勇気と、優しさと、元気があった。

２曲目の「相席」はサラリとお洒落です。
…出会いのきっかけが、客をちゃんと見ていない店のマスターに待ち合わせと間違えられて、貴方の隣に座らされた…

重い歌も勿論良いのですが、
力んでコブシがまわるみゆきさんより、フッと力の抜けたこんな感じが好きな時がありますね。