ロウ / デビッド・ボウイ

ロウ / デビッド・ボウイ

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  • 1
  • CD
ジャンル : 
アーティスト : 
デビッド・ボウイ

東西対立が生みだした悲劇の街・ベルリンへ乗り込んで製作した1977年作品。ブライアン・イーノとのコンビで、不思議なポップ・ミュージックを生み出されている。実験精神に富んだアーティスティックなアルバムだ。 JAN:4943674164141

ロウ / デビッド・ボウイ

  • 旧作
記番 : レンタル開始日 : 在庫枚数 :
WPCR80094 2014年01月29日 3枚
1位登録者 : 2位登録者 :
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曲目 :
  • 1. スピード・オブ・ライフ (2分47秒)
  • 2. 壊れた鏡 (1分52秒)
  • 3. ホワット・イン・ザ・ワールド (2分23秒)
  • 4. サウンド・アンド・ヴィジョン (3分3秒)
  • 5. いつも同じ車で (3分33秒)
  • 6. ビー・マイ・ワイフ (2分56秒)
  • 7. ニュー・キャリア・イン・ニュー・タウン (2分53秒)
  • 8. ワルシャワの幻想 (6分23秒)
  • 9. アートの時代 (3分47秒)
  • 10. 嘆きの壁 (3分28秒)
  • 11. サブテラニアンズ (5分39秒)

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演ずることをやめたボウイをボウイが演じた作品

投稿日:2018/10/05 レビュアー:czt

デヴィット・ボウィは自身が様々なキャラクターを演じることによって、その様々な演じた対象、それはSFの世界のスペース・オデッセイだったり地球に落ちてきたスターのジギー・スターダストだったり、それぞれの衝動をフィクションとして提出して見せようとした。そのために舞台で俳優が演技をするのに扮装するように、衣装や舞台化粧のようなことが、グラム・ロックと名づけられ、今でいえばビジュアル系の元祖のように言われてしまった。
そんなボウィが、演じることをやめて、化粧を落とした素面で提供したアルバムが『ロウ』という作品。あまり、セールスは良くなかったのだけれど、一方でパンク・ニューウェイブ、また、ドイツあたりからテクノ・ポップが台頭し始めたころで、ボウィなどのメジャーなロック・ミュージシャンはオールド・ウェイブなどと揶揄され色褪せた存在と見られ始めたころ。ボウィ自身も『ジギ・スター・ダスト』の前衛性と大衆性を微妙に均衡させていたという位置づけが、もはや認められなくなり、試行錯誤の中で制作された作品だったと思う。そういう時代の状況が他人を演じるということが通用しなくなったのかもしれない。ブライアン・イーノとかロバート・フリップ(キング・クリムゾン)といった環境音楽とかプログレッシブ・ロックの、彼とは異質の人と共演した「ワルシャワの幻想」という、およそ彼のイメージからすると異質なナンバーが一番印象に残っている。地味で陰鬱な曲なんだけれど。だからといって、ボウィが他人を演ずることをやめて、自身をさらけ出したというのとは違う。敢えて言えば、自身を演じることを試みようとしたものと、言えるかもしれない。そのような『ロウ』で提示されたのは、環境音楽という、いわば無内容の音楽っぽいとこもあり、瞑想をさそう精神性を思わせる後期ロマン派っぽい響きところもある、すごく重層的で多面的に響いてくるのだった。

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