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MOTHER マザー / 阿部サダヲ

MOTHER マザー /大森立嗣

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DVD

旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

長澤まさみが育児放棄しながらも息子に執着し、男たちと行きずりの関係を重ねるシングルマザーを演じた愛憎ドラマ。実在の祖父母殺害事件をヒントに、母親からの歪んだ愛に囚われた少年が辿る過酷な運命を力強い筆致で描き出す。共演は17歳の息子役にオーディションで選ばれた新星・奥平大兼、ほかに阿部サダヲ、夏帆、皆川猿時、仲野太賀、木野花。監督は「日日是好日」の大森立嗣。シングルマザーの秋子はその日暮らしの生活に困り、小学生の息子・周平を連れて実家にやって来る。両親に金を借りようとするが、度重なる借金に愛想を尽かされ追い返されてしまう。そんな中、ゲームセンターでホストの遼と出会い、意気投合する秋子。やがてトラブルから遼とともにラブホテルを転々とする逃亡生活を余儀なくされる秋子と周平だったが…。 JAN:4907953220133

作品情報

製作年:

2020年

製作国:

日本

キャスト・スタッフ

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旧作

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ジャンル :

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「MOTHER マザー」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

長澤まさみが育児放棄しながらも息子に執着し、男たちと行きずりの関係を重ねるシングルマザーを演じた愛憎ドラマ。実在の祖父母殺害事件をヒントに、母親からの歪んだ愛に囚われた少年が辿る過酷な運命を力強い筆致で描き出す。共演は17歳の息子役にオーディションで選ばれた新星・奥平大兼、ほかに阿部サダヲ、夏帆、皆川猿時、仲野太賀、木野花。監督は「日日是好日」の大森立嗣。シングルマザーの秋子はその日暮らしの生活に困り、小学生の息子・周平を連れて実家にやって来る。両親に金を借りようとするが、度重なる借金に愛想を尽かされ追い返されてしまう。そんな中、ゲームセンターでホストの遼と出会い、意気投合する秋子。やがてトラブルから遼とともにラブホテルを転々とする逃亡生活を余儀なくされる秋子と周平だったが…。 JAN:4907953220133

「MOTHER マザー」 の作品情報

作品情報

製作年:

2020年

製作国:

日本

「MOTHER マザー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

脚本:

港岳彦

音楽:

岩代太郎

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毒母親と息子の悲しい《共依存》

投稿日:2021/10/02 レビュアー:アーモンド

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母を好きではダメなんですか? ネタバレ

投稿日:2021/09/29 レビュアー:飛べない魔女

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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実際に埼玉県で起きた17歳の少年による祖父母殺害事件にヒントを得て作らた作品。
細かいところは違えど、少年が祖父母殺害に至るまでの大まかな経緯は
実際と同じように作られているようだ。

ぐうたらでどうしようもない母親・秋子の役を長澤まさみが体当たり演技で挑む。
周平を産み二人で暮らしている経緯は定かではないが
幼い周平を何日も一人にさせて自分は男と遊び歩いたり
お金がなくなると周平に自分の実家にお金をせびりに行かせたり
万引きさせたりさせる。
幼い周平は、母に捨てられることを恐れてか、命令には黙って従うのだ。
働く気もなく、男に依存して生きていくことしか出来ない秋子。
住まいは転々し定まらない。
ホストの遼(阿部サダヲ)とラブホテルに何日も泊まる。
やがて有り金が尽きると、寮にも捨てられ
ラブホテルを経営している圭一(中野太賀)をたらし込むものの
屋上にテントを張って暮らし始める。
その時秋子は遼の子供を妊娠していた。

それから5年後。生まれた妹は4歳になっていた。
親子3人は相変わらず、荷物を引きずり、路上生活をしていた。
周平は15歳になっていたが、学校にも行ったことがない。

世の中にこんな母親がいることが信じられないし、許せない。
自分が産んだ子供だから、どう育てようと文句はないだろう!と
自分の行っていることを正当化しようとする秋子。
ネグレクトでぐうたらでだらしのない母親。
周平を使って平然と自分の両親を殺させた鬼母だ。
母親を庇って、全部ひとりでやったと周平は嘘をつく。
嘘はいけないと諭す大人に周平は言う、
『母が好きなんです。母は一人では生きていけない人なんです。
母が好きではダメなんですか?』

こんな親でも、子供にとっては親なのだ。
母親なのだ。
とても悲しすぎる。

15歳の周平を演じた奥平 大兼くんも良かったけど
幼い周平を演じた郡司翔くんの演技があっぱれだった。

このレビューは気に入りましたか? 9人の会員が気に入ったと投稿しています

「ロストケア」について。 ネタバレ

投稿日:2023/04/18 レビュアー:CCR

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長澤まさみが最近、意欲的な役柄を演じる攻めの姿勢を見せていて彼女を見直していたのだが、そのきっかけが本作「MOTHER」だった。「モテキ」や「コンフィデンスマンJP」みたいなアイドルっぽい演技も良かったが年齢的にももっと上を目指し始めた感じがする。そして話題になった昨年のテレビドラマ「エルピス」で何とよりによってモロ偏向するテレビ局、フジテレビで報道の裏側を抉った内容なのが何とも皮肉だ。ここでも長澤は挑戦的なニュースキャスター役を演じる。そして、今公開中の「ロストケア」である。今回は検事を演じて、初共演の松山ケンイチ演じる、自分が仕事で世話していた老人42人を薬物死させて逮捕された介護士と対決する。松山は介護現場で真面目に誠実に働いていたが、老いた認知症等の親を、厳しい生活環境で面倒を見なければならない家族の、その過酷な実態を目の当たりに常に見てきた。それを第三者で赤の他人である松山が独断で勝手に老人達を殺していいのか?これは間違いなく問題視されて賛否がはっきり割れる作品だろう。「何様だ」「偉そうに」「家族の何がお前に分る?」という批判は当然あるだろう。この二人の刑務所内面会室での攻防は見応えがある。両者の対決でこのセリフが印象に残る。長澤「あなたが殺した方たちの、一人一人の人生の何があなたに分るって言うんです?どのような過酷な介護の日々であろうが、そこには苦しみも喜びも悲しみも、一緒に暮らし、分かち合ったものにしか分らない深い感情があるんです。大切な家族の絆を、あなたが断ち切っていいわけがない」すると松山が平然とこう返す。「喜びも悲しみも、一緒に暮らし、分かち合ったものにしか分らない深い感情?何ですかそれ。絆?それがどれだけ家族を苦しめているか。検事さん、1ケ月いや1週間でいいから、介護を経験してみたらどうですか。あなたみたいに安全地帯から綺麗事を並べる人間が、穴の底を這う人間を余計に苦しめるんです」長澤はこれに返せない。彼女自身が、片親で自分を育てて検事にならせてくれた老いた藤田弓子の母親を高級老人ホームに現在預けている。映画の冒頭、孤独死して既に腐乱してウジが湧いている寝床に横たわっていた老人の遺体が警察によって外に運び出されているアパートを、長澤が訪れるシーンから始まるのだが、これが本筋と何の関係があるのか分らないまま話が進む。終盤になるにつれて、これが長澤の幼い頃に母親の藤田と離婚した父親なのがこちらに分る。一切父親と連絡も取っていなかった、後ろめたい彼女に松山の上記の指摘が重い。松山自身も以前、寝たきりで苦しむ父親を介護していた。これを柄本明が演じる。息子に迷惑をかけているのが痛い程分る柄本が松山に「頼む、殺してくれ」と頼む。彼の42件の、最初の殺人がこの父親殺しだった。この題材は原作があるのだが松山と監督の前田哲が10年間、試行錯誤して温めていた企画なんだそうだ。難しい題材なので製作を断られたりしたが日活が手を上げてくれて話がスタートしたという。原作では検事は男性なのだが、女性に変えて、松山と互角に相対出来るのは長澤がいいと監督は確信し、長澤も以前から松山との初共演を望んでいたそうだ。クライマックス、この両者には個々の見せ場がある。松山は上記の柄本の腕に注射をして殺すシーンで、涙を流しながら入魂の演技を見せる。自分はこれまで松山を可も無く不可も無い見方をしていたが今回彼を見直した。長澤もクライマックス、老人ホームで認知症と痴呆が進んでしまった藤田に頭をなでられて、たまりかねて涙をこぼすシーンも素晴らしかった。長澤が「もう1回トライさせてほしい」と監督に頼んだそうだ。この作品は松山の「救い」と称する一方的な動機を只、肯定的に賛同している訳ではなく、誰にも間違い無く訪れる高齢化という問題に、この国はもっと社会や政治が考えて行動してほしいという、そこにこそ監督と松山のこの作品の製作意図がある。先日スターサンズがよくぞ作ってくれた、「妖怪の孫みたいな奴」が只の七光りの一族世襲というだけで擦り寄る子分共と、これまでやりたい放題好き放題にやってきてアメリカのお古の武器を相手の言い値で買う防衛費ばかり大盤振る舞いする一方で福祉社会保険は削られ普通の庶民は「自己責任」とひとからげに突き放している現状に、こういう作品は少しは問題提起になってほしい。劇中、長澤のセリフで「見えるものと見えないものがあるんじゃなくて、見たいものと見たくないものがあるだけなのかもね」というセリフが印象に残る。この作品が今年度のキネマ旬報ベストテンの上位に喰いこんで、出来れば二人が主演賞をダブル受賞する事を願っている。

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ガソリンの揺れかた

投稿日:2022/08/09 レビュアー:ビンス

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辛すぎる

投稿日:2022/01/24 レビュアー:takao

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毒母親と息子の悲しい《共依存》

投稿日

2021/10/02

レビュアー

アーモンド

母を好きではダメなんですか?

投稿日

2021/09/29

レビュアー

飛べない魔女

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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実際に埼玉県で起きた17歳の少年による祖父母殺害事件にヒントを得て作らた作品。
細かいところは違えど、少年が祖父母殺害に至るまでの大まかな経緯は
実際と同じように作られているようだ。

ぐうたらでどうしようもない母親・秋子の役を長澤まさみが体当たり演技で挑む。
周平を産み二人で暮らしている経緯は定かではないが
幼い周平を何日も一人にさせて自分は男と遊び歩いたり
お金がなくなると周平に自分の実家にお金をせびりに行かせたり
万引きさせたりさせる。
幼い周平は、母に捨てられることを恐れてか、命令には黙って従うのだ。
働く気もなく、男に依存して生きていくことしか出来ない秋子。
住まいは転々し定まらない。
ホストの遼(阿部サダヲ)とラブホテルに何日も泊まる。
やがて有り金が尽きると、寮にも捨てられ
ラブホテルを経営している圭一(中野太賀)をたらし込むものの
屋上にテントを張って暮らし始める。
その時秋子は遼の子供を妊娠していた。

それから5年後。生まれた妹は4歳になっていた。
親子3人は相変わらず、荷物を引きずり、路上生活をしていた。
周平は15歳になっていたが、学校にも行ったことがない。

世の中にこんな母親がいることが信じられないし、許せない。
自分が産んだ子供だから、どう育てようと文句はないだろう!と
自分の行っていることを正当化しようとする秋子。
ネグレクトでぐうたらでだらしのない母親。
周平を使って平然と自分の両親を殺させた鬼母だ。
母親を庇って、全部ひとりでやったと周平は嘘をつく。
嘘はいけないと諭す大人に周平は言う、
『母が好きなんです。母は一人では生きていけない人なんです。
母が好きではダメなんですか?』

こんな親でも、子供にとっては親なのだ。
母親なのだ。
とても悲しすぎる。

15歳の周平を演じた奥平 大兼くんも良かったけど
幼い周平を演じた郡司翔くんの演技があっぱれだった。

「ロストケア」について。

投稿日

2023/04/18

レビュアー

CCR

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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長澤まさみが最近、意欲的な役柄を演じる攻めの姿勢を見せていて彼女を見直していたのだが、そのきっかけが本作「MOTHER」だった。「モテキ」や「コンフィデンスマンJP」みたいなアイドルっぽい演技も良かったが年齢的にももっと上を目指し始めた感じがする。そして話題になった昨年のテレビドラマ「エルピス」で何とよりによってモロ偏向するテレビ局、フジテレビで報道の裏側を抉った内容なのが何とも皮肉だ。ここでも長澤は挑戦的なニュースキャスター役を演じる。そして、今公開中の「ロストケア」である。今回は検事を演じて、初共演の松山ケンイチ演じる、自分が仕事で世話していた老人42人を薬物死させて逮捕された介護士と対決する。松山は介護現場で真面目に誠実に働いていたが、老いた認知症等の親を、厳しい生活環境で面倒を見なければならない家族の、その過酷な実態を目の当たりに常に見てきた。それを第三者で赤の他人である松山が独断で勝手に老人達を殺していいのか?これは間違いなく問題視されて賛否がはっきり割れる作品だろう。「何様だ」「偉そうに」「家族の何がお前に分る?」という批判は当然あるだろう。この二人の刑務所内面会室での攻防は見応えがある。両者の対決でこのセリフが印象に残る。長澤「あなたが殺した方たちの、一人一人の人生の何があなたに分るって言うんです?どのような過酷な介護の日々であろうが、そこには苦しみも喜びも悲しみも、一緒に暮らし、分かち合ったものにしか分らない深い感情があるんです。大切な家族の絆を、あなたが断ち切っていいわけがない」すると松山が平然とこう返す。「喜びも悲しみも、一緒に暮らし、分かち合ったものにしか分らない深い感情?何ですかそれ。絆?それがどれだけ家族を苦しめているか。検事さん、1ケ月いや1週間でいいから、介護を経験してみたらどうですか。あなたみたいに安全地帯から綺麗事を並べる人間が、穴の底を這う人間を余計に苦しめるんです」長澤はこれに返せない。彼女自身が、片親で自分を育てて検事にならせてくれた老いた藤田弓子の母親を高級老人ホームに現在預けている。映画の冒頭、孤独死して既に腐乱してウジが湧いている寝床に横たわっていた老人の遺体が警察によって外に運び出されているアパートを、長澤が訪れるシーンから始まるのだが、これが本筋と何の関係があるのか分らないまま話が進む。終盤になるにつれて、これが長澤の幼い頃に母親の藤田と離婚した父親なのがこちらに分る。一切父親と連絡も取っていなかった、後ろめたい彼女に松山の上記の指摘が重い。松山自身も以前、寝たきりで苦しむ父親を介護していた。これを柄本明が演じる。息子に迷惑をかけているのが痛い程分る柄本が松山に「頼む、殺してくれ」と頼む。彼の42件の、最初の殺人がこの父親殺しだった。この題材は原作があるのだが松山と監督の前田哲が10年間、試行錯誤して温めていた企画なんだそうだ。難しい題材なので製作を断られたりしたが日活が手を上げてくれて話がスタートしたという。原作では検事は男性なのだが、女性に変えて、松山と互角に相対出来るのは長澤がいいと監督は確信し、長澤も以前から松山との初共演を望んでいたそうだ。クライマックス、この両者には個々の見せ場がある。松山は上記の柄本の腕に注射をして殺すシーンで、涙を流しながら入魂の演技を見せる。自分はこれまで松山を可も無く不可も無い見方をしていたが今回彼を見直した。長澤もクライマックス、老人ホームで認知症と痴呆が進んでしまった藤田に頭をなでられて、たまりかねて涙をこぼすシーンも素晴らしかった。長澤が「もう1回トライさせてほしい」と監督に頼んだそうだ。この作品は松山の「救い」と称する一方的な動機を只、肯定的に賛同している訳ではなく、誰にも間違い無く訪れる高齢化という問題に、この国はもっと社会や政治が考えて行動してほしいという、そこにこそ監督と松山のこの作品の製作意図がある。先日スターサンズがよくぞ作ってくれた、「妖怪の孫みたいな奴」が只の七光りの一族世襲というだけで擦り寄る子分共と、これまでやりたい放題好き放題にやってきてアメリカのお古の武器を相手の言い値で買う防衛費ばかり大盤振る舞いする一方で福祉社会保険は削られ普通の庶民は「自己責任」とひとからげに突き放している現状に、こういう作品は少しは問題提起になってほしい。劇中、長澤のセリフで「見えるものと見えないものがあるんじゃなくて、見たいものと見たくないものがあるだけなのかもね」というセリフが印象に残る。この作品が今年度のキネマ旬報ベストテンの上位に喰いこんで、出来れば二人が主演賞をダブル受賞する事を願っている。

ガソリンの揺れかた

投稿日

2022/08/09

レビュアー

ビンス

辛すぎる

投稿日

2022/01/24

レビュアー

takao

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定額プランは1つの封筒に2枚入り、お届けいたします。
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