T−34 レジェンド・オブ・ウォー / アレクサンドル・ペトロフ
T−34 レジェンド・オブ・ウォー
/アレクセイ・シドロフ
平均評価点:
予告編を観る
全体の平均評価点: (5点満点)
(26)
解説・ストーリー
ソ連が誇る最強戦車“T-34”をフィーチャーし、本国ロシアで大ヒットした痛快戦車アクション。第二次世界大戦を舞台に、ナチス・ドイツの捕虜となり、彼らが行う戦車戦演習の訓練相手を務めることになった4人のソ連兵が、1両のT-34とともに収容所からの脱走を図る無謀な脱出計画の行方を、本物のT-34を使ったリアルかつ迫力のアクション満載に描き出す。第二次世界大戦下、独ソ戦の最前線。ナチス戦車の執拗な攻撃を振り切り、前線基地に帰還した新米ソ連兵イヴシュキンは、その腕を見込まれ、いきなり戦車長としてナチス戦車隊への奇襲攻撃を命じられる。ナチスのエリート将校イェーガー大佐を相手に大健闘するも、最後は敗れて捕虜となるイヴシュキン。収容所で過酷な捕虜生活を送る彼はある日、ナチスの戦車戦演習の訓練相手に指名されるのだったが…。 JAN:4995155231620
ソ連が誇る最強戦車“T-34”をフィーチャーし、本国ロシアで大ヒットした痛快戦車アクション。第二次世界大戦を舞台に、ナチス・ドイツの捕虜となり、彼らが行う戦車戦演習の訓練相手を務めることになった4人のソ連兵が、1両のT-34とともに収容所からの脱走を図る無謀な脱出計画の行方を、本物のT-34を使ったリアルかつ迫力のアクション満載に描き出す。第二次世界大戦下、独ソ戦の最前線。ナチス戦車の執拗な攻撃を振り切り、前線基地に帰還した新米ソ連兵イヴシュキンは、その腕を見込まれ、いきなり戦車長としてナチス戦車隊への奇襲攻撃を命じられる。ナチスのエリート将校イェーガー大佐を相手に大健闘するも、最後は敗れて捕虜となるイヴシュキン。収容所で過酷な捕虜生活を送る彼はある日、ナチスの戦車戦演習の訓練相手に指名されるのだったが…。 JAN:4995155231620
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「T−34 レジェンド・オブ・ウォー」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ソ連が誇る最強戦車“T-34”をフィーチャーし、本国ロシアで大ヒットした痛快戦車アクション。第二次世界大戦を舞台に、ナチス・ドイツの捕虜となり、彼らが行う戦車戦演習の訓練相手を務めることになった4人のソ連兵が、1両のT-34とともに収容所からの脱走を図る無謀な脱出計画の行方を、本物のT-34を使ったリアルかつ迫力のアクション満載に描き出す。第二次世界大戦下、独ソ戦の最前線。ナチス戦車の執拗な攻撃を振り切り、前線基地に帰還した新米ソ連兵イヴシュキンは、その腕を見込まれ、いきなり戦車長としてナチス戦車隊への奇襲攻撃を命じられる。ナチスのエリート将校イェーガー大佐を相手に大健闘するも、最後は敗れて捕虜となるイヴシュキン。収容所で過酷な捕虜生活を送る彼はある日、ナチスの戦車戦演習の訓練相手に指名されるのだったが…。 JAN:4995155231620
「T−34 レジェンド・オブ・ウォー」 の作品情報
「T−34 レジェンド・オブ・ウォー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
T-34 レジェンド・オブ・ウォーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
113分 |
日・吹 |
露・独:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TWDR3162 |
2020年04月29日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
28枚
|
0人
|
0人
|
露・独:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
T-34 レジェンド・オブ・ウォーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
113分 |
日・吹 |
露・独:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TWDR3162 |
2020年04月29日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
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露・独:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
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ユーザーレビュー:26件
『大脱走』by『戦車→Tー34』
2018年(ロシア)ニキータ・ミカルコフ製作。
痛快で文句なく娯楽作の戦争アクションの誕生です。
それもナチスの捕虜になった、たった4名のロシア人捕虜VSナチス大戦隊です。
戦車と戦車がガチンコでぶつかり合う。
至近距離で砲弾が炸裂する。
戦車が揺れる・・・
しかも戦車は右へ左へ方向を変えて爆走するのです。
Tー34の勇姿。
戦車なんかろくに知らない私でもワクワクしました。
ストップモーションの多用も、マンガチックで楽しさを倍増させています。
ロシア人将校・イヴシュキンと他3名の捕虜実行隊の男たちの面構え。
曲者揃い・・・ナチスへの怒りは燃えたぎり、血をたぎらせ、死をかけて突進していく様は、男たちも戦車そのもの。カッコいい!!
おまけにロシア人通訳のアーニャとイヴシュキン(ニコライ)の《戦火の恋》まで。
名作の要素はすべて満たす戦車アクション映画。
はじめの40分は眠くなりました。
是非ここで挫折せずに観て下さいね。
メガネ橋でのTー34と、ドイツ戦車の一対一の最終決戦・・・すごい名シーンです。
どうぞ、お楽しみに・・・。
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
興奮冷めやらぬとはこの事か!
戦車にまったく詳しくない自分が観ても、とても面白かったです!!
「白鳥の湖」♪のメロディに乗せて戦車T-34が踊るんですから!
(そこですか・・)
第2次大戦下、ソ連にイヴシュキン少尉という男がいた。
前線で戦いに敗れ、ナチスドイツの捕虜となってしまう。
(戦争時の『伝説』として、つまり事実なのかボカシているが、こんな事があったそうです。
ドイツ軍が演習の時に、ソ連の戦車兵を生きた標的として利用していたと。
監督のアレクセイ・シドロフには、歴史の事実を蘇らせたいという思いがあったらしい。
戦争は残酷であり人は死んでゆく。ただ戦争映画は必ずしも悲愴に描く必要はない。とインタビューで語っております。)
収容所で行われているナチスの戦車戦演習のため、イエーガー大佐は、捕虜イヴシュキンを指名する。
使用するソ連のT-34はホコリにまみれ、中には腐乱死体が放置されたままだった。
演習というのはドイツ軍には実弾が与えられ、ソ連には弾がない。ソ連はひたすら逃げ惑うことしか出来ない、クソッタレ演習なのであった。
イヴシュキンは、内部を清掃しながら、実弾が6個残っているのを発見する。
彼は死体処理を願い出、実は死体と実弾をこっそり運び出したのだった。
もちろん、彼の頭の中には、おめおめ練習台になるつもりはない。チェコ経由で仲間とともに逃亡する計画だった。
しかし、イエーガーだって、そんなことはお見通し。完璧カバーしてやるぜとウハウハ気分だったのよ、
しかーしっ、イヴシュキンの方が窮鼠猫をかむだもんね、失敗したら死んじゃうんだ、
正面突破で追ってをかわす、空砲、実弾、広い森をジグザグに進んだと思えば、狭い路地に戦車が3台もいて、ドイツの戦車パンターにソ連の仲間が隠れていたりする、
迫力ある映像、スローモーションもまた楽し、ワクワクする戦車戦でした。
(ちゃんとロマンスもありますよ、夜の湖のほとり、重なる裸体、あれは流れ星?ヒャッハー!)
ラストは橋の上での、T34とパンターの一騎討ち、イエーガーの差し出す手をイヴシュキンは握り返すのか?
ぜひ観てお楽しみくださいませ!
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T−34 レジェンド・オブ・ウォー
投稿日:2020/05/16
レビュアー:片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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ドイツ軍に捕まった捕虜が演習のときに戦車で脱走を図る話。
戦車戦を派手な見せ場を満載にした映画というのがあまり見たことがなく、戦車が走って撃ちまくって…という映像を見たことがないのでそれだけでおなか一杯の映画でした。それでいてハリウッド映画的なドイツ軍とのライバルとの戦いや荒くれ者の仲間たちやロマンスなどエンタメ映画として楽しかったです。
序盤から侵攻するドイツ軍とそれを阻止する主人公のロシア軍との攻防があってそこからスローとCGを多用した戦いで熱くなりました。その後、捕虜となった主人公が生きた標的とされるための演習に参加させられて、DIY精神でソ連の戦車を修理して使えるようにして脱出、そして追いかけっこと次から次に展開していって、描き方によっては悲惨な映画になりそうですが、エンタメによっていて終始楽しい追いかけっこでした。
ただほとんどの戦いがスローがあって、それが最初はかっこよく見ていましたが、だんだんと同じ手法に飽きていってしまう見せ方でした。
とはいえ、戦車戦をじっくりと見ることができて面白い映画でした。
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
泥臭く、野性味あふれる、迫真の戦車バトル
戦車にフィーチャーした、完成度の高い、重厚なのに面白い戦争アクション映画。いろんな意味でバランスがとれていて、エンタテインメントでありながら、戦争映画という視点も忘れていない。
冒頭、前線へと向かう車1台で、敵軍の戦車中隊の攻撃を受け、まさに絶体絶命の窮地を、その秀でた度胸と頭脳で切り抜けるロシア軍士官ニコライ・イヴシュキンの豪胆さと鮮やかな手際に、たちまち惹きつけられる。その後、戦車T34たった1台で奮闘するも、多勢に無勢、善戦虚しく捕虜となってしまう。ここまでが序章。
ナチスの捕虜収容所で、因縁の敵将イェーガーと再会したイヴシュキンは、仲間3人と、砲弾もなくT34に乗り、ドイツ軍戦車部隊の演習の相手をするよう強制される。T34の整備中に、戦車内に砲弾が隠されているのを発見したイヴシュキンは、どうせ死ぬ運命ならばと、戦車による決死の脱走計画を仲間に提案する。
ナチス軍はドイツ語しか分からず、ロシア兵はロシア語しか話さないという設定なので、通訳の若い女性アーニャが都合よくヒロイン役となります。敵方にはロシア語が分からないので、監視されていても、仲間同士で脱走計画の相談も自由自在。この辺の設定もなかなか巧み。
戦闘場面は当然VFXが駆使されていますが、戦車は本物、実写のリアルさも充分で、戦車のことを知り尽くしていなければ絶対に描けないだろう、臨場感あふれる迫力満点の映像と音響。実に緩急巧みに構成されているけれど、最後までハラハラドキドキしっ放し。敵が憎々しいぐらい強大であるほどに、ヒーローたちの怯むことのない潔い戦いぶりが際立つ。互いにたとえ死闘を尽くしても、人間として最後はこうでありたいと思わせる、憎しみを引きずることのない終り方が、とても爽やか。
音楽の使い方もおしゃれです。戦争映画に意表を突く「白鳥の湖」やらラフマニノフのピアノ協奏曲。しかもそれが違和感なくぴったり合っている。やはりロシア映画にはロシアの作曲家なのでしょうか。最後に「独ソ戦に従事した全ての戦車兵に捧ぐ」と表示されて、ぐっときてしまう。悲壮で重厚なエンディング曲も深い余韻があってすごく好きです。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
『鬼戦車T34』是非、在庫に加えてください。
投稿日:2021/11/12
レビュアー:さっちゃん
本作のことは最初、ドイツ軍の捕虜になったソ連戦車兵が演習の的にされたT34収容所を脱出するというプロットから『鬼戦車T34』のリメイクかと思ってましたが、実際に観てみると別物のようです。
どちらかというと『鬼戦車T34』がリアルな方向へ振っているのに対して本作は娯楽作品としての側面が強いように思います。『鬼戦車T34』が最初からソ連兵たちが捕虜となっており脱出に際しても砲弾もなく武器としては敵から奪ったMP40サブマシンガンのみで、逃げるという面が強いですが、本作は主役のイヴシュキン少尉がドイツ軍の捕虜となった経緯が描かれ、その過程で因縁の敵イェーガー大尉と出会い、ラストの対決につながる構成になっております。ラストも大分、違っておりますな。
というわけで一旦『鬼戦車T34』は措いといて本作の話をしましょう。脚本や演出もなかなか巧みで、だれることなく観ることができます。
見せ場はいくつもありますが、前半のそれは1941年のネフェドヴォにおける撤退戦の援護になります。攻勢をかけるドイツ軍戦車は最低でも1個中隊(戦車9両くらい?)、それに対抗するソ連軍戦車はイヴシュキン少尉に与えられた1両のT34・76のみ。クルーも最初は実戦が初めてというイヴシュキンに不信感を示しますが、彼が戦車の状態や戦車壕の不備などを指摘し、任務を完遂する意思を示したことによって協力することを決めます。歩兵部隊の指揮官ガブリア軍曹と打ち合わせを行い、ドイツ軍戦車の側面を射撃できる位置までおびき寄せることにします。進撃してくるV号戦車と随伴歩兵。家屋に隠れたソ連歩兵部隊が射撃を開始し、戦端が開かれます。ここから熾烈な戦闘が始まります。戦闘の模様は実際にご覧いただくとして、飛翔する砲弾を見せるという今風の演出もありますが、特筆すべきは、少しでも時間をかせごうとするイヴシュキンたち、対するに邪魔なT34を始末してモスクワへの道を突っ走ろうとするイェーガー。その両者の駆け引きでしょう。
結果、部下を喪って捕虜になったイヴシュキンの姿は次に1944年の捕虜収容所に現れます。彼がすでに7回以上の脱走を企てたことが分かります。そこで因縁のイェーガー大佐(昇進したのです。)に見つかり、イェーガーが企図した、捕虜の戦車兵にソ連軍戦車を操縦させて士官候補生の乗った戦車の標的として使う計画の獲物になれと迫られます。最初は突っぱねていたイヴシュキンですが、捕虜の通訳アーニャを殺すと脅されてやむなく引き受けます。
イヴシュキンは、イェーガーから鹵獲したT34・85の中に残された友軍兵士の遺体を運び出し車内を清掃、整備するよう命じられます。しかし、その作業中、戦死した仲間の遺体の陰に隠れた砲弾6発を発見したのです。これを奇貨としたイヴシュキンたちは演習の隙をついて脱走することを決心します。士官候補生の乗るパンター戦車を撃破し、演習の指揮を執っている指揮所を砲撃した後、正門を破って逃走します。途中、通訳のアーニャを乗せた戦車は一路、チェコ国境を目指します。さて、彼らの運命や如何に。というところであらすじの紹介は終わります。
ここで、いつもの“趣味の時間”です。本作は私の守備範囲ドンピシャの映画ですから、いくらでも書くんですけどね。ま、そこは抑えて特筆すべきところをかいつまんで紹介していきましょう。
まず、最初の戦闘の場面でイヴシュキンの搭乗するT34・76ですが1941年型の溶接砲塔です。砲塔のハッチが1枚ものの大きなタイプで前方に開きます。対するドイツ戦車は全てV号戦車ですが当然、レプリカです。が、元の車両が何か分かりませんが良く出来ています。双方を比べると主砲がT34が76mm、V号が50mmであり、装甲もT34優勢です。ソ連歩兵たちはDP28軽機関銃、PPD40サブマシンガンで戦い、ドイツ軍はKar98KライフルとMP40サブマシンガン、MG34機関銃、イェーガーはワルサーP38拳銃を持っています。
そして、ラストの対決ではT34は85mm戦車砲搭載のT34・85にアップグレードしますがドイツ軍もパンター戦車に強化されております。特筆すべきはイェーガーの乗る戦車にはヴァンパイア赤外線暗視装置が搭載されており夜間の戦闘で待ち伏せ攻撃を企てます。この機材が映画に出てくるのは初めてではないかと思います。パンター戦車も良く出来ていて(一部の映像はCGだと思いますけど。)後面などそっくりです。足回りもシェルツェンで隠れていますが、かなり似ています。車両の担当者、頑張りましたね。他にはハノマーク装甲兵員輸送ハーフトラックが数両出ていますが、多分、チェコで戦後生産していたものを改修したのだと思います。
という訳で戦車マニアなら是非、観ておくことをお薦めします。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
『大脱走』by『戦車→Tー34』
投稿日
2020/05/03
レビュアー
カマンベール
2018年(ロシア)ニキータ・ミカルコフ製作。
痛快で文句なく娯楽作の戦争アクションの誕生です。
それもナチスの捕虜になった、たった4名のロシア人捕虜VSナチス大戦隊です。
戦車と戦車がガチンコでぶつかり合う。
至近距離で砲弾が炸裂する。
戦車が揺れる・・・
しかも戦車は右へ左へ方向を変えて爆走するのです。
Tー34の勇姿。
戦車なんかろくに知らない私でもワクワクしました。
ストップモーションの多用も、マンガチックで楽しさを倍増させています。
ロシア人将校・イヴシュキンと他3名の捕虜実行隊の男たちの面構え。
曲者揃い・・・ナチスへの怒りは燃えたぎり、血をたぎらせ、死をかけて突進していく様は、男たちも戦車そのもの。カッコいい!!
おまけにロシア人通訳のアーニャとイヴシュキン(ニコライ)の《戦火の恋》まで。
名作の要素はすべて満たす戦車アクション映画。
はじめの40分は眠くなりました。
是非ここで挫折せずに観て下さいね。
メガネ橋でのTー34と、ドイツ戦車の一対一の最終決戦・・・すごい名シーンです。
どうぞ、お楽しみに・・・。
興奮冷めやらぬとはこの事か!
投稿日
2020/05/01
レビュアー
くまげらの森
戦車にまったく詳しくない自分が観ても、とても面白かったです!!
「白鳥の湖」♪のメロディに乗せて戦車T-34が踊るんですから!
(そこですか・・)
第2次大戦下、ソ連にイヴシュキン少尉という男がいた。
前線で戦いに敗れ、ナチスドイツの捕虜となってしまう。
(戦争時の『伝説』として、つまり事実なのかボカシているが、こんな事があったそうです。
ドイツ軍が演習の時に、ソ連の戦車兵を生きた標的として利用していたと。
監督のアレクセイ・シドロフには、歴史の事実を蘇らせたいという思いがあったらしい。
戦争は残酷であり人は死んでゆく。ただ戦争映画は必ずしも悲愴に描く必要はない。とインタビューで語っております。)
収容所で行われているナチスの戦車戦演習のため、イエーガー大佐は、捕虜イヴシュキンを指名する。
使用するソ連のT-34はホコリにまみれ、中には腐乱死体が放置されたままだった。
演習というのはドイツ軍には実弾が与えられ、ソ連には弾がない。ソ連はひたすら逃げ惑うことしか出来ない、クソッタレ演習なのであった。
イヴシュキンは、内部を清掃しながら、実弾が6個残っているのを発見する。
彼は死体処理を願い出、実は死体と実弾をこっそり運び出したのだった。
もちろん、彼の頭の中には、おめおめ練習台になるつもりはない。チェコ経由で仲間とともに逃亡する計画だった。
しかし、イエーガーだって、そんなことはお見通し。完璧カバーしてやるぜとウハウハ気分だったのよ、
しかーしっ、イヴシュキンの方が窮鼠猫をかむだもんね、失敗したら死んじゃうんだ、
正面突破で追ってをかわす、空砲、実弾、広い森をジグザグに進んだと思えば、狭い路地に戦車が3台もいて、ドイツの戦車パンターにソ連の仲間が隠れていたりする、
迫力ある映像、スローモーションもまた楽し、ワクワクする戦車戦でした。
(ちゃんとロマンスもありますよ、夜の湖のほとり、重なる裸体、あれは流れ星?ヒャッハー!)
ラストは橋の上での、T34とパンターの一騎討ち、イエーガーの差し出す手をイヴシュキンは握り返すのか?
ぜひ観てお楽しみくださいませ!
T−34 レジェンド・オブ・ウォー
投稿日
2020/05/16
レビュアー
片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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ドイツ軍に捕まった捕虜が演習のときに戦車で脱走を図る話。
戦車戦を派手な見せ場を満載にした映画というのがあまり見たことがなく、戦車が走って撃ちまくって…という映像を見たことがないのでそれだけでおなか一杯の映画でした。それでいてハリウッド映画的なドイツ軍とのライバルとの戦いや荒くれ者の仲間たちやロマンスなどエンタメ映画として楽しかったです。
序盤から侵攻するドイツ軍とそれを阻止する主人公のロシア軍との攻防があってそこからスローとCGを多用した戦いで熱くなりました。その後、捕虜となった主人公が生きた標的とされるための演習に参加させられて、DIY精神でソ連の戦車を修理して使えるようにして脱出、そして追いかけっこと次から次に展開していって、描き方によっては悲惨な映画になりそうですが、エンタメによっていて終始楽しい追いかけっこでした。
ただほとんどの戦いがスローがあって、それが最初はかっこよく見ていましたが、だんだんと同じ手法に飽きていってしまう見せ方でした。
とはいえ、戦車戦をじっくりと見ることができて面白い映画でした。
泥臭く、野性味あふれる、迫真の戦車バトル
投稿日
2020/05/07
レビュアー
hinakksk
戦車にフィーチャーした、完成度の高い、重厚なのに面白い戦争アクション映画。いろんな意味でバランスがとれていて、エンタテインメントでありながら、戦争映画という視点も忘れていない。
冒頭、前線へと向かう車1台で、敵軍の戦車中隊の攻撃を受け、まさに絶体絶命の窮地を、その秀でた度胸と頭脳で切り抜けるロシア軍士官ニコライ・イヴシュキンの豪胆さと鮮やかな手際に、たちまち惹きつけられる。その後、戦車T34たった1台で奮闘するも、多勢に無勢、善戦虚しく捕虜となってしまう。ここまでが序章。
ナチスの捕虜収容所で、因縁の敵将イェーガーと再会したイヴシュキンは、仲間3人と、砲弾もなくT34に乗り、ドイツ軍戦車部隊の演習の相手をするよう強制される。T34の整備中に、戦車内に砲弾が隠されているのを発見したイヴシュキンは、どうせ死ぬ運命ならばと、戦車による決死の脱走計画を仲間に提案する。
ナチス軍はドイツ語しか分からず、ロシア兵はロシア語しか話さないという設定なので、通訳の若い女性アーニャが都合よくヒロイン役となります。敵方にはロシア語が分からないので、監視されていても、仲間同士で脱走計画の相談も自由自在。この辺の設定もなかなか巧み。
戦闘場面は当然VFXが駆使されていますが、戦車は本物、実写のリアルさも充分で、戦車のことを知り尽くしていなければ絶対に描けないだろう、臨場感あふれる迫力満点の映像と音響。実に緩急巧みに構成されているけれど、最後までハラハラドキドキしっ放し。敵が憎々しいぐらい強大であるほどに、ヒーローたちの怯むことのない潔い戦いぶりが際立つ。互いにたとえ死闘を尽くしても、人間として最後はこうでありたいと思わせる、憎しみを引きずることのない終り方が、とても爽やか。
音楽の使い方もおしゃれです。戦争映画に意表を突く「白鳥の湖」やらラフマニノフのピアノ協奏曲。しかもそれが違和感なくぴったり合っている。やはりロシア映画にはロシアの作曲家なのでしょうか。最後に「独ソ戦に従事した全ての戦車兵に捧ぐ」と表示されて、ぐっときてしまう。悲壮で重厚なエンディング曲も深い余韻があってすごく好きです。
『鬼戦車T34』是非、在庫に加えてください。
投稿日
2021/11/12
レビュアー
さっちゃん
本作のことは最初、ドイツ軍の捕虜になったソ連戦車兵が演習の的にされたT34収容所を脱出するというプロットから『鬼戦車T34』のリメイクかと思ってましたが、実際に観てみると別物のようです。
どちらかというと『鬼戦車T34』がリアルな方向へ振っているのに対して本作は娯楽作品としての側面が強いように思います。『鬼戦車T34』が最初からソ連兵たちが捕虜となっており脱出に際しても砲弾もなく武器としては敵から奪ったMP40サブマシンガンのみで、逃げるという面が強いですが、本作は主役のイヴシュキン少尉がドイツ軍の捕虜となった経緯が描かれ、その過程で因縁の敵イェーガー大尉と出会い、ラストの対決につながる構成になっております。ラストも大分、違っておりますな。
というわけで一旦『鬼戦車T34』は措いといて本作の話をしましょう。脚本や演出もなかなか巧みで、だれることなく観ることができます。
見せ場はいくつもありますが、前半のそれは1941年のネフェドヴォにおける撤退戦の援護になります。攻勢をかけるドイツ軍戦車は最低でも1個中隊(戦車9両くらい?)、それに対抗するソ連軍戦車はイヴシュキン少尉に与えられた1両のT34・76のみ。クルーも最初は実戦が初めてというイヴシュキンに不信感を示しますが、彼が戦車の状態や戦車壕の不備などを指摘し、任務を完遂する意思を示したことによって協力することを決めます。歩兵部隊の指揮官ガブリア軍曹と打ち合わせを行い、ドイツ軍戦車の側面を射撃できる位置までおびき寄せることにします。進撃してくるV号戦車と随伴歩兵。家屋に隠れたソ連歩兵部隊が射撃を開始し、戦端が開かれます。ここから熾烈な戦闘が始まります。戦闘の模様は実際にご覧いただくとして、飛翔する砲弾を見せるという今風の演出もありますが、特筆すべきは、少しでも時間をかせごうとするイヴシュキンたち、対するに邪魔なT34を始末してモスクワへの道を突っ走ろうとするイェーガー。その両者の駆け引きでしょう。
結果、部下を喪って捕虜になったイヴシュキンの姿は次に1944年の捕虜収容所に現れます。彼がすでに7回以上の脱走を企てたことが分かります。そこで因縁のイェーガー大佐(昇進したのです。)に見つかり、イェーガーが企図した、捕虜の戦車兵にソ連軍戦車を操縦させて士官候補生の乗った戦車の標的として使う計画の獲物になれと迫られます。最初は突っぱねていたイヴシュキンですが、捕虜の通訳アーニャを殺すと脅されてやむなく引き受けます。
イヴシュキンは、イェーガーから鹵獲したT34・85の中に残された友軍兵士の遺体を運び出し車内を清掃、整備するよう命じられます。しかし、その作業中、戦死した仲間の遺体の陰に隠れた砲弾6発を発見したのです。これを奇貨としたイヴシュキンたちは演習の隙をついて脱走することを決心します。士官候補生の乗るパンター戦車を撃破し、演習の指揮を執っている指揮所を砲撃した後、正門を破って逃走します。途中、通訳のアーニャを乗せた戦車は一路、チェコ国境を目指します。さて、彼らの運命や如何に。というところであらすじの紹介は終わります。
ここで、いつもの“趣味の時間”です。本作は私の守備範囲ドンピシャの映画ですから、いくらでも書くんですけどね。ま、そこは抑えて特筆すべきところをかいつまんで紹介していきましょう。
まず、最初の戦闘の場面でイヴシュキンの搭乗するT34・76ですが1941年型の溶接砲塔です。砲塔のハッチが1枚ものの大きなタイプで前方に開きます。対するドイツ戦車は全てV号戦車ですが当然、レプリカです。が、元の車両が何か分かりませんが良く出来ています。双方を比べると主砲がT34が76mm、V号が50mmであり、装甲もT34優勢です。ソ連歩兵たちはDP28軽機関銃、PPD40サブマシンガンで戦い、ドイツ軍はKar98KライフルとMP40サブマシンガン、MG34機関銃、イェーガーはワルサーP38拳銃を持っています。
そして、ラストの対決ではT34は85mm戦車砲搭載のT34・85にアップグレードしますがドイツ軍もパンター戦車に強化されております。特筆すべきはイェーガーの乗る戦車にはヴァンパイア赤外線暗視装置が搭載されており夜間の戦闘で待ち伏せ攻撃を企てます。この機材が映画に出てくるのは初めてではないかと思います。パンター戦車も良く出来ていて(一部の映像はCGだと思いますけど。)後面などそっくりです。足回りもシェルツェンで隠れていますが、かなり似ています。車両の担当者、頑張りましたね。他にはハノマーク装甲兵員輸送ハーフトラックが数両出ていますが、多分、チェコで戦後生産していたものを改修したのだと思います。
という訳で戦車マニアなら是非、観ておくことをお薦めします。
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