チャイルド・プレイ

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　ハイテクのバディ人形がどんどん狂暴化していく話。

　冒頭から登場する人形の顔のデザインのセンスの悪さが最高で、どうしてこの映画の世界で人気あるのか謎すぎて、だんだん怖い表情になっていくとかではなく、最初から不気味な表情で面白かったです。そのほかにも人形のチャッキーが殺人の描写も楽しい殺人がいっぱいでよかったです。「死霊のはらわた」的な顔面の表皮の扱いとかもよこあったです。クライマックスとかはもう無茶苦茶で作っている人たちも楽しんで撮影しているんだろうなというのが伝わってくる微笑ましい虐殺シーンでした。冒頭でベトナムのクビになったプログラマーがやけになってプログラミングを変えて狂暴化するという流れもセキュリティがゆるゆるなところも笑えて面白かったです。そもそも「暴力性を解除」みたいな設定って必要なのかというツッコミが楽しかったです。

　ただAIのバグみたいな形で人形がだんだんと暴走していくとかの流れなので、序盤はあんまり動きがないのが退屈でした。それに主人公の少年も明らかに人形がおかしいとなっているのに手放さないとか問題があったら全部団地のゴミ箱に投げ捨てるというだけなのとか、あとは単純にアクションシーンとかが見にくい編集が多くてアクションとして盛り上がらないのでクライマックスの対決とかもイマイチに感じてしまいました。気持ちの流れもわかりにくく、主人公の少年が人形が襲ってくると暴れまわって、お母さんが信じてくれないとなった次のシーンで普通にお母さんの職場のモールにいたりとよくわからない場面もあったりして乗り切れなかったです。

　とはいえ、主人公たちが口ずさむ歌が頭から離れない映画でした。

実はチャイルドプレイシリーズは見たことがない。
なので、リメイクといっても昔のチャッキーを知らない。
なので、全く無知の状態で見たので案外楽しめた。

スプラッター度も今や『ウォーキングデッド（シーズン１０まで行ってるしね）』で
見慣れている私には
きゃー、痛そうだよ〜と顔をしかめる程度で、かなり大丈夫だった（笑）
AI搭載人形だから、その能力たるや凄い！
スマホのアプリと連動してやりたい放題！
でもなんであんな小さい体でどうやってあんな高いところに登れたの？とか
どうやってなんな遠くまで行くことが出来たの？とか
いろいろ疑問点は残る。
まあ、そこは笑って胡麻化そう！
可愛い顔の人形でないところはアナベルと同じ。
現実だったら絶対誰も買わないね。

親友のためならなんだってやるチャッキー。
ある意味最強の友達。
暴れたら、蹴っ飛ばして踏みつぶしてしまえばいいのに！って何度も思ったけど
『君は僕の親友だよ』とか言われると
ついつい可哀そうとか思っちゃったりするものだから。
おもちゃは大切にしようね、ってことで。
笑えて泣ける（いや、泣きはしないけど）ホラーってことで
そこそこ満足。

それにしても、ここでも女子の方がいざとなると強いのよ！
アンディの友達のあの娘、最高！

2019年。

最近第1作「チャイルドプレイ」1988年作を観たばかりです。
今度の人形はAI搭載で言葉も達者。
携帯電話と連動している。

第1作では殺人犯の魂が乗り移って復讐をするストーリーでしたが、
第7番目の本作はロボットの暴走という設定です。
AIが制御不能になる怖さを思いっきり味わいました。
結構怖かったですね。
殺人人形が人間を襲う・・・基本は同じです。
スプラッターぶりはアップグレードしてラストの展開は、チャッキーの
暴れっぷりり堪能して下さい。
チャッキーをママからプレゼントされたアンディの災難物語ですね。
くれぐれも気の弱い方は、観るのをご遠慮くださいね。
”人形恐〜い”
アナベルも怖いけど、直接ナイフを振り回すチャッキーは、
アナベルとはまた一味もふた味も違いますね。

初代「チャイルド・プレイ」から、早や30年経つそうです。
最新テクノロジーのAIを搭載した最新型チャッキー。
冒頭はベトナムの製造工場。
働け働けお前は何やってんだと、パラハラとモラハラのW攻撃にあった社員（非正規かも）は、
悔し紛れに商品ラインの一体を「制御装置解除」の状態で出荷する。

それを手にしたのは、母子家庭で引っ越ししたばかり、友達のまだいないアンディ。
アンディは音声認識できて、センサー付カメラ、高解像度画像認識機能も装備したチャッキーを得て、
「君は親友だよ」と夢中になる。
持ち主の親友となるようプログラムされてるチャッキーは、会話しながら学んでゆくが、
母親の恋人を「死ねばいいのに」とつぶやいたアンディの言葉に反応。
ドラマは、恋人を憎々しく描いているので、恋人が無惨な殺され方をしても、衝撃はない。（いいのか？）

アンディが見ていたテレビ「悪魔のいけにえ」から殺害方法を学習してゆくチャッキー。
元々チャッキーは家電なら何でもアクセス可能、電動ノコギリにスイッチオン！
温度最高に設定、ジュジュ〜！
第2の殺人、管理人殺しはさらに悲惨だ。おぉぉぉぉ！こちらの管理人もイヤなヤツだったので同情はわかない。
（いいのか？）
そして、第3の殺人はドローンを使って・・どんどんエスカレートしてゆく殺人鬼チャッキー。
アンディのためならと、人形なりの暴走がどこか哀しいじゃありませんか。
一途な思い、歯止めの存在不在なことほどコワイものはない。

もっとスプラッタかと思ってましたが、それほどでもなかったです。むしろウエットかな。
子供の孤独、母親の愛情などドラマ部の成長譚もあって展開は良かったです。
（ネコちゃんが可哀想な場面があるのでご注意ください。）

忘れた頃にやってくる｢チャイルドプレイ｣の新作です。これまで連続殺人犯の死刑囚の霊にとりつかれナイフでザクザク刺しまくったり、花嫁をめとったりたとやりたい放題のチャッキーでしたが、今作はかなり変わりました。もうキャベツ人形とは呼ばせない。
一応、工員の自殺の因縁はありますが、プログラムの制限解除によるところが大きいです。スマホと連動で瞳がカメラになったり、アプリのDL でスマートスピーカー機能も起動できる。チャッキー電気消してって感じです。系列メーカーの家電も操作できる可能。カメラ画像をテレビに流したりドローンを飛ばしてプロペラで殺戮です。
AI 搭載なので会話で学習はもちろん、テレビでトビーフーパー(合掌)監督の｢悪魔のいけにえ｣を鑑賞して(たぶんレザーフェイスのはしゃぎようから2だと思う)母親を騙してる彼氏を芝刈り機で排除したりするベストガイになるべく孤軍奮闘のチャッキー。
ただ手段が殺人につぐ殺人なんです。
ユーバー呼んで自動運転ハッキングして交通事故死とかありえそうな未来が楽しいです。
この監督はこれが二作目で処女作は｢ポラロイド｣ってホラーなんです。DVD 化はまだされてないかも。屋根裏部屋のある家に住んでた人はゾッとするから、ぜひチェックしてください。
チャッキーの頭がデカイのはPC 関係が装備されてるからで、あれで自立二足歩行はすごいロボット甲子園級。胸を開けるとアイアンマン並みのエナジーコアが装備されてるのが笑えます。
ジャンル映画ファンには、ぜひっ