グリンチ

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　クリスマスを憎んでクリスマスを盗もうとする主人公のドタバタの話。

　冒頭でクリスマスに孤独を感じる主人公が街でお祝いムードのクリスマスを盗んでやろうと決心して、トナカイとか仲間と一緒に盗みを働くというパートと母親の願いを叶えようとする子どものパートが交互に描かれていきますが。

　それ以上のものは一切なくて、ただただ家に忍び込もうとする主人公のドタバタと可愛らしい子どもたちがサンタさんを待つというが描かれるだけで、そこに何の面白みを感じることが出来なかったです。ただただ「わー！」と大騒ぎする主人公を呆然と見ているしかなかったです。

　クリスマスアニメとして気軽に見られる作品なのかもしれないですが、数多く名作アニメーションが作られている中で、これは正直微妙に感じてしまうアニメーションでした。

監督：ヤーロウ・チェイニー、スコット・モシャ―（2018年・米・86分・アニメ）
原作：ドクター・スース『いじわるグリンチのクリスマス』

フーヴィルの村長さんから「今年のクリスマスは、いつもの３倍の規模で！」というお達しがあった。それで村の人々は、張り切ってクリスマスの準備をしていたのだけれど、ひとりだけ「クリスマスなんか大嫌い。」というへそ曲がりがいたのだ。
それがグリンチで、彼は人里離れた山の上で愛犬のマックスと暮らしていた。グリンチとマックスは食料の買い出しのため村へ行くと、大人も子供もクリスマスツリーの飾りつけやプレゼントの用意にウキウキと楽しそうだった。
村の広場には、いつもの３倍の大きさのツリーが運ばれて、グリンチは益々イライラするのだった。そこでグリンチは考えた。「よーし。クリスマスなんてメチャクチャにしてやる！みんなからクリスマスを盗むんだ。」

ジム・キャリーの「グリンチ」を観ようと思ったのに、これはアニメでした。多分、前に観たことがあったのかも知れません。何となく見覚えがあるような気がしました。
他のレビュアーの方が書いていらっしゃるように、展開は読めてしまいます。でも、小さな子供と一緒に観るには、絵も可愛いし、分かり易いと思います。
グリンチは、他のひとよりもハートのサイズが二回り小さいという説明がありました。心が狭いってことかな…
グリンチはクリスマスに楽しい思い出はなく、それどころか「一年で一番さびしく悲しい日」という記憶しかないのです。だって、彼が育った孤児院ではクリスマスツリーも、ケーキもなく、院内はひっそりと静かなものでした。
さて、グリンチがどうやって、フーの村からクリスマスを盗むのか？
マックスを相棒にしての大作戦ですが、シンディ・ルーという少女によって、彼の冷たく凍り付いたような心がジワジワっと溶けていきます。それに、村の人々も総てが無くなってもやっぱり陽気なんです。
グリンチは、その様子を見て気づくのです。「僕は、クリスマスが嫌いだったのじゃなくて、ひとりぽっちが嫌だったんだ」
そう気づいた時、グリンチのハートは二回り大きくなっていました。

日本語吹替ではなく字幕で観ましたが、グリンチの声は、ベネディクト・カンバーバッチ。日本語吹き替えは大泉洋です。
３DCGアニメで絵も色もきれい。グリンチの山の家が、とっても便利な仕掛けが一杯で楽しいです。愛犬マックスも、グリンチに寄り添って可愛い！
シンディのママが家事や双子の世話に大忙しなので、何やらグリンチがお助けグッズを作ってあげているようでしたよ。（笑）

あのミニオンを生み出した会社、イルミネーションの最新作にしては、あまりにも早く小規模劇場になりすぎていやしないか？

と、劇場を予約する時点で思う。

同時上映のミニオン短編作。

短っ！もう終わりかいな。まぁホノボノしてていいけど。

そして本編グリンチの始まり。

グリンチはクリスマスが大嫌い。なぜかって？

幼少期、孤児院にいたグリンチはクリスマスを誰とも祝うことがなかった。その孤独を知って、クリスマスが嫌い=孤独が嫌いだから、他の人のクリスマスを邪魔する=みんなとワイワイ騒げて楽しい、のだ。

・・・ということが開始10分ほどでわかる。

・・・・・はっ！？いやいやいや！そのあとどーすんの！あと一時間をわかりきったテーマに沿って流すの！？

寝ちゃうよ！？いーの！？

グースカグースカ。20分ぐらい寝た。

そこから起きても、物語は予想通りの展開で最初の10分のテーマを引き伸ばしたものをただ流してるだけであった。

うん。駄作。

☆2つ。

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日本ではあまり馴染みが無いのか？
このキャラは知りませんでした。
ただ単に勉強不足なだけ？

CGはクオリティーが高かった。
ストーリーも鉄板で、安心して見られる作品でした。
グリンチの毛皮が柔らかそうで触ってみたかったかも・・（笑
ご家族みんなでの鑑賞におすすめです。

格別の感動もありませんでしたが、まあ楽しめました。

ジム・キャリーのやつ見たなあ、と思いつつ見ました。

結論からいくと、話の内容としては、もひとつ。絵本題材なので、シーンシーンを繋げていくような感じの話で、ひねくれものが改心するっていう部分は流れとしてあんまり感じさせない。

でもなあ、これアニメ表現がほんまキレイなのよ。特撮系のCG多用は進化しすぎて違和感がでてきましたが、アニメは益々よくなっている。そんなこと思った作品でした。