母さんがどんなに僕を嫌いでも / 仲野太賀
母さんがどんなに僕を嫌いでも
/御法川修
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全体の平均評価点: (5点満点)
(9)
解説・ストーリー
人気ブロガー歌川たいじの同名コミック・エッセイを「ポンチョに夜明けの風はらませて」の太賀と「ハナレイ・ベイ」の吉田羊主演で映画化した実話ドラマ。幼い頃から母に拒絶され続けた主人公が、大人になって再び母と向き合う奇跡の物語を描く。共演は森崎ウィン、小山春朋、木野花。監督は「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」「泣き虫ピエロの結婚式」の御法川修。幼いタイジは美しい母・光子が大好きだった。しかし光子はいつも情緒不安定で、タイジに対して容赦なく苛立ちをぶつけてしまうのだった。17歳になり、光子の虐待に耐えかね、ついに家を飛び出したタイジだったが…。 JAN:4988111855039
人気ブロガー歌川たいじの同名コミック・エッセイを「ポンチョに夜明けの風はらませて」の太賀と「ハナレイ・ベイ」の吉田羊主演で映画化した実話ドラマ。幼い頃から母に拒絶され続けた主人公が、大人になって再び母と向き合う奇跡の物語を描く。共演は森崎ウィン、小山春朋、木野花。監督は「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」「泣き虫ピエロの結婚式」の御法川修。幼いタイジは美しい母・光子が大好きだった。しかし光子はいつも情緒不安定で、タイジに対して容赦なく苛立ちをぶつけてしまうのだった。17歳になり、光子の虐待に耐えかね、ついに家を飛び出したタイジだったが…。 JAN:4988111855039
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「母さんがどんなに僕を嫌いでも」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
人気ブロガー歌川たいじの同名コミック・エッセイを「ポンチョに夜明けの風はらませて」の太賀と「ハナレイ・ベイ」の吉田羊主演で映画化した実話ドラマ。幼い頃から母に拒絶され続けた主人公が、大人になって再び母と向き合う奇跡の物語を描く。共演は森崎ウィン、小山春朋、木野花。監督は「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」「泣き虫ピエロの結婚式」の御法川修。幼いタイジは美しい母・光子が大好きだった。しかし光子はいつも情緒不安定で、タイジに対して容赦なく苛立ちをぶつけてしまうのだった。17歳になり、光子の虐待に耐えかね、ついに家を飛び出したタイジだったが…。 JAN:4988111855039
「母さんがどんなに僕を嫌いでも」 の作品情報
「母さんがどんなに僕を嫌いでも」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
母さんがどんなに僕を嫌いでもの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
104分 |
|
日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DABR5526 |
2019年04月24日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
30枚
|
2人
|
0人
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母さんがどんなに僕を嫌いでもの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
104分 |
|
日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DABR5526 |
2019年04月24日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
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|
2人
|
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|
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ユーザーレビュー:9件
壮絶な母の虐待と、作ってくれた《混ぜご飯》
衝撃的な感動作でした。
漫画家で人気ブロガーの歌川たいじ氏の生い立ちを綴った
「母さんがどんなに僕を嫌いでも」を原作としたほぼ実話です。
ファースト・シーンで社会人になったタイジ(太賀)が、大声で歌いながら、「混ぜご飯」を作っています。
味見で頬張り「母の混ぜご飯を超えたかも!!」と笑う。
しかしタイジは幼少期から母親・光子(吉田羊)から、壮絶な虐待を受けていたのです。
虐めのシーンは壮絶ですが、健気に生きるタイジの現在への転換が早くて、泣いてばかりいられず、心の切り替えを観ている観客も必要です。
この転換にちょっと救われます。
母親の病的とも思える虐待。
17歳で刃物を突きつけられ「死んでよ!!」と迫られたタイジは、
家出をして自活の道を選びます。
精肉店で働き、やがて一流会社の営業として成績を上げるまでに。
そしてふらっと入会した「ミュージカル劇団」
ミュージカル・シーンが、良い息抜きと気分転換になっますし、
劇団のスター・キミツ(森崎ウィン)の不思議なキャラも魅力的。
友達にも恵まれている中、母親との10年ぶりの再会。
母親との対決。
2人に親子関係の再生はあるのでしょうか?
太賀と吉田羊の好演・・・入魂の演技です。
(太賀と吉田羊にとっても役者冥利に尽きた作品だと思いました)
それにしても母の作ってくれた美味しい「混ぜご飯」
そして「タイちゃんは豚じゃない!!」と愛してくれたばあちゃん(木野花)の優しさ。
この2つがなかった子供たちは、どうなるのでしょう!!
虐待の恐ろしさが胸に迫りました。
このレビューは気に入りましたか?
14人の会員が気に入ったと投稿しています
ボクは母さんが大好きだ
投稿日:2019/04/16
レビュアー:なんの因果
人気ブロガー歌川たいじさんが自らの経験をコミックエッセイで発表した。
それを映画化。小説版も発売中。
児童虐待という重い題材に対して、私ごときが何を言えるのだろう、何も言えやしない。
なので歌川さんのメッセージに添って、作品の紹介をさせていただく。
このお話は、タイジ君の幼少期と大人になった現在を交互に描く。
「母は人目がないところでは、ピリピリした空気を出し、ささいなことで激怒して、壁まで吹っ飛ぶほど、突き飛ばす。」
虐待する様子は衝撃です。見ているのがつらいです。
プクプクしてかわいいタイジ役(小山春朋君)を、どうして責めるのでしょうか。
脳裏に焼き付くほどの映像ですが、しかし歌川さんは、
「痛みの多かった少年時代に重きを置くのではなく、人とのふれあいによって主人公が変わっていく過程を描きたい」と。
インパクトの大きい少年時代だけをあまり強調しないように、現在の温かい場面と交差してゆく。
実際、解決できず時間が止まったままでインナーチャイルドが悲鳴をあげてるままの状態を心の中に押し込めている人が多いというか世の中に実際いるわけですね。
歌川さんは映画化で予想外に大勢の人に触れられた事で、
「飛び立ったのならば、できるだけ遠くまで飛んでいってほしい。そして、届くべきところにちゃんと届いてほしい。」
と言っています。
変わる勇気、変えていく意志。かけがえのない母への愛。
母さんがどんなにボクを嫌いでもボクは母さんが大好きだと。
母さんを大好きな気持ちをあきらめない。母への理解と慕情。告発しているのではない、
わかりあえるまでの明るいエネルギーを肯定している。
世の中の痛みのある心に、どうか届きますようにと。
(太賀さんと吉田羊さん、木野花さん、小山春朋君が本当に熱演だった)
監督は、お母さんに対しては、価値観が様々な世の中で重圧と不安を抱えながら生きている、
愛し方そのものを知らない女性が、再生してゆく姿を見つめたいと言っています。
なかなか難しい問題である児童虐待ですが、これが正解だと言うのではなく、一つの提起として
話し合う機会になれば、一歩踏み出せる事ができればいいのではないでしょうか。
そして一言付け加えるならば、お父さんはお母さんをちゃんと愛してほしい。
愛されて初めて愛することが出来る。浮気したり、お母さんを孤独にしないでほしい。
このレビューは気に入りましたか?
11人の会員が気に入ったと投稿しています
母さんを好きになれて良かったね
歌川たいじさんを皆さんのレビューを読むまで知りませんでした。
実話なんですね。
親に対して 何らかの不満や憎しみ 色々ある人は たくさんいると思う。
私はこの映画を観て 1年ぶりに母の顔を見に行きました。
母はいろんなことはすっかり忘れてしまい 日常生活はヘルパーさんの
お世話になっています。
母は弟は認識でき、私のことはいつも妹の名前で呼びます。
きっと私のことは 頭の中から消えているのでしょう。
私の母のことを話すと 父はいつも家に帰らず 喧嘩が絶えない。
障害もあった私を産んだことをずいぶん後悔したと思う。
私も主人公のように飛び出してしまえば良かった。
そしたら 主人公のようにいつか向き合って対決できたかもしれない。
主人公のように 仲良くなれたらいい。
でもそうじゃない場合もあるよ。そうじゃない人も悩むことはない。
私はそう思うまでに半世紀ほどかかったけど だって誰でも親に愛されていないなんて
認めたくないでしょ。そんなの 余りにも悲しすぎる。
でもきっと そんな惨めな気持ちが 余計に親を苛つかせるんだよね。
ほとんどの母親の不幸の原因は夫と 自分の親が原因かな・・
私の父親はずっと浮気して 母を顧みず 母の母は そんな男と離婚して
また同じ男と結婚した愚かな娘を 会うたびに罵っていた。
母は自分を愛してくれる人が 欲しかったのかな。
でも どうして素直になれないのかな 自分がひどい目に遭わせた人に
「ごめんなさい」って一言だけ言えばいいのに・・
主人公は強い!10年ぶりに会ってあんな態度なのに 再び会いに行くなんて。
仲良くなれなくてもいいと思う。 みんな違うから。自分の人生があるから。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
連鎖のくさりの解き方
“タイちゃん、がんばった!”…おかあさんと関係改善出来て、ほんとうによかった…
親から受けた負の連鎖をわが子に繋げてしまう実例、“タイちゃん”と“かあさん”。主人公タイジ(太賀)を虐待する母・光子(吉田羊)もまた、幼い頃から自分の母親に暴力を受けたきたという…タイジが母親の姉から訊いたことだ。母親をひとりの人間として受け入れ、母親に歩み寄ろうと努力するタイジの、人間としての強さ…その強さを引き出したのは、彼の周りで「愛」を教えてくれた、血の繋がらない“ばあちゃん”。そして仲間たち、劇団仲間の“キミツ”、会社の同僚“カナ”とカナの彼氏“タイショウ”。彼らとの関わりの中、いくつかの金言を得て、母親との向き合い方を試行錯誤していくタイジ。
タイショウの子を身ごもってつわりで倒れたカナが病院で言う、“おかあさんってすごい、不安を抱えてあかちゃんと向き合ってるんだもん”。自己卑下するタイジに向かってタイショウがいうセリフ、「欠陥も含めて人間ってカンペキなんじゃないの?」。極めつけは、キミツの「理解は気が付いた側からするもの」という“家訓”。
“親”なんだから「こうあるべき」、そんなあるべき母親像…子どもならだれでも持ってしまいそうなその姿を手放し、じぶんから母親に歩み寄ろうと向き合ったタイジの行動は、力強くて…これが「愛」だ、とただ心打たれた。自身の母親に“愛されなかった”光子は、自分が虐待し続けた息子タイジに大切にされ、息子に愛されることで、“母親の愛”を得ることが出来たんじゃないかな…かあさんの味、“混ぜご飯”を“おいしい”と光子に言わせたタイジ…その愛が、母親に届いてよかった。きっと、亡くなった“ばあちゃん”も、そんなふたりをみてこころから喜んでくれているに違いない。“タイちゃん、よくがんばったね、おかあさんときもちがつながって、ほんとうによかった”…って。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
それでも子供は母が好きなんだよね
1週間前に見たのに、なかなかレビューが書けなかった。
あまりにも壮絶な虐待だったので。
それも実話だという。
叩かれても
蹴とばされても
悪態つかれても
それでもタイジはお母さんが大好きだった。
『自分が悪い子だから母さんが怒るんだ』
親に虐待される多くの子供がそう思うみたいだ。
(子供は虐待という認識はないだろう)
何故、世間には我が子を愛することが出来ない親がこうも多いのだろうか?
虐待されて放置されて死んでしまう子供の報道が多すぎて
この作品はタイムリー過ぎて胸が痛かった。
願わくば、今我が子を虐待している親たちが
この映画を見て考えを変えてくれることを願うばかり。
(たぶん、そういう人たちは見ないのだろうね)
大人たちの演技が素晴らしかったのは言わずもがなだけど
タイジの子供時代を演じた子役ちゃんの演技が
これまた素晴らしかった。
虐待されて育った子供は
大人になると多くの確立で虐待をするようになるという。
どこかで連鎖を止めるためにも
大人が大人になる必要があるのだろう。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
壮絶な母の虐待と、作ってくれた《混ぜご飯》
投稿日
2019/04/14
レビュアー
カマンベール
衝撃的な感動作でした。
漫画家で人気ブロガーの歌川たいじ氏の生い立ちを綴った
「母さんがどんなに僕を嫌いでも」を原作としたほぼ実話です。
ファースト・シーンで社会人になったタイジ(太賀)が、大声で歌いながら、「混ぜご飯」を作っています。
味見で頬張り「母の混ぜご飯を超えたかも!!」と笑う。
しかしタイジは幼少期から母親・光子(吉田羊)から、壮絶な虐待を受けていたのです。
虐めのシーンは壮絶ですが、健気に生きるタイジの現在への転換が早くて、泣いてばかりいられず、心の切り替えを観ている観客も必要です。
この転換にちょっと救われます。
母親の病的とも思える虐待。
17歳で刃物を突きつけられ「死んでよ!!」と迫られたタイジは、
家出をして自活の道を選びます。
精肉店で働き、やがて一流会社の営業として成績を上げるまでに。
そしてふらっと入会した「ミュージカル劇団」
ミュージカル・シーンが、良い息抜きと気分転換になっますし、
劇団のスター・キミツ(森崎ウィン)の不思議なキャラも魅力的。
友達にも恵まれている中、母親との10年ぶりの再会。
母親との対決。
2人に親子関係の再生はあるのでしょうか?
太賀と吉田羊の好演・・・入魂の演技です。
(太賀と吉田羊にとっても役者冥利に尽きた作品だと思いました)
それにしても母の作ってくれた美味しい「混ぜご飯」
そして「タイちゃんは豚じゃない!!」と愛してくれたばあちゃん(木野花)の優しさ。
この2つがなかった子供たちは、どうなるのでしょう!!
虐待の恐ろしさが胸に迫りました。
ボクは母さんが大好きだ
投稿日
2019/04/16
レビュアー
なんの因果
人気ブロガー歌川たいじさんが自らの経験をコミックエッセイで発表した。
それを映画化。小説版も発売中。
児童虐待という重い題材に対して、私ごときが何を言えるのだろう、何も言えやしない。
なので歌川さんのメッセージに添って、作品の紹介をさせていただく。
このお話は、タイジ君の幼少期と大人になった現在を交互に描く。
「母は人目がないところでは、ピリピリした空気を出し、ささいなことで激怒して、壁まで吹っ飛ぶほど、突き飛ばす。」
虐待する様子は衝撃です。見ているのがつらいです。
プクプクしてかわいいタイジ役(小山春朋君)を、どうして責めるのでしょうか。
脳裏に焼き付くほどの映像ですが、しかし歌川さんは、
「痛みの多かった少年時代に重きを置くのではなく、人とのふれあいによって主人公が変わっていく過程を描きたい」と。
インパクトの大きい少年時代だけをあまり強調しないように、現在の温かい場面と交差してゆく。
実際、解決できず時間が止まったままでインナーチャイルドが悲鳴をあげてるままの状態を心の中に押し込めている人が多いというか世の中に実際いるわけですね。
歌川さんは映画化で予想外に大勢の人に触れられた事で、
「飛び立ったのならば、できるだけ遠くまで飛んでいってほしい。そして、届くべきところにちゃんと届いてほしい。」
と言っています。
変わる勇気、変えていく意志。かけがえのない母への愛。
母さんがどんなにボクを嫌いでもボクは母さんが大好きだと。
母さんを大好きな気持ちをあきらめない。母への理解と慕情。告発しているのではない、
わかりあえるまでの明るいエネルギーを肯定している。
世の中の痛みのある心に、どうか届きますようにと。
(太賀さんと吉田羊さん、木野花さん、小山春朋君が本当に熱演だった)
監督は、お母さんに対しては、価値観が様々な世の中で重圧と不安を抱えながら生きている、
愛し方そのものを知らない女性が、再生してゆく姿を見つめたいと言っています。
なかなか難しい問題である児童虐待ですが、これが正解だと言うのではなく、一つの提起として
話し合う機会になれば、一歩踏み出せる事ができればいいのではないでしょうか。
そして一言付け加えるならば、お父さんはお母さんをちゃんと愛してほしい。
愛されて初めて愛することが出来る。浮気したり、お母さんを孤独にしないでほしい。
母さんを好きになれて良かったね
投稿日
2019/07/30
レビュアー
mokoさん
歌川たいじさんを皆さんのレビューを読むまで知りませんでした。
実話なんですね。
親に対して 何らかの不満や憎しみ 色々ある人は たくさんいると思う。
私はこの映画を観て 1年ぶりに母の顔を見に行きました。
母はいろんなことはすっかり忘れてしまい 日常生活はヘルパーさんの
お世話になっています。
母は弟は認識でき、私のことはいつも妹の名前で呼びます。
きっと私のことは 頭の中から消えているのでしょう。
私の母のことを話すと 父はいつも家に帰らず 喧嘩が絶えない。
障害もあった私を産んだことをずいぶん後悔したと思う。
私も主人公のように飛び出してしまえば良かった。
そしたら 主人公のようにいつか向き合って対決できたかもしれない。
主人公のように 仲良くなれたらいい。
でもそうじゃない場合もあるよ。そうじゃない人も悩むことはない。
私はそう思うまでに半世紀ほどかかったけど だって誰でも親に愛されていないなんて
認めたくないでしょ。そんなの 余りにも悲しすぎる。
でもきっと そんな惨めな気持ちが 余計に親を苛つかせるんだよね。
ほとんどの母親の不幸の原因は夫と 自分の親が原因かな・・
私の父親はずっと浮気して 母を顧みず 母の母は そんな男と離婚して
また同じ男と結婚した愚かな娘を 会うたびに罵っていた。
母は自分を愛してくれる人が 欲しかったのかな。
でも どうして素直になれないのかな 自分がひどい目に遭わせた人に
「ごめんなさい」って一言だけ言えばいいのに・・
主人公は強い!10年ぶりに会ってあんな態度なのに 再び会いに行くなんて。
仲良くなれなくてもいいと思う。 みんな違うから。自分の人生があるから。
連鎖のくさりの解き方
投稿日
2019/07/17
レビュアー
MaiKo88
“タイちゃん、がんばった!”…おかあさんと関係改善出来て、ほんとうによかった…
親から受けた負の連鎖をわが子に繋げてしまう実例、“タイちゃん”と“かあさん”。主人公タイジ(太賀)を虐待する母・光子(吉田羊)もまた、幼い頃から自分の母親に暴力を受けたきたという…タイジが母親の姉から訊いたことだ。母親をひとりの人間として受け入れ、母親に歩み寄ろうと努力するタイジの、人間としての強さ…その強さを引き出したのは、彼の周りで「愛」を教えてくれた、血の繋がらない“ばあちゃん”。そして仲間たち、劇団仲間の“キミツ”、会社の同僚“カナ”とカナの彼氏“タイショウ”。彼らとの関わりの中、いくつかの金言を得て、母親との向き合い方を試行錯誤していくタイジ。
タイショウの子を身ごもってつわりで倒れたカナが病院で言う、“おかあさんってすごい、不安を抱えてあかちゃんと向き合ってるんだもん”。自己卑下するタイジに向かってタイショウがいうセリフ、「欠陥も含めて人間ってカンペキなんじゃないの?」。極めつけは、キミツの「理解は気が付いた側からするもの」という“家訓”。
“親”なんだから「こうあるべき」、そんなあるべき母親像…子どもならだれでも持ってしまいそうなその姿を手放し、じぶんから母親に歩み寄ろうと向き合ったタイジの行動は、力強くて…これが「愛」だ、とただ心打たれた。自身の母親に“愛されなかった”光子は、自分が虐待し続けた息子タイジに大切にされ、息子に愛されることで、“母親の愛”を得ることが出来たんじゃないかな…かあさんの味、“混ぜご飯”を“おいしい”と光子に言わせたタイジ…その愛が、母親に届いてよかった。きっと、亡くなった“ばあちゃん”も、そんなふたりをみてこころから喜んでくれているに違いない。“タイちゃん、よくがんばったね、おかあさんときもちがつながって、ほんとうによかった”…って。
それでも子供は母が好きなんだよね
投稿日
2019/06/21
レビュアー
飛べない魔女
1週間前に見たのに、なかなかレビューが書けなかった。
あまりにも壮絶な虐待だったので。
それも実話だという。
叩かれても
蹴とばされても
悪態つかれても
それでもタイジはお母さんが大好きだった。
『自分が悪い子だから母さんが怒るんだ』
親に虐待される多くの子供がそう思うみたいだ。
(子供は虐待という認識はないだろう)
何故、世間には我が子を愛することが出来ない親がこうも多いのだろうか?
虐待されて放置されて死んでしまう子供の報道が多すぎて
この作品はタイムリー過ぎて胸が痛かった。
願わくば、今我が子を虐待している親たちが
この映画を見て考えを変えてくれることを願うばかり。
(たぶん、そういう人たちは見ないのだろうね)
大人たちの演技が素晴らしかったのは言わずもがなだけど
タイジの子供時代を演じた子役ちゃんの演技が
これまた素晴らしかった。
虐待されて育った子供は
大人になると多くの確立で虐待をするようになるという。
どこかで連鎖を止めるためにも
大人が大人になる必要があるのだろう。
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- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
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