ストレンジャーズ　地獄からの訪問者

2008年制作、リヴ・タイラー主演「ストレンジャーズ/戦慄の訪問者」の続編。
麻袋マスクの男（マン・イン・ザ・マスク）、人形の仮面（ドール・フェイス）、
少女の仮面（ピンナップ・ガール）をつけた殺人鬼が襲ってくるという内容は同じ。
10年経過しても、相変わらず罪のない人を殺しまくっているようです…
「Based on true events」という文字を見かけると、ショボいヤツなのでは…と思う自分がいる。

湖の保養地で管理人をしている大叔父夫婦の元へ、両親、兄とともに向かったキンジー。
深夜に到着した保養地に大叔父の姿は見えず、「47番のトレーラーハウスを使用してくれ」という
メモが管理事務所に残されていた。
トレーラーハウスに落ち着いた一家を、不審な女性が訪問し…

トレーラーハウスに住む老夫婦を殺人鬼たちが訪問するシーンで始まる。
キンジー達が向かった先が、老夫婦の住んでいた場所と酷似しており、嫌な予感しかない…

父に反発したキンジーは、喫煙するためトレーラーハウスを出て行く。
兄・ルークが彼女を呼び戻しに行き、諭すシーンは心温まるが、一転して惨劇が始まる。

殺人鬼が徘徊しているのに、なぜ、父とルーク、母とキンジーに別れて行動するのか、
なぜ、どいつもこいつもスマホを携帯していないのか、
なぜ、家族の命が奪われようとしているのに銃を使わないのか…
「殺人シーンのためだよーん」とわかってはいるが、不自然さにイラツキが半端ない！

後半、奴らに反撃するシーンがあり、気分が良かったので星二つにしました。
キンジーが素行不良だったことが幸いするシーンも、流れ的に良かったです。
ちょっと「テキサス・チェーンソー」を思わせるシーンも好き。

殺す前に訪問、殺す時は１対1で、人は殺しても犬は殺さないなど、異常者なりに美学がある感じ。
「見知らぬ者」に襲撃されるジャンルは人気があるのかな。
お金があれば『３』もやりそうな勢い。

全米4週連続トップ10入りという大ヒットを記録した
リヴ・タイラーさん主演の人気サスペンス・スリラー作品『ストレンジャーズ/戦慄の訪問者』の続編。

監督は『海底47m』でスマッシュヒットを記録したヨハネス・ロバーツ監督なのですが、
この監督さん、ティーンズホラーを撮らせると王道パターンに陥りな監督さんなのかしら？

『ファニーゲーム』系の理不尽系であることが本作品の売りなのであれば、
ティーンズホラー向けの殺戮描写では迫力不足。
ジ・アンダーテイカーが感情むき出しになってファイトするような
持ち味台無しの殺人鬼演出も理不尽系ホラーとしてはいただけない…

理不尽系の作品は好みでないくせに、我ながらひどい感想だこと…

キャンプ場？に行った家族四人が
覆面をかぶった殺人鬼に殺される
それだけの内容。

結局、獲物が四人しかいないので
テンポが超スロー
殺人鬼曰く、殺す理由も特にないらしいｗｗ
なのでストーリーゼロ、真空状態くらいゼロ。

画面も真っ暗で誰が何やってるのか分かりにくいし
ギャラの高い人から殺して製作費節約とか
とにかくショボい
無駄にした時間を返してほしいレベルの映画。

ただ殺して回るだけ。前作とは違ったところがありこれで完結するのかなとは思うけど。

どういう事！？
んで、まだ生きてるような終わり方にちょっとビビってしまった。
今回は初めから殺してたし前回よりハラハラ感が減りました。
実話に基づいてるそうですが何処まで本当なんだろう。