カンフー・パンダ３

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　故郷のパンダ村があるってんで、主人公がそこに向かったり、中国のマスターたちから気を奪って大暴れに対抗する話。

　映像の綺麗さはさすがのアニメーションでそれにカンフー映画としてのダイナミックなアクションシーンはお見事の映画でした。実の父親と育ての親の父さんズの活躍なんかも面白かったです。

　けど傑作だった前2作に比べて、出てくる場所はほとんどパンダ村だけというスケールの小ささだし、追ってくる強大な敵に全くカンフーができないパンダたちで対抗するというカタルシスはあまりなくて、ただの大騒ぎをして結局勝っちゃうという展開は楽しいけど、ただ楽しいだけで総合的な満足さは感じられなかったです。気孔を教えるという名目でパンダ村に誘い出したお父さんだけど、なかなか気孔を教えてくれないのには理由があって…。という流れも新鮮さは特になかったです。

　ジャック・ブラックやアンジェリーナ・ジョリーにジャッキー・チェンにダスティン・ホフマンにセス・ローゲンにブライアン・クランストンにJ･Kシモンズにルーシー・リューにと豪華な声優陣の声を楽しめるシリーズでもありました。

アニメならではのスピーディでコミカルなカンフー・アクションは
楽しかったです。
親子の絆や仲間との絆が結構感動的に盛り上がりました。
パンダとカンフーといえばモロ中国ですね。
米中合作も当然といえば当然。
前作は出生の秘密で、今回は実父の登場です。
マンネリといえばマンネリだけど、そこがいいと言えばいいところですね。楽しかったです。

少々間が空いてしまったので、前作までの話はうろ覚え。
それでもすんなり話に入っていけた。

すでに竜の戦士で強いポー。
「２」では成長物語は無かったですが、
今回は「気」の習得という課題があります。

スピーディーでコミカルなカンフー・アクションは楽しい。
カンフーは、よっぽど研究したのか、本格的な激しい動きと、
動物ならではのユーモラスな動きが融合していて違和感ありません。

主人公のポーが、パンダなのにあまり可愛らしくないのがお約束だが、
パンダ村の子供パンダがカワイイ。

「魂の王国」の概念がよく分からないのがマイナス。
死後の世界みたいなもん？

エンドロールにジャッキー・チェンさんの名前があったが声の出演かなぁ？
だとしたら日本語吹き替えで観たので関係ないか。

７５点

第１作目から １歩１歩 確実に成長してきたパンダのポー。
今では 普通の悪党なら チョチョイのチョイで倒せてしまいます。

けれど、今回の敵 牛のカイは最強です。
カイは、カンフーの始祖であるゾウガメのウーグウェイ導師など
歴代のカンフーマスターのパワーを吸い取って、『魂の王国（死後の世界）』から甦ります。

最後は、おバカで ドジなポーが、少しだけ格好良く見えました（笑）

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ご家族で安心して見れる作品でした。
相変わらずの素晴らしいCG。
みんな生き生きと動き回っています。

でも私的に残念ながらストーリーがイマサンな仕上がり。
1作目、2作目に比べて大味で雑な感じ。
なんかストーリーの整合性も無く支離滅裂で、感情移入ができない。
本シリーズはもともとその傾向が強かったですが、本作は特にひどい。
お父さんパンダやパンダ村のくだりは見ていてあれって感じ。
まだ続くのかな？

微妙な仕上がりでした。