顔のないヒトラーたち

顔のないヒトラーたちの画像・ジャケット写真
顔のないヒトラーたち / アレクサンダー・フェーリング
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(5点満点)
累計評価件数:

7

  • DVD
ジャンル:

「顔のないヒトラーたち」 の解説・あらすじ・ストーリー

ドイツの歴史認識を変えた1963年のアウシュヴィッツ裁判を題材にしたサスペンスドラマ。1958年の西ドイツ。駆け出しの検事・ヨハンは、様々な圧力や苦悩を抱えながら、ナチスがアウシュヴィッツでどのような罪を犯したのか、詳細を明らかにしていく。※PG12※一般告知解禁日:3月4日

「顔のないヒトラーたち」 の作品情報

製作年: 2014年
製作国: ドイツ
原題: IM LABYRINTH DES SCHWEIGENS/LABYRINTH OF

「顔のないヒトラーたち」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

顔のないヒトラーたちの詳細

  • 準新作
収録時間: 字幕: 音声:
123分 独:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング: 記番: レンタル開始日:
PG-12 ATVD17451 2016年05月03日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
396枚 14人 12人

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1〜 5件 / 全7件

若き検事が暴くナチスの戦争犯罪

投稿日:2016/04/26 レビュアー:ミルクチョコ

1958年、フランクフルト。終戦から10年以上が過ぎ、西ドイツでは多くの人々が戦争の記憶を忘れかけていました。そんな折、かつてアウシュビッツ強制収容所で親衛隊員だった男が、規則に違反して教師になっていることが判明します。新米検事のヨハンは、上司の制止も顧みずジャーナリストのグルニカやユダヤ人のシモンと共に調査を開始。様々な圧力にさらされながらも、収容所を生き延びた人々の証言や実証をもとに、ナチスドイツが犯した罪を明らかにしていきます。

若き検事が、アウシュヴィッツという言葉を知らない、というのに驚いてしまいました。ドイツ国民がアウシュビッツに対する認識があまりにもお粗末だったのも驚きです。
50年代後半まではドイツでも事実を明らかにしていなかったのですね。

誰もが加害者になり得た時代の元親衛隊員の行為は罪になるのでしょうか。命令に従ったまでだという加害者。けれども証拠があるなら法で裁かれるべきであると立ち上がった新聞記者と若き検事の使命感に燃えた勇気に目頭が熱くなります。
つらい体験をした生存者がいたからこそ、ホロコーストは実体を持ち、ナチスの犯罪者たちを追求できたのだと思います。
そして、ドイツ国内の反応も面白かったです。被害者たちの苦悩、望まず加害者になってしまった人たちの後悔、知りたくなかった肉親の過去などを絡ませた脚本は見事でした。
こういう自国の恥部を描いた映画がドイツで作られ公開されるのも、凄いと思います。

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これこそが人間としての本当の正義

投稿日:2016/06/03 レビュアー:飛べない魔女

ドイツは自国の恥部であるアウシュビッツでの出来事を長い間
世間に知らせることなく隠していたということにまず驚きました。
そこで、ナチスが何をしたのか、どんな悪行を行ってきたのか、
1958年当時は、多くのドイツ国民には知らされていなかったのです。
そんな中、若き検事ヨハン・ラトマンは、ある日新聞記者が残したメモで、ナチスドイツの元親衛隊員の規則違反を知り、調査を開始するも、そこには目に見えない権力で今だ守られている実態を知ることになります。
打ち破ろうとしても打ち破れない見えない壁を感じるヨハン。
それでも正義に燃える彼は、アウシュビッツでの耳を背けたくなるナチスの行いを聞くにつれ
どうしても罪を償わせたいと考え、ユダヤ人である検事総長の力を借りて、徹底的な調査に乗りだします。
まずは、生存者の証言。
映画ではその証言は一切音声としては発せられません。
発せられないが、その悲惨な歴史を知っている私たちには、充分にインパクトがあります。
証言者の苦悩の表情、涙、聞き取りをしている方の手の震えに、戸惑いと驚き。
そのシーンだけで、充分に悲惨さが伝わってきます。
何故なら、世界の多くの人が、アウシュビッツであったことを認識しているからです。
認識してはいるものの、改めてメンゲル医師などの
人間のやることとは思えない残忍行為を知ると
どうして人間がここまで残酷になれるのか?という原点にたどりついてしまいます。
恐ろしいことです。

自国のタブーであった罪の事実を、自国の検事が裁くことになり、
この重い歴史の扉を開いていく様は
感動的であり、これぞ人間の本質にある本当の正義だと思いました。
素晴らしい映画でした。


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ドイツの歴史認識を変えた検事たちの闘い

投稿日:2016/05/06 レビュアー:カマンベール

1958年当時ドイツ国民の多くは「アウュシュヴィッツ」名前すら
知らなかった・・・驚きでした!!
ユダヤ人が何百万人虐殺されたというのに・・・。

でも一つのきっかけから、フリッツ・バウアー検事総長の決断の元で、若き検察官ヨハン・ラトマン(アレキサンダー・フェーリング)は、ナチスの残党、元親衛隊員の戦争犯罪を暴く行動の指揮を任されます。

それはとても困難でした。
アウュシュヴィッツの資料の多くは、極秘扱いだったり、
破棄されていたり、たった10数年前の事実なのに、
無かったこと・・・の扱いなのです。
膨大なユダヤ人生存者への聞き込み・・・
元親衛隊員は名前を変え、顔すら分からないのです。
(顔のないヒトラーたち・・・という題名は、追い詰めても親衛隊の有名な犯罪者の今の顔すら、判然としないのですから・・・
そしてもう一つの意味は、
今もヒトラーたちは素知らぬ顔で隣に生きている・・・
そんな意味だと思います。
ナチス残党の犯罪を裁くと言うことは、
国を裁くこと、
実の親、兄弟を裁くこと、
友達を裁くこと・・・でした。
主役のアレキサンダー・フェーリングは、金髪碧眼の超イケ面。
ヒトラーが愛した優生遺伝子の持ち主(皮肉ですね)
細いけれど芯の強い存在感でした。
何より脇を固める名優が素晴らしいです。
検事総長役のケルト・ホス。射抜く眼の鋭さ、威厳。
こんな名優はもう出て来ません。
そしてラトマン検事の書記官(老婦人)の一徹な演技。
ドイツ映画界でも相当な覚悟と意欲で作られた映画だと、
思いました。

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正義とは…?

投稿日:2017/03/13 レビュアー:mei

戦争においては、誰が正解で誰が間違っているかは一概には言えないのかなと思った。
確かにやりすぎている部分もあるし、それによって罰せられるべき人もいると思う。
けど、やらなければ自分が…という人がいたのも事実なのだと思う。

戦争を経験せず、名残も感じずに生きてきた世代としては
今後同じことが起こらないように命を大切にするしかない。

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分断国家

投稿日:2016/08/29 レビュアー:iha

行為はいつでも裁くことはできるが
価値観の異なる時代、その背景はわからない。
日本は終戦後すぐに戦犯の名誉回復を全会一致で決定し、
ドイツは1960年代になってイスラエルと協力し、
ナチスの残党狩りを始める。
2000年以降も逮捕者発見のニュースを聞く。
70〜80代の老人だ。
ドイツは戦後分断した。
世代もも分断したのだろう。

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