その夜の侍 / 堺雅人
その夜の侍
/赤堀雅秋
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全体の平均評価点: (5点満点)
(39)
解説・ストーリー
人気劇団“THE SHAMPOO HAT”の作・演出を務める赤堀雅秋が、自身のヒット舞台を自らメガフォンをとり映画化した復讐劇。最愛の妻をひき逃げした犯人への復讐に執念を燃やす平凡で不器用な中年男の姿を緊張感溢れる筆致で描き出していく。主演は「ツレがうつになりまして。」の堺雅人と「闇金ウシジマくん」の山田孝之。小さな町工場を営む中村健一は、5年前にひき逃げで最愛の妻を失って以来、妻との思い出に囚われて絶望と孤独の日々を生きていた。一方、2年の服役を終えて出所したひき逃げ犯の木島宏は、相も変わらぬ傍若無人な振る舞いで反省とは無縁の生活を送っていた。そんな木島のもとに、“復讐決行日”までをカウントダウンする匿名の脅迫状が届くようになるのだが…。
人気劇団“THE SHAMPOO HAT”の作・演出を務める赤堀雅秋が、自身のヒット舞台を自らメガフォンをとり映画化した復讐劇。最愛の妻をひき逃げした犯人への復讐に執念を燃やす平凡で不器用な中年男の姿を緊張感溢れる筆致で描き出していく。主演は「ツレがうつになりまして。」の堺雅人と「闇金ウシジマくん」の山田孝之。小さな町工場を営む中村健一は、5年前にひき逃げで最愛の妻を失って以来、妻との思い出に囚われて絶望と孤独の日々を生きていた。一方、2年の服役を終えて出所したひき逃げ犯の木島宏は、相も変わらぬ傍若無人な振る舞いで反省とは無縁の生活を送っていた。そんな木島のもとに、“復讐決行日”までをカウントダウンする匿名の脅迫状が届くようになるのだが…。
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「その夜の侍」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
人気劇団“THE SHAMPOO HAT”の作・演出を務める赤堀雅秋が、自身のヒット舞台を自らメガフォンをとり映画化した復讐劇。最愛の妻をひき逃げした犯人への復讐に執念を燃やす平凡で不器用な中年男の姿を緊張感溢れる筆致で描き出していく。主演は「ツレがうつになりまして。」の堺雅人と「闇金ウシジマくん」の山田孝之。小さな町工場を営む中村健一は、5年前にひき逃げで最愛の妻を失って以来、妻との思い出に囚われて絶望と孤独の日々を生きていた。一方、2年の服役を終えて出所したひき逃げ犯の木島宏は、相も変わらぬ傍若無人な振る舞いで反省とは無縁の生活を送っていた。そんな木島のもとに、“復讐決行日”までをカウントダウンする匿名の脅迫状が届くようになるのだが…。
「その夜の侍」 の作品情報
「その夜の侍」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
その夜の侍の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
119分 |
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
KIBR5518 |
2013年05月08日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
53枚
|
0人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
その夜の侍の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
119分 |
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
KIBR5518 |
2013年05月08日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
53枚
|
0人
|
0人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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ユーザーレビュー:39件
孤独な復讐劇
堺雅人Vs山田孝之の異色の人間ドラマです。
交通事故で愛妻を失った中年男(堺)が、事故を起こした後もまるで反省の色がない加害者(山田)への復讐誓う物語。
突然奪われたささやかでも豊かな日々。
その喪失感から一歩も抜け出せず、もがき苦しむ男が復讐を誓い、非情に加害者を追います。
堺雅人はひたすら暗く、いつものキラースマイルを封印して、昼行灯のような役回り。
小さな鉄工所を経営し、凡庸な日常を過ごす姿と復讐に執念を燃やす暗く狂気じみた姿が対照的です。
これほど自己中な男はそういないのではないか?という位、山田孝之の犯人役は内なる狂気を発露させたようなリアルな演技です。
主人公が憎しみを持ち続ける「加害者」である木島を、これ以上ないほど不気味に演じています。本当に嫌な奴なんです。
腐りきった中にあって、時折みせる寂しげな空気に人間らしさを感じたりもします。さすが演技派です。
堺雅人、山田孝之という主役二人の狂気と堕落っぷりが凄まじいのです。普段とは一味も二味も違った役どころで新鮮でした。
決行日には果たして何が起こるのか?と期待してしまいましたが、高揚感や期待感が徐々に高まっていく作品ではなかったです。むしろ展開が進むにつれてだんだんと陰鬱な気分にさせられました。
不安感がマックスに達したそのとき、クライマックスの土砂降りの雨の中で包丁を手にした主人公が選択した復讐の結末は、思いもよらぬものでした。
劇中で何度となく語られていますが、平凡な生活は勝ち取るもので、何も考えずに無為に過ごすことによって得られることは決してないということなんでしょうね。
5年前のあの日に、主人公が心に決めた復讐劇と、5年の歳月がもたらした結末の変化にも注目です。
もともと舞台向けの戯曲だったものを映画化したらしいですが、別展開があるかと思っていましたが、いい意味で、予想を裏切られてしまいました。現代の侍に求められる生き様は、むしろ格好悪く、愚かさだと言っているのかもしれません。彼らを洗い流してしまうような、雨が似合っていました。
このレビューは気に入りましたか?
29人の会員が気に入ったと投稿しています
わたし、損してる・・・?
ひき逃げ事故の、犯人と被害者の夫・・・
裏・堺雅人が見れる珍しい(?)一本ですが、やっぱり重いです
それなのに、会話はゆるいです
でもって、ちょいちょいボケてきます・・・
もしかしたら“真面目に観たら損する”系かもしれませんw
でも、ちょっと真面目に考えてみましたw
ひき逃げによって妻を失う
当の犯人は、刑務所から出てきても、相変わらずの荒れた生活ぶり
平凡な生活が、ある一瞬の出来事(事故)によって平凡でなくなる
平凡であるということが、実は、豊かであるということで
愛する人の喪失というテーマの外側に
何もない平凡こそが尊くて儚いという、大きなテーマが存在しています
一度そこ(平凡)から弾き出されたら、そこ(平凡)にはもう、戻れない・・・
妻を失うことで、“何気ない会話”が出来なくなってしまった主人公は
ただ、ひたすらに復讐心を膨れ上がらせてゆくのです
警備員の女や、ラブホテルの女が、ちょっと狙いすぎというか、ちょっと異質で
軽くノイズが走って、違和感がしたのですが
物語が進むにつれて、やや緊張感が失速気味になるというか
有名な雨のシーンも、どこか切れ味が悪く
ラストのプリンに至っては、「その表現方法で来るかっ!?」って思考停止w
テーマが重くて繊細なだけに
言わんとすることはなんとなく分かるのですが
終始、戸惑いや違和感を投げ掛けられ続けた気がしてなりません
どうでもいいような会話が、内容が無いことにこそ意味がある(平凡でナンボ!)
とか、すごく分かるんですけど・・・
“難しい”映画です
ムズムズします
あまり好きじゃありません・・・(爆!)
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
これはあまり好きじゃない
堺雅人がプリンが大好きな、平凡だけどちょっと変な人、中村を怪演。
山田孝之もとことんイヤなやつ木島をを熱演。
どうしてこういう木島みたいなやつを社会にのさばらしておくのか?!という嫌悪感を抱かせる。
なのに、何故かこいつに子分みたいに離れられなくなる人たちがいるっていうのがまか不思議。
やっちゃえよ!中村!と私の中の正義感が叫ぶ。
こいつをぐさりとやってくれ!葬ってくれ!と私の中の残酷な心が何度も中村の背中を押す。
ところがクライマックスは思わぬ方向へ。
へ?なんでそうなるの?
私の頭の中は?マークでいっぱいになっちまった。
中村の義理の兄の言うセリフが印象的。
「平凡はコツコツと努力して勝ち取るものだと思うんですよ」
うーん、なんかこれ深い気がする。
多様化して複雑な現代社会、平凡でいられることは貴重なことなのかもしれない。
結局、見終わってみれば、何が言いたいのか、良くわからんでした。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
舞台のリアルと映画のリアルは違う。
山田孝之クン狙いで鑑賞。
なるほど、元は舞台劇なんですね。
舞台のリアルと映画のリアルは違う。
舞台のキャラクターはわりとデフォルメされるし、どんなにシリアスな物語でも
ところどころで笑いを取るやり取りが挟まれることが多い。
観客は舞台上の役者にキャラクターと役者本人を重ねて観ているので、
ストーリーには馴染まない笑えるセリフがふいに出てきても、
そこは「小休止」的な観客サービス(?)として受け止められる。
舞台空間は、「物語」と「それを演じている者&観ている者」というメタ構造に
なっているから、そんな具合に現実と非現実を行き来できてしまうのだ。
ところが、映画でそれをやられちゃうとちょっと違和感を覚えてしまう。
映画のトーンが変わるというか、世界観が崩れるというか。
映画はやっぱり基本的に「物語」の世界観一つで成立していると思うので。
そして舞台では時に現実を逸脱することでリアルが立ち上ることがある。
えっそうなるの?というシュールな展開によって、表現しようとしている物語世界が
鮮明に浮かび上がったりする。もともと「舞台」のリアルなんて、セリフ回しからして
現実から遊離している(=芝居がかってる)訳だし(苦笑)、そういう点で最初っから
リアルに対する自由度の高さが承認されている世界なのかもしれない。
でも、これが映画となると「非現実」は「非現実」でしかなく、
リアルから遠ざかってしまう。
んな訳ないじゃんというシラけた気分にさせられてしまう。
・・・などとグダグダ書いてしまいましたが、この作品はちょっとそういう舞台臭が
悪い意味で目立ってしまった気がして、その点が残念というか勿体ないというか・・・。
このミョ〜な感じは嫌いじゃないんだけど。
あと、「孤独」と「犯罪」を照射している点で「ハードボイルド」的な印象があるのですね。
ストーリーはそうじゃないんだけど。
「侍」っていうのも和製ハードボイルドみたいだし。
ただし、固ゆで卵じゃなくてグチャッと柔らかいプリン。(観て確かめてください)
山田クンのキレッキレ演技はぴか一でした!!!
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
結局 侍は 辞めちゃうのね
物語の骨格は 仇討です
題名にある 侍は もちろん主人公の二人
あとの出演者はみんな 農民です
劇中は頻繁に 平凡 という言葉で表現されていました
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
残虐非道な ひき逃げ侍を
仇討しようと 五年間追いかけるのが
妻を殺された 気弱侍ですが
決闘の終盤 なんだかあほらしくなって
侍=戦う人を辞めてしまいます
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
気弱侍は 決闘の経験を糧に少し強くなり
ひき逃げ侍は 五年間おびえて生きてきた経験を糧に
ともに 平凡な人になるのではないでしょうか
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
気弱侍が 妻の下着や衣類を きつく胸に抱きしめて
留守番電話を繰り返し聞く場面
そして
あの女性とのキャッチボールのシーン
胸に熱いものがこみ上げてきました
・・・・・・・・・・・・・・・・
灯油をまくシーン
なぜか 灯油のにおいが漂ってきませんでした
あの 下着や衣類からは 柔軟剤のにおいがしたのに…
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
孤独な復讐劇
投稿日
2013/04/28
レビュアー
ミルクチョコ
堺雅人Vs山田孝之の異色の人間ドラマです。
交通事故で愛妻を失った中年男(堺)が、事故を起こした後もまるで反省の色がない加害者(山田)への復讐誓う物語。
突然奪われたささやかでも豊かな日々。
その喪失感から一歩も抜け出せず、もがき苦しむ男が復讐を誓い、非情に加害者を追います。
堺雅人はひたすら暗く、いつものキラースマイルを封印して、昼行灯のような役回り。
小さな鉄工所を経営し、凡庸な日常を過ごす姿と復讐に執念を燃やす暗く狂気じみた姿が対照的です。
これほど自己中な男はそういないのではないか?という位、山田孝之の犯人役は内なる狂気を発露させたようなリアルな演技です。
主人公が憎しみを持ち続ける「加害者」である木島を、これ以上ないほど不気味に演じています。本当に嫌な奴なんです。
腐りきった中にあって、時折みせる寂しげな空気に人間らしさを感じたりもします。さすが演技派です。
堺雅人、山田孝之という主役二人の狂気と堕落っぷりが凄まじいのです。普段とは一味も二味も違った役どころで新鮮でした。
決行日には果たして何が起こるのか?と期待してしまいましたが、高揚感や期待感が徐々に高まっていく作品ではなかったです。むしろ展開が進むにつれてだんだんと陰鬱な気分にさせられました。
不安感がマックスに達したそのとき、クライマックスの土砂降りの雨の中で包丁を手にした主人公が選択した復讐の結末は、思いもよらぬものでした。
劇中で何度となく語られていますが、平凡な生活は勝ち取るもので、何も考えずに無為に過ごすことによって得られることは決してないということなんでしょうね。
5年前のあの日に、主人公が心に決めた復讐劇と、5年の歳月がもたらした結末の変化にも注目です。
もともと舞台向けの戯曲だったものを映画化したらしいですが、別展開があるかと思っていましたが、いい意味で、予想を裏切られてしまいました。現代の侍に求められる生き様は、むしろ格好悪く、愚かさだと言っているのかもしれません。彼らを洗い流してしまうような、雨が似合っていました。
わたし、損してる・・・?
投稿日
2013/05/20
レビュアー
パンケーキレンズ
ひき逃げ事故の、犯人と被害者の夫・・・
裏・堺雅人が見れる珍しい(?)一本ですが、やっぱり重いです
それなのに、会話はゆるいです
でもって、ちょいちょいボケてきます・・・
もしかしたら“真面目に観たら損する”系かもしれませんw
でも、ちょっと真面目に考えてみましたw
ひき逃げによって妻を失う
当の犯人は、刑務所から出てきても、相変わらずの荒れた生活ぶり
平凡な生活が、ある一瞬の出来事(事故)によって平凡でなくなる
平凡であるということが、実は、豊かであるということで
愛する人の喪失というテーマの外側に
何もない平凡こそが尊くて儚いという、大きなテーマが存在しています
一度そこ(平凡)から弾き出されたら、そこ(平凡)にはもう、戻れない・・・
妻を失うことで、“何気ない会話”が出来なくなってしまった主人公は
ただ、ひたすらに復讐心を膨れ上がらせてゆくのです
警備員の女や、ラブホテルの女が、ちょっと狙いすぎというか、ちょっと異質で
軽くノイズが走って、違和感がしたのですが
物語が進むにつれて、やや緊張感が失速気味になるというか
有名な雨のシーンも、どこか切れ味が悪く
ラストのプリンに至っては、「その表現方法で来るかっ!?」って思考停止w
テーマが重くて繊細なだけに
言わんとすることはなんとなく分かるのですが
終始、戸惑いや違和感を投げ掛けられ続けた気がしてなりません
どうでもいいような会話が、内容が無いことにこそ意味がある(平凡でナンボ!)
とか、すごく分かるんですけど・・・
“難しい”映画です
ムズムズします
あまり好きじゃありません・・・(爆!)
これはあまり好きじゃない
投稿日
2013/05/26
レビュアー
飛べない魔女
堺雅人がプリンが大好きな、平凡だけどちょっと変な人、中村を怪演。
山田孝之もとことんイヤなやつ木島をを熱演。
どうしてこういう木島みたいなやつを社会にのさばらしておくのか?!という嫌悪感を抱かせる。
なのに、何故かこいつに子分みたいに離れられなくなる人たちがいるっていうのがまか不思議。
やっちゃえよ!中村!と私の中の正義感が叫ぶ。
こいつをぐさりとやってくれ!葬ってくれ!と私の中の残酷な心が何度も中村の背中を押す。
ところがクライマックスは思わぬ方向へ。
へ?なんでそうなるの?
私の頭の中は?マークでいっぱいになっちまった。
中村の義理の兄の言うセリフが印象的。
「平凡はコツコツと努力して勝ち取るものだと思うんですよ」
うーん、なんかこれ深い気がする。
多様化して複雑な現代社会、平凡でいられることは貴重なことなのかもしれない。
結局、見終わってみれば、何が言いたいのか、良くわからんでした。
舞台のリアルと映画のリアルは違う。
投稿日
2014/08/06
レビュアー
ポッシュ(卒業)
山田孝之クン狙いで鑑賞。
なるほど、元は舞台劇なんですね。
舞台のリアルと映画のリアルは違う。
舞台のキャラクターはわりとデフォルメされるし、どんなにシリアスな物語でも
ところどころで笑いを取るやり取りが挟まれることが多い。
観客は舞台上の役者にキャラクターと役者本人を重ねて観ているので、
ストーリーには馴染まない笑えるセリフがふいに出てきても、
そこは「小休止」的な観客サービス(?)として受け止められる。
舞台空間は、「物語」と「それを演じている者&観ている者」というメタ構造に
なっているから、そんな具合に現実と非現実を行き来できてしまうのだ。
ところが、映画でそれをやられちゃうとちょっと違和感を覚えてしまう。
映画のトーンが変わるというか、世界観が崩れるというか。
映画はやっぱり基本的に「物語」の世界観一つで成立していると思うので。
そして舞台では時に現実を逸脱することでリアルが立ち上ることがある。
えっそうなるの?というシュールな展開によって、表現しようとしている物語世界が
鮮明に浮かび上がったりする。もともと「舞台」のリアルなんて、セリフ回しからして
現実から遊離している(=芝居がかってる)訳だし(苦笑)、そういう点で最初っから
リアルに対する自由度の高さが承認されている世界なのかもしれない。
でも、これが映画となると「非現実」は「非現実」でしかなく、
リアルから遠ざかってしまう。
んな訳ないじゃんというシラけた気分にさせられてしまう。
・・・などとグダグダ書いてしまいましたが、この作品はちょっとそういう舞台臭が
悪い意味で目立ってしまった気がして、その点が残念というか勿体ないというか・・・。
このミョ〜な感じは嫌いじゃないんだけど。
あと、「孤独」と「犯罪」を照射している点で「ハードボイルド」的な印象があるのですね。
ストーリーはそうじゃないんだけど。
「侍」っていうのも和製ハードボイルドみたいだし。
ただし、固ゆで卵じゃなくてグチャッと柔らかいプリン。(観て確かめてください)
山田クンのキレッキレ演技はぴか一でした!!!
結局 侍は 辞めちゃうのね
投稿日
2014/06/27
レビュアー
ちびた
物語の骨格は 仇討です
題名にある 侍は もちろん主人公の二人
あとの出演者はみんな 農民です
劇中は頻繁に 平凡 という言葉で表現されていました
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
残虐非道な ひき逃げ侍を
仇討しようと 五年間追いかけるのが
妻を殺された 気弱侍ですが
決闘の終盤 なんだかあほらしくなって
侍=戦う人を辞めてしまいます
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
気弱侍は 決闘の経験を糧に少し強くなり
ひき逃げ侍は 五年間おびえて生きてきた経験を糧に
ともに 平凡な人になるのではないでしょうか
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
気弱侍が 妻の下着や衣類を きつく胸に抱きしめて
留守番電話を繰り返し聞く場面
そして
あの女性とのキャッチボールのシーン
胸に熱いものがこみ上げてきました
・・・・・・・・・・・・・・・・
灯油をまくシーン
なぜか 灯油のにおいが漂ってきませんでした
あの 下着や衣類からは 柔軟剤のにおいがしたのに…
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