Virginia/ヴァージニア / ブルース・ダーン
Virginia/ヴァージニア
/フランシス・フォード・コッポラ
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全体の平均評価点: (5点満点)
(31)
解説・ストーリー
巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督が自ら製作を務め、インディペンデントのスタイルで撮り上げたゴシック・テイストあふれるファンタジー・ミステリー。主演はヴァル・キルマー、共演にエル・ファニング。サイン会のために寂れた田舎町へとやってきたミステリー作家ボルティモア。その町では、数日前に胸に杭で打ち込まれた身元不明の少女の死体が発見されたばかり。彼はミステリー好きの保安官から、この事件を題材にした小説を書こうと提案される。やがて夢の中でヴィーと名乗る謎の美少女や憧れの作家ポーと出会ったボルティモアは、かつてこの町で起きた凄惨な事件について知ることに。そして2人に導かれるように、現在と過去、それぞれの事件の謎を紐解いていくボルティモアだったが…。
巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督が自ら製作を務め、インディペンデントのスタイルで撮り上げたゴシック・テイストあふれるファンタジー・ミステリー。主演はヴァル・キルマー、共演にエル・ファニング。サイン会のために寂れた田舎町へとやってきたミステリー作家ボルティモア。その町では、数日前に胸に杭で打ち込まれた身元不明の少女の死体が発見されたばかり。彼はミステリー好きの保安官から、この事件を題材にした小説を書こうと提案される。やがて夢の中でヴィーと名乗る謎の美少女や憧れの作家ポーと出会ったボルティモアは、かつてこの町で起きた凄惨な事件について知ることに。そして2人に導かれるように、現在と過去、それぞれの事件の謎を紐解いていくボルティモアだったが…。
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「Virginia/ヴァージニア」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督が自ら製作を務め、インディペンデントのスタイルで撮り上げたゴシック・テイストあふれるファンタジー・ミステリー。主演はヴァル・キルマー、共演にエル・ファニング。サイン会のために寂れた田舎町へとやってきたミステリー作家ボルティモア。その町では、数日前に胸に杭で打ち込まれた身元不明の少女の死体が発見されたばかり。彼はミステリー好きの保安官から、この事件を題材にした小説を書こうと提案される。やがて夢の中でヴィーと名乗る謎の美少女や憧れの作家ポーと出会ったボルティモアは、かつてこの町で起きた凄惨な事件について知ることに。そして2人に導かれるように、現在と過去、それぞれの事件の謎を紐解いていくボルティモアだったが…。
「Virginia/ヴァージニア」 の作品情報
「Virginia/ヴァージニア」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
Virginia/ヴァージニアの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
89分 |
日本語・日本語吹替え用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
CPDP10877 |
2013年01月11日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
12枚
|
0人
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0人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
【Blu-ray】ヴァージニア(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
89分 |
日本語・日本語吹替え用字幕 |
1:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
CPBP10876 |
2013年01月11日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
11枚
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0人
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0人
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1:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
Virginia/ヴァージニアの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
89分 |
日本語・日本語吹替え用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
CPDP10877 |
2013年01月11日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
12枚
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
【Blu-ray】ヴァージニア(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
89分 |
日本語・日本語吹替え用字幕 |
1:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
CPBP10876 |
2013年01月11日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
11枚
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1:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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ユーザーレビュー:31件
夢か現実かわからない
フランシス・フォード・コッポラ監督がエドガー・アラン・ポーの小説をモチーフに描くゴシック・ミステリー。
宣伝されてるような「ミステリー」ではないと思いますが、雰囲気のある映像表現でした。
三流小説家が、殺人事件を題材に小説を書こうとして、そのうちに夢か現実かわからない世界に囚われるという内容でした。
映像が幻想的で美しくて、それでいて訳がわからない夢のような映画。夢を見ている時は納得できるのですが、断片的で全体のつじつまが合いません。
伏線も張られっぱなしで、回収されませんでした。なのでシンクロするはずの謎は未消化のまま増幅されず、物語としてはちょっと不満が残りますが、モノクロシーンでの赤の色が印象的で、幻想的な世界が素敵でした。神秘的な雰囲気がとっても良かったです。
エル・ファニングは、あどけなさが残る容姿にゴシックロリータふうの衣装と赤が印象的な歌舞伎役者のようなメイクが少女の儚さと無垢な内面が良かったです。
過去と現在、ポーを2つの殺人事件が平行する複雑世界の水先案内人として登場させ、オマージュを散りばめたところが、良かったかな?
美しい世界観が不思議な感覚でした。
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20人の会員が気に入ったと投稿しています
道具立ての面白さと映像美
投稿日:2013/01/15
レビュアー:カプチーノ
湖畔の小さな田舎町、7面の文字盤のそれぞれが違う時刻を表示する時計台、神父と少女たちにまつわる忌まわしい伝説、
ホラー作家、エドガー・アラン・ポォ、吸血鬼といった道具立て。
これだけのお膳立てがあれば、あとは映像が美しければそれで映画は成立する−ということで、本作は雰囲気だけでOK。
精緻なストーリィ展開を映画に求めるむきには嫌われると思いますが、この映画の持つ雰囲気を愉しみました。
現実とホラー作家が見る夢の両面で描かれ、夢の部分が秀逸。夢に出てくるポォの台詞は、作品を読んでいればより楽しめます。
ポォと対極にいるのがホラー作家の妻と編集者。彼らは現実世界における夢のない現実を表現するものとして描かれ、
彼らが出てくるとコメディとなって、ちょっとした箸休め的な面白さにもなっています。
ホラーとコメディは相性がよいと言うのが持論ですが、ここでもそれが証明されています。
コッポラが個人的な趣味として撮ったような本作は、エンタテインメント系ではなく、また何かを主張する映画ではないので、
評価は人によって大きく分かれると思います。ツボに嵌ればとても楽しめます。
個人的には、大好きな類の作品。
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
もっと禍々しく
投稿日:2013/02/02
レビュアー:ひきむすび
キーボードをたたく私
歩きだす私 鏡のように向かい合わせ 背中あわせ
だあれが本物 事実はどこに
後ろの正面だぁれ
ゴシックと思いきや不条理でした
「ゴシック」「ファンタジー」の言葉に誘われてしまったのですが
これが仇となってしまい 小さなことが気になってしまいます
時計台が光りすぎじゃないか とか
ブランコが踊りすぎじゃないか とか
ちょっと禍々しさが欠けやしないか とか。
読みすぎれば あの光景こそが作家の舞台設定なのかも とか
一番気になってしまうのが画面分割とパソコンでした。。
気になるたびに集中できなくなってしまう。
現代ゴシックは大変だなぁと クラッシック映画が観たくなりました。
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
湖畔の、娘の夢
投稿日:2013/02/10
レビュアー:ひろぼう
コッポラ独特の映像感覚が炸裂してます。それは、古くから「ランブルフィッシュ」等に使われた、モノクロ映像に赤の射し色をアクセントにする技法。赤も朱色が近く、淡く画面を漂うように写すのでどぎつさはあまり感じません。
ストーリーは、売れない作家が寂れた街で体験した奇妙な殺人に、その町からインスパイアされて見た彼の夢が、謎解きの道先案内人になるというもの。夢と現実を行き来するのでややこしく感じられるかもしれませんが、ストーリーに破綻はありません。はず初めに殺人があり、夢が過去の殺人と結び合わせ、作家の過去とも繋がらせる、という構成となってます。
コッポラの娘ソフィアは父への焦がれを『SOMEWHERE』で描いたのですが、本作では父が娘への焦がれを描いたのか、とも感じました。
前作『テトロ』同様に力みが抜けた本作は、過去の重厚な作品群と比較すると見応えは少ないのですが、かみしめることで生まれる味わいがあります。
鑑賞者もゆるりと力を抜いて、コッポラ翁の晩年の夢を覗き見るつもりで楽しみましょう。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
ヴァル・キルマー太ったな〜。歩くのに体が重そう...
デヴィッド・リンチ監督の『ツインピークス』のような雰囲気で、日本の映画でいうと鈴木清順監督の『ツィゴイネルワイゼン』や『陽炎座』に作風が似ているかな。リンチ監督は「自分の作品を見るときには、音楽を聴くようにフィーリングで感じとってほしい」みたいなことを言ってますが、この作品もそういった感覚で鑑賞すればよいのでしょう。映像美は抜群です。
原題の「TWIXT」って何だろうと思ったら、古語で、現代語では「between」のことなんですね。
これにはいくつかの意味が考えられます。夢と現実の狭間に、過去と現在の狭間に、この世とあの世の狭間に等々...
まあ、ボルティモア(ヴァル・キルマー)が迷い込んだトワイライト・ゾーンのことなのでしょう。
そんなわけで、ストーリーを、すべて辻褄を合わせ整合性をもたせて納得しようとすると頭が混乱します。
『コッポラの胡蝶の夢』を観たときにも思ったんですが、老境に入った近年のコッポラ監督は「生と死」や「魂の行き場」、その未知の異世界など、自身の死生観を反映したような作品作りをしているように感じますね。かつての大資本に押された商業主義的な大作作りとははっきりとスタンスが違う...。胡蝶の夢といえば、この作品の最初にも蝶のショットを置いて内容の全体を暗示していますね。
さてその内容ですが、謎解きみたいなことをするのはナンセンスかもしれないと思いつつ...
それぞれが別の時刻を表示する、七つの面を持つ時計台があるなんてリアリティないですよね。それに田舎町とはいえ、シェリフが通りすがりのよそ者に“事件の死体を見せる”なんてのもありえない。とあれこれ考えた結果、導入部の語りの感じとラストのオチから推察すると、この映画全体が三流ホラー作家の完成させた新作(小説)ということなのかもしれません。
それにしても、ヴァル・キルマー太ったな〜。天龍源一郎(プロレスラー)みたい。歩くのに体が重そう...
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ユーザーレビュー
夢か現実かわからない
投稿日
2012/12/29
レビュアー
ミルクチョコ
フランシス・フォード・コッポラ監督がエドガー・アラン・ポーの小説をモチーフに描くゴシック・ミステリー。
宣伝されてるような「ミステリー」ではないと思いますが、雰囲気のある映像表現でした。
三流小説家が、殺人事件を題材に小説を書こうとして、そのうちに夢か現実かわからない世界に囚われるという内容でした。
映像が幻想的で美しくて、それでいて訳がわからない夢のような映画。夢を見ている時は納得できるのですが、断片的で全体のつじつまが合いません。
伏線も張られっぱなしで、回収されませんでした。なのでシンクロするはずの謎は未消化のまま増幅されず、物語としてはちょっと不満が残りますが、モノクロシーンでの赤の色が印象的で、幻想的な世界が素敵でした。神秘的な雰囲気がとっても良かったです。
エル・ファニングは、あどけなさが残る容姿にゴシックロリータふうの衣装と赤が印象的な歌舞伎役者のようなメイクが少女の儚さと無垢な内面が良かったです。
過去と現在、ポーを2つの殺人事件が平行する複雑世界の水先案内人として登場させ、オマージュを散りばめたところが、良かったかな?
美しい世界観が不思議な感覚でした。
道具立ての面白さと映像美
投稿日
2013/01/15
レビュアー
カプチーノ
湖畔の小さな田舎町、7面の文字盤のそれぞれが違う時刻を表示する時計台、神父と少女たちにまつわる忌まわしい伝説、
ホラー作家、エドガー・アラン・ポォ、吸血鬼といった道具立て。
これだけのお膳立てがあれば、あとは映像が美しければそれで映画は成立する−ということで、本作は雰囲気だけでOK。
精緻なストーリィ展開を映画に求めるむきには嫌われると思いますが、この映画の持つ雰囲気を愉しみました。
現実とホラー作家が見る夢の両面で描かれ、夢の部分が秀逸。夢に出てくるポォの台詞は、作品を読んでいればより楽しめます。
ポォと対極にいるのがホラー作家の妻と編集者。彼らは現実世界における夢のない現実を表現するものとして描かれ、
彼らが出てくるとコメディとなって、ちょっとした箸休め的な面白さにもなっています。
ホラーとコメディは相性がよいと言うのが持論ですが、ここでもそれが証明されています。
コッポラが個人的な趣味として撮ったような本作は、エンタテインメント系ではなく、また何かを主張する映画ではないので、
評価は人によって大きく分かれると思います。ツボに嵌ればとても楽しめます。
個人的には、大好きな類の作品。
もっと禍々しく
投稿日
2013/02/02
レビュアー
ひきむすび
キーボードをたたく私
歩きだす私 鏡のように向かい合わせ 背中あわせ
だあれが本物 事実はどこに
後ろの正面だぁれ
ゴシックと思いきや不条理でした
「ゴシック」「ファンタジー」の言葉に誘われてしまったのですが
これが仇となってしまい 小さなことが気になってしまいます
時計台が光りすぎじゃないか とか
ブランコが踊りすぎじゃないか とか
ちょっと禍々しさが欠けやしないか とか。
読みすぎれば あの光景こそが作家の舞台設定なのかも とか
一番気になってしまうのが画面分割とパソコンでした。。
気になるたびに集中できなくなってしまう。
現代ゴシックは大変だなぁと クラッシック映画が観たくなりました。
湖畔の、娘の夢
投稿日
2013/02/10
レビュアー
ひろぼう
コッポラ独特の映像感覚が炸裂してます。それは、古くから「ランブルフィッシュ」等に使われた、モノクロ映像に赤の射し色をアクセントにする技法。赤も朱色が近く、淡く画面を漂うように写すのでどぎつさはあまり感じません。
ストーリーは、売れない作家が寂れた街で体験した奇妙な殺人に、その町からインスパイアされて見た彼の夢が、謎解きの道先案内人になるというもの。夢と現実を行き来するのでややこしく感じられるかもしれませんが、ストーリーに破綻はありません。はず初めに殺人があり、夢が過去の殺人と結び合わせ、作家の過去とも繋がらせる、という構成となってます。
コッポラの娘ソフィアは父への焦がれを『SOMEWHERE』で描いたのですが、本作では父が娘への焦がれを描いたのか、とも感じました。
前作『テトロ』同様に力みが抜けた本作は、過去の重厚な作品群と比較すると見応えは少ないのですが、かみしめることで生まれる味わいがあります。
鑑賞者もゆるりと力を抜いて、コッポラ翁の晩年の夢を覗き見るつもりで楽しみましょう。
ヴァル・キルマー太ったな〜。歩くのに体が重そう...
投稿日
2013/01/23
レビュアー
哲郎
デヴィッド・リンチ監督の『ツインピークス』のような雰囲気で、日本の映画でいうと鈴木清順監督の『ツィゴイネルワイゼン』や『陽炎座』に作風が似ているかな。リンチ監督は「自分の作品を見るときには、音楽を聴くようにフィーリングで感じとってほしい」みたいなことを言ってますが、この作品もそういった感覚で鑑賞すればよいのでしょう。映像美は抜群です。
原題の「TWIXT」って何だろうと思ったら、古語で、現代語では「between」のことなんですね。
これにはいくつかの意味が考えられます。夢と現実の狭間に、過去と現在の狭間に、この世とあの世の狭間に等々...
まあ、ボルティモア(ヴァル・キルマー)が迷い込んだトワイライト・ゾーンのことなのでしょう。
そんなわけで、ストーリーを、すべて辻褄を合わせ整合性をもたせて納得しようとすると頭が混乱します。
『コッポラの胡蝶の夢』を観たときにも思ったんですが、老境に入った近年のコッポラ監督は「生と死」や「魂の行き場」、その未知の異世界など、自身の死生観を反映したような作品作りをしているように感じますね。かつての大資本に押された商業主義的な大作作りとははっきりとスタンスが違う...。胡蝶の夢といえば、この作品の最初にも蝶のショットを置いて内容の全体を暗示していますね。
さてその内容ですが、謎解きみたいなことをするのはナンセンスかもしれないと思いつつ...
それぞれが別の時刻を表示する、七つの面を持つ時計台があるなんてリアリティないですよね。それに田舎町とはいえ、シェリフが通りすがりのよそ者に“事件の死体を見せる”なんてのもありえない。とあれこれ考えた結果、導入部の語りの感じとラストのオチから推察すると、この映画全体が三流ホラー作家の完成させた新作(小説)ということなのかもしれません。
それにしても、ヴァル・キルマー太ったな〜。天龍源一郎(プロレスラー)みたい。歩くのに体が重そう...
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- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
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