スカイ・ハイ

学園青春コメディに『ハリー・ポッター』+『X-MEN』の要素を加えたような映画でしょうか。筋書きはもうみんなが想像するとおりに進んでいきます。完全にベタな展開です。ここまで確信的にベタに展開されると、寅さん映画のように一種の安定感と言うか、安らぎを感じるほどです。「偉大なるマンネリズム」に通ずるものがあります。

この作品は昨年の夏に全米で公開され、初登場３位。そしてその後４週連続TOP10入りをしたヒットなのですが,日本では今年２週間ほど公開しただけであまり話題にならなかったですね。たしかに大作というわけではないのですがさすがにディズニーらしく、親子揃って無難に楽しめる作品です。コメディ部分も結構シュールな感じで良かったです。
コスチュームやワンダー・ウーマンが校長で出演するなどパロディもなかなかツボです。

是非親子でお楽しみください。

ホグワーツは魔法使い養成学校たけど、スカイハイはヒーロー養成のための高校。
これがなかなか楽しい映画だったのですが、スカイハイにもヒーロー組とヒーローサポート組という厳しいヒエラルキーがあって、超スーパーヒーローのお父さんなんか、サポート組には全く注意を払っていないというかなり残酷でリアルな世界。「高校は間違いを犯すためにあるんだよ」というような言葉もあり、メッセージ性も十分。
主人公のライバル、ウォーレンの子がなかなか素敵でした。

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何もかもがアメコミのノリ。嘘っぽさが徹底してれば、何でもありで楽しめるんだな〜〜これが。主役を演じた男の子が、全く、ヒーローっぽくないとこも良い。カート・ラッセルが、かなりな親バカぶりを披露。たまには、こんな自然体の父親役？も良いもんですね。５５才か・・・！良いボディー保ってますよね。同世代としては！日頃の鍛錬が物言う世代です。話が反れちゃったが、落ちこぼれ組とヒーロー組なんて、結構リアル。友情の大切さ、真実の友とは？なんて話も織り込んで、ラストまで上手く引っ張ってくれました。後半、真のヒーローに目覚め、悪退治までやってしまう。めでたし。めでたし。文句なく、楽しめること請け合いです。

それで実写版ジュブナイルみたいのでお勧めはこっちだね　いやこりゃ「ハリーポッター」より断然面白いよ　映画館行くとき「ハリポタ」だとガキ向けだしなんだかなあと足が重いんだけど　こちらはなんとなく拾い物じゃないかとうきうきしたりする　この違いは何かと思うに　あまりにビッグバジェットな作品になるとその巨大さが　映画のジャンルを曖昧にしてしまい　また小回りもゆうずうも効かなくなって大味なものになってしまう　良質なＢ級のアメリカ映画は大事にしょうよ

カート・ラッセル　ブルース・キャンベルなど脇はしっかり固めてるね　子供達も熱演　ワイヤーをなるたけスタントを使わず頑張ってて特典は見所あるよ　冒頭の曲が「everybody wants to rule the world」で始る　懐かしく粋な選曲だ

　ハイスクール青春ものは、思わぬ掘り出しモノが多いのと思わぬ掘り出し俳優（？）に出逢える期待とで、割とチェックしてます。。この作品もアメリカでヒットしてて面白そうだったので観てみました。
　ハリポタが生徒全員で同じ魔法を習うのに比べ、このハイスクールでは生徒各々が異なる能力を持っています。それがいかにも自由の国・アメリカを感じさせました。
　カートの親バカっぷりも最高。タイツ姿もかなりイケてます。ラブに関してはハイスクールというより中学生か？っていうくらい健全で私にはちょっと物足りなかったけど。。
　そして、こういう映画を観ていつも疑問に思ってるんですけど、アメリカのハイスクールのパーティって、ホントにこんな風にパートナー見つけて行かないとダメなんですか？「誰と行くかもう決めた？」「一緒に行く人いないから…（行かないわ）」みたいな。それってシャイな高校生にとってはかなり酷な行事ですよねぇ。それにパーティってその最中に意気投合＆急接近したりするもんじゃないですか。高校生といえば恋多き年頃。始まる前からパートナーが決まってるのも何だかつまらないような気もします。もしこれが本当ならば、私は日本人に生まれてよかったなあと思いますね。もうそんな年でもないし、余計なお世話なんですけどね（苦笑）。