タイム・ワープ / シュテファン・ルカ
タイム・ワープ
/ヨルゴ・パパヴァッシリュー
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全体の平均評価点: (5点満点)
(4)
解説・ストーリー
過去と現在のドイツを舞台に展開されるSFサスペンス。25年前から続く連続猟奇殺人事件の犯人に妻を誘拐された刑事のマイクは、追跡中に強烈な光に包まれ84年の東ベルリンにタイムスリップしてしまう。運命を変えるため、彼は執拗に事件を追うが…。
過去と現在のドイツを舞台に展開されるSFサスペンス。25年前から続く連続猟奇殺人事件の犯人に妻を誘拐された刑事のマイクは、追跡中に強烈な光に包まれ84年の東ベルリンにタイムスリップしてしまう。運命を変えるため、彼は執拗に事件を追うが…。
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「タイム・ワープ」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
過去と現在のドイツを舞台に展開されるSFサスペンス。25年前から続く連続猟奇殺人事件の犯人に妻を誘拐された刑事のマイクは、追跡中に強烈な光に包まれ84年の東ベルリンにタイムスリップしてしまう。運命を変えるため、彼は執拗に事件を追うが…。
「タイム・ワープ」 の作品情報
「タイム・ワープ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
タイム・ワープの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
97分 |
日日(大字幕) |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/ドイツ語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PWAD2050 |
2010年06月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
0人
|
0人
|
タイム・ワープの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
97分 |
日日(大字幕) |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/ドイツ語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PWAD2050 |
2010年06月02日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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7枚
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ユーザーレビュー:4件
ご都合主義なのが残念
ジャケ写とイントロで現代と過去を行き来してのSFアクションを期待しちゃうんですが、実際は地味なドイツ産サスペンスTVMです。
タイムスリップ物の醍醐味である”過去の時代で起こした事が未来でどう変化するのか?”を本作では完全無視を決め込んでますw
いわゆる”タイムパラドックス”問題は見て見ぬふりですねw
他にも唐突に25年前の東ドイツへタイムスリップしたかと思えば、なぜか警部の役職で猟奇殺人の捜査担当のポストが用意されていたりするんですが、この時点で何故にポストが用意されているのか?つまり同姓同名人物がいてその人物の代わりなのか?それとももう一つの世界であるパラレルワールドなのかも分かりませんw
主人公も何無くその事実を受け入れ捜査を開始する物分かりの良さに免じて、今回だけは私もスルーさせていただきましたw
現代で起きた悲惨な事件を未然に防ぐため過去の時代で奔走する内容から言えば『オーロラの彼方へ』に近いし、妻本人や妻の母親に出会ってのエピなんかはまさに『バック・トゥー・ザ・フューチャー』だし、まぁオリジナリティ溢れる作品では無い訳ですw
ちなみに、見どころとしては既出ですがやっぱり東西ドイツ統一前の東ドイツが舞台となる事から、資本主義の自由な発想を持つ主人公が秘密警察等が公に暗躍する秘密国家でいかに上手に立ち回るかでしょうか。
余談ですが、個人的にベルリンの壁崩壊の年の記憶で今も残ってるのが”ニュースステーション”の番宣でビートルズの『The Long And Winding Road』をバックに民衆が壁を壊すシーン。
あれは”ホントに世界がこれから変わるんだ!”って驚きの映像でしたね。
とまぁ、そんな記憶を呼び覚ましてくれる東ドイツの描写ですが、残念なことに秘密警察の人間が妙に手ぬるかったり社会主義秘密国家の怖い(闇)部分の描写が弱いため、主人公に迫りくる緊迫感が皆無なんですよね。
西側のシャツを着たり、アメリカ国旗が織り込まれたスニーカーを履いたり、と餌は十分撒いてるのに食いつき弱し状態w
この辺りは怖さを表現し放題の舞台を全く活かしきれてません。
過去の時代からまた都合良く現代に戻れる設定も拍子抜けなんですが、結局タイムパラドックスを無視した結果、過去において触れた事象が現代でいかに変わるのか?ってSF的な面白さも無く、あっさり大団円を迎えるオチも捻り無しです。
SFが好きな方は肩透かし食らうも、サスペンスがお好きな方は普通に楽しめるレベルじゃないでしょうか。
個人的には勿体無い作品だと思いましたが。
このレビューは気に入りましたか?
15人の会員が気に入ったと投稿しています
タイムスリップの意味なし
投稿日:2010/08/29
レビュアー:はらぺこ
いわゆるタイムスリップもの。
この手の話は、どうしてもタイムパラドックスが気になります。
が、そこは不可避なものとして割り切ればこれほど面白い題材は有りませんね。
私的にはゾンビものに次いで好きなカテゴリです。
しかしながら、題材の違いこそあれ、比較的近い過去に戻る場合、想定される出来事やネタは、やはり「バックトゥザフューチャー」で出尽くした感があります。
タイムスリップ→家族に遭遇→家族の危機を救うとか、関係者の母親に惚れられるとか、過去に関係した人物が現在に戻ると出世してたりとか。
よほど題材に魅力があるか、スリップ先で歴史的大事件に遭遇するかしないと、新鮮さに欠けるのは否めません。
さて本作、基本は刑事もの。
連続殺人犯に妻を誘拐された刑事が、捜査中に過去にタイムスリップしてしまい、過去で犯人を突き止めようと捜査します。
過去では壁崩壊以前の東西問題やら、殺された父親の救出劇やら、捜査以外でもいろいろと忙しい内容。
ただし、捜査については普通に刑事っぽく捜査するにとどまり、タイムスリップした利点を有効利用する展開には至らず。
この辺のモヤモヤ感は「時空刑事1973 ライフ・オン・マーズ」を彷彿とさせますね。
何のためのタイムスリップなんだか(笑)
そもそもタイムスリップする理由付けに乏しく、行ったり来たりした原因も説明不足。
タイムスリップを題材にするからには、スリップした理由付けがある程度きっちりしており、現在に戻るための策を観客に提示し、出演者はこの為に奔走しなくてはいけません。
従って、スリップ先での行動規範は、「現在に戻るための障害を取り除く行動」で無くてはいけないのではないでしょうか?
また、本来、戻った現在では過去に出会った人たちとの記憶のすり合わせがなされなくてはならないので、その辺のつじつま合わせも必要です。
それすら無視するなら過去の現象を引きずるエピソードは入れるべきではなく、パラレル化させてしまうのも考え方で、本作においては、その辺の取り扱いが非常に不明瞭でどっちつかずです。
なんて言うか、とりあえず人目を引くためにタイムスリップを題材にして、このジャンルで面白そうなエッセンスをかいつまんで配置してみました。
そんな作品です。
なお、ストーリー的には起承転結がはっきりしており、アップテンポでハッピーエンド。
タイムスリップものだという概念を捨てて観ればそれなりかもしれませんが、能動的に本作を借りようと思った人にその辺の理解を求めるのは無理でしょう。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
これぞ、「ネタ」の鉱脈をさぐり当てた一作
投稿日:2010/07/05
レビュアー:Crowe
「東ベルリン」-イントロダクションにある-とは、
言うまでもなく、
東西真二つにベルリン市を割る、
ブ厚いコンクリートの壁で国境線が引かれていた時代の、
ドイツ民主共和国、通称「東ドイツ」側の首都である。
ドイツはまだ再統一される前。
社会主義国家「ソビエト連邦」の影響下にあった。
主人公は、そこへタイムスリップしてしまうのだ。
これ、何が楽しいかって、一口で言うと
「何でもあり」
と、そういう感じでしょうか。
(一瞬だけ映画を離れます)
およそ、先進7ヶ国、いわゆるG7の中で
-G8としても同じですが、ここはG7にしておきます-、
キリスト教国でないのは我が日本国ただひとつです。
短期間での高度な経済発展が、東洋の驚異と呼ばれ、
自動車や家電、アニメ、すしブームまでが世界中を席巻。
ついには、
直接日本とは関係なさそうに見える、エキゾチシズムや
神秘性までもが、賞賛の対象になってしまいました。
そうですよ。「神秘性」。
これこそが、現代西欧人の目から見て
「もはや西欧にはない」と、
そう思われていたものではないでしょうか。
最近の、「ダビンチ・コード」など、
リアリティーのある神秘性を演出するのには、
少なくとも500年は遡らねばならないようです。
そこへ行くと、日本は、そのままで神秘的だったのですから、
オイシイ話でした。
宮崎アニメなど、質の高さはもちろんですが、
背景には、この、
「西欧における神秘性の枯渇」
というものがあるのじゃないかと、常々思っておりました。
ところが!
ついに出ました。
ドイツです。ドイツには、キリスト教文化圏でありながら、
ヨーロッパ、アメリカはもとより、
日本にもない、
まったく独自の神秘性の種が芽吹いていたのでした。
ちょっとだけ言うと、戦争に関係しています。
このネタは使える。
「作品を生み出す背景」といったものですが、
これは今後、何度も登場してくるのではないでしょうか。
そこのところがたまらないわけです。
だんぜんワクワクしました。
ひとつだけ物足りなかった点を挙げますと、
「タイムスリップ」のからくり度合は、ちょっと未熟でしょうか。
SFというよりは、
刑事の家族愛を描いたサスペンス・アクションみたいです。
不評を覚悟で、あえて言えば、
「キムを助け出す、小ぶりな ジャック・バウアー」
…でもないか(笑)。
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
タイムスリップものとしてはいかがなものかと…
投稿日:2010/06/15
レビュアー:新・激音魂
悪くはない。
悪くはないのですが、この手の作品の要であるタイムパラドックスの処理において少々引っかかってしまうのはSFヲタクの性か。
何よりも主人公のタイムスリップしたことに対しての戸惑いや焦りが希薄なのが一番引っかかった。
普通は焦りまくるでしょ?
だって元の世界に返れる保証は何もないのだもの。
ま、重度のワーカーホリックな刑事という設定だとしても、あまりにも状況を受け入れすぎのような気が。
しかし刑事サスペンスとしてはそれなりのまとまり方をしています。
なので時空移動系のSFとしてではなく、単純な刑事サスペンスとして観れば十分楽しめることは間違いないです。
しかし、それって本末転倒か?(笑)
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ユーザーレビュー
ご都合主義なのが残念
投稿日
2010/09/30
レビュアー
AVANZSUR
ジャケ写とイントロで現代と過去を行き来してのSFアクションを期待しちゃうんですが、実際は地味なドイツ産サスペンスTVMです。
タイムスリップ物の醍醐味である”過去の時代で起こした事が未来でどう変化するのか?”を本作では完全無視を決め込んでますw
いわゆる”タイムパラドックス”問題は見て見ぬふりですねw
他にも唐突に25年前の東ドイツへタイムスリップしたかと思えば、なぜか警部の役職で猟奇殺人の捜査担当のポストが用意されていたりするんですが、この時点で何故にポストが用意されているのか?つまり同姓同名人物がいてその人物の代わりなのか?それとももう一つの世界であるパラレルワールドなのかも分かりませんw
主人公も何無くその事実を受け入れ捜査を開始する物分かりの良さに免じて、今回だけは私もスルーさせていただきましたw
現代で起きた悲惨な事件を未然に防ぐため過去の時代で奔走する内容から言えば『オーロラの彼方へ』に近いし、妻本人や妻の母親に出会ってのエピなんかはまさに『バック・トゥー・ザ・フューチャー』だし、まぁオリジナリティ溢れる作品では無い訳ですw
ちなみに、見どころとしては既出ですがやっぱり東西ドイツ統一前の東ドイツが舞台となる事から、資本主義の自由な発想を持つ主人公が秘密警察等が公に暗躍する秘密国家でいかに上手に立ち回るかでしょうか。
余談ですが、個人的にベルリンの壁崩壊の年の記憶で今も残ってるのが”ニュースステーション”の番宣でビートルズの『The Long And Winding Road』をバックに民衆が壁を壊すシーン。
あれは”ホントに世界がこれから変わるんだ!”って驚きの映像でしたね。
とまぁ、そんな記憶を呼び覚ましてくれる東ドイツの描写ですが、残念なことに秘密警察の人間が妙に手ぬるかったり社会主義秘密国家の怖い(闇)部分の描写が弱いため、主人公に迫りくる緊迫感が皆無なんですよね。
西側のシャツを着たり、アメリカ国旗が織り込まれたスニーカーを履いたり、と餌は十分撒いてるのに食いつき弱し状態w
この辺りは怖さを表現し放題の舞台を全く活かしきれてません。
過去の時代からまた都合良く現代に戻れる設定も拍子抜けなんですが、結局タイムパラドックスを無視した結果、過去において触れた事象が現代でいかに変わるのか?ってSF的な面白さも無く、あっさり大団円を迎えるオチも捻り無しです。
SFが好きな方は肩透かし食らうも、サスペンスがお好きな方は普通に楽しめるレベルじゃないでしょうか。
個人的には勿体無い作品だと思いましたが。
タイムスリップの意味なし
投稿日
2010/08/29
レビュアー
はらぺこ
いわゆるタイムスリップもの。
この手の話は、どうしてもタイムパラドックスが気になります。
が、そこは不可避なものとして割り切ればこれほど面白い題材は有りませんね。
私的にはゾンビものに次いで好きなカテゴリです。
しかしながら、題材の違いこそあれ、比較的近い過去に戻る場合、想定される出来事やネタは、やはり「バックトゥザフューチャー」で出尽くした感があります。
タイムスリップ→家族に遭遇→家族の危機を救うとか、関係者の母親に惚れられるとか、過去に関係した人物が現在に戻ると出世してたりとか。
よほど題材に魅力があるか、スリップ先で歴史的大事件に遭遇するかしないと、新鮮さに欠けるのは否めません。
さて本作、基本は刑事もの。
連続殺人犯に妻を誘拐された刑事が、捜査中に過去にタイムスリップしてしまい、過去で犯人を突き止めようと捜査します。
過去では壁崩壊以前の東西問題やら、殺された父親の救出劇やら、捜査以外でもいろいろと忙しい内容。
ただし、捜査については普通に刑事っぽく捜査するにとどまり、タイムスリップした利点を有効利用する展開には至らず。
この辺のモヤモヤ感は「時空刑事1973 ライフ・オン・マーズ」を彷彿とさせますね。
何のためのタイムスリップなんだか(笑)
そもそもタイムスリップする理由付けに乏しく、行ったり来たりした原因も説明不足。
タイムスリップを題材にするからには、スリップした理由付けがある程度きっちりしており、現在に戻るための策を観客に提示し、出演者はこの為に奔走しなくてはいけません。
従って、スリップ先での行動規範は、「現在に戻るための障害を取り除く行動」で無くてはいけないのではないでしょうか?
また、本来、戻った現在では過去に出会った人たちとの記憶のすり合わせがなされなくてはならないので、その辺のつじつま合わせも必要です。
それすら無視するなら過去の現象を引きずるエピソードは入れるべきではなく、パラレル化させてしまうのも考え方で、本作においては、その辺の取り扱いが非常に不明瞭でどっちつかずです。
なんて言うか、とりあえず人目を引くためにタイムスリップを題材にして、このジャンルで面白そうなエッセンスをかいつまんで配置してみました。
そんな作品です。
なお、ストーリー的には起承転結がはっきりしており、アップテンポでハッピーエンド。
タイムスリップものだという概念を捨てて観ればそれなりかもしれませんが、能動的に本作を借りようと思った人にその辺の理解を求めるのは無理でしょう。
これぞ、「ネタ」の鉱脈をさぐり当てた一作
投稿日
2010/07/05
レビュアー
Crowe
「東ベルリン」-イントロダクションにある-とは、
言うまでもなく、
東西真二つにベルリン市を割る、
ブ厚いコンクリートの壁で国境線が引かれていた時代の、
ドイツ民主共和国、通称「東ドイツ」側の首都である。
ドイツはまだ再統一される前。
社会主義国家「ソビエト連邦」の影響下にあった。
主人公は、そこへタイムスリップしてしまうのだ。
これ、何が楽しいかって、一口で言うと
「何でもあり」
と、そういう感じでしょうか。
(一瞬だけ映画を離れます)
およそ、先進7ヶ国、いわゆるG7の中で
-G8としても同じですが、ここはG7にしておきます-、
キリスト教国でないのは我が日本国ただひとつです。
短期間での高度な経済発展が、東洋の驚異と呼ばれ、
自動車や家電、アニメ、すしブームまでが世界中を席巻。
ついには、
直接日本とは関係なさそうに見える、エキゾチシズムや
神秘性までもが、賞賛の対象になってしまいました。
そうですよ。「神秘性」。
これこそが、現代西欧人の目から見て
「もはや西欧にはない」と、
そう思われていたものではないでしょうか。
最近の、「ダビンチ・コード」など、
リアリティーのある神秘性を演出するのには、
少なくとも500年は遡らねばならないようです。
そこへ行くと、日本は、そのままで神秘的だったのですから、
オイシイ話でした。
宮崎アニメなど、質の高さはもちろんですが、
背景には、この、
「西欧における神秘性の枯渇」
というものがあるのじゃないかと、常々思っておりました。
ところが!
ついに出ました。
ドイツです。ドイツには、キリスト教文化圏でありながら、
ヨーロッパ、アメリカはもとより、
日本にもない、
まったく独自の神秘性の種が芽吹いていたのでした。
ちょっとだけ言うと、戦争に関係しています。
このネタは使える。
「作品を生み出す背景」といったものですが、
これは今後、何度も登場してくるのではないでしょうか。
そこのところがたまらないわけです。
だんぜんワクワクしました。
ひとつだけ物足りなかった点を挙げますと、
「タイムスリップ」のからくり度合は、ちょっと未熟でしょうか。
SFというよりは、
刑事の家族愛を描いたサスペンス・アクションみたいです。
不評を覚悟で、あえて言えば、
「キムを助け出す、小ぶりな ジャック・バウアー」
…でもないか(笑)。
タイムスリップものとしてはいかがなものかと…
投稿日
2010/06/15
レビュアー
新・激音魂
悪くはない。
悪くはないのですが、この手の作品の要であるタイムパラドックスの処理において少々引っかかってしまうのはSFヲタクの性か。
何よりも主人公のタイムスリップしたことに対しての戸惑いや焦りが希薄なのが一番引っかかった。
普通は焦りまくるでしょ?
だって元の世界に返れる保証は何もないのだもの。
ま、重度のワーカーホリックな刑事という設定だとしても、あまりにも状況を受け入れすぎのような気が。
しかし刑事サスペンスとしてはそれなりのまとまり方をしています。
なので時空移動系のSFとしてではなく、単純な刑事サスペンスとして観れば十分楽しめることは間違いないです。
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