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カールじいさんの空飛ぶ家

カールじいさんの空飛ぶ家の画像・ジャケット写真

カールじいさんの空飛ぶ家 / エドワード・アズナー

カールじいさんの空飛ぶ家 /ディズニー

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映画賞受賞作品

旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

「ウォーリー」のディズニー・ピクサーが贈る感動のアドベンチャー・アニメーション。偏屈で孤独なガンコ老人が、亡き妻との約束を果たすべく2人の思い出が詰まった我が家に大量の風船をつけ大冒険に繰り出す姿をエモーショナルに綴る。古いけれど手入れの行き届いた一軒家に暮らす老人カール。開発の波が押し寄せる中、頑なに家を守り抜いてきた。そこは、いまは亡き最愛の妻エリーとの素敵な思い出に満たされた、かけがえのない場所だった。しかし、ついに立ち退きを迫られたカールは、無数の風船を使って家ごと大空へと舞いあがるのだった。それは、エリーと約束した伝説の場所“パラダイス・フォール”への大冒険の始まりだったのだが…。

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「カールじいさんの空飛ぶ家」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

「ウォーリー」のディズニー・ピクサーが贈る感動のアドベンチャー・アニメーション。偏屈で孤独なガンコ老人が、亡き妻との約束を果たすべく2人の思い出が詰まった我が家に大量の風船をつけ大冒険に繰り出す姿をエモーショナルに綴る。古いけれど手入れの行き届いた一軒家に暮らす老人カール。開発の波が押し寄せる中、頑なに家を守り抜いてきた。そこは、いまは亡き最愛の妻エリーとの素敵な思い出に満たされた、かけがえのない場所だった。しかし、ついに立ち退きを迫られたカールは、無数の風船を使って家ごと大空へと舞いあがるのだった。それは、エリーと約束した伝説の場所“パラダイス・フォール”への大冒険の始まりだったのだが…。

「カールじいさんの空飛ぶ家」 の作品情報

作品情報

製作年:

2009年

製作国:

アメリカ

原題:

UP

受賞記録:

2009年 アカデミー賞 作曲賞
2009年 ゴールデン・グローブ 音楽賞

「カールじいさんの空飛ぶ家」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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洋画・邦画

35,500
タイトル以上

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国内・海外ドラマ

5,400
タイトル以上

アニメ

9,200
タイトル以上

R-18

210,000
タイトル以上

CD

250,000
タイトル以上

※2022年2月 現在のタイトル数

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1〜 5件 / 全237件

冒頭のシークエンスが素晴らしい ネタバレ

投稿日:2010/04/11 レビュアー:ミルクチョコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

ピクサー10作目は、冒頭セリフなしでカールじいさんとその妻エリーとのそれぞれの人生をスケッチ風に綴り、彼が旅に出る理由をシンプルかつドラマチックに説明するなど、ストーリー展開は絶妙で、そこだけで、じ〜んと来てしまいます。

ここで描かれるカールじいさんと妻エリーとの愛の軌跡のストーリーは、ユーモアと優しさと愛に溢れています。
最愛の妻に先立たれ、失意の果てに思いついたのは、妻との約束だった南米大陸にある秘境パラダイスフォールに旅立つこと。
そもそも風船だけで飛べる訳はないのに、キャラクターに対して愛情を注ぎ、丁寧に描いているからこそこの夢物語は、現実味を帯びてきたのかもしれません。しかも妻エリーとの思い出のいっぱい詰まったその家ごと旅に出るところが、また嬉しいです。

冒頭のカールじいさんと妻エリーに感情移入をさせることによって、カールじいさんが家に執着する訳や、工事の立ち退きを拒否する理由、わざとじゃないとしても、郵便受けを壊してしまった人に対しての異常な怒り方も理解できる作りが上手いと思います。
そして何より、エリーはそんなに登場しないのに、彼女がずっといるような錯覚になってしまうところが凄いと思います。

カールじいさんは、ラッセルや色々な仲間たちに出会って冒険していくうちに彼にとっての最大の冒険は実は妻エリーとの慎ましやかな暮らしこそが本当の冒険だったと気付くのかもしれません。
人生最後の相棒となり、偏屈な老人の心を開くのは、アジア系の顔のラッセル。顔つきが可愛いです。


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叶えたかった夢、果したかった約束

投稿日:2010/08/06 レビュアー:蒼生

このレビューは気に入りましたか? 19人の会員が気に入ったと投稿しています

冒険じゃなくていい ネタバレ

投稿日:2010/08/07 レビュアー:ポッシュ(卒業)

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 予告を観て、じいさんは奥さんが亡くなってからコツコツと旅立ちの準備をしていたのかと想像してたんですが、あんなことがあってこんなことがあっての、突然の出来事だったんすね。そう考えると、じいさんの冒険は確かに亡き妻エリ―の夢をかなえてあげるということではあったけど、実は「果たせなかった夢」というのは、「果たさなくても良かった夢」なのだなぁと感じた。そこがゴールじゃあないって事。

 幼い頃、とある冒険家に憧れていたカールとエリー。2人は偶然に出会い、恋をし、結婚する。結婚後もず〜っと仲良く支え合い、いつかあの南米の秘境パラダイス・フォールに行くんだという夢を持って貯金もするけど、日常生活の中での思わぬ出費でリセット、またリセットの繰り返し。やがて年老いて別れの時を迎える。

 開巻10分、この夫婦の物語があまりにも美しくて号泣してしまった。映画館で観なくて良かった。グスグス泣き入って、ほんとシャレにならん、このおばさんは(苦笑)。で、思ったのは、「いつか行こうね」って2人で夢を見て一緒に歩んでったその道のり、プロセスの方がぜんぜん大事だったんじゃんってこと。幸せってそういうことだよと。

 エリ―の「冒険ノート」には前半に夢が綴られて、その後に“自分がやること”と書いたページがあるのだけど、結局そのページの後は真っ白のままだった。妻が亡くなった後、それを見たカールじいさんは胸を突かれる。でも、それは決して夢を諦めて挫折したという事でもなければ、つまらない大人になって夢を忘れたという事でもないのだ。特別に書き記すような「冒険譚」でなくとも、日常のたわいもない生活こそが、実は素晴らしい豊饒な人生であるということ。この真理を中盤のシークエンスで見せてくれるのだけど、ここでもおばさん号泣。涙腺のゆるみ具合がハンパない更年期・・・。

 ん〜と、結局、自分の泣きどころは夫婦の物語の方で、後半の「冒険譚」はさほど感動はなかった。というのも、せっかくの「空飛ぶ家」の扱いが間違ってるように思えて。じいさんを一気に夢の地へと運んでくれたあの家を、すぐに「お荷物」にしてしまうのはどういうことだろう? あの家はどうしたって「妻エリ―」の隠喩として機能するから、そうなると、その後の展開であんなにじいさんに苦労を強いることで、「大切なもの」って言うよりは「しがらみ」的な意味合いが付与されてしまう気がする。途中で家具を捨てて「身軽」になろうとするのも、結婚生活の想い出を捨ててる風で、しっくりこない。ついでに言っとくと、少年も犬も鳥も賑やかし程度のもんで、なんてことはない。かわいいんだけどね。

 そんな具合に、ところどころでひっかかりはありながら、いいなと思ったのは2人の出会いのきっかけを作ってくれた冒険家マンツという人物だ。出だしからヒーローの割には悪人ヅラだなと思ってたら、ふむふむ、やっぱりね。「地獄の黙示録」のカーツ大佐みたいな狂気のお人。それこそ「一生冒険」の人生を送っている憧れの人物が、結局は「名声」という幻のゴールを求めて、それまでの長い人生を「愛」のないままに過ごしてきたという皮肉。この対比は効いている。

 最後に。現在、介護予防の仕事をしている自分としては、腰痛に下肢筋力低下、ばりばり後期高齢者のじいさんが、途中からダイハードばりに活躍するのは愉しかったっす。四点杖、大活躍じゃん。あんな使い方があるとは知らなんだ。介護保険で1カ月100円で借りられるよ♪

このレビューは気に入りましたか? 15人の会員が気に入ったと投稿しています

大人になって初めて劇場で観たアニメ。

投稿日:2010/06/06 レビュアー:MM3

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最初の10分は秀逸 ネタバレ

投稿日:2010/04/21 レビュアー:MonPetit

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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アカデミー賞のアニメとしてノミネートされた作品。

オープニングから約10分、幼少期夢と出会い、大人になり、幸せな結婚生活
から年老いて妻に先立たれるまで抜群の出来。特に、大人になったところから
はセリフは一切なく幸せが溢れていたし、センスの良さに圧倒された。

が、実際はここから物語はスタートしますw
空飛ぶ家はカールじいさんの夢をのせてある場所へ。
そこでの冒険的要素でエンディングまでいくわけだけど、至って普通ですw
ラッセル坊やのやりとりは結構イケてるコメディタッチなので好感度大だった
んだけど、他は本当に普通w

可もなく不可もなく、普通です。
子供ってこういうのみて面白いのかな?
あの鳥とか犬に反応する!?

ただ最初の10分は本当によかった。
あそこだけでもまぁ満足かな。

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ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:237件

冒頭のシークエンスが素晴らしい

投稿日

2010/04/11

レビュアー

ミルクチョコ

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ピクサー10作目は、冒頭セリフなしでカールじいさんとその妻エリーとのそれぞれの人生をスケッチ風に綴り、彼が旅に出る理由をシンプルかつドラマチックに説明するなど、ストーリー展開は絶妙で、そこだけで、じ〜んと来てしまいます。

ここで描かれるカールじいさんと妻エリーとの愛の軌跡のストーリーは、ユーモアと優しさと愛に溢れています。
最愛の妻に先立たれ、失意の果てに思いついたのは、妻との約束だった南米大陸にある秘境パラダイスフォールに旅立つこと。
そもそも風船だけで飛べる訳はないのに、キャラクターに対して愛情を注ぎ、丁寧に描いているからこそこの夢物語は、現実味を帯びてきたのかもしれません。しかも妻エリーとの思い出のいっぱい詰まったその家ごと旅に出るところが、また嬉しいです。

冒頭のカールじいさんと妻エリーに感情移入をさせることによって、カールじいさんが家に執着する訳や、工事の立ち退きを拒否する理由、わざとじゃないとしても、郵便受けを壊してしまった人に対しての異常な怒り方も理解できる作りが上手いと思います。
そして何より、エリーはそんなに登場しないのに、彼女がずっといるような錯覚になってしまうところが凄いと思います。

カールじいさんは、ラッセルや色々な仲間たちに出会って冒険していくうちに彼にとっての最大の冒険は実は妻エリーとの慎ましやかな暮らしこそが本当の冒険だったと気付くのかもしれません。
人生最後の相棒となり、偏屈な老人の心を開くのは、アジア系の顔のラッセル。顔つきが可愛いです。


叶えたかった夢、果したかった約束

投稿日

2010/08/06

レビュアー

蒼生

冒険じゃなくていい

投稿日

2010/08/07

レビュアー

ポッシュ(卒業)

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 予告を観て、じいさんは奥さんが亡くなってからコツコツと旅立ちの準備をしていたのかと想像してたんですが、あんなことがあってこんなことがあっての、突然の出来事だったんすね。そう考えると、じいさんの冒険は確かに亡き妻エリ―の夢をかなえてあげるということではあったけど、実は「果たせなかった夢」というのは、「果たさなくても良かった夢」なのだなぁと感じた。そこがゴールじゃあないって事。

 幼い頃、とある冒険家に憧れていたカールとエリー。2人は偶然に出会い、恋をし、結婚する。結婚後もず〜っと仲良く支え合い、いつかあの南米の秘境パラダイス・フォールに行くんだという夢を持って貯金もするけど、日常生活の中での思わぬ出費でリセット、またリセットの繰り返し。やがて年老いて別れの時を迎える。

 開巻10分、この夫婦の物語があまりにも美しくて号泣してしまった。映画館で観なくて良かった。グスグス泣き入って、ほんとシャレにならん、このおばさんは(苦笑)。で、思ったのは、「いつか行こうね」って2人で夢を見て一緒に歩んでったその道のり、プロセスの方がぜんぜん大事だったんじゃんってこと。幸せってそういうことだよと。

 エリ―の「冒険ノート」には前半に夢が綴られて、その後に“自分がやること”と書いたページがあるのだけど、結局そのページの後は真っ白のままだった。妻が亡くなった後、それを見たカールじいさんは胸を突かれる。でも、それは決して夢を諦めて挫折したという事でもなければ、つまらない大人になって夢を忘れたという事でもないのだ。特別に書き記すような「冒険譚」でなくとも、日常のたわいもない生活こそが、実は素晴らしい豊饒な人生であるということ。この真理を中盤のシークエンスで見せてくれるのだけど、ここでもおばさん号泣。涙腺のゆるみ具合がハンパない更年期・・・。

 ん〜と、結局、自分の泣きどころは夫婦の物語の方で、後半の「冒険譚」はさほど感動はなかった。というのも、せっかくの「空飛ぶ家」の扱いが間違ってるように思えて。じいさんを一気に夢の地へと運んでくれたあの家を、すぐに「お荷物」にしてしまうのはどういうことだろう? あの家はどうしたって「妻エリ―」の隠喩として機能するから、そうなると、その後の展開であんなにじいさんに苦労を強いることで、「大切なもの」って言うよりは「しがらみ」的な意味合いが付与されてしまう気がする。途中で家具を捨てて「身軽」になろうとするのも、結婚生活の想い出を捨ててる風で、しっくりこない。ついでに言っとくと、少年も犬も鳥も賑やかし程度のもんで、なんてことはない。かわいいんだけどね。

 そんな具合に、ところどころでひっかかりはありながら、いいなと思ったのは2人の出会いのきっかけを作ってくれた冒険家マンツという人物だ。出だしからヒーローの割には悪人ヅラだなと思ってたら、ふむふむ、やっぱりね。「地獄の黙示録」のカーツ大佐みたいな狂気のお人。それこそ「一生冒険」の人生を送っている憧れの人物が、結局は「名声」という幻のゴールを求めて、それまでの長い人生を「愛」のないままに過ごしてきたという皮肉。この対比は効いている。

 最後に。現在、介護予防の仕事をしている自分としては、腰痛に下肢筋力低下、ばりばり後期高齢者のじいさんが、途中からダイハードばりに活躍するのは愉しかったっす。四点杖、大活躍じゃん。あんな使い方があるとは知らなんだ。介護保険で1カ月100円で借りられるよ♪

大人になって初めて劇場で観たアニメ。

投稿日

2010/06/06

レビュアー

MM3

最初の10分は秀逸

投稿日

2010/04/21

レビュアー

MonPetit

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アカデミー賞のアニメとしてノミネートされた作品。

オープニングから約10分、幼少期夢と出会い、大人になり、幸せな結婚生活
から年老いて妻に先立たれるまで抜群の出来。特に、大人になったところから
はセリフは一切なく幸せが溢れていたし、センスの良さに圧倒された。

が、実際はここから物語はスタートしますw
空飛ぶ家はカールじいさんの夢をのせてある場所へ。
そこでの冒険的要素でエンディングまでいくわけだけど、至って普通ですw
ラッセル坊やのやりとりは結構イケてるコメディタッチなので好感度大だった
んだけど、他は本当に普通w

可もなく不可もなく、普通です。
子供ってこういうのみて面白いのかな?
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