ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式

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「スターウォーズ」のヨーダ役声優として有名なフランク・オズが監督を務めたお葬式コメディです。
お葬式がテーマなのは、伊丹十三監督の「お葬式」を思い出しますが、一見暗いイメージなのに、作中は笑いが溢れ、そのギャップが話題を呼びましたが、本作もそんなパターンで、主人公が最後のスピーチが憂鬱でたまらないというのは、伊丹作品のパクリではないか？と思ってしまうほどです。

冒頭で、ハウエルズ家の父親の遺体が他人と間違われて送られてくる。この時点ですっかりコメディです。
頼りない長男に、マシュー・マクファデン。「プライドと偏見」のダーシー役です。頼りない中にも長男としての弔辞をちゃんと努めようとする態度が何故か滑稽で、ラストは原稿などすっかり忘れて自分の思いを述べたところが良かったです。
この映画の一人占めをしたのは、彼らのいとこのマーサの恋人のアラン・テュディック演じるサイモンが笑わせてくれます。
お葬式に行くために恋人の父親に良く見られようと緊張を和らげる為に精神安定剤と間違えて飲んだドラッグのお陰で、お葬式をめちゃくちゃにしてしまいます。全裸で屋根の上に上がりサービスシーンは強烈でした。アラン・テュディックが上手いです。

ともすれば、下品になりそうな内容を個性派俳優たちの演技で、爽やかに可笑しく見せる演技は見事です。
英国の一族のお葬式事情が垣間見れて楽しかったです。

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いや〜、面白かった(≧∇≦)♪
あれだけの問題が起きると、テンパって式どころじゃなくなってしまう。。。

ハウエルズ家のパパが亡くなり、お葬式をする事に。
運ばれてきたパパの遺体が違う人だった。ここからもう、おかしな葬式に一直線!!
ハウエルズ家の親戚に近しい人達で厳かに式が始まるが…。

お葬式に掛かるお金の兄弟間の問題、従妹の父と婚約者の問題、
その婚約者の安定剤の問題……いろいろと問題が出てきますｗ
そして亡くなったパパにも…!!(￣口￣)!!
これだけ問題の起こるお葬式も珍しいですがｗ
ワンワン泣くお葬式はしんどいですものね。あ、所詮人ごとなので笑えるのです（笑

死んだ人の趣味や過去、それが家族なればショックも大きいですが、
それはもう過去の事であり、どうそれを受け入れるかって事になってきますよね。
自分の父や母なれば、ショックでしょうとも!!でも、もうそれは受け入れるしかない。
それがラストの長男ダニエルの弔辞に繋がるんでしょう。
ちょっとこのシーンはウルッとしちまったゼィ(´∩｀。)

ピーターがご臨終…。だったならば、「はぁ！？」ってなってたでしょうけど、
そうもならず、すったもんだはあったけども、最終的には丸く収まり
観終わって微笑ましい気分になる映画でした♪
いや〜、いい映画でした(〃゜∇゜〃)　お勧めです!!

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去年映画館でみた中では、最も大爆笑してしまった作品。
たぶんほとんど上映されていなかったと思いますが、おすすめです。

イギリスを舞台に、お葬式に集まった親戚たちのドタバタぶりを描いたブラックコメディです。
笑うところはたっぷり笑わせてくれて、そして最後にはほろりとさせてくれる映画でした。

死んだのはハウエルズ家の主人。
長男ダニエルは、両親との別居を望む妻との諍いと、小説家として成功した弟ロバートへの劣等感という、大変なプレッシャーの中で喪主を務めることになるが、葬儀会社が父親とは別の遺体を運んできたりして、葬儀はしょっぱなから波乱の予感。
ダニエルの従妹マーサは、結婚を考えている恋人のサイモンを連れてくるが、サイモンに安定剤と間違って幻覚剤を飲ませてしまい、あろうことかサイモンは錯乱状態に。
さらに、葬儀に現れた見知らぬ男が、死んだ父親と自分は愛人関係にあったと、金銭を要求してくる。
とにかくハチャメチャな展開に大爆笑。

だけど、最後にはダニエルとロバートの和解、マーサとサイモンの婚約と、ちゃんと締めてくれているところがいいです。

幻覚剤を飲んでしまうサイモン役のアラン・デュディックの錯乱ぶりが大ケッサク。
ゆすりをかけてくる男が、「ペネロペ」の新聞記者をやってた小男だったり、イギリス映画ではおなじみの顔が登場します。

監督のフランク・オズは「セサミ・ストリート」を手がけ、また「スター・ウォーズ」のヨーダの声をしてる人らしいです。アメリカ人俳優を使ってのセルフリメイクも進行中だそうで、楽しみです。

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　パープルローズさんも書かれている、冒頭の「間違えた！」のあたりは軽妙で、タイトルバックの棺桶アニメーションもいい感じです。期待させる出だしでしたが、僕はその後は爆笑とはいきませんでした。随所でクスクス笑いくらいかな笑。
　観る前はアルトマンの『ウェディング』みたいなブラックな笑いを想像していたんですが、ドタバタよりで、フランク・オズらしくハートウォーミングなコメディでした。ギャグにあまりキレはありませんが、安心して楽しめるとも言えます。
　オズはさすがベテランで、故人の秘密に長男が気づくところ（部屋の調度品や絵画の意味を知るところ）なんて、普通といえば普通ですが、やっぱり楽しく演出できていると思います。
　出てくる人が皆、基本的に「いい人」なんですね。そして悩んでいるようで、案外みんなタフな精神をもっている。立ち直りが早い。漫画的とも言えますが、それは映画に安心感を与えています。
　あの故人の秘密が葬儀で暴かれるというのはかなり衝撃ではないかと思いますが、その動揺は悩める長男の勇気を振り絞ったあいさつですべて丸く収まってしまう。あるいは、未亡人の兄嫁に対する仕打ちはかなり辛辣で笑えますが、兄嫁もさほどダメージを受けていない。
　ヘンなことが起こっても気にしない、流して次に行ってしまうという感じが、この映画をコメディにし得ているのは確かだと思いますが、ありきたりの笑いしか僕に与えてくれなかった要因でもあるように思えました。５０点。

最近のフランク・オズ監督は、ぜんぜん興味を惹かれない作品（フランクオズのサスペンス映画とか興味無ぇ〜っす！）ばっか撮ってたんで、すっかり自分の中では居ない人になってたんすけど、なんか評判の良いコメディ映画があるなぁ〜ってぽけーっと新作チェックしてたらなんと監督欄にオズさんの名前があるやんか〜（-_☆）ミツケタ！

オズが久々にコメディ撮ってるやん！『ペテン師とサギ師/騙されてリビエラ』なんつー隠れた傑作もあることやし、これは観なあかんやろー！

・・・ってことで『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』を観ました♪

ふむふむ（・〜・）やっぱフランク・オズ監督のコメディはおもしれ〜ш(｀∇´*)ш

□■□■□

えーっと、まぁそれにしてもこうも地味なメンツをよく揃えたもんやねー（´艸｀）「あ！なんかどっかで観たことあるような気がするぞ！」っつーレベルの役者さんたちがいっぱいやん！

でまぁムッチャ気になるんで「これ誰やったっけ？」っつーって調べてみて出てくる名前が・・・

アラン・テュディック・・・
ジェーン・アッシャー・・・
ユアン・ブレムナー・・・

・・・あぁ・・・ああ・・・んん・・・聞いたことあるような無いような・・・名前聞いてもイマイチわからんかったりして（（（（（（ノ・д・）ノ

□■□■□

あれ？作品の内容にぜんぜん触れてないぞ（・〜・）

これはどんな映画かといいますと・・・

泣いたり・・・
笑ったり・・・
ケンカしたり・・・
死んだり裸になったり屋根に登ったりラリッたり生き返ったり・・・
感動したり・・・
ほっこりしたりする映画ですш(｀∇´*)ш

個人的満足度　79点！！！　　オススメ度　75点！！！