僕にはわからないけど

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　今が旬の花より男子のイ・ミンホが昔に出ていた作品。１０代の若者の反抗と青春を描いているＭＢＣ短編ドラマです。
　１話８０分弱でイ・ミンホファンなら彼の初期作品を見るのにはいいかと思われます。
　不良学生オッキが保護観察処分から学校に復帰したのだが、自慢の彼女が何と新しい彼氏の大学生とスキーに行くと聞き、慌てたオッキは、ケンカで知り合ったハーフのドボンと一緒に彼女が居るスキー場へと向かうのだが…その間にオッキとドボンは色んな人たちと出会い、変っていく。
　『強敵たち』でチェリムのお父さん役で出ていた俳優が出てきますが本当に不思議な役で肩に鶏を乗せているカルマに嵌っているオジサン役です。
　鶏を自分の分身だという彼ですが、オッキとドボンがお腹を好いているのを知った彼は自分の分身だという鶏を食べさせてあげるのですが…その後が。。。
　本当に題名どおり、私にも分からないストーリーでした。。

「花より男子」で注目されたイ・ミンホ主演の短編ドラマ。

保護観察処分を受け謹慎中だった１７歳のウッキが１ヶ月ぶりに登校すると彼女のジュウォンには新しい恋人が出来ていた。
ジュウォンが新しい彼氏とスキーに行くと聞いたウッキは、ひょんな事から関わりを持ったハーフのドゥホンと一緒に彼女を追いかけバイクでスキー場を目指す事に〜
旅の途中で様々な人との出会いを経て、最悪の出会いだったウッキとドゥホンの間に連帯感や友情が芽生えてきます、、、

ドラマ序盤担任教師の目に余る体罰や差別の言葉の数々に嫌な気分がしましたが…
終わってみれば最近の日本と同じ韓国の教育現場の実情。体罰により父兄が教育委員会に訴えたりという事もあり体罰は勿論親身に生徒に接する先生がいなくなっているという事。
そういう教育環境に警鐘をならしたドラマだったのかな？とも思いました。

でもやっぱりイ・ミンホ君人気のリリースかな？との気も…

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原題は「ナド　チャーℓ　モルジマン」ですから，このナを僕と訳すか，私と訳すかで少しニュアンスが変わってくると思います。ドラマは二人の男子高校生の自己実現に向けた旅がテーマのようですから，邦題では僕を使ったみたいですね。
高校生といえば人生の中で最も多感な時期で，肉体的には大人であっても精神的には子どもから脱皮できないという葛藤があります。ここでは，そんな青少年の成長過程を題材に，人々との出会いや様々な体験によって彼らの自己の成長を描いています。
ただ，ドラマの起承転結では，起承の部分では多少強引に二人の問題児生徒をくっつけて，若者の恋愛模様を織り交ぜながら進みますので何とか理解できますが，“転”の部分からが何とも分かりづらい（韓国人には理解できるのかもしれないが）展開だと思います。鶏を肩にのせて旅するアジョッシが登場するあたりからは，正に哲学的とでもいいますか，イケメンのイ・ミンホssiをキャスティングした意味がないような気がします。
そして“結”の部分は，これまたやや強引にハートフルな演出で，丸めてしまいました。
このドラマはMBCと国家青少年委員会との共同制作ですから，娯楽性よりも青少年の健全育成を目指す方向に重点が置かれた結果こういう作りになったのかもしれません。年頃のお子様をお持ちの保護者の方に見ていただきたい作品です。


おまけ：ウッキ（イ・ミンホssi）のガールフレンド，チュウォンを演じたチェ・アジンssiは本作がデビュー作で，可もなく不可もなしといった演技でした。他には「軽い眠り」という映画に出演していますが，今後の活躍を見守りたいと思います。