劇場版　幼獣マメシバ

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動物、特に子供がでる映画ってあまり好きじゃないのでパスしてた作品ｗ
どうも違うようなので観てみました。

で、これ面白いです、とっても。
設定も面白し、主人公のキャラが抜群。
引きこもりという役ではあるんだけど、いたって健全に感じます。
喋りと態度でうまく演じきってたようですけど、狙いなのかどうか。
彼と同じ悩みをもつ女性が現れたことが非常に彼には大きいが
前半は彼女は完全に母親に頼まれているのではないかという匂いが
ぷんぷんする。結果として違ったわけだけど、だとしたら脚本・演出は
ここに限っていうと非常に雑。ミスリードしかねない。

主人公のボソッというセリフにはドキッとさせられるセリフも多く。
ここもひとつの見所のような気がします。

あれから１年たってやっと会えたようだけど、その過程も見てみたかった。
きっといろいろあったんだろうな。
でも、主人公はスペイン語話してたから海を渡ってからも追跡は続いて
いたってことなんだろうけどね。

あっ！マメシバは可愛いですよ、かなり。
でもあくまでも付録です。

ドラマも面白いのかな？思案中。。。。

心、打たれました！
心にビビビときました！

評価７８点(１００点満点)
元々ＴＶドラマだったものを映画化したものらしい。
いっぷう変ったハート・フルストーリーとでも言えばいいのだろうか、３５歳のひきこもり男二朗(佐藤二朗)と柴の子犬一郎のコンビが、行方不明の母親探しの旅に出かけるという不思議な発想のお話。この二朗君３５歳にもなって仕事もせずひたすら部屋にひきこもってブログに熱中、父親が死んで母親が行方不明になっていても自身の生活を変えずにマイペースで生きている。「自分の部屋から半径３キロ以内で、全然生活できるのだ」と豪語している。そのくせ他人の批判には被害妄想的ではあるが、なかなか最もな理屈はこねる。そこへ登場したマメシバ一郎、つまり二朗の兄弟分なのでというネーミングも笑わせる。母親からのメッセージを無視し続けていた二朗もマメシバに導かれるようにひょんなことから母親探しの旅に出かけついに地球の裏側まで行ってしまう。勿論かなり無理のあるストーリー展開なのだが可愛いマメシバ一郎を見ているとあまり気にならない。見所はマメシバと二朗のオタクキャラ、ぼそぼそとたまにウンチクのある言葉を吐くところが実に愉快だ。
その他いろんなキャラの人物が登場して飽きさせない。
母親の描いた壮大な計画、オタク人間二朗の心に入り込んだマメシバ、やはり母は偉大だったと賞賛すべきであろう。

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ん〜、ヤラレました！
ただの可愛いワンコ映画だと思っていたら…
意外にもしっかりとしたヒューマンドラマでした。。
しかもちょっとしたミステリアスな仕掛があったりと
ただのヒューマンドラマで終わらず、なかなか侮れません。

マメシバの一郎も勿論可愛いけれど、
佐藤二朗演じる二郎の曲者キャラが結構好き☆

主人公の二郎は３５歳になるというのに無職で、
生まれてこのかた家から半径３キロ以内の場所にしか
行ったことのないという引きこもりのニート。
うまか棒が大のお気に入りでいつも何処でも頬張る頬張る…(^^ゞ
いつも屁理屈ばかり言って、必ず最後は「んっ」で締めますｗ

そんな二郎の父親が突然他界し、次いで母親までもが失踪！
緊急事態だというのに二郎は普段通り変わることなく、
うまい棒を調達しに行きます。
その帰り道にマメシバ（一郎）に遭遇するのですが、
自宅にまで付いてくるそのマメシバは
実は母親がある理由で二郎の元へ送り込んだワンコだったのです。
半径３キロ以内の世界しか知らなかった二郎が
マメシバの一郎と共に一歩二歩と外の世界に旅に出て、
色々な人と出会い、少しずつ変化していきます。

ちょっと精神的に病んでいる二郎に私は共感を覚えました。
というのも私自身、何かに失敗して自己嫌悪に陥っている時や
いじめに遭ったりしていた時などは
二郎同様に周囲から責められている様な、バカにされている様な、
そんな後ろめたい気分で一杯になったりしたもので…。
なので二郎の気持ちは痛い程理解出来てしまうのです。。
佐藤二朗の演技はちょっと過剰かもしれませんがｗ
でも彼の怪演は見事でした。

安達裕美が演じる、心に傷を負った可蓮の言葉が胸にズシリときました。
「休憩って癖になるって知ってた？
　一度休憩すると次動きだすのにすっごい力が要るんだって。」
何をやっても空回りで何もかも捨てて逃げ出したくなったこと、
一度や二度誰にだって（？）あるはず。。
苦しくなっていざレースから降りてみても、
そこには待ち望んでいだ安楽なんて少しも無かった。
どんな苦境に立たされても人は皆、
歩き続けなければならないものなんだって痛感しました。

富士山に捨てられた捨て犬たちを保護して
ドッグカフェを営む笹波幸四郎を演じた、
漫才コンビの笑い飯・西田幸治の味のある演技も良かったです。
「高速代が手切れ金、ＥＴＣで電子決済」
ついでだからと日帰り入浴して行くペットの飼い主たち…。
ホントにそんなことが起こっているのでしょうか？
そんな人たちがもしいるのなら一言言いたい。
ペットはおもちゃではありません、
最期まで責任を持って飼って欲しいものです。

芝家の長男が二郎で、後からきたワンコが一郎なのか？
ちょっと気がかりなのですが、
二郎の両親の息子への温かい愛情には感動しました。
何歳になろうと親にとって子供はいつまでも子供なんだな〜って。

お父さんお母さん、こんな私を見捨てないでくれて有難う。

動物セラピーってやっぱり信憑性があるんですね〜。

勿論私は　愛猫に毎日癒されてるので実感してますが。

この映画　思ってたよりも面白いです。

35歳でニートの引きこもり・・・。

彼がそんな風になってしまったのが　父親の冗談のせい？

半径３キロ以内での偏った生活。
卑屈で頑固な軟弱者。
人との関わりを避け　ネット依存。

見かねた母親が　今更ながらに　大計画を立てるのです。

「二郎ちゃんを大人にする計画」

３５歳にもなった息子に　今更　大人になれと言ったって　無理なお話。
だから　考えもつかないような　壮大なスケールで計画を始めるのです。
しかも　それは　傍からみれば　そんな上手くいくわけないじゃん！？ってなものなのですが　そこは母親　息子の事はちゃんと分かってるし　何しろ　信じている。

この母親は　ステキだな〜〜〜♪

いや　もっと子供の頃に教育しときなさいよと思うのですが（汗）

自分も歳を取り　こんな息子を残して逝けないと思ったんでしょうね・・・・。

愛ですよ　愛。自分が楽しんでる感もありましたが（笑）

このおおらかさは　昭和の母ですねー・・・・。好きです。

で　この　魔性の可愛さを持つ　卑怯な可愛さを持つ（笑）　マメシバ一郎くんの登場ですよ！

いきなり　　子犬のお兄ちゃんが出来ちゃった二郎ちゃん（笑）

この子犬の存在があったからこそ　一歩を踏み出せたんだと思います。

佐藤二郎さんの二郎役が素晴らしいですね！それだけでも一見の価値アリですよ。

お父さんの遺影笑えるし！いいの！？そんな写真で！？

行動範囲３キロから２万キロに成長した　おっさんの成長物語　とってもハートフルです♪