センターステージ２　ダンス・インスピレーション！

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「センターステージ１」がとても楽しかったので借りてみた。

　前作は本物のダンサーがたくさん出てきて、たっぷりとハイグレードな踊りを楽しませてくれました。なにより監督のダンスに対する理解と愛情がそこここからにじみ出ていて、いい映画でした。

　私はダンスの映像は頭の先から足の先まで全身トリミングせずに映してもらえると幸せなのですが、あの映画では上手なダンサーが踊るシーンはちゃんとカメラを引きぎみにして全身を撮ってくれていて、ひそかに「君はわかってる監督だ！」と上から目線で高い評価を下していたものです。

　が、しかし。この「センターステージ２」では切りまくり寄りまくり。まあ、こういっちゃ失礼なのですが主人公の女の子はバレエの経験が十分ではなさそうだし、映画的には必要な処理なんだろうとは思うのですが、やっぱりなんだか消化不良。それにストーリーに現実味がなさすぎ。主人公の相手役の人が、パーティでなんの準備もなしにいきなりバレエを一曲踊らされるシーンがあるのですが、それがどんなに非常識なことなのかわかっているのでしょうか？　準備運動もなしに踊ったら筋肉いためるよ？　京極さんはそれでアキレス腱切ったんだよ？(←すみませんマンガの話です)　
　おまけにパーティ用の靴で踊ってるよこの人。ありえない。そのほかにも強引な展開が多くなんかおかしい。

　決定的だったのは特典映像。「バレエの練習には５日間しか時間をとれなかったけどみんながんばった」なんてコメントされていて耳を疑った。「５日間しか練習しなかったのによくここまでできたね！　すごいね！」って言って欲しいの？　そこは恥じるところでしょう。なんでそんなスケジュールになったんだ。予算不足？　と色々不思議に思ってさっき監督の名前を見てみたら、前作と違う人だった・・・・。だからダンスに愛がないのか・・・・。

　ちょっとあまりに残念で辛口になってしまいましたが、まあいい映画でした(←我ながら真実味ない)。あ、でもイーサンが一曲バレエを踊ったので、見て損したということはないです。さすがにこのバレエシーンはトリミングなしで全身映してくれてしましたし。ストリート系のダンスを披露していたのにもびっくりしました。
　あと、主人公が見入っていたバレエの映像でジリアン・マーフィが踊ってた！　でも、ダンスと音楽がまるで合っていないのにイラっとした。音楽は「白鳥の湖」なのに、踊っているのはバヤデルカだか海賊だか、とにかくほかの踊り。観客をバカにしてるの？　ほんと愛がない。

　まあ、いい映画でした(←まだ言うか)　

　いやでもほんと、ストーリーに夢があってよかったと思う。出演者もひとつも悪くない。５日間しかないのにほんとによくがんばった。特典映像のなかでトウシューズ脱いだところも映していたのですが、血豆だらけだった。うん。いい映画でした。

センターステージの感動を引きずりつつ、本作を鑑賞。
「１」が優雅なクラシックバレエだったのに対し、こちらはヒップホップが中心で躍動的です。
ジャケット写真を見る限りでは、主役の女の子が、ちょっとバレエ向きの容姿じゃないように感じられて、どうかなあ？と思っていたのですが、観初めてすぐに彼女がとても魅力的に映りました。
また、相手役の男の子がカッコイイのです。

前作でも登場のイーサン（パーカー役）は、この作品でヒップホップデビューを果たしました。
最後の決めポーズが、やはりバレエ風で優雅。
舞台監督役のピーター・ギャラガーは、本作でも登場。
この二人の出演で、同じバレエ学校を舞台にした続編として違和感なく成り立っていました。
元気を貰える楽しいダンス映画です。

前編に続いてこれを鑑賞。

いきなりだーっ！！

クーパー・ニールソン・バレエ・カンパニーは破産したのであった！！
（ジョナサンのセリフでそれが分かる）

ジョディ・ソーヤーはどうしたのだろう。あれから8年。突き進む青春に悔いは無いとかレビューに書いてしまったが、この映画にジョディは出てこないということはもうバレエ界からはいなくなり、普通の主婦になって愛と喝采の日々状態になっているのか…。コリオグラファとカンパニーディレクタとはやはり両立しないものなのか。突き進んだジョディに後悔が無い事を祈るばかりだ。

ということでジョディの後日談かあるいはABCのプリンシパルの後日談かと思ったら、これはまったく別の映画であった。前編を見ておく必要はありません。

「宝くじを買う方がましだ」のセリフには涙出た。娘がバレエを習いたいと言ったときに父親が。

この映画はこの映画でまあまあ面白いんじゃないの？
役者も少ないしバレエの群舞など無いし、低予算だけど単純なストーリーと主人公の可愛さで持っている。
プリンシパル候補が白人ブロンド金持ちの娘に対し、主人公が低所得層非白人正規のバレエ教育を受けていない、そして後者が勝利する、というアメリカらしい単純で分かりやすいストーリー。バレエの美しさを求める観客には受けないだろうけど、「フラッシュダンス(1983)」に通じる面白さがあると思う。

しかしバレエってのはやはりハイソな人のやるものなのかなぁ。あの金髪の子、スザンヌ役（サラ・ジェイン・ジェンセン）、上手かった。バレエも野心的なお嬢様役も。ああいうのがアメリカンバレエの本流なのかと錯覚してしまいそうになります。【前作では「彼女の父親はウォルマートの店長なのよ。プリンシパルになれるわけないじゃない」という過激なセリフがありましたが字幕ではカットされていた】

「フラッシュダンス」をまた観てみたくなった。

※実際のアマンダ・シェルは前作のあと七年のブランクを経て現在はテレビ番組の女優をやってるそうです。今月の26日で31歳だ。

前作が、バレエ団を舞台に描いていたのに比べ
２では、ヒロインのケイトが惜しくもバレエ団の
入団オーデションで落ちてから、
クラブで働きながら悪戦苦闘のうえにチャンスをものにして
いくという内容です。

ケイトの恋人役を演じる男性は、アイスホッケーから
バレエダンサーに転身したという設定。
実際は、ヒップホップのダンサーで
幼い頃からバレエも習っていたというまさにピッタリの
生い立ち。

バレエ団で、将来を有望視されるライバル役の女性と
彼をめぐって恋の火花を散らす（？）というのも
ちょっと前作に似ているような気がします。

前作に引き続きイーサン・スティーフェル,
ピーター・ギャラガーの登場もファンには
うれしいオマケ付き！
前作がもう一度観たくなったので
完全版をレンタルします。

バレエダンスだけでなく
代役無しでの二人のヒップホップダンスのシーンも
見ごたえありです。

バレエとヒップホップの二つが楽しめる
結構、お得な作品です。

もちろん、特典映像もありです。どうぞ、お楽しみください。

★★★☆☆

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　「センターステージ」を鑑賞後、すぐに本作を観ましたが・・・
えええぇ〜〜〜！！クーパーのバレエ団、潰れちゃったのぉ〜〜！！
おいおい、ジョディはどうなったんだよ？

　クーパーはふわぁ〜っと古巣に戻っていましたが・・・
そして相変わらずの女ったらしぶり・・・ふふふ、それは良いが。

　ああ、でも前作と比べると全然バレエじゃなくて、ちょっとがっかり。
主人公の女の子はかわいいけど、バレエの体型では無いし・・・
実際、バレエダンサーの役としては技術も・・・ねぇ。

　まぁ、役柄でもバレエは独学とのこと。
で、彼のほうもアイスホッケーの選手からバレエダンサーに転向したという
なんともハチャメチャな設定。

　「センターステージ」はこれからもBGVとして何度か観たい作品だが
「２」は一回観たらもういいかな・・・そんな感じです。