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『ザ・ローマ 帝国の興亡』のクリストファー・スペンサー監督が、第一次世界大戦中に実際に起きた事件を基に描いたアクション。1915年5月、アイルランド沖を航行していた豪華客船・ルシタニア号は、ドイツの潜水艦“U-20”に攻撃され…。
製作年: |
2007年 |
---|---|
製作国: |
イギリス |
原題: |
LUSITANIA: MURDER ON THE ATLANTIC |
監督: |
クリストファー・スペンサー |
---|---|
出演: |
ジョン・ハナー 、 ケネス・クラナム 、 フローリアン・パンツァー 、 マイケル・フィースト 、 グレアム・ホプキンス |
脚本: |
サラ・ウィリアムス |
原作: |
ダイアナ・プレストン |
撮影: |
ロブ・ゴールディ |
音楽: |
ベン・バートレット |
『ザ・ローマ 帝国の興亡』のクリストファー・スペンサー監督が、第一次世界大戦中に実際に起きた事件を基に描いたアクション。1915年5月、アイルランド沖を航行していた豪華客船・ルシタニア号は、ドイツの潜水艦“U-20”に攻撃され…。
製作年: |
2007年 |
---|---|
製作国: |
イギリス |
原題: |
LUSITANIA: MURDER ON THE ATLANTIC |
監督: |
クリストファー・スペンサー |
---|---|
出演: |
ジョン・ハナー 、 ケネス・クラナム 、 フローリアン・パンツァー 、 マイケル・フィースト 、 グレアム・ホプキンス |
脚本: |
サラ・ウィリアムス |
---|---|
原作: |
ダイアナ・プレストン |
撮影: |
ロブ・ゴールディ |
音楽: |
ベン・バートレット |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
90分 | 日本語吹き替え用 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
GNBR1666 | 2008年12月10日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
6枚 | 1人 | 0人 |
収録時間:
90分
字幕:
日本語吹き替え用
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
GNBR1666
レンタル開始日:
2008年12月10日
在庫枚数
6枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
90分 | 日本語吹き替え用 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
GNBR1666 | 2008年12月10日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
6枚 | 1人 | 0人 |
収録時間:
90分
字幕:
日本語吹き替え用
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
GNBR1666
レンタル開始日:
2008年12月10日
在庫枚数
6枚
1位登録者:
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第一次世界大戦時にドイツ軍潜水艦「U-20」が、イギリス船籍客船ルシタニア号を撃沈した事件を描いたノンフィクション風ドラマ。イギリスのBBC放送が制作したテレビムービーで、一見「タイタニック(1997)」を彷彿とさせるサスペンスドラマ風だが、実際は撃沈事故そのものよりも、撃沈の背後にある政治的、軍事的思惑を暴くという趣旨が強い。描かれているイベント等は、史実にそれなりに忠実に作られているようだが、登場人物やそれに伴うヒューマンドラマ部分のストーリーはフィクションのようだ。
ルシタニア号は当時世界最速の豪華客船として名を馳せており、水密区画が装備された艦船として、いわばイギリスのシンボル的な船でもあった。そのルシタニア号がドイツの潜水艦によって撃沈され、約100名の子供を含む1,198名の死者を出してしまうわけだが、その撃沈劇には多くの謎が隠されている。その謎については現在もなお議論の余地が多く残されており、本作で取り上げられた内容のいくつかは賛否両論あるようだ。
まず一つ目は、当時禁じられていた民間船での武器弾薬輸送の有無である。当時はあたかもドイツ軍の民間船無差別攻撃として、ドイツは世界の非難をあびたのだが、ドイツが主張していたようにルシタニア号が173トンの弾薬類を積み込んでいたことは事実のようだ。しかも、ドイツは大使館を通じてルシタニア号の撃沈予告まで広告に出していたのであるから、その正当性は揺るぎない。事実、イギリス海軍は弾薬輸送を隠蔽するために、大爆発による撃沈(弾薬が誘爆したかどうかは依然不明)を魚雷数発によるものとして報道したが、戦後魚雷一発で沈没したことを認めている。
二つ目はイギリス海軍当局が、ルシタニア号撃沈の予測をどこまでしていたのかと言う点である。本作ではイギリス海軍がアメリカの参戦を引き出すがために、ルシタニア号の攻撃を利用したかのような描写になっている。非常に微妙な描写だが、奇しくも当時の海軍大臣は後の首相チャーチルであり、スキャンダル好きのイギリス人にとっては格好の題材だ。実際、ルシタニア号撃沈事件はアメリカの参戦に少なからず影響を与えたわけで、それが偶然の結果なのか、隠蔽工作だったのか、実に興味深い。
なかなか興味深い題材ではあるのだが、いかんせん映像等の考証がダメダメだ。映画を見始めてすぐに、はてこの映画の時代はいつだったかな?と疑問を感じるほどの違和感がある。映像が第二次世界大戦的で、服装もそうだが、背景の街並みの雰囲気が新しすぎるし、何といっても準主役級のドイツ軍潜水艦がXIIC型なのだ。ルシタニア号事件は1915年で、潜水艦U-20といえば潜水艦のひよこのようなものなのに、XIIC型は1936年製造の第二次大戦時の主要艦なのだ。たった20数年の差とはいえ、第一次大戦と第二次大戦の間には技術的にも文化的にも大きな隔たりがあるのであって、映画の時代感を大きく損ねる結果となった。やはり第一次大戦であれば、もっとゆったりとした時の流れと、稚拙な技術力の雰囲気を出して欲しかった。
なお、ドイツ潜水艦U-20の艦長はシュワイガー大尉で、1917年にドイツ最高栄誉を授与されるが、その2ヶ月後に戦死している。
内容的には事実告発的なものであり、イギリス本国のマスコミが自国の歴史を暴くというスキャンダラスさが新鮮だった。ドイツ軍の描き方についても決して残虐性を強調するばかりでなく、水兵の一人フォーゲルが民間船に対して魚雷発射を拒否するなど、人道的側面も描いている。戦時の命が、政治や軍部などの思惑によって操作されているのだ、ということを印象づけるにはインパクトがあるものであったが、反面チャーチルが劇中で語る、「(沈没で)死んだ(35名の)赤ん坊たちは、10万の兵に勝る(活躍をした)」という、アメリカの参戦を勝ち取った事実も歴史が語る一面であり、歴史の正否は結果でしか語れないのだということを強く感じる。
それにしても邦題が良くないね。やっぱりルシタニア号の名前を出すべきじゃないかと思う。
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ユーザーレビュー:3件
投稿日
2009/01/20
レビュアー
カポーン※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
第一次世界大戦時にドイツ軍潜水艦「U-20」が、イギリス船籍客船ルシタニア号を撃沈した事件を描いたノンフィクション風ドラマ。イギリスのBBC放送が制作したテレビムービーで、一見「タイタニック(1997)」を彷彿とさせるサスペンスドラマ風だが、実際は撃沈事故そのものよりも、撃沈の背後にある政治的、軍事的思惑を暴くという趣旨が強い。描かれているイベント等は、史実にそれなりに忠実に作られているようだが、登場人物やそれに伴うヒューマンドラマ部分のストーリーはフィクションのようだ。
ルシタニア号は当時世界最速の豪華客船として名を馳せており、水密区画が装備された艦船として、いわばイギリスのシンボル的な船でもあった。そのルシタニア号がドイツの潜水艦によって撃沈され、約100名の子供を含む1,198名の死者を出してしまうわけだが、その撃沈劇には多くの謎が隠されている。その謎については現在もなお議論の余地が多く残されており、本作で取り上げられた内容のいくつかは賛否両論あるようだ。
まず一つ目は、当時禁じられていた民間船での武器弾薬輸送の有無である。当時はあたかもドイツ軍の民間船無差別攻撃として、ドイツは世界の非難をあびたのだが、ドイツが主張していたようにルシタニア号が173トンの弾薬類を積み込んでいたことは事実のようだ。しかも、ドイツは大使館を通じてルシタニア号の撃沈予告まで広告に出していたのであるから、その正当性は揺るぎない。事実、イギリス海軍は弾薬輸送を隠蔽するために、大爆発による撃沈(弾薬が誘爆したかどうかは依然不明)を魚雷数発によるものとして報道したが、戦後魚雷一発で沈没したことを認めている。
二つ目はイギリス海軍当局が、ルシタニア号撃沈の予測をどこまでしていたのかと言う点である。本作ではイギリス海軍がアメリカの参戦を引き出すがために、ルシタニア号の攻撃を利用したかのような描写になっている。非常に微妙な描写だが、奇しくも当時の海軍大臣は後の首相チャーチルであり、スキャンダル好きのイギリス人にとっては格好の題材だ。実際、ルシタニア号撃沈事件はアメリカの参戦に少なからず影響を与えたわけで、それが偶然の結果なのか、隠蔽工作だったのか、実に興味深い。
なかなか興味深い題材ではあるのだが、いかんせん映像等の考証がダメダメだ。映画を見始めてすぐに、はてこの映画の時代はいつだったかな?と疑問を感じるほどの違和感がある。映像が第二次世界大戦的で、服装もそうだが、背景の街並みの雰囲気が新しすぎるし、何といっても準主役級のドイツ軍潜水艦がXIIC型なのだ。ルシタニア号事件は1915年で、潜水艦U-20といえば潜水艦のひよこのようなものなのに、XIIC型は1936年製造の第二次大戦時の主要艦なのだ。たった20数年の差とはいえ、第一次大戦と第二次大戦の間には技術的にも文化的にも大きな隔たりがあるのであって、映画の時代感を大きく損ねる結果となった。やはり第一次大戦であれば、もっとゆったりとした時の流れと、稚拙な技術力の雰囲気を出して欲しかった。
なお、ドイツ潜水艦U-20の艦長はシュワイガー大尉で、1917年にドイツ最高栄誉を授与されるが、その2ヶ月後に戦死している。
内容的には事実告発的なものであり、イギリス本国のマスコミが自国の歴史を暴くというスキャンダラスさが新鮮だった。ドイツ軍の描き方についても決して残虐性を強調するばかりでなく、水兵の一人フォーゲルが民間船に対して魚雷発射を拒否するなど、人道的側面も描いている。戦時の命が、政治や軍部などの思惑によって操作されているのだ、ということを印象づけるにはインパクトがあるものであったが、反面チャーチルが劇中で語る、「(沈没で)死んだ(35名の)赤ん坊たちは、10万の兵に勝る(活躍をした)」という、アメリカの参戦を勝ち取った事実も歴史が語る一面であり、歴史の正否は結果でしか語れないのだということを強く感じる。
それにしても邦題が良くないね。やっぱりルシタニア号の名前を出すべきじゃないかと思う。
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